HWCにてモデルショップ認定のプロトタイプが公式に販売されるとの情報公開!
2019/12/21
HWC公式にて50周年記念モデルショップ認定プロトタイプの情報が公開されました。
[参考]HW 50th Anniversary Model Shop Certified Prototypes
モデルショップについては僕も詳しく知らないんですが、過去には従業員向けに販売されたアイテムに「MODEL SHOP」の冠がついていたように思います。
今回のアイテムがそういった類なのかもわかりません。
明らかになっているのはMade in USAのハンドクラフトなアイテム・・・しかも「ホットウィールのプロトタイプ」をマテルが正式に販売する・・・ということです。
以下、公式で紹介されていた情報をまとめました。
モデルショップ認定プロトタイプ
ホットウィールのプロトタイプはebayなどでよく出回っているので、何度となく見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
現代においては3Dデータから3Dプリンターを用いて樹脂製のボディ・ベースを作り、それを組み上げてプロトタイプとしているようです。
昨年のおもちゃショーでJun氏が日本に持ち込んだハコスカワゴンも、発売される際にはダイキャストボディになるはずのものが樹脂製のプロトタイプで展示されていました。
公式で紹介された情報によると、3Dプリンターで出力されたものを手作業で洗浄すると・・・こうした精細なモデルになるとのこと。
えっ・・・洗浄しただけで・・・?
おそらくはこうしたプロトタイプと設計図などが各工場に送られ、そこで大量生産されていくのではないかと思われます。
さて、こうして作られたプロトタイプモデルは本来社外に出るようなものではありませんよね。
・・・が、ホットウィールの場合は故意によるものなのか、多くのプロトタイプが流出しています。
マーケティングに優れたマテルなので・・・わざと流出させてるんじゃないかと個人的には疑っているんですが・・・w
今回の情報はそんなプロトタイプがHWC公式にて販売されるというものだったわけです!!
限定3種×250台ずつ
発売されるとされているアイテムは以下の3種。
- CUSTOM CAMARO
- VOLKSWAGEN T1 ROCKSTER
- New Larry Wood casting
「全て新キャストおよびリツールモデル」と説明されていたので、おそらくCUSTOM CAMARO(最初期ホットウィールのカマロ)がリツールで、残り2種が新キャストでしょう。
冒頭に載せたゴッツイT1がROCKSTERなるモデルですね。
あとはラリーウッド氏の新モデルとのこと。
どれをとっても激熱な3種がなんと250台ずつ限定で販売されるそうです。
「販売するにはどう考えても少なすぎるでしょ・・・」と思ったかもしれませんが、すべて手作業で行われているということを考えると仕方ないのかもしれません。
RLCメンバーが17,000人いることを考えても、かなりの倍率になることは間違いないでしょう。
※ちなみにRLC限定ではなく、HWCメンバーでも買える・・・ような噂があります。
現に公式のコメント欄ではすでに「どうせ買えねーから!」みたいな意見も出ていましたw
ハンドクラフト×Made in USA
アイテムはすべて手作業で洗浄、組み込みがなされており、普段のホットウィールのような「マレーシア製」「タイ製」ではなく「アメリカ製」・・・もとい「カリフォルニア・エルセグンド製」です。
そして1つずつが専用の木箱(ホットウィールロゴのノゾキアナ付き)に入れられ、x/250のナンバーとクラフトマンのサインが入ったタグが付けられるとのこと。
そして・・・木箱は専用の紙箱に入れられて出荷されるそうなのですが、そこにはこれまたハンドメイドのゴム印が一つずつ押されているということで・・・かなり手間暇かけて作られたプロトタイプ・・・ということになりそうです。
こうしたプロセス全てがこのアイテムの価値を高めることに繋がっていることは間違いないですね。
現時点での発売日や価格については未定です。
ただメイドインUSAのハンドクラフトであるという点を考えても・・・そこそこ高額になるのではないかと言われています。
一説には$300のアイテムになるんじゃないかという噂もあり・・・僕ら一般のコレクターにはなかなか手が出ないものかもしれません。
おわりに
まだまだ正式な情報は判明していませんが、気になるアイテムであることに違いはありませんね。
特にHWCメンバーでも買えるとなれば、発売日には注文が殺到するのではないかと思われます。
※価格にもよるだろうけど・・・。
発売日や価格だけでなく販売方式すら明確にはなっていないので、もしかしたら抽選とかチャリティオークションとか・・・そういった形になるかもしれません。
もしゲットできたらかなりラッキーですよね。
個人的にはカスタムカマロがどういった形で登場するのか・・・非常に気になっています。
もし初期ホットウィールのアレがメインラインに登場するなら、かなり熱いと思いませんか!?
・・・でもおそらくはHWCのレプリカレッドラインだろうなぁ。
いずれにせよ「プロトタイプ」であることを考えると、今回の入手機会を逃したとしてもいずれはどこかで登場するアイテムだと言えますね。
※とはいえ・・・ビーチボムのようにプロトタイプだけで消える可能性がないとも言えませんが・・・。
続報を待ちたいところです!
Comment
こんばんは。本当に正に大人の道楽ですよね。3Dプリンターで型おこしして、さあ!作ろうかって!。トランプもアメリカのものを買え!って言うなら、HWの販路拡大しろって言ってやりたい!兵器ややたらガソリンを食い潰す燃費度外視の車を売り付けるなら。アメ車はかっこいいけど…。
虎鉄さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
HWCアイテムは完全に大人向けですよね。
むしろ日本ではレギュラーアイテムも子供が謎車しか買えない=トミカに勝てない・・・みたいな構図が出来ていそうですが^^;
>トランプもアメリカのものを買え!って言うなら、HWの販路拡大しろって言ってやりたい!
ですねwww
一応HWCとしては海外発送も公式に行うようになっているのですが・・・配送方法がまだまだ不便すぎて・・・なかなか気軽に利用できないというのが現状です。