2019年Car Culture – SILHOUETTESのラインナップまとめ!
2019/12/21
もうそろそろ僕もこの情報を取り上げなければなるまい・・・!
2019年のCar Cultureシリーズ Mix 3となる「SILHOUETTES」の詳細が出回り始めています。
おそらくUSの公式でもそろそろ解禁になるんじゃないかとは思いますが、先行してラインナップの確認をしておきましょう!
カーカルチャー・シルエットのラインナップ
SILHOUETTESはその名のとおり、シルエットフォーミュラをテーマとしたシリーズになります。
シルエットフォーミュラというのは1976年にFIAによって制定された「グループ5」というレースの参戦車両である「特殊プロダクションカー」を指した言葉。
その内容は「市販車をベースにしたモンスターマシン」で、「シルエットだけ市販車だけど、フォーミュラマシンやんけ!」っていう意味なんですね。
日本でも1979年から「富士スーパーシルエットシリーズ」が開始され、グラチャンレースの前座だったにも関わらずメインのレースを食ってしまうほどの人気を博したんだそう。
今回のシリーズに含まれる車両は以下の5種。
- ’76 CHEVY MONZA
- ’76 GREENWOOD CORVETTE
- ’78 PORSCHE 935-78
- RWB PORSCHE 930
- NISSAN SKYLINE SILHOUETTE
ラインナップを一つずつみていきましょう!
’76 CHEVY MONZA
#1は’76 CHEVY MONZA。
僕も軽く調べた程度なのであまり自信はないのですが・・・これはシルエットフォーミュラというよりもこうしたシルエットレーシングカーのはしりと言えるモデルかもしれません。
1975年にIMSAが導入したというAAGTというカテゴリーが「アメリカ製コンパクトカーをベースに大改造を認めたもの」(グループ5の先駆け)であり、そのレース用マシンとして目を付けられたのがこのシボレー・モンザだったそうです。
そういう背景があると考えたら、このシリーズの#1に来るのも頷ける気がしますね。
ホットウィールにおいては2012年のThe Hot Onesシリーズでのデビュー以来サイドラインで3度のキャスティングしかなく、今回も久々の登場となるので狙っていきたいアイテムと言えるでしょう。
’76 GREENWOOD CORVETTE
#2はお馴染みの’76 GREENWOOD CORVETTE。
C3コルベットをベースにした、グリーンウッド製のチューニングマシン。
グリーンウッドコルベットは’70年代のレースを飾ったワイドボディの改造車ということで・・・これも広義の「シルエット(フォーミュラ)」に数えられるわけですね?
ホットウィールにおいては2012年にJun Imai氏の手によってデザインされました。
ここ数年のメインラインおよびサイドラインにもよく登場しているので既に同型キャストを持っている人も多いのではないでしょうか。
そう言った意味だと今シリーズにおいては残りがちなアイテムになりそうな気も・・・。
’78 PORSCHE 935-78
#3は’78 PORSCHE 935-78。
これぞシルエットレーシングカーの代名詞とも言えるモデルです。
1976年、911ターボをベースにグループ5用に開発されたのが935で、その’78年バージョンが935/78”モビー・ディック”だそうです。
モビー・ディックって某有名小説に登場する白いクジラの名前ですよね。
漫画ONE PIECEの白ひげが乗る船も同様の名前でした。
・・・そう言われたらこの白いマシンがクジラに見えてきたわ・・・。
グループ5は結果的に参戦メーカーが多くなかったそうで、実質「ポルシェのワンサイドゲーム」となっていたんだとか。
つまりはこの935に対抗できるマシンがいなくて、レース規定自体も短命に終わってしまったそうです。
こちらもホットウィールにおいては2012年にJun Imai氏が手掛けたもの。
僕は2016年および2017年のCar Cultureで登場した赤いアイテムが記憶に新しいところです。
あの時はあんまり惹かれなかったんだけど・・・この白いヤツはなんだかカッコいいなぁ・・・!
RWB PORSCHE 930
#4はRWB PORSCHE 930。
心待ちにしていた人も(僕を含めて)多いと思われる、ラウヴェルト・ベグリフ・ポルシェがついに登場です。
Art Of Speed Malaysia 2018にて2019年Car CultureシリーズとRWB Porscheが先行公開!
ラウヴェルト・ベグリフはポルシェを専門とした日本のチューニングショップ。
僕はなぜこれがSILHOUETTESにラインナップされることになったのかがよくわからなかったのですが、「市販車をベースに規格外のチューニング」という部分が関係しているんですかね~?
もし入手できるならがっつり調べてみたいところです。
車両はRWBの原点とか言われる「ステラ・アルトワ」かなと思うんですが・・・違うのかな?
ちょっとその辺もよくわからないので・・・これはゲット不可避。マジで。
※ステラアルトワでベルギービールを思い出した人・・・同志ですね!w
ホットウィールにおいてはこれがデビュー品になります。
一説にはJun氏がHWを離れる前に作った最後の作品(の一つ)と言われており・・・Junマニアの人にしてみたらさらに外せないアイテムということになりますよね。
おそらくこれと、次の#5がシリーズ内での人気アイテムとなるでしょう・・・。
NISSAN SKYLINE SILHOUETTE
最後、#5はNISSAN SKYLINE SILHOUETTEがラインナップされていました!!
いやー、来るべくしてきたアイテムですよこれは!
前述の日本における「スーパーシルエット」で活躍したマシンで、HWでのキャスティングが待ち遠しかった方も多いモデルでしょう。
車両は日産スカイラインのR30型(後期・鉄仮面)をベースにシルエットフォーミュラ化したもの。
前期型のR30を持っている人なら絶対並べて飾りたくなるアイテムですよねえ~・・・!
これをレース場で見た世代がグラチャン・・・要は街道レーサースタイルを作り上げていったわけで、そういう意味でも今のホットウィール・・・いや、今のミニカー界において外せないアイテムの一つであることは間違いありません。
ホットウィールにおいてはこれがデビュー作なのですが、実はこれJun Imai氏が2016年に来日した際、モデルカーズ鵜飼氏との対談で「今いちばん作りたい車両」として回答されていたものでした。
僕もその場にいたので、Junさんが「スーパーシルエット!」って言っていたのが今でも耳に残ってるぐらい。
それが退職前に形になったというのであれば、めちゃくちゃ熱いですよね!!
ちなみにKDR30スーパーシルエットと言えば「TOMICAロゴ」が有名で、今回のキャスティングにおいて「おいおい!マテルはトミカロゴも付けられなかったのかよ!ひよったな!!!」と思った方も少なくないでしょう。
僕も「マテルならそれ(日本市場でのライバル企業ロゴを載せる)ぐらいやってくれるよね!?」と思っていただけに、ちょっと残念だったんです。
・・・が!実はこのグラフィックも実車で存在するものなんだとか。
トミカロゴだけがスーパーシルエットじゃないんですねw
ちょっと調べてみたところ、スカイラインの25周年を記念したグラフィックデザインとのことで・・・前期型をベースとしたシルエットのミニカーがいくつか出てきました。
この件につきましてはFTEさんというレースカー狂(失礼)がコメント欄にて熱く語ってくれると思いますので・・・君臨を待ちたいと思います。(他人任せ)
※追記訂正:コメント欄にてツッコミを頂きましたが・・・これ、おそらく前期型ですね。(よく見たらグリルあるし。。)
カラーリングだけで安直に判断して「後期型」なんて書いてしまって申し訳ありませんでした。
また、コメント欄にてFTEさんが本当にしっかり熱く語ってくれました(しかもわかりやすい!)ので、このマシンについての経緯を参考にしてみてください。
おわりに
というわけで・・・何気に激熱だったSILHOUETTESのラインナップ5種でした。
これは・・・またしても箱買いが加速しそうですよね~!!
僕は箱で買える余裕がないので・・・なんとか発売日に並んで#4か#5のいずれかだけでもゲットしたいと思います。
日本での発売は・・・5月末ぐらいかなと思ったんですが、マテルの業務用カタログには6月と掲載されていたそうで・・・早ければ6月上旬には出会えるんじゃないでしょうか。
非常に楽しみです!!!
追記
本記事とは直接関係ないですが・・・今日は春のコンベンションでのSneak Peekが行われる日です。
おそらくthe Lamley Groupあたりでライブ配信されていると思うので・・・お時間がある方はぜひ見てみてくださーい!
Comment
おはようございます。
スカイラインはCMカラーですね!
前にUCC缶コーヒーのオマケもこのカラーでした。
ホイールがちょっと残念。金のメッシュが似合うと思うのですがね…
P956さん
おはようございます!コメントありがとうございます。
CMカラーとな!
ということは当時を知る人にしてみたら有名なアイテムということですか~。
ホイールは僕も金色のものをよく見る感じだったんですけど、検索してみたらこういう白いヤツを履いているものもいくつかありました。
もしかしたらその辺の何かを意識したモデルなのかなとか思ったり。
めっちゃかっこいいです😊シルエット、ポルシェ930、モンザ?🤔…’76 CHEVY MONZAが欲しい車両です(^^;)この3台めっちゃ気に入りました☺️シルエット、ポルシェ(トミカとマジョレット)とトミカと比較したらかっこいいかも知れないです。出来たら、全部欲しい商品です。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
やー、めっちゃかっこいいですよねえ。どれも。
トミカやマジョとの比較、僕もやりたいんですけど・・・さすがにそっちまで手を出せなかったりしていろいろ躊躇しています^^;
このスカイラインを見たらレーシングラグーンていうゲームに出てくる藤原先輩が乗ってる愛車を思い出すw
コメント失礼します。 レーシングラグーンってラグーン語や、ポエムのアレですか? ネタっぷりから一度やってみたいゲームです。
たまさん
コメントありがとうございます!
レーシングラグーンって知らなかったんですけど、調べてみたら色々な意味でザワザワする感じのゲームだったみたいですね!やってみたいw
シルエットなミニカーは個人的にはイマイチそそらんが、ベタ塗りっぽくデザインされたカードイラストがそそるなあ
なお☆にゃおさん
コメントありがとうございます!
そうそう!!
いや、シルエットもかなりそそるけども!!
でもこの陰影を極端に強調したカードイラスト、なんかグッときますよねえ。
更新お疲れ様です。これは大人買いしなきゃ。 スカイラインに人気が集中しそうだけどNOVAやコルベットも良い出来そう。 無事ティラノ、ベビーカー、泡回収。そして友人からも回収。 「日本車三種と、お前の好きそうな謎車詰め合わせ。」とのこと。ボーンシェイカーやオクタン等数種類。有り難う心の友よ。
雷電さん
コメントありがとうございます!
やっぱり大人買いですかね・・・?うう僕も手を出したいぜ。。。
日本ではスカイラインとRWBに人気が集中するんじゃないかと思ってます。
そこをあえてモビーディック狙いでいく・・・ってのもアリかなぁw
>日本車三種と
うぉい!!持つべきものは友ですねえ~^^
いやぁ〜これはまた争奪戦必至な予感。
スカイラインシルエットはト○カ入れて欲しかったなぁ…で、代わりにト○カも最近ライナップが多いアメ車モデルを集めて「ホットフレイムス!」とか銘打ってフレイムス柄の4台セットとか出して欲しい(^^)。
そのくらい大目に見る余裕が欲しいです。
日本車のグループ5カーといえば、やはりオッさん世代ではセリカターボですね。フロントスカートにローデンストックのメガネマークが描いてあったヤツ。あれは本当にカッコ良かったで〜。
プラモやラジコンにも沢山なりました。自分もフジミ製のラジコン買いましたよ。
子供心に純粋に935ターボよりカッコええやんって感じた唯一のマシンです。
あと、マニアックなところではフォードカプリターボですね。ザクスピードレーシング製の。めちゃくちゃ車幅が広くペッタペタに見えて凄みがあるデザインでした。カラーリングもカッコ良かった。
どちらもホットウィールでモデル化して欲しい車ですが、ならんでしょうね…。
そういえば、フォードカプリってマッチボックスにはあったけどホットウィールにはなかったような?不思議〜…イギリスフォード製だしマスタングとキャラが被るから?
B太さん
コメントありがとうございます!
プレミアムラインは争奪戦になっても大量入荷してくれると信じたい。
>ト○カ
ね~。
今後のカラーバリエーションに期待したいところw
>ホットフレイムス
いや・・・まだ弱くないですか?w
むしろ「トミカのホットなウィール!!」ぐらいやってほしい。。。
>セリカターボ
あ~・・・調べてたら必ず出てきましたよ。510ターボとかと合わせて。
それだけ当時の一台コンテンツだったってことですよね。
・・・その当時に熱狂したかったぜ・・・。
>フォードカプリターボ
ほほう・・・これもなかなかですな・・・!
今のGT3とかに通ずる感じがある気がします。
>イギリスフォード製だしマスタングとキャラが被るから?
マテル時代のマッチボックスで出ているのだとしたら、そのブランドの使い分けってよくわかんないですよね。
ほら・・・ランボルギーニ・ミウラなんかもマッチにはあるのにHWだと現行品がありませんし。
こんにちは!
スーパーシルエットは良いですね!
スカイラインだけ瞬殺でしょうけど、何我々世代のど真ん中アイテムなのでとか手に入れたいですね!
数年前のUCCコーヒーのおまけミニカーも、このシルエットだけ5台くらい買い漁りましたよ…年甲斐もなく。
ワイルドスピードやらトランボで散財確定な所にコレ来たらどうしよう…
トルネオさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
スカイラインが瞬殺ですかね~やっぱり。
僕もなんだかんだで欲しいですし。。。
トルネオさんもUCCのオマケでゲットしていたクチか・・・!
>ワイルドスピードやらトランボで散財確定な所にコレ来たら
現時点での情報だと、これが4月に来るということはなさそうなので・・・そこはセーフじゃないですか。
問題は6月あたりに次のワイスピ・トランポが来るのでは・・・?ってところですよねえ。。
次のトランポ(Mix D)・・・またヤバい感じのラインナップになってますよ。。。
>スカイラインが瞬殺ですかね~やっぱり。
やっぱり印象の強い赤/黒ツートンのスカイラインですからねー。
935がマルティニカラーだったら、絶対そっちが第一候補になりますが!
>トルネオさんもUCCのオマケでゲットしていたクチか・・・!
そりゃあ外せないアイテムでしたから!
全種2セットづつ揃えて、シルエットだけは見かける毎に買っていたらそんな事に…
トミカもTLVNも持っていますけど、それぞれで仕様も解釈も違っているので集めてて飽きないですよ。
UCCもおまけとはいえしっかり1/64に合わせてあって、TLVNと並べても意外と遜色無く置いておけるので、それだけで満足度高かったですね…内装無いけど
>次のトランポ(Mix D)・・・またヤバい感じのラインナップになってますよ。。。
見ました…完全に日本人から搾取しに来てますね!240ZにR34とかずるいぃ…
あとSTREET TUNERSでしたっけ?あんなの箱買い確定じゃないですか!
今年はどれだけマテル神社にお布施が必要になるのやら…
その前に置き場所を何とかしなきゃ!
トルネオさん
マルティニカラーの935、FTEさんが言っていた残念ポイントっていうのもそういうところだったのかなぁ・・・?
スカイラインは何気に今後のバリエーションが気になるところ。奇抜なヤツを作りまくってほしい・・・。
>シルエットは見かける毎に
なるほど・・・いいなぁw僕もその時代を「ミニカー好き」で生きたかったぜ・・・。
トミカもTLVNも持ってるの・・・羨ましすぎィ!!
でもそうなったら、改めて(プレ値だったとしても)絶対に外せないモデルですね~。
>トランポ
日本人から搾取するつもりなのか、USの人たちもあそこにハマりまくってるのか・・・。
でもなんかRLCセクションでのR34の紹介が全然盛り上がってなかったのを見ると、そろそろ飽きてきたんじゃね・・・?って気もしないでもないw
>STREET TUNERS
あれもなかなかヤバいラインナップでしたねえ。
あれこそ思いっきり日本人を潰しに来てる気が・・・!!
>置き場所
とりあえず全部剥いて、衣装ケースやら何やらにギッチリ詰めれば・・・!!!(最終手段)
こんにちは。
待ちに待ったシルエットがついに来ますね!私はRWBを狙っていきたいところです(誰でもそうですかね)
スカイラインですが、今回モデルになったのは前期ではないでしょうか?グリルの塗り分けがないのでぱっと見、鉄仮面に見えますがグリルのモールドも入っていますので。
どうやらトミカの方でもスカイラインシルエットが新規で発売されるという話ですので、HWに被せて来ている感がありますね(笑)
HWによるスカイラインシルエットのキャスティングは、タカラトミー側として黙っていられないという事でしょうか(妄想)
HW収集コンビニ店員さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>RWB
誰でもそう、とは限りませんよ~!!
やっぱりスーパーシルエットが超絶人気だって予想が多いですし。
RWBのケース内レアリティが低い(=台数が多い)という噂もありますので・・・意外に余ったりして??
>スカイライン
あっ・・・本当だ。
よく見たらこれ、前期かもですね???
ちょっと修正しておきます!
>トミカの方でもスカイラインシルエットが新規で発売される
ほほー・・・それはそれは願ったり叶ったりですw
よーし受けてたとうじゃない!(両方買ってやろうじゃん!)
ビビっ!と(股間センサー)来たのはモンザ、コルベット、930ですね。
モンザの顔がマッドマックスのインターセプターみたいでいい感じだな~。
コルベットは去年のスローバックで入手済みですが、
出来が良かったし今回のカラーリングもGoodでリアルライダーもゲットしたいところ。
930は言わずもがな。
スカシルは現物を見てから考えようと思います。
なかなかのラインナップ
チャレンジャークロックスさん
コメントありがとうございます!
ビビッときちゃいましたか~。
・・・股間に!!!!!!!!!!!!!
アンタ・・・どこに従ってHW買ってんすかww
その3台にビビッときて、スカイラインも当然買うじゃないですか。現物見ちゃったら。
そうなると残るモビー・ディックが可哀想すぎるので・・・全車種買ってあげてくださいw
なんだか僕を呼ぶ声がする……レースカー狂? 気のせいかな、寝よ(すやすや)。
ハッ!
すみません、気づいてはいたんですが、地元の桜まつりのせいで書き込めませんでした(なんじゃそら)。お呼び出しありがとうございます。そしてリクエストどおりにシルエットアソの記事化、ありがとうございます。記事も商品も素晴らしいですね(一部を除く)。
で、件のDR30スカイラインシルエットですけども、おっしゃるとおり有名なのはTOMICAロゴ入りの赤黒ですよね。まずこれの登場経緯から記しますね。
かつてニッサンのワークスドライバーだった長谷見昌弘選手が1980年にF2など国内4冠を達成した時のスポンサーがトミカでした(レースファンだったトミーの担当者が観戦時、パドックで唯一歩み寄って握手とサインをしてくれた選手が長谷見さんだったという逸話が発端)。
長谷見さんはハセミモータースポーツを立ち上げ独自メンテ体制でレースをし始めており、かつて69年限りで(オイルショックで)ワークスレース活動をやめていた日産の「寝た子を起こす」べく(技術部隊である追浜でなく)宣伝部の大森からマシン製作に関する予算支援とレース用エンジン供給の話を取り付けます。それまで他チームが作ったバイオレットシルエットで走っていた長谷見さんはこのシルエットというカテゴリーが「ガワだけ市販車、中身は純レーシングカー」ということを知っており、大森も「1台作って流用してガワを変えれば複数台を仕立てられる」ことを把握していました。
そうして82年に生まれたのが日産ターボシルエット軍団と呼ばれた3台で、長谷見のスカイラインRSターボ、星野一義のシルビアシルエット(白/黄)、柳田春人のブルーバードシルエット(コカコーラ赤→コカコーラ・ライト白→オートバックス朱色)なのでした。上記のとおりこの3台の「中身」は共通で、宣伝部が予算を出していたため当時の市販車3つを拡販する狙いがありました。
国内にはポルシェ935はいませんでしたし、海外ではもうグループ5が廃れてグループCカー規定の初年度を迎えていた時期です。トムスが入れていたDRMセリカターボは旧世代でライバルはおらず、唯一オートビューレックが走らせていたBMWのM1だけが「まともに走る」ために競争相手となりましたが、M1は厳密には生産台数的にグループ5とは認められずグループ4規定車なので本来は「格下」なのですが、要するに日産の3台もマシン開発に関する予算も活動もなかったので相当にレースカーとしての完成度は低かったのでした(非公式な発言ながら、当時は予選結果に応じてBMW陣営に日産から決勝前に“袖の下”が渡されていたなんてことも)。
ただ長谷見さんだけはトミカにスポンサーを迎えていましたし、自社でどんどん改善して走りを高めた結果、勝ちまくることができました。ターボの燃調も旧世代のものでサイドのマフラーから噴き出すバックファイアが迫力で、爆発的な人気を誇ってトミカの売り上げアップに貢献しました(そしてその関係は担当者の異動後も30年以上つづく)。
で、そのトミカ号は82年春に完成し5月の筑波のレースを走った後、8月までレースに出ていません。なぜかと言えばその間、化粧直しと国内走行テストをされたのちにアメリカへ送られ、スカイライン25周年のテレビCM撮影に臨んでいたのです(だからゼッケンは25)。場所はデイトナ・インターナショナルスピードウェイ。ドライバーは俳優にしてレーサーで78年のル・マンでは総合2位になっているポール・ニューマンでした(だからこのR30型は「ニューマンスカイライン」とも呼ばれる)。このCM映像は今でもYoutubeで「6th スカイラインCM集」で検索すれば見られます。相当に金をかけていたようで、この日のデイトナだけで何パターンも作ってます。
この時の仕様が今回のホットウィールのモデルのベースになっていると思われます。上で「化粧直し」と書きましたが実はCM用に結構手が加えられていて、ミラーが砲弾型の白から黒の長方形になったりヘッドライトレンズやボンネットが市販車と同形状に戻されたりホイールがスピードスター製からインパル製と思しき十文字スリット入りのものに変えられたりTOMICAのロゴが外され代わりにチンスポイラーに思い切り金文字で「Paul Newman」と記されていました(映像参照)。
後年、1/43ミニカーや缶コーヒーのおまけでもこの時の仕様がモデル化されましたが、いずれもチンスポの文字は再現されませんでした。ま、この辺は相手がハリウッド俳優ですから、いろんな事情を察するべきでしょうね。後発モデルメーカーとしては、この仕様は非常に「ありがたい」のです。あのマシンの赤黒イメージはそのままにトミカへの「配慮」が要らないし、チンスポさえ目をつぶれば「あのCMの仕様」として宣伝できるわけですから。
ジュン・イマイさんがこの仕様をいつどこで何を通じて知ったのか存じないですが、もしかしたら日産側へ企画を持ち込んだ際に向こうから提案されたのかもしれません。「こういう仕様なら前例あるし、日本人のファンには有名だし言い訳が立つし、トミカロゴなしでも商品として成立するのでは?」と。おまけにあのポール・ニューマンがデイトナで走った仕様だと言えばマテル社内での通りもいいはず。あくまで推測ですが(なんなら知らない人にはトミカがロゴの許可を与えなかったケチな会社だという印象さえ与えられますし)。
ただ記事の写真を見る限り、モデルはそこまでこの仕様の再現にはこだわってなさそうですね。ホイールは白い6本スポークだしヘッドライトは「HW収集コンビニ店員」さんが指摘されているとおり前期型と後期型(鉄仮面)の中間みたいな形状になってます。まあ現存していてイベントなどでよく登場するのは後期型しかないのでイメージとしては鉄仮面の方が印象強いんでしょうから、「最大公約数」的な感じを狙ったのかもですね。カードイラストなんてDR30の顔に全然似てないです(笑)。それでも「ホットウィールから出る」ことのインパクトや喜びはデカいですよね、普通に世界中で売れると思います。
このアソには期待もデカい割に、失望もデカいのでした。主にポルシェに関することですけどね。すでにかなり長いので、それはまた追って別口にて。
FTEさん
君臨お疲れ様です。
コメントありがとうございます!
・・・って、おいおーい!!!!!
ほんとこの僕の1記事分ぐらいのコメントすごいな!!!!!
まぁ、それだけ熱い想いが詰まっているんだろうと考えられるので、召喚して正解でしたww
いやー・・・わかりやすく、そして面白いです!
特にBMWの袖の下の話とかニヤニヤしちゃいました・・・。
そしてCMのくだり・・・なるほどそういうことでしたか。
なんかすっごく腑に落ちた感じです。
まぁ「これ、あのマシンなのにあのロゴないじゃん!」みたいなのはホットウィールの十八番だったりするので・・・トミカロゴの件はどっちが先かはわからないですけどね~。
やろうと思えば「TOMICA」のところを「MATTEL」とかにして出すことも出来ただろうし・・・や、さすがにこのマシンでは(その経緯を考えたら)やれないのかw
前期型か後期型かという話は・・・おそらくは前期型なんじゃないかと思います。
CMカラーということを考えてもそうですもんね。
※ポールニューマンのCMも拝見しました。
僕が焦って(カラーリングだけ見て)判断してしまっただけで・・・。
きっと例によって「フロントグリルを塗ってないモデル」なんでしょうw
>このアソには期待もデカい割に、失望もデカいのでした。
えっ・・・それはRWBの方じゃないですよね・・・?
気になるわぁ・・・!!!!!
横から失礼します。
FTEさんのコメントがアツくて
見入ってしまいました(笑)
ざっくりの雰囲気は頭にあったんですが、
ここまで細かく解説されると
かなり勉強になります!!
外野ですが、うれしいです(^^)
しかし、やはりキャストもカードも
実車の顔とはかなり異なるのが
気になりますね(笑)
まああれですか、いわゆる、
“ウィールやから”で許してまうやつですね(笑)
まえけんさん
コメントありがとうございます!
そうそう・・・めちゃくちゃ長いんで一見「うわめんどくせ・・・」ってなりそうな感じだと思うんですが、これがかなり熱くてわかりやすくて勉強になりました。
>外野ですが
同じHWコレクター同士・・・まえけんさんもすでに外野ではないのですがww
>“ウィールやから”で許してまうやつ
ね~・・・その辺のゆるさを楽しむというのも面白いかなとは思います。
ただ、あんまり許し過ぎると調子乗るかなぁ・・・?っていう懸念もw
さてもう昼だ。
きっとみんなスニークプレビューに夢中でこんなコメント欄なんてもう誰も見ていないと思いますが、昨日の続きを書きます(「まえけん」さん、こんなレースカー狂の長文に返信つけてくださり、ありがとうございます。にわかさんも追記どうもです)。
昨日の投稿で「このアソには期待もデカい割に、失望もデカい」と書きました。これはこの5種のラインナップを知った時から思っていたことです。失望の理由と矛先、それはご心配のとおり黒いポルシェ930です(理由と対象は後述)。
おそらくこのアソはジュン・イマイ氏が企画・デザインしたスカイライン・シルエットをどう着陸させるか? というところに立脚したものだと思うんですね。で、「じゃあシルエットマシンばっか集めてサイドラインで展開すればいいんじゃね?」となった。でもさすがに筑波や富士のS12シルビアターボとかブルーバードまでやってちゃトミカリミテッドの後追いでしかないし、米国発のホットウィールとしても問題でしょう。だから古今東西のシルエットマシンを集めてこようとなった(もちろん既存のキャストでできる前提で)。
No.01にモンザを据えたこと。これはものすごく見識が高いです。レースマニアやファンやフリークやオタクを唸らせる、素晴らしい選択です。
にわかさんが記事中でも触れているとおり、モンザ自体は単なる街乗りコンパクトハッチバックでしかなく、それこそレースなんかと無縁なクルマです。それを75年頃に始まったIMSA GTの新規定「ガワだけ残せばなんでも良し」という新規定に目をつけたデコンというプライベーターがGMと水面下で組んで作ったゴテゴテウイング&スポイラーオバケがこのマシンで、こうした実例を見たFIAとポルシェがBMWを誘って始めたのが欧州のシルエットフォーミュラレース(および世界メーカー選手権)だと思えばモンザはいわばシルエットの「元祖」。これが良いか悪いか速いのかカッコいいのかどうかはともかく、大事で重要で意味のある1台なんです。だからこのアソにこれを入れたHWはスゴい。とってもよく「わかっている」。
今回のモデルのこのカラーそのものは見たことないし現存車で有名なのはバドワイザーカラーの赤ですが、画像検索すると似たカットはあるみたいです(76 Imsa Gt Chevy Monza Dekon’s Chassis #1004 Is St Hemmingsで検索)。
そしてNo.02のグリーンウッドコルベット、これも素晴らしい。
これまたにわかさんのおっしゃるとおり、このクルマが果たしてシルエットフォーミュラなのかと問われれば、非常に怪しいというかグレーというか、狭義で言えばクロです。これはシルエットどころか完全にIMSA GTマシン、純粋なスポーツカーレースに出て戦うマシンですからね。セブリングやデイトナやル・マンにまで出ちゃえるクルマであり、戦績はともかくレースファンはこのチョイスは狂喜なんです。本来なら星条旗カラーを纏ってボンネットに「Spirit of〜(レース名を入れる)」と描かれたグリーンウッドさん自身のマシンこそ入れて欲しいところですが、それはもう2013年だったかに出たロードレーサー・アソで登場しちゃって(そしてなぜか北米で売られなかったそうで世界的に高騰しちゃって)ますからね。仕方ない。
でも今回のこの水色76号車も、もちろん実在IMSA GTマシンの再現なんで無問題です。MANCUSCOって下ネタみたいな響きですけど、ちゃんとレースに出ていた(ただし選手は無名)クルマです。「mancusco greenwood corvette」で検索してみましょう。
3品目の935/78もレースマニアは必買の1台です。
おっしゃる通りシルエットマシンの代名詞的存在。935の末尾「5」はグループ5(シルエットが走るレースカテゴリーの区分)の5ですから、まさにです。その78年版が通称モビー・ディック(本当にあの小説がその起源なんですよ)で、ノーズもテールも伸ばされてル・マンやDRM(ドイツの国内スポーツカー選手権)を走ってワークスがマシンを放出、有力どころに行き渡るとBMWを駆逐して席巻、結局ポルシェの一人勝ちになって81年限りでシリーズは消滅、と。
ここからが面白いんですが、935/78はアメリカのIMSA GTのチームにもこぞって買われたんです。つまりモンザ@米国で始まったシルエットは欧州へ飛び火して盛り上がった後また米国へ里帰りして、今度はIMSA GTを支える名車となっていったのでした。935/78はIMSAでも有名なカラーリングを数多く輩出していて、以前のカーカルチャーでラインナップされていた赤+黄ロゴのMOMO号はその代表格でしょうね。
今回のPPG号も実車由来で、これまたオタク感涙の一台を再現しています。83年のリバーサイド6時間レース(シャドウで勉強したCan-Am=カンナム時代からの伝統的一戦)を走った仕様で、結果はダメカスながらドライバーがマリオ・アンドレッティ&AJ.フォイトという、もうアメリカ人レースバカからすると王と長嶋が組んだ一戦みたいなイメージですかね(野球はよくわからんけど)。個人的には935/78なんて無数にカラーリングあるはずなのに、実績的にももっと速かった仕様はあるのにコレをチョイスしてきたというのが驚きでした。アメリカのひと握りのファン以外にとってはマニアックすぎる選択。ミニカーにもほとんどなっていません。ちなみにPPGとはアメリカを代表する工業用塗料メーカーで、実はこれと日本の関西ペイントなんかがシェアを分けあって世界中の市販車のボディを塗っています。
実車はここでご覧ください(ゼッケン09のところ)。
↓
http://www.racingsportscars.com/type/photo/Porsche/935.html?page=22
でもホットウィールには、実は935/78ではないノーマルの「935」もあったはず。90年代で止まっているし超希少なので、個人的にはこっちをラインナップしてほしかったですね(でもコーギーの金型流用品みたいだから無理か)。
そしてそして問題の、ラフヴェルトの930ですね。
言っときますがラフヴェルトさんは一切悪くありません。モデルもきっと珠玉の出来でしょう。実車は見たことないですが、きっとかつてのRSRターボや934も真っ青なほどのリヤフェンダーは大迫力で、一発で惚れ込むカッコ良さがあるんだと思います。これが店頭にぶら下がってたら誰だって買うでしょう。私でも買いますよ、「ベーシックとか別のサイドラインなら」ですけどね。
これの何が問題で何に失望したかと言えば、ズバリこれをシルエットマシンくくりのアソに混ぜ込んだホットウィール(もしくはマテル上層部)にです。
これはシルエットマシンではありません。それらしいフォルムを纏ってはいますが、レーシングカーではないのです。大迫力ボディを持つ、ただのチューンドカーなんですよ。レース専門誌とかのメディアなら、このアソは「4+1」台でしかなく、ラフヴェルトは残念ながら「おまけ」で外野で半端物扱いになりかねません。それくらいの場違い感であり土俵違いであり、他の4台へのリスペクトが足りません。なんでモンザの歴史的価値を理解しグリーンウッドのあんなカラバリを知っていてマリオやフォイトをリスペクトするHWが、このマシンをこのアソに混ぜ込んでしまったのか。そこに私は怒り、消沈しているのです。
これが、こないだのスニークで発表された新シリーズ「ストリートチューナーズ」の中の1台というなら、私は納得するし喝采を送るでしょう。リバティ(LBワークス)なんかと並んで日本を代表するチューナーであることは認めますからね。でもこのアソには、ダメです。
BMWのマルニ(2002)とかダルマセリカもあるんだし、それベースで新キャストを起こすくらいじゃないと、このアソは成立しません。それくらいやってから名乗ってほしかった。
…お分かりいただけましたでしょうか?
長々と持論を語ってすみません(今ごろ召喚を後悔されているでしょうね)。でもほんと、悔しいんですよ。
あらかた、こないだのスローバックと同様、深夜のバーでスシでもつまみながら「イマイの作ったスカイラインが残ってる? 他のシルエット車と合わせて1シリーズにしちゃえばジャパンで売れるだろ。あ、ジャップといえばラフ何ちゃらとかいうポルシェも試作が上がってたな。あれもデカいタイヤで外から見りゃレースカーだし、日本のファンもポルシェのファンも喜ぶんだろ。これも一緒でいいんじゃね?」とかいう感じで決めちゃったに違いない(断言)。
ああもう許せない。この1台があるだけでホットウィール、「わかってないな」となるんですよ少なくとも私みたいなレースカー狂には。だから箱買いはしません。ぶら下がってたら買うけど(買うんかよ)。
長々とご精読ありがとうございました。
さっそく第二弾が見られて最高です!
各車の解説、歴史、今アソートに盛り込まれた意味、、、
紐解いていくと面白いですね♪
シリーズ化してもらいたいくらい(笑)
にわかさん、解説コーナーを新設してください( ≧∀≦)ノ
ただRWBについては、
レースカーや欧州車に詳しくない自分でも
ここに一般車??となりました(笑)
ある程度のカーガイならば違和感を感じたでしょうね。。
この選択は深夜のバーでスシな情景が
不思議と思い浮かびますよ(笑)
ホットウィールに限らず、
企画段階で”なぜもっと調べない?詰めない?”と
思うことってありますよね。
まさにそれですね(^^;
まえけんさん
>解説コーナーを新設
ええっ・・・?僕は具体的に何をすれば??www
FTEさんに小銭を握らせて毎回熱く語ってもらう・・・とかですかね(他力本願)
でも、今度シルエットのアイテムをゲットした時には、このコメントを参考に記事を書かせていただく予定です!www(ありがてえ)
>企画段階で”なぜもっと調べない?詰めない?”
逆に考えるんだ・・・これはきっとマテルからの挑戦状だと。
「こんなラインナップにしてみたけど、どう思った?」って試されてるんですよきっと!
FTEさん
なっが!なっが!!!!
でも、これだよこれ・・・!コメント欄に収まっているのが勿体ないほどの濃い内容。。。
モデルカーズがこれぐらいの情報量で毎月のアイテムを紹介してくれたらみんなもっと楽しくなるんじゃないかと思うんですが・・・w
>モンザ
なるほど、やっぱり意味のある一台・・・強いて言えば始祖的な立ち位置にあるマシンだったわけですね!
画像検索してみたところ、ドンピシャじゃないまでも側面がナンバー以外全く同じヤツに出会いました!!ありがとうございます^^
>コルベット
狭義にはクロですかwww
ちょっと検索してみたところ、グループ5のような見た目だったことから当時「スーパーコルベット」と呼ばれていた・・・という日記を書いていらっしゃる方がいました。
そういう意味でもこのラインナップは正解なんでしょうね。
それにしても2012年のアレ、北米では発売されなかったんすか・・・!!!!
>935/78なんて無数にカラーリングあるはずなのに、実績的にももっと速かった仕様はあるのにコレをチョイスしてきた
なるほど・・・!そこがホットウィールのファンを熱狂させるポイントの一つなんでしょうね・・・。
USのコレクターたちの中にも「OH・・・まさかこれ出してくるとは・・・!」ってなってる人がいるんだろうなぁw
王と長嶋、わかりやすかったですw
実車画像も拝見しました。
カラーリング的にはややHWがチープな気もしますが、でもしっかりグラフィックを再現している感じでよかったです。
フォルムも若干寸詰まり感があるのかな・・・?
>問題の、ラフヴェルトの930
やっぱりレースカー狂を以ってしても、これがシルエットレーシングとは言えないというわけですね。
ただ・・・ダニエルウォーターさんのコメントを読んで「ハッ」とさせられました。
このシリーズ・・・「シルエット」なんですよね。
そう思うと、どう解釈を広げるかっていうところもホットウィールの腕の見せどころだったりして・・・FTEさんが仰る「それらしいフォルムを纏ってはいますが」という部分がまさにそれを物語っているのかもしれません・・・!
>イマイの作ったスカイラインが残ってる? 他のシルエット車と合わせて1シリーズにしちゃえばジャパンで売れるだろ。
ファーwwww
っていうか、日本の市場規模ってどんなもんなんでしょうねえ??
USで売れる分の1/10も売れてるんだろうか・・・。
>今ごろ召喚を後悔されているでしょうね
いえいえ・・・むしろこの召喚によって今後僕がシルエットシリーズを手にした時のレビューが捗るきっかけを得られたと思ってます。(マジ感謝マンクスコ)
こんなことを言うとアレですが、レース狂の方に限らず何かの知識に長けている方って自身の中で完結してしまっていることが多く、読み手がチンプンカンプンになってしまう事も少なくないと思うんです。
でもFTEさんの今回のこれはめちゃくちゃわかりやすかったですし、頑張った読んだ人はかなり勉強になったんじゃないでしょうか!?さすがほんしょk・・・おっと誰か来たようだ
>ぶら下がってたら買うけど(買うんかよ)。
買 う ん か い
でもうん、僕も絶対買う。
FTEさん、勉強になります。
また、そのこだわりの強さには憧れます。
私は貴方のような方が大好きです。
でもこの5台で一番私が欲しいのは930です。
シルエットと名付けているシリーズで、シルエットが美しいモデルは930だけじゃないか?とすら思います。
ダニエルウォーターさん
コメントありがとうございます!横から失礼します。
>シルエットと名付けているシリーズで、シルエットが美しいモデル
この一文に、目から鱗が落ちました。
たしかにこのシリーズ、シルエットとは言っているけど誰も「シルエットフォーミュラ」とか「シルエットレーシング」なんて言ってないんですよね。
つまりシルエットという言葉をどう捉えるかはコレクターの自由ってことなんだなと!
「まえけん」さん
「ダニエルウォーター」さん
にわか管理人マニアさん(?)
こんなクソ長文にレス&リアクションくださいまして、ありがとうございます。枝が伸びてきてしまったのでまとめてお返事といたします。いくらかでもシルエット愛が深まったのであれば本望です。
解説ページだなんて、ハードルと締め切りが決まると途端に動かない人間なので、管理人マニアさんに止められない程度に、レースカーなモデルやアソが記事に登場した際には勝手に出没して勝手にぶっ込もうと思います。もちろん召喚されればまた飛んできますし。
今回の長文、特に2個目の方は新幹線の車中で書いてるうちに止まらなくなり、そのまま駅に着いてしまったために十分推敲できぬまま投稿してしまいました。末尾に書こうと思っていたことをお伝えしておきます。
あんなこと書きましたが、これは管理人マニアさんの言うとおり「マテルからの挑戦状」と言うか、ぶっちゃけ、これぞホットウィールなんだと理解して流すべきことなのは自分でもわかっているんですよ。スシのくだりはともかく、彼らとてきっとRWBが厳密にはふさわしくないことくらい、分かってたはずなんです。「でもそこを敢えて入れちゃうのがHW流⭐︎」というか彼らなりのハズシ的選択というか。
要は私みたいな意見はきっと「マジメか!(笑)」という対象なんでしょう。そしてまた自分もそういうホットウィールを好きだし認めているし、残念ながらハマりにハマってしまっていますからね。「サーキットレジェンズ」では彼らも「マジメにやりすぎたあ」と思ったんじゃないでしょうか。「RWBこそストリートチューナーに入れろ?」だと普通すぎてつまんないじゃん、そうでしょ? と。あの時もなんでマツダは優勝した55号車じゃないんだとか2000GTはなんでコルベットになっちゃったんだとかブーブー言いながら、結局全部買いましたしね。
だからレースカー狂としてはブツクサ言いたくもなるけども、やっぱりデキがよくてカッコいいなら買っちゃうんですよ。買ってもいない今からシルエット第二弾を期待しておきます(そしてまた長文で持論をぶつ)。
ありがとうございました。
。
ダニエルウォーターさんの
シルエットのくだり、
たしかに考えてみたら
ロゴにクルマのシルエットがあるので、
“シルエットふつくしいシリーズ”と考えれば
不思議とうなずけます(笑)
935と30スカイラインのおかげで
シルエットフォーミュラと
脳内変換されてました(笑)
やはり買い手次第ということで
細かいことは気にしないスタンスにします!
マテルよ!
そんなあなたたちがつくるホットウィール、
やっぱり俺は大好きやぞ!(笑)
FTEさんもなんだかんだ
きっと買っちゃうんですね(笑)
やっぱりホットウィールは恐ろしい。。
まえけんさん
ほんとほんとw目から鱗で「なるほどなぁ~」となりました。
逆にこういう遊び心に気づいた瞬間、「やっぱり好きやぁ~!!」って気持ちが高まるんじゃないでしょうかw
そう思ったら今後もガチガチな展開は避けてもらった方が僕らコレクターは楽しめるのかもしれませんね!
FTEさん
まって、なんで僕だけ(?)がついてるの!?w
管理人のマニアではないよ!
シルエット愛・・・というか、興味はかなり深まりました。
僕は公序良俗に反しない限りは止めませんので、召喚せずともまた宜しくお願い致しますw
というか、新幹線の中という貴重な時間をあのコメントに費やして頂いたんですね・・・ありがたいやら申し訳ないやら。
>これぞホットウィール
もうなんか、こう言っておけば全てが許されそうで怖い魔法の言葉ですなw
でもほんと「マジメか!(笑)」っていう感覚、HWチームは持ってそうですよね。
じゃなかったらGOTTA GOとか作らないだろうし・・・。
仰る通り、デキがよくてカッコいいかどうか・・・ってところが購入を決める一番のポイントになりそうです!
シルエット第二弾・・・来なかったとしたらスーパーシルエットは次にどこで出てくるだろうか・・・。
(なんとなくトランポあたりに入りそうな気も・・・)