Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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Legends Tourが終わり、ひとまず16台が出そろった模様。

      2019/12/21  - 新商品情報/リーク

現地時間の10月20日、最後のロサンゼルスでのイベントが終わり、Legends Tourの各開場におけるWinner-15台が出そろいました。

ここから月末のSEMAへ向けて一台が絞られ、50周年を記念する「Legend Car」が決定するわけです。

もうすぐ全イベントについても公式ページにてまとめられることでしょう。

[参考]Legends Tour | Mattel

なんとなく僕は「そこまで待ちきれん!」と思ったので、15会場のWinnerについておさらいすることにしました!

Hot Wheels Legends Tour 2018の勝者たち

Hot Wheels Legends Tourは2018年の50周年を記念して、アメリカ全土に渡って大々的に行われたイベントです。

Hot Wheels LEGENDS 50TH ANNIVERSARY TOURの詳細がHWCで公開されました!

概要を簡単に書くと、15箇所のイベント会場(主にWalmart)において、テーマに沿ったカスタムカーのコンテストを行うというもの。
各コンテストでは「ホットウィールらしさ」「デザイン」「正当性」「ガレージスピリット」「パフォーマンスと面白さ」という基準で各20%ずつ、ホットウィールの権威たちの投票で点数が付けられて勝者が決まります。

そして最終的にはその勝者の中から1台が選出され、これをLegend of Hot Wheelsとし、2019年にダイキャストモデル化しようじゃないか!っていう特典がついているイベントなんですね。

なんだかんだ車大国のアメリカですから・・・初回のイベントからかなりの人数、そしてかなりのカスタムカーが集まったことは言うまでもありません。

今回、冒頭で書いた通りに全会場でのコンテストが終了したので、全15車種が出そろうことになりました。
以下に都市とテーマ、そして優勝した車をまとめます。

LOS ANGELES – ’49 FORD F-5 / Car Culture

まず一発目のコンテストはカリフォルニアにあるマテル本社にて行われました。
その時のテーマは「Car Culture」とのことで・・・えー、まぁ、車の文化に則したモデルなら何でもありだったのかな?と思います。

優勝したのは’49 FORD F-5トラックのラットロッドでした。

LEGENDS 50TH ANNIVERSARY TOURの様子と、巷を賑わす新キャスト「HW50」について

たしかにこれは昨今のホットウィールらしいアイテムと言えますね!

Car Cultureという意味では「Rat Rod」だったのかな。
2020年あたりのCar CultureシリーズでRat Rodセグメントが出たら面白いですねw

KANSAS CITY – ’38 DODGE SUPERIOR BUS / Classic Cars

2つめの会場はミズーリ州・カンザスシティ。
ここでのテーマは「Classic Cars」で、優勝したのは’38 DODGE SUPERIOR BUS。

スクールバスみたいな見た目のマイクロバスに、ウッディなサーフィン・ステーションワゴン風のデザインが施されていますね。

これがもしキャスト化されるなら・・・KOOL KOMBIやSURF N’ TURFあたりと並べて飾りたくなること必至!

BENTONVILLE – ’54 FORD 2-TON TOW TRUCK / Hot Rods

3つめの会場はアーカンソー州・ナッシュビル。
ここでのテーマはHot Rodsで、優勝したのは’54 FORD 2-TON TOW TRUCK。

TOW TRUCKというのはレッカー車のことで、54年式のフォード製レッカー車をホットロッドしたものと思われます。
2-TONとなっているので、小型レッカー車なんですかね。

公式インスタでは「RAT WRECKER」となっていたので、Hot Rodというよりはやや手作り感のある仕上がりだったのかも・・・?

NASHVILLE – ’63 RAMBLER AMERICAN WAGON / Rat Rods

4つめの会場はテネシー州・ナッシュビル。
Rat Rodのテーマで優勝したのは’63 RAMBLER AMERICAN WAGONでした!

これは滅茶苦茶カッコいいですね・・・。
僕が思うラットロッドとは全然違っていて、どっちかっていうと日本のチューニングメーカーが作る綺麗なボディキットみたいな印象・・・いわゆる「ワークス仕様」っぽいんですよね。

そういう意味ではすごく最近のホットウィールっぽい・・・いや、ジュン・イマイっぽい感じ!?

うーむ・・・これはキャスト化して欲しいぜ・・・!

NEW YORK / NEW JERSEY – 2JETZ / Luxury Cars

5つめの会場はニュージャージー州のWalmartで行われました。
隣接するニューヨーク州も連盟になってますね・・・なんでだろ?

テーマはLuxury Carsで、優勝車は2JETZというマシンです。

・・・どこがラグジュアリーやねん。。。

ただ、発想が非常にホットウィール的ですよね。
公式の説明でも「道路を走れるジェット戦闘機」なんて書かれてますし・・・w

製作者のカスタムビルドマシンとのことですが、ベース車両は不明。
ただ、そのネーミングからトヨタの2JZエンジンを使ってるんじゃないかとかなんとか・・・。

ATLANTA – CUSTOM RAT ROD / Race Cars

6つめはジョージア州・アトランタで行われました。
テーマはRace Carsで、製作者のお孫さんがデザインしたというカスタムラットロッドが優勝しています。

これもまたホットウィール的な車って感じがします。
なんとなくSURF CRATEに近いかなぁ・・・。

日本でも昨年、公式企画としてデザインコンテストが行われましたが、本当に子供がデザインした車を形にしちゃうっていうのはアメリカならでは!と言えるでしょうね。

CHICAGO – ’87 PORSCHE 944 / Drift

7つめの会場はイリノイ州・シカゴ。
Driftというテーマで、選ばれた車種は’87年式ポルシェ944。

大きなブリスターフェンダーにチンスポイラー、大型ウィング・・・たしかに峠を走ってそうなポルシェに仕上がってますね~。(よく知らんけど)

これはキャスト化してくれたら普通にカッコいいだろうなぁ。
昨今のポルシェブームに乗せてぜひ出して欲しいところ。

CHARLOTTE – ’94 CHEVY GEO TRACKER “NEVER ENOUGH” / American Muscle

8つめの会場はノースカロライナ州・シャーロット。
テーマはAmerican Muscleとのことで・・・一番ホットウィールとしては外せないカテゴリーになりますね。

選ばれたのはGEO TRACKERという小型SUV。
これに大型のチャージャーとニトロを積んで・・・マッスルカー然とした車に仕上げてあります。

・・・いや、マッスルカーなのかこれ!?

ボディにはトライバルパターンと稲妻みたいな形が組み合わさったペイント(手描き??)が施されていて、さらにはホットウィールエンブレムまでついているという・・・w
なんとも実物を見てみたい一台ですね!

SEATTLE – ’73 DATSUN 240Z / Rally

9つめはワシントン州・シアトル。
テーマはRallyとのことで、選ばれたのは73年式の240Zでした。

これも一瞬「どこがラリーやねーーん」と言いたくなりますが、そもそもZってラリー選手権とかで大活躍した車でしたよね、そういえば。

意外だったのはJDMブームにありながら、ここまで日本車が全然出てこなかったことです。
で、ようやく来たと思ったら「Z」ってあたりにUSでのZ人気を垣間見た感じがしますね。

普通にFUGU Zのカラバリとして出してくれたら嬉しいな。

DETROIT – 1947 CHEVY CROSLEY SEDAN “BLUE GOOSE” / American Muscle

10番目の会場はミシガン州・デトロイト。
財政破綻とかゴーストタウン化とかいう話題が多かった都市・・・って印象ですが、自動車殿堂があるなどいまだに「自動車の聖地」といえばここになるんですかね~?

ここでのテーマは再びAmerican Muscleで、選ばれた車は1947 CHEVY CROSLEY SEDANのドラッグマシン。
もともと小型車らしいですが、ALTERED EGOとかARISTO RATのように前輪が延長されてるのかな。

マッスルカーというからには大きなエンジンに載せ替えられてるんでしょうね~。
これはむしろHot Rodテーマで選出して欲しかったなぁ!

DALLAS – ’89 DATSUN 1200 / Super Trucks

11番目はテキサス州・ダラスで開催されたSuper Trucks。

ここでようやく2つめの日本車が登場ですね。
89年式のDATSUN 1200です。

これ・・・思いっきりホットウィールを意識したデザインで仕上げてあって面白いですね。
50周年記念ロゴやらTHロゴ、STHロゴまで入っているっていう豪華仕様w

でもって「スピードハンターズ」ってカタカナで入れてるあたり、オーナーさんはホットウィールに心酔してるんだろうなと思わせられます。

なんかこのままキャスト化されてもおかしくない感じ。
※THロゴが若干小さいかな・・・。

MIAMI – MIDIEVAL1 / Exotics

12番目の会場はフロリダ州・マイアミでした。
Exoticsがテーマで、選ばれたのは・・・MIDIEVAL1というオリジナルビルドカー。

いやこれ・・・ヤバいですw
たしかにエキゾチックかもしれないけども!

midieval(medieval)というのは「中世」を意味するそうで、そのまんま中世の甲冑をイメージしたマシンになってますね・・・。
あれか、レッドバロンのオマージュか!

これもなんだかんだキャスト化したら映えそうだなぁ・・・。

PHOENIX – ’66 CHEVY PICKUP / Off-Road Trucks

13番目の会場はアリゾナ州・フェニックス。
テーマはOff-Road Trucksで・・・選ばれたのは’66 CHEVY PICKUPでした。

ロードクリアランスもがっつり低いし、あまりオフロードって感じはしないですね。
フードのエアスクープとか、超でっかいウィングとかを観ると・・・むしろプロストックカーみたいな感じ。

公式の説明によると「350台以上集まった車の中から、正当性や独創性、ガレージスピリットなど、ホットウィール側が求めていたものが全て詰まっていた一台」とのことです。

個人的にはボディに施されたペイントが00年代初頭っぽい印象があって、ちょっと古めかしいかな・・・って気もしました。
実物を見て圧倒されたいですね。

WASHINGTON – 1936 FORD PICKUP “CAB OVER EVOLVE” / European Cars

14番目の会場はワシントンDCで行われたEuropean Cars。

ヨーロピアン・・・カーズ・・・。

優勝したのは1936年式フォードピックアップを派手にカスタムした「CAB OVER EVOLVE」なるマシンでした。
どこが・・・どこがヨーロピアンやねん。。

これ、本当に走るのかなぁ・・・なんか、すっごいな。
もともとがピックアップだったのか、それともトレーラヘッドだったのか・・・って感じの不思議な車ですね。

もしキャスト化されたとしても謎車扱いされそうw

LOS ANGELES – ’38 GRAHAM / Low Riders

そして最後、またカリフォルニアに戻ってきて、ロスのWalmartで行われました。

テーマはLow Ridersで、選ばれたのは’38 GRAHAM PHAETON。
これもまた面白いですね~。

もともとはアールデコ調な30年代の車ですが、車高を下げてタイヤを見えなくするだけでなんとも不思議な見た目になりました。
どことなく四足歩行動物っぽくないですか??これが走ってるところも観てみたいです!!

おわりに

というわけで、15会場15車種の全車種についてでした。

「やっぱり車大国アメリカ!」って感じですね~。
なんか日本でコンテストをやってもこんな感じの車種が集まるとは思えない気がするのは僕が素人だからでしょうかw

あと選ばれた人たちだけを見ても、そこそこ高齢な方が多くてビックリ。
年を重ねても自分のガレージでコツコツ車いじりをやってるんでしょうね。カッコいいです。

さてさて・・・あとはこれらの車の中からどれか1台がLegendに選ばれ、そして実際にキャスト化されるという話を待つのみ。
非常に楽しみですね。

ただ・・・「次世代のSweet 16を作る」ってコンセプトだったと思うと、もう1台ないとおかしい気も・・・。
いったいこれは何になるんでしょうか・・・そっちも楽しみです。(HW50かな?)

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Comment

  1. 5踏み より:

    こんにちは~

    Legends Tour、私もTwitterとかで優勝車の情報追っかけてましたが、なんともホットウィールらしい日本の車検通らなそうな車が揃いましたね~(というか殆どホットロッドでは…)。
    ここまできたらいっそのことサイドラインでも組んで全部商品化してほしいような…Zとかダットラは色変えるだけで再現できそうですしね。
    個人的には
    ’38 DODGE SUPERIOR BUS
    ’63 RAMBLER AMERICAN WAGON
    2JETZ
    ’94 CHEVY GEO TRACKER “NEVER ENOUGH”
    1936 FORD PICKUP “CAB OVER EVOLVE”
    なんかに優勝してほしいですね。

    それにしても15台のうち3台が日本車(ジオトラッカーはスズキ エスクードの姉妹車)ってすごいですねぇ…
    向こうでの日本車人気がうかがえます。

    • にわかマニア管理人 より:

      5踏みさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      やっぱりUSは車検がないぶん自由なんですかね~w

      >殆どホットロッドでは

      テーマは気にしたら負けなんだと思いますw
      きっと「楽しい車であること!」みたいなのがテーマを凌駕するパワーを持っているんじゃないかと・・・。

      ほんと、ここまで個性的なのが集まるんだったら全車種やってほしいところですよね。
      でもそうなると、やっぱり不人気車とかも出てきちゃうのかな・・・。

      >個人的には~なんかに優勝してほしいですね

      ていうかこれ、優勝って決められるんですかねw
      どこを審査基準に持ってくるのかで評価はかなり変わってきそうな気が。

      >15台のうち3台が日本車

      ジオトラッカーも日本車に数えることが出来るんですね。
      個人的には日本車だらけにならなかったことで少しホッとしてたり・・・w

  2. ぷっちゅ より:

    どれもこれもほんとかっこいい…
    日本ではバイナル入れただけで白い目で見られますが(なぜかバイクは許される)流石アメリカさん 羨ましいです

    全台キャスト化希望!!

    • にわかマニア管理人 より:

      ぷっちゅさん

      コメントありがとうございます!

      どれもカッコいいし、どれも楽しそうで羨ましいです。
      僕もこんな風に車で遊んでみたいぜ・・・。

      >バイナル入れただけで白い目

      バイナルって、ステッカーとかでフレイムスなどの模様を再現する技術なんですね。初めて知りました!

      まぁ、日本人(に限らないだろうけど)はすぐに他人がやることに難癖つけたがりますからね。
      本人が好きにやってんだから周りがどうこう言うことじゃないだろって思うんですけど・・・どうもそういうわけにいかない人も多いみたいでw

      >全台キャスト化希望!!

      よーし、そしたらぷっちゅさんが全部買うぞ!

  3. 雷電 より:

    更新お疲れ様です。お孫さんがデザインして、お祖父ちゃんが作る。夢が有って良いですね。子供に夢を与えるオモチャ的にコレが選ばれたら、マテル粋なことするな!って感じですね。 個人的にはピックアップのカスタムや日本車を推したいですが、ホットウィールに無くてはならない謎車枠として鎧さんにも期待です。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!

      いやー、お孫さんがデザインして・・・ってやつ、いいですよね~。
      なんか車に関しては規模が違うなーって思っちゃいます。

      たぶん日本でもこういう熱いことやってる人っているんでしょうけど、これほど公になることってないですもんね。

      >子供に夢を与えるオモチャ的にコレが選ばれたら

      ああ、たしかに!!
      そういう意味だと日本のデザインコンテスト優勝車とかもぜひキャスティングしてほしい・・・。

      >鎧さんにも期待

      そうですねw
      そういう意味だと2JETZとかも捨てがたいんですよ・・・。

  4. poncha2016 より:

    こんにちは。

    うひょー!!
    どれもこれもホットウィールにして欲しい!!!

    中でもジオトラッカーがいい!
    エスクードっぽさもにじみ出てていい!

    • にわかマニア管理人 より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      ほんと、どれもこれもホットウィール化してくれよ!!って感じですw
      それか・・・ホットウィール化が叶わなかったヤツは似てるキャストでこれに近づけるとかね・・・。

      >ジオトラッカー

      しっかりホットウィールしてますよね~w
      僕は安牌だけど、RAMBLERが欲しいです・・・!

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