ホットウィール40周年を飾った「Since ’68シリーズ」について + ’55 NOMADのレビュー | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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ホットウィール40周年を飾った「Since ’68シリーズ」について + ’55 NOMADのレビュー

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Since’68シリーズは2007年末から2008年にかけて展開されたホットウィールの40周年を祝う特別なサイドラインです。

もう約10年も前に発売されたシリーズなのにも関わらず、先日ショップで見かけた時には震えました。

1968年にスタートしたホットウィールは2018年がちょうど50周年です。
Since ’68シリーズが40周年を迎える前年である2007年に展開されたことを考えると、来年2017年にはまた特別なシリーズが出るかもしれません。

というわけで、おさらいも兼ねてSince ’68シリーズを振り返ってみたいと思います。

Since ’68シリーズとは

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Since ’68シリーズはホットウィールの40周年を記念して作られた、高年齢向けのシリーズです。

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カードには「8+」(8歳以上推奨)のマークと、「HOT WHEELS ANNIVERSARY 40TH」が印刷されています。

発売当時日本へは京商が輸入しており、定価は840円と高め。
実売がいくらぐらいだったのかはわかりませんが、先日ドン・キホーテで見かけた際には480円で売られていました。

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高額なサイドラインはブリスターカードが分厚くしっかりしています。
これは2016年のカーカルチャーアソートとかがそうでしたね。

裏面にはHot Wheels COLLECTORS.comのロゴも入っており、HWCの管轄モデルであることを伺わせます。

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発売当時、「Top 40」「Muscle Cars」「Hot Rods」「Originals」という4つのセグメントで分けられており、Top 40には40台のラインナップ、残り3セグメントには10台ずつがラインナップされていました。

さらに缶に入ったタイプの4 Car Packが4種類と、40台1セットとなったものなんかもあり、かなり大きなシリーズだったことがわかります。

ちなみにTop 40は「人気の40車種」とか「売上上位40車種」ということではなく、ホットウィールデザイナーとRLCの上位コレクターによって選出された40台とのこと。

その40種は以下のとおり。

No. Model Name Debut
1 Volkswagen Drag Bus 1996
2 ’67 Camaro 1983
3 Red Baron 1970
4 Volkswagen Drag Truck 2004
5 Heavy Chevy 1970
6 Custom Ford Mustang
(’67 Mustang)
1998
7 Volkswagen Beetle
(VW Bug)
1989
8 ’55 Chevy Panel 2006
9 Mustang Mach 1 1998
10 ’63 Corvette
(Split Window ’63)
1980
11 ’57 Chevy 1977
12 ’69 Dodge Charger 2004
13 ’68 Nova 2004
14 ’70 Chevelle SS 1999
15 ’67 Pontiac GTO 1997
16 ’70 Plymouth Barracuda 1997
17 ’70 Plymouth Roadrunner 1998
18 ’40 Ford Coupe 2002
19 ’56 Ford F-100 Panel
(’56 Ford Truck)
1999
20 ’55 Chevy Nomad
(Classic Nomad)
1970
21 ’56 Flashsider 1992
22 Dairy Delivery 1998
23 Hot Bird 1978
24 Fat Fendered ’40 1983
25 Purple Passion 1990
26 Rodger Dodger 1974
27 Neet Streeter 1976
28 Tail Dragger 1998
29 Bone Shaker 2006
30 Shelby Cobra 427 S/C 1983
31 Deora 1968
32 Shoe Box 2000
33 3-Window ’34 1980
34 Scorchin’ Scooter 1997
35 Blast Lane 2000
36 ’32 Ford Vicky 1969
37 A-OK 1978
38 Baja Breaker 1978
39 Twin Mill 1969
40 Go Kart 1998

Since ’68というシリーズ名や40台というところから、30周年の時のパッケージのようにその年の1台を選出しているのかと思いましたが、全然そんなことありませんでした。

単純に「いいよね!」ってやつを40台集めただけみたいですね。
人気のドラバスや、パープルパッション、ビートル、ロジャーダッジャーなどなど、なかなかいい感じのラインナップだったことがわかります。

そして驚くことに、その大半がラリー・ウッド氏またはフィル・リールマン氏のデザインによるモデルだったりします。
・・・すごいですね。

では実際にどんな感じのモデルだったのか、僕が泣く泣くブリバリしたNomadで見ていきましょう。

’55 Chevy Nomadのレビュー

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Since ’68シリーズのTop 40セグメント内#20「’55 Chevy Nomad」です。

オリジナルは1970年デビューの「Classic Nomad」で、ホットウィールでのデザイナーはTwin Millを手掛けたIra Gilford氏。

1991年からリツールされ、’55 Nomadという名称になりました。

そのため、実際には1970年の金型を使っているわけではないのですが、どことなくホットウィール黎明期の野暮ったいデザインを感じるのは不思議なところです。

フロント・リア

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ガンメタ塗装の上につやっつやのクリアコーティングがしてあります。
むしろビニールでコーティングしたんじゃないかってぐらいクリアが厚めだったりします。

正面から見ても背面から見てもシンプルで逆にいいですね。
カラーリングが足りないのは、いくら40周年記念モデルだからといってもホットウィールクオリティを感じさせてくれるポイントです。

サイド

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Since ’68シリーズの特長の一つとして、ほとんどの車種がレッドラインタイヤを履いていることが挙げられます。
※中にはホワイトウォールタイヤを履いているヤツも。

レッドラインといっても1970年代前半までに使われていた当時モノではなく、Type 2と言われるものやRL5SPと呼ばれる普通の5SPタイヤにレッドラインが入っているものが採用されていました。

この’55 Chevy Nomadは前者のRL2ですね。
ホイール部分の形状が初期レッドラインタイヤとは異なります。
[参考]Red Line(Red Stripe)タイヤについてのまとめ

また、前後輪のサイズが異なり、肉厚な後輪がデビュー当初のホットウィールっぽさを醸し出しています。

トップ・ベース

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トップから見ると、もはや1970年のホットウィールなんじゃないか!?って気がしますね。

ベースはシリーズ全車種が重量感のあるダイキャスト製。
近年の高額のサイドラインの定番と言えるでしょうか。

1969という当初の著作年と、マレーシア製であることが刻印されています。

おわりに

というわけで、Since ’68シリーズのまとめと’55 Chevy Novaのレビューでした。

トップ画像のように、未だに売られているところがありますし、先日の某イベントでは「ホットウィール詰め放題」という裏山なキャンペーンで使われていたんだとかを聞くと、どこかにもうちょっと在庫が眠ってるんじゃないかって期待しちゃいます。

とはいえ、冒頭でも述べたとおり来年はもう50周年の企画が始まることが目に見えているので、どうしてもそっちに目がいってしまいがちですがw

50周年は何をやるのかな。
やっぱりTop 50と50台セットなのかな・・・。

2017年もやっぱりお財布との相談が欠かせない年になりそうですね・・・。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. harunam より:

    いいですね!僕もsince68はrodger dodgerとノマードとを持っていますよ〜今日は晴れて試験も終わり、行きつけのお店に行ってきました!(自転車で家から店まで往復64㌔の道のりは過酷なものでした…)そして嬉しいことに、母が特別に事前に購入許可を出してくれたので買ってきましたホットウィール!!!買ったのは2012年モデルのカスタム・71 エルカミーノです!これは検索されれば分かるかと思いますが、チーム・ホットウィールというプロモーションビデオ用に設立されたホットウィールが運営しているレーシングチームがあるのですが、そこでスタントカーとして活躍しているチューニングカーです!YouTubeのホットウィール公式チャンネルの動画では実車もミニカーも見れますので是非!そしてお店の店長さんが有難いことに2013年モデルのolds 442 w-30(赤)をサービスしてくださいました!あと、その店長さんが言っていたのですが、サイドラインのTRACK DAYSは未だに玩具店にもマテルからの出荷のアナウンスが入っておらず、日本での販売は無さそうだ、との事です(まあ、僕はお金無いんでどちらにせよ買えませんが…)。

    • にわかマニア管理人 より:

      harunamさん

      コメントありがとうございます!
      試験おつかれさまですw

      since ’68シリーズ、今回開けてみたらなかなかいい感じだったので、もう数台欲しいと思いました。

      >行きつけのお店

      いいですねえ~。
      僕は近所に専門店がないので羨ましいです・・・。あっても頻繁には行けないけれど。
      ってか往復64キロって・・・遠っ!僕だったらクロスバイクでほぼ半日かかる距離です。。

      >Custom ’71 El Camino

      これまたマニアックなものを・・・。
      検索しましたが、カッコいいですね。
      車両前部分だけをみると70年代のマッスルカーなのに、後ろにとんでもないもの積んでました。。

      >olds 442

      えー!サービスしてくれるってことは・・・それだけエルカミーノが高額だったということでは・・・?
      購入許可が出て早々、さすがです。

      >TRACK DAY

      えっ、日本に入らないんですか!?
      年内は無理でも来年あたりにひょっこり出てきてくれたらうれしいんですが・・・w

  2. harunam より:

    Since68はメタルボディ×メタルシャーシ×プラスチックタイヤの組み合わせなので速いし車重が重いため勢いがつきやすく、レッドライン時代のコースセットのマングース&スネーク ドラッグレースセットのような高いところから走らせるダウンヒルタイプのコースでは群を抜いたスピードで疾走しますよ!!!
    71カスタム エルカミーノは非常に人気な車種で、店長さんに、「ホットウィール集めてるなら持っておくべき!」と強くおすすめされた程です。まあ、一番は僕がずっと欲しかったから、なんですけどね〜
    ちなみにそのエルカミーノ(黒)は1200円だったのですが店長さんが有難いことに1000円にして下さってさらにオールズも付けてくださったんです!本当に感謝です!
    あと、ここからは悲しいお話ですが、アメリカ本国では2016の最終アソートは入荷タイミングがずれてしまったが為になんと!破棄されたそうです…残念です。

    • にわかマニア管理人 より:

      harunamさん

      >Since68はメタルボディ×メタルシャーシ×プラスチックタイヤの組み合わせなので速いし車重が重いため勢いがつきやすく、レッドライン時代のコースセットのマングース&スネーク ドラッグレースセットのような高いところから走らせるダウンヒルタイプのコースでは群を抜いたスピードで疾走しますよ!!!

      いや、マニアックすぎ!!www
      正直そこまでホットウィールのスピード感にまでこだわっているなんて・・・脱帽です。
      そして、ぜひ走らせてみたいところです。(・・・って、プレイセットをまだ一台も持ってないのですが。。。)

      >ちなみにそのエルカミーノ(黒)は1200円だったのですが店長さんが有難いことに1000円にして下さってさらにオールズも付けてくださったんです!本当に感謝です!

      おお~。いいですね~。
      きっとharunamさんが足繁く通っていることと、本当に欲しい気持ちが伝わったのかもしれないですね。
      僕も店をやっていた経験があるので、常連さんにはよくしてあげたい気持ちが少しわかります。

      >アメリカ本国では2016の最終アソートは入荷タイミングがずれてしまったが為になんと!破棄されたそうです…

      えっ・・・!?
      これも店主さん情報ですか??
      最終アソートってQアソかな・・・。

      日本にはしっかり入って来ているのに、・・・じゃあUSではみんなPurrfect Speedとか買えなかったのかな・・・。

  3. harunam より:

    元々僕がホットウィールを集め始めたのは幼稚園の頃おばあちゃんにマットグレーのシャークルーザー(ちなみにその店長さんによると、そのシャークルーザーの塗料は特殊なものでホットウィール史上2台しか使われなかった幻の塗料とのこと。)を買ってもらったのが始まりなんです。僕はついこの間まで謎車系は苦手だったためこのシャークルーザーはそんな好きでは無かったんです。その後、近所のコンビニで、にわかマニアさんもレビューなさっていたペプシコラボシリーズのスーパツナミを見かけ一目惚れし、両親に懇願して買ってもらいました。そして僕のホットウィールコレクション魂に火がつき、マングース&スネークドラッグレースセット(ちなみにこれは復刻版で、2007年当時はトイザらスで入手できたそうですよ)を買ってもらい、ホットウィールを走らせる楽しみを知ってしまいました…w(ちなみにここまでは幼稚園の話です。)その後も復刻版のシズラー(チャージ式の電動ホットウィール)セットを買ってもらい完全にホットウィールの虜となってしまい、今までコレクションを続けています。ちなみに両親は僕の収集にある程度の理解を示してくれていますが、やはり幼少期にホットウィールを買い与えたことを少しは後悔している?らしいですw

    • にわかマニア管理人 より:

      harunamさん

      幼稚園のころ!!!!!
      めちゃくちゃ早熟ですね。羨ましい。

      ぼくなんて幼稚園のころは、ようやくうちにファミコンがやってきてスーパーマリオをやってましたよ。

      しかもおばあちゃんがレアもののシャークルーザー持ってくるって、、、すごいですねw

      >ちなみに両親は僕の収集にある程度の理解を示してくれていますが、やはり幼少期にホットウィールを買い与えたことを少しは後悔している?らしいですw

      老婆心ながら言わせてもらうと、熱中できるものがあるというのは本来喜ばしいことです。
      親御さんも”少しは”後悔されているかもしれませんが、何事にも興味がない子供よりは絶対にいいと思いますよ。
      しかもそこまで深く興味を持たれているということは将来何かしらの武器になりますしね。

      それにしても環境がうらやましすぎw

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