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RISING HEATのレビュー!ギンギラギンに山登りしちゃうヒルクライムマシン![FJV55]

2018年7月発売分で購入したRISING HEAT。

どうやら一部店舗では6月の発売分にも入っていたようですが、公式案内では「トイザらス限定アソ」として7月分の発売となっていたアイテムです。

「うわっ・・・なんだよこのおもちゃみたいなエアロパーツは・・・!」なんて思った方も多いことでしょう。
先に言っておきます。・・・これ、おもちゃです!(ミニカーっていう)

ただ、実はこの大げさなエアロたち・・・「玩具だから」という理由だけでは片づけられないパーツだったんですね。
そのあたりもふまえて、レビューいってみましょう!

ライジングヒートのレビュー!

本日紹介するのは2018年のGアソにラインナップされたRISING HEATです。

記事執筆時点での最新アソはKアソなので、なぜ今更Gアソの商品が・・・!?って感じがしますよね。

実はこの子、通常通りであれば6月の発売分に乗っていたハズなんですよ。
その証拠に、西友では6月に発売されていたという報告を受けています。

トイザラスやイオンで発売している36台1ケースのアソートは米トイザラス閉鎖の影響で発売アソート展開がぐちゃぐちゃになったようなのですが、西友など「56台1ケース」のアソートは通常通りに展開されていたようなんです。

・・・この辺の仕組み、実際にはどんな感じなのかわかりませんけどね・・・。

ま、とにかくそういうわけで6月にはトイザらスやイオンでは買うことが出来ず、7月の「トイザらス限定アソ」にてようやく入手できた・・・というわけです。

・・・あれ!?
ってことはイオン組はこれをゲットする術がなかった・・・ってこと??

表にするとこんな感じ。

6月分 7月分 トイザらス限定
36台入り(トイザらス) × ×
36台入り(イオン他) × × ×
56台入り(西友他) ×

そういえば戦利品報告会の時にもイオン組から「RISING HEATゲットォー!」って声が上がらなかったような気がしますね。

RISING HEATについて

RIGING HEATは今回のアイテムがNew Models・・・つまりデビュー品となるHWオリジナルカーです。

デザイナーは我らがRyu Asada氏。
ここ最近のメインラインの新作はほとんどRyuさんが手掛けてる感じがしますね~・・・すごい!

さて、初めて見た時から気になっていた「デカすぎるエアロ」ですが、US版カードの裏面には以下のようなイントロダクションがあったそうです。

A hardcore rally vehicle, Rising Heat is made to go way up and go crazy fast. It’s massive wings can soar to the top of Pikes Peak with some serious downforce. With a mid-engine mount and a sweet set of pipes, this time attack car is a nimble as it is quick.

注目すべきは「It’s massive wings can soar to the top of Pikes Peak」の部分。
大きなエアロでパイクスピークの頂上まで駆け上がれるマシン・・・つまり、ヒルクライムレース用のラリーカーなんですね。

※パイクスピークはロッキー山脈の一つで、世界最大級のヒルクライムレース「パイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライム」が行われる場所です。

そうか、おもちゃだからバカでかいエアロを付けたんじゃなくて、ヒルクライムマシンだからこそのこのサイズだったんですね。
こうなってくると2000年代のキャスト「パイクスピークタコマ」や「パイクスピークセリカ」なんかも欲しくなってきます。

では各部みていきましょう~。

フロント・リア

うーむ・・・フロントマスクはなんだか「三つ目の鬼」にしか見えませんw

大きなフロントスポイラー(バンパースポイラー?)はわかるとして、大きな三連フォグランプというのを採用しているヒルクライムマシンもあるんですかね~?

背面から見ると、ただでさえ大きなウィングがより強調されます。
これによって強力なダウンフォースを得るんだそう。

山頂付近になると気圧が下がるので車体が軽くなる・・・ってことですよね。きっとそう。

サイド

目を細めると黄色いパーツが背景の白に溶け込んで・・・なんだかただのラリーカーに見えてきましたね!?
いやむしろフォーミュラカーのようにも見えてきたかな・・・。

えっ?クロームでギンギラすぎて見えない??
確かにこんなにギラついて・・・山頂付近に行ったら太陽の反射がハンパじゃなさそう・・・。

なんだったら横の窓も閉まってて、クロームに塗られてますからね。
ヒルクライムレースなんていう「一歩間違えたら崖から真っ逆さま」なレースに臨む割には強気な仕様と言えそうです。

ちなみにボディがクロームだとこうやって写真に撮る時にシェイプがよくわからなくなってしまいがちだったり、手で触れたところの指紋が取れなかったり・・・なかなか扱いに困っちゃいます。
ピカピカなのはすっごい嬉しいんですけどね~。

ホイールは人気のDDiscが採用されていました。
ボディと共にホイールも小さめなのは、やっぱりその方が「重力に逆らいながら山道を駆け登る」というスタイルに適しているからでしょうか。

トップ・ベース

ボディ上部はグラスルーフになっていて、特に山頂付近では青空を綺麗に望むことが出来そうです。

運転席の後ろにはミッドシップエンジンが積まれているのが確認でき、その上部には穴が6つほど空いていました。
またインテークもクリアパーツで出来ているので、なんとなく「あー、ここに空気が流れるようになってんのか~」みたいなのがわかる感じ。

車内のシートは一つで、なんとドライバーが乗っていました!
このドライバーのサイズを考えると・・・車は若干小さめなのかな??

例によってドライバーや車内を塗り分けたら面白そうです。(今回はやってない)

ちなみにボディはプラ製で、ベースがメタル製。
車体底面には2017年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。

ギミックアルヨ!

RISING HEATの特徴的な大きいフロントスポイラーは、例の”上げ下げギミック”が搭載されていました。
これによってループトラックもなんのその!って感じで駆け抜けられるようになります。

ボディがプラでベースがメタルという仕様もしっかりTRACK STARS向けなので、一度走らせてみたいですね~。

相変わらず、フロントビューは3つ目の鬼みたいな感じです。
下あごが出て、よりリアルなオニフェイスになりましたね!

おわりに

というわけで、RISING HEATのレビューでした。

今回こそSuper Chromesという独特なセグメントでしたが、来年以降もうちょっとレーシング系のセグメントから登場してくれても面白そうですね。
でも通常通り、Glow WheelsやX-Raycersを順繰りかな~?

なんだかんだバリエーション展開が楽しみな一台です。

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Comment

  1. 雷電 より:

    発売日スルーしたけどレビュー見て欲しくなったんで購入しましたよ。今回は謎車も面白そうな物が結構有ったから、当日スルーしてた物も多かったんですよね。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!
      もう本当にそう言って貰えるの、めちゃくちゃ嬉しいです。

      って、記事投稿して2時間しないうちにゲットしてるとか・・・行動早いっすwww

      >今回は謎車も面白そうな物が結構有ったから、当日スルーしてた物も多かったんですよね。

      そうなんですよ・・・僕も「えっ、あれは買わなかったんですか!?」みたいなことを言われたりして・・・。
      徐々に拾っていけたら・・・と思ってます^^;

  2. 虎鉄 より:

    こんにちは。全く関係ない話&えっ?今頃?って話ばかりですが、今日、トイザらスへ!本当話ガスモンキーのコルベットをあわよくば…でしたがやはりありませんでした。が、ザマックがまた売り出されていて、買い間違えて、手にできなかったオールズとマスタング、プリムスダスターを買い、ついでにキックカートはないかなあと思いながら通常アソヘ。そしてまた棚の下にありました。ヤマダは既に刈られた後だったのに。実は通販で頼んでしまったのですが、これは何台あってもいいので、たぶん別カラーが出てもまた買うかもしれません。

    • にわかマニア管理人 より:

      虎鉄さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      トイザらスでのザマック&キックカート回収お疲れ様でした。
      ガスモンキーはさすがに発売日になくなっちゃいましたかねえ・・・。

      それにしてもキックカートが何台あってもいいとは・・・そんなにお気に入りですかw
      僕もゲットしないとなぁ。。

  3. 通りすがりの人 より:

    「山頂付近になると気圧が下がるので車体が軽くなる・・・ってことですよね」

    …惜しいです。

    標高が上がると空気の密度が薄くなるので、マシンを路面に押さえつけてくれるダウンフォースの量とか効果も落ちちゃうんですよ。だから本来の欲しい量を確保するために、敢えてデカいウイングにしているのです。乱暴な話、普段より半分しかないならウイングは倍に、みたいなことです(実際はそこまで単純ではないですが)。

    ホットウィールでもセリカとかタコマとかフォーカスとかパイクスピーク車が出てますけど、みんな不相応なデカウイング付けてますよね、そういう理屈です。

    ただデカすぎると低標高エリアではただのドラッグ(抵抗)にしかならず無駄なので、その辺が駆け引きなわけです。

    余談ですが、空気を吸い込んで燃やしてるガソリンエンジンにとっても、高い標高だと空気が薄くなって燃焼効率が悪化してパワーダウンします。だからパイクス車はこれまでターボだらけだったわけですが、近年は空気に関係ないフルEV車の独壇場です。いつかこの辺のマシンもホットウィールにならないかなぁ。

    • にわかマニア管理人 より:

      通りすがりの人さん

      コメントありがとうございます!

      >標高が上がると空気の密度が薄くなるので

      空気の密度が薄い=気圧が低い=車を押さえつける力が弱くなる=車体が軽くなる・・・みたいなイメージかと思ってました^^;
      そんな単純な話じゃないのかな。

      いずれにしろダウンフォースを稼がないといけないのですっごい大きなウィングになる・・・ってことなんですね。
      ってことは、大きなウィングを逆につけてヒルクライムしたら・・・飛行機みたいに車体が浮いちゃうんでしょうか・・・!?(真面目な話)

      >ただデカすぎると低標高エリアではただのドラッグ(抵抗)にしかならず無駄なので、その辺が駆け引きなわけです。

      うおおお・・・なるほど。
      それ言われたら標高が高くなっても必要以上のダウンフォースは抵抗になっちゃうってことですよね??
      うわ、面白い!

      >近年は空気に関係ないフルEV車の独壇場です。

      うわぁー・・・なるほど!!!
      えっ、でも独壇場になるほどの差がついちゃうもんなんですね・・・!
      空気の密度ってレースにおいてすっごい重要なファクターなんですね~。

      めちゃ勉強になりました!!!

  4. らちぇっとれんち より:

    暑い日が続き、ガラスや鏡を見ると光が反射して
    ますます暑くなる季節がやってきました。
    が、そんなの関係ねぇー。という感じにて販売されたRISING HEAT。
    塗装変えたらTOONEDセグメントでもいけそうなかわいさです。

    今年のストップモーション動画にて進化を遂げた他の車を追っかけるが如く
    ひょっこり登場したのがちょっと新車のわりにかわいそうなので、
    来年などでどのような活躍を見せてくれるのやら・・・。

    • にわかマニア管理人 より:

      らちぇっとれんちさん

      コメントありがとうございます!

      >ガラスや鏡を見ると光が反射してますます暑くなる季節

      来ましたねえ~。
      個人的にはこのギラギラした感じ、大好きなんです。サザンとか聴きたくなっちゃう。

      >塗装変えたらTOONEDセグメントでもいけそうなかわいさ

      そうですね!
      本当にこじんまりとしていて・・・。
      でもこれでちゃんとしたサイズ(デフォルメされていない)なんですよね~。

      >今年のストップモーション動画にて~ひょっこり登場した

      逆にひょっこりブームを先どったおいしいアイテムだったりして・・・。

      でもバリエーション映えしそうなので、早くも期待ですよこれは・・・。

  5. 5踏み より:

    こんばんは〜
    Rising Heat、もしかしたら今年の架空車の中で1番好きなモデルかもしれません。
    先月西友で買い、今月もギャッサーのために買い…といった感じで架空車なのにバンバン買ってます。
    ホットウィールには数少ない前後同経&小径タイヤ&Newデザインのホイールということで、カスタムのタイヤ取りに買う人もいるとかいないとか…

    ただこのRising Heat、カラーリングで損してるなと感じます。
    どうしてもクロームやクリア系ボディっておもちゃっぽさが出てしまうんですよね…
    それこそキックカートみたいな赤でゼッケンや架空のスポンサーロゴが入るラリーキャットみたいな仕様で出たら、手を伸ばす人もいるんじゃないかな…

    今後のカラバリに期待です。Xレーサーで出たら買うの躊躇するなきっと…

    • にわかマニア管理人 より:

      5踏みさん

      こんばんは!コメントありがとうございます。

      >Rising Heat、もしかしたら今年の架空車の中で1番好きなモデルかもしれません。

      おお、いいですね~!!
      今年の架空車は結構いい感じのヤツがたくさん出ていたと思うんですが、確かに魅力的な一台だと思います。

      ただ仰る通り、本当にカラーリングで損してる感じですよね。
      僕はクローム一色のせいでせっかくのモールドが映えないのが残念だなぁと・・・。(X-RACERSになっても同じですねw)

      >ホットウィールには数少ない前後同経&小径タイヤ&Newデザインのホイール

      おおう・・・さすがの着眼点・・・。
      ただこれをタイヤ取りだけに使っちゃうのはもったいないような気もw

      >架空のスポンサーロゴが入るラリーキャットみたいな仕様で出たら

      いいですね~。
      来年はぜひこれでお願いしたいです^^

  6. poncha2016 より:

    こんにちは。

    鏡面にイエロープリント、
    惚れ惚れしますなぁ~。

    でかエアロの件、記事&コメント欄で
    勉強になりました。

    • にわかマニア管理人 より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      スーパークロームスって、それだけでなぜか魅力的なんですよねw
      ただ開封しちゃうとどんどん風化してっちゃうのが難点ですが。。。

      >エアロの件

      僕も勉強になりましたぁ~!
      (この記事の件で調べるまでダウンフォースのなんとやらも知らなかったので^^;)

  7. kurumakun より:

    こんにちは。レビューありがとうございます!
    正直なところ謎車感が…と思っていましたが、ヒルクライム用なら取って付けたようなどでかいエアロも納得です。モンタジ(モンスター・タジマ)とか見てたなぁとか思い出しました。
    ギンギラギンのボディと黄色のエアロはちょっと好みではないですが…違うセグメントの展開は期待したいです。全メタル+リアルライダーとか出ないんでしょうか…?

    • kurumakun より:

      追伸です。
      ゴールドボディー+青エアロのカラバリがあるみたいですね~

    • にわかマニア管理人 より:

      kurumakunさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      正直なところ、謎車感ハンパないですよねw
      タジマ氏についても今回調べていて初めて知りました。

      違うセグメントでカラーリングが変わるだけで・・・かなり表情違いそうですよね!

      全メタル+リアルライダーはHWC化して、がっつり構造変更しないと難しいかと。。。
      エアロを重そうな色で塗って、タイヤは交換して・・・とかで精度を上げていくしかなさそうです。

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