Hot Wheels 情報まとめ | Hot Wheelsにわかマニア

ホットウィールの情報をまとめるにわかファンサイトです。

ホットウィールが3インチである理由について

     - 基本情報・まとめ

ホットウィールのスケール(サイズ)は、だいたい1:64と言われています。

ミニカーに限らず、鉄道模型やガンプラなんかも縮尺は何分の一という数値で表すため、”だいたい1:64”というのが正しいのだと思います。

・・・が!

sclae

たとえばこんなのを見ると「え?1:64?」って思うわけです。
この2台が同じ1:64だとしたら、スクールバスがやけに小さくなってしまうか、キャディラックがめちゃくちゃデカくなってしまいます。

また、

画像はHot Wheels Collectorsより

画像はHot Wheels Collectorsより

これなんかも1:64だとしたら、そうとう大きな人間と、それよりかなり大きいスケボーということになってしまいます。

なのでホットウィールのサイズを表すときには1:64というよりは「3インチ」と呼ぶのが正しいのかもしれません。
3インチはだいたい7~8センチ。

ホットウィールはこの7~8センチに統一されているミニカーシリーズということになります。

さて、ではなぜホットウィールは「3インチ」なのでしょうか?
その理由について調べてみました。

スポンサーリンク

なぜホットウィールは3インチなのか

ミニカーにもいろいろなスケールがありますね。
1:18,1:24,1:32・・・などなど。

でもこどもが遊ぶ小スケールミニカーとしては、この3インチミニカーが一般的です。

ホットウィールのみならず、トミカもそうですし、最近スーパーでよく見かけるようになったマジョレットもそう。
他にもGreen LightやJohnny Lightning、Racing Championなどなど、各メーカーがいろんなブランドで3インチミニカーを展開しています。

なぜ3インチなのか。

その答えの前に僕の妻が立てた仮説がすごくしっくりきたので書いておきます。

仮説「こども用サイズということ」

妻が立てた仮説は「こどもが手に持ちやすいサイズだからでしょ」というものでした。

おおー、それっぽい!

たしかに1:18スケールのミニカーは仕上がりもリアルだけれど、こどもが手軽に手で持って遊ぶのには大きすぎます。
そして1:100より小さくなってくると、誤って車ごと飲んでしまうかもしれない。

そう思うと3インチぐらいというのはちょうど良かったんじゃないか?というわけです。

なんとなく正解っぽいぞと思って調べてみたら、全然違いましたw

答えはマッチボックスにあり

なぜ3インチなのかの答えは、イギリスの老舗ミニカーブランド「マッチボックス」にありました。

言わずもがな、ホットウィールもトミカもマッチボックスの大成功に影響を受けて3インチミニカーを展開していっています。

時系列で言えば、1953年にマッチボックスがスタートし、1968年にホットウィール、1970年にトミカがスタートしています。

つまり、当時世界的に小スケールミニカーで大成功をおさめていたマッチボックスに倣って3インチにしたというのが正解なわけです。

・・・。

じゃあなんでマッチボックスは3インチなのよ?という話になりますよね。
そこにはマッチボックスの生みの親である、ジョン・W・ジャック・オデルとその娘のエピソードが関係してきます。

ジャックの娘と小さなロードローラー

ジャックの娘・アンが通っていた小学校では、”学校にもってきていいおもちゃ”に「マッチ箱に入るサイズのものまでOK」というルールを課していました。

そのルールを知ったジャックは、アンに「マッチ箱に入る真鍮製のロードローラー」を作ってあげたそうです。

MATCHBOX 1988 "Matchbox Originals" Collection MX101-A No.1 Aveling Barford Road Roller

当然アンが持って行った小型のロードローラーはたちまち男の子たちの人気となり、「僕も欲しい!」となったわけですね。

そういった要望を受けてスタートしたのがマッチボックスブランドのはじまりで、
そのスケール感を踏襲しているからこそホットウィールは3インチ(マッチ箱サイズ)だというわけでした。

おわりに

というわけで、ホットウィールが3インチの理由を作ったのは、ジャック・オデルの娘・アンが通う学校のルールだったわけですね。

もしその学校で、「おもちゃはマッチ箱サイズまで」というルールがなかったら、今の世の中にホットウィールのみならず3インチミニカーは登場していなかったかもしれません。

ありがとう、アンが通った学校。ありがとう、アンの友達の男の子たち。

ちなみに、ホットウィールは3インチであるところは参考にしたものの、
ドアの開閉やタイヤの幅、車体のペイントなどは緻密に計算したうえでオリジナルの展開をしていきます。

ホットウィールの追撃を恐れたマッチボックスは慌てて”ホットウィール仕様”に自社のミニカーを合わせていきますが時すでに遅し。
というか、マーケティング的にマテルの方が優れていたんですね。

結果、マッチボックスブランドを有していたイギリスのレズニー社は倒産、
数度の売却を経て、いまやマッチボックスはマテルに買収されてマテルの1ブランドとなっています。

ホットウィールからしたら、かつて憧れていたパイセンが弟弟子になった感じですね。
敬語を使うべきか、タメ語でいくべきか迷う存在なのかもしれません。

  こんな記事も読まれています

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です