BOOM BOXのレビュー。ポップに仕上がったラグジュアリーなオリジナルSUV[DHR92] | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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BOOM BOXのレビュー。ポップに仕上がったラグジュアリーなオリジナルSUV[DHR92]

我が家では未だに2歳の息子がおトイレに行けたご褒美にホットウィールを開けてあげるというのを実践しています。
もうね、貰うことに慣れ過ぎてしまったのか、最近は全然頑張ってくれません。
・・・が、先日ようやくちょっと頑張れたので、息子に「どれがいい?」と選ばせた結果、「黄色と赤のタイヤがカッコいい!」という理由でBOOM BOXが選ばれました。

2016年のHW ART CARSセグメントにおけるSTHだったBOOM BOXです。
当時の僕はSTHが欲しくて欲しくて仕方なかった時期で、いろんな店舗を巡っては落胆するというのを繰り返していたのが思い出されます。

今になって思えば、当時の僕に山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」を聴かせてあげたいぐらいです。

ただこれ、STHじゃなくても実際に開けて手に取ってみると、なかなか魅力的なヤツでした。
ホットウィールはそういうのって結構あると思います。

その魅力がちょっとでも伝わるといいなーというわけで、レビューです。

ブームボックスのレビュー

2016年HW ART CARSの9/10として登場したのはこちらのBOOM BOXでした。
Lアソートのスーパートレジャーハントだったので注目していた方も多いと思います。
※当然僕がゲットしたものはSTHではなくノーマルです。

Hot Wheels Wikiaによれば、キャデラックエスカレードによく似たヒップホップ風の2ドアSUVとのこと。
たしかに言われてみれば雰囲気がよく似ていますね~。
ガッチリしたボディには高級感も感じます。
エスカレードもホットウィールでモデル化されているので並べてみたいところです。

BOOM BOXは2003年にフィル・リールマン氏のデザインで登場しました。
その名前の由来はラッパーの方がよく肩に担いでいた大きなラジカセ(Boombox)です。

それでは各部見ていきます。

フロント・リア

エスカレードに似ているかどうかはさておき、パーツの組み合わせが面白い顔つきをしています。
インテリアパーツがそのままグリルになっていて、その奥にブラックのシャーシパーツが見えているので、ボディとインテリア、シャーシだけでちゃんと3色展開ができるというわけです。

本当にホットウィールのこういうところってすごく面白いですね~。

ちなみにデビュー以来「高級感」を演出するためかインテリアパーツ(=バンパー部分)はクロームまたはゴールドであることが定番だったモデルですが、このモデルはおそらくボディに描かれたペイントとのコーディネートでインテリアにホワイトカラーが使われています。

ゴージャスなモデルが一転、ポップなイメージになりましたね。

リアビューはトランク部分にあたる遊びがない車種の宿命で、ハッチ内部の荷台に太い柱がドーンと立っているのが残念です。

サイド

ボディサイドにはピエト・モンドリアンの抽象画を模したデザインが描かれています。

実際に街中を走っててもおかしくなさそうですw

このデザインはそのまま2017年のHW ART CARSにおけるCOOL ONEに引き継がれました。

画像はHot Wheels Collectorsより

同じコンセプトで違う車種というのは、並べたくなるものですね~。

タイヤは前後輪ともにOH5(Open Hole 5-Spokes)で、前輪がイエローリム、後輪がメタリックレッドリムという仕様になっています。

トップ・ベース

サイドビューやフロントビューではちょっとかわいいワゴンのような印象がありましたが、トップから見ると結構いかつい車種であることがわかります。

そのいかつさに反して、大きく開いたフロントウィンドウのクリアさとインテリアの白さから、実際にはとっても爽やかな印象が感じられますw

ルーフにはHW ART CARSのスペルの一つである「a」が印刷されていました。

また、底面には2015年の著作年とマレーシア製であることが記されています。
2003年にデビューしたモデルなので本来著作年は2002年か2003年のはずなのですが、2016年モデル用にボディ・ベース共にリキャストされているため、著作年が変更になっています。

それまでのBOOM BOXはメタルボディ、プラシャーシという仕様だったのに対し、2016年からはプラボディ、メタルシャーシに変更になっています。
そこにどんな意図があったのか、気になりますね・・・。過去のモデルと並べてみたいところです。

荷台

なぜこの車の名前がBOOM BOXなのかは荷台を見るとわかります。
バラシていないので窓から覗くしかないのですが、4つのスピーカーが搭載されているんですね。

おそらくこのスピーカーから大音量で音楽を流しつつ街を駆ける車なんだろうと思います。

おわりに

というわけで、HW ART CARS 2016のBOOM BOXでした。

僕はこれ以前のBOOM BOXは持っていないのであんまりテキトーなことは言えませんが、いままでのBOOM BOXファンの方でも「えっ、これがBOOM BOXなの!?」って言っちゃうぐらい優等生に仕上がってるんじゃないでしょうか。

でも個人的には手に取ってみて「やっぱりコイツはいかつい方がいいぜ!」って思ったので、ボディがメタルの重たいBOOM BOXもゲットしたいところです。
インテリアもクロームの方が似合いそうだな~。

こうやってどんどん欲しい車種が増えていくんですね~。こわやこわや。

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Comment

  1. 通りすがり より:

    これSTHに限ってリツール前のキャストでメタルボディプラシャーシなんですよね。
    違いはシャーシがリヤのナンバープレート部位に突き出してフロント1ヵ所のカシメで止まっいて、荷室の不恰好なカシメ用の柱が無くて良かったんですけど。

    • にわかマニア管理人 より:

      通りすがりさん

      コメントありがとうございます!

      >これSTHに限ってリツール前のキャストでメタルボディプラシャーシなんですよね。

      そうなんですか!!!!
      やっぱりSTHのスペクトラフレームはメタルボディってのを崩せない理由があるんでしょうか。
      これは是非見比べたい・・・・。

      >荷室の不恰好なカシメ用の柱

      リツール前は無かったってことなんですね・・・。
      改悪じゃないか・・・w

      • 通りすがり より:

        すみません訂正
        ちょっと勘違いしていました、カシメは2ヵ所ありました。
        ですがインテリアパーツから伸びている為に荷室には柱がありませんね。
        スペクトラフレームはやはりメタルボディでないと駄目なんでしょうね。
        運良く入手できた16anglesのSTHは、ただの金メッキでした。ちょっと損した気分ですwww

        • にわかマニア管理人 より:

          通りすがりさん

          >ですがインテリアパーツから伸びている為に荷室には柱がありませんね。

          そうそう、これで解決できるはずなんですよね!?
          なんでわざわざ荷室に柱を建てるのか・・・謎です。

          >スペクトラフレームはやはりメタルボディでないと駄目なんでしょうね。
          >運良く入手できた16anglesのSTHは、ただの金メッキでした。ちょっと損した気分ですwww

          えええええ金メッキなんですか!
          ・・・でもゴールドスペクトラと金メッキの違いってわからなかったり・・・。
          SUPER CHROMESのゴールドともまた違うんですかねえ。僕もお目にかかりたかった・・・。

  2. 林哲平 より:

    にわかマニアさん、こんにちは!!!

    ブームボックスはかなりボリュームのあるモデルなんで手に取ると満足感高いですよね。

    私はてっきりみんなダイキャストボディかと思ってたんですけど、ノーマル版はプラボディなんですね。

    ホットウィールの各モデルを見てみると、プラスチック製パーツにメッキをしているモデルは良く見かけますが、通常の塗装を施しているモデルってほとんど見たことがありません。(唯一の例外は改造の生贄にしたスペクターの車体後部がフラットシルバーに塗られていたことくらい)

    おそらく、工場で使っている塗料が問題なんだと思います。
    一般に工場で使うTOY用の塗料って塗膜を頑丈にするために非常に強い溶剤成分を含んでいるので、プラスチックを溶かしちゃうんです。
    だからスペクトラフレーム塗装しなきゃならないモデルはメタルボディなんじゃないかなと。

    メッキ加工はプラスチックを侵さずできるので、そのあたり使い分けしているんでしょうね。

    • にわかマニア管理人 より:

      林さん

      こんにちは!!!コメントありがとうございます。

      >ブームボックスはかなりボリュームのあるモデルなんで手に取ると満足感高いですよね。

      そうなんです!
      ブリスター越しにみていた時には感じなかったんですが、本当に手に取ると「おおっ!」ってなる感じがします。

      >私はてっきりみんなダイキャストボディかと思ってたんですけど、ノーマル版はプラボディなんですね。

      2016年モデルだけプラっぽいんですよ~。
      そう思うと林さんのSTHはかなりズッシリきそうですね!

      >ホットウィールの各モデルを見てみると、プラスチック製パーツにメッキをしているモデルは良く見かけますが、通常の塗装を施しているモデルってほとんど見たことがありません。(唯一の例外は改造の生贄にしたスペクターの車体後部がフラットシルバーに塗られていたことくらい)

      !!!
      言われてみれば、プラはそのまま素材の色って感じですね。
      これはちょっと例外を探してみたくなりましたw

      >一般に工場で使うTOY用の塗料って塗膜を頑丈にするために非常に強い溶剤成分を含んでいるので、プラスチックを溶かしちゃうんです。
      >だからスペクトラフレーム塗装しなきゃならないモデルはメタルボディなんじゃないかなと。

      おおおおおお・・・そうなんですか!
      とても参考になります!!

      でも、そう思うと以前に挙がっていた「メッキしてからスペクトラ」なら叶いそうな気もしますが・・・やっぱりコスト的に折り合いがつかないんでしょうかね・・・。

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