FIAT 500 TOPOLINO (1936)のレビュー!初代チンクのドラッグレーサー![JBY69]

トッポリーーーノ!
やってまいりました!
藁帽子みたいな髪型のネズミが主人公のアニメですね~。(違う)
FIAT 500 TOPOLINO (1936)ですよ。
いったいこいつは何もなのか・・・見ていきましょう!
フィアット500・トポリーノ(1936)のレビュー

本日紹介しますのは、2025年のThe Hot Onesアソートより、FIAT 500 TOPOLINO (1936)です。
日本では10月上旬にイオン限定で発売となりました。
イオンでは「1人5台まで」という制限が掛けられており、かつこの子は1箱に2台ずつ入っているというコモンレアリティだったため、わりとがっつり売れ残っていたそうです。
まぁ・・・「ナニコレ?謎車?」みたいな感覚もあったかもしれませんね。
FIAT 500 TOPOLINO (1936)について

じゃあFIAT 500 TOPOLINO (1936)ってなんやねん、って話ですけども。
その名の通り、フィアットの500(チンクェチェント)ですよ。
いやいやルパンが乗ってたアレかーい!全然ちゃうやないかーーい!と言いたいですよね。
厳密にはルパンのソレは2代目チンク(ヌォーヴァ)で、この子は1936とある通り初代チンクなのであります。
しかもどう見てもドラッグレーサーカスタム!

ホットウィールにおいては1999年のメインラインで初登場となりました。
当時のネーミングは「FIAT 500C」。
FIAT 500DとFIAT 500eがあるのでハハーン・・・そういう型式か?と思いきや。
なんでもこのCはCustomizeのCだそうで、、、ホットウィールオリジナル名ってことですね~。
※実際には1940年代に500Cというモデルがありましたがコレとは関係ないという(ややこしや)
デザイナーはPhil Riehlman氏でした。
では各部みていきましょう。
フロント・リア

まずこの昆虫みたいな、エイリアンみたいな異形の顔!
僕はFIAT 500と言えば一般的なチンクを想像していたので当初は「え?これがチンク?え?」っていう印象を受けました。
ただほら、ビートルもね。カスタムビートルつってフェンダーとっぱらったヤツがホットウィールで出てるじゃないですか。
ははーん、あの手のヤツってことですか、と。
・・・思ったら!
初代FIAT 500って、モロにこの縦長ノーズのフロントマスクなんですよね。
※もしやこれがネズミの歯に見えてトポリーノ(ハツカネズミ)って名前に・・・?
といってももちろん今回のヤツはフェンダーが外されてますし、エンジンも飛び出してますし、でっかいウィングついてますし・・・「初代FIAT 500ですねん」って言われなければ気づけない気もします。
ちなみにキャスト的にはグリルがしっかり色分けされてるバリエーションって今回が初かも。
サイド

どうですか?トポリーノ感ありますでしょうか?
サイドビューもやっぱりがっつりカスタム入ってるというか・・・まずチョップトップですよねコレ。
ホイールベースもやたら伸ばされてる感があるかなと。
後輪がファットだし、マフラーサイド出しだし・・・どこからどう見てもドラッグレーサー。
スペクトラフレーム・グリーンボディにファイヤーパターンとBELLのロゴ。
あとはB/Gというガスクラス表記が入ってますね。
そこにゴールドのHOホイールが組み合わされているおかげで「当時モノ感」がハンパないです。
どことなく100%プリファードのアングリアを彷彿とさせるような・・・
(色味と鼻だけかな)
トップ・ボトム

何気にオープンルーフ化してあって、ウィングと一体成型でロールケージがガッツリ組んであるのも注目のカスタムポイントですよね。
実際にFIAT 500 DRAGとかで検索しても、ルーフが開いてる車がたくさん出てきます。(でもこんなウィングのはないけどw)
※そういや一回だけウィング無しのバリエーションも出ているそうです。
エンジンと窓、ハンドルはメッキの一体パーツ。
底面のゴリゴリ感、いいですね。
シャフトとかどうなってんのコレ・・・。
著作年表記はありませんでしたが、プラシャーシなので2009年に採用された新しい金型です。
工場はマレーシアでした。
おわりに
というわけで!FIAT 500 TOPOLINO (1936)のレビューでした!
世紀末に生まれた、フィルさんデザインのホットウィール!って感じがよく出てたレトロなアイテムでしたかね。
これも近年はなかなか見かけなかったキャストなので、この機会にぜーひー。











Comment
こんにちは。
売り場で見た時は気づかなかったのですが、ウィングめちゃくちゃでかいですね。空でも飛ぶんか? 見れば見るほど異形感というか、謎車感が強いですね。一見しただけでは理解が追いつかないデザインというか。これこそホットウィールだなあ。みつを
モーターショーの整理券ですが、このシステム始まったのが前回かららしいので、にわか氏は謝らないでください。個人的にはスマホで整理券を発行しなければならないので、スマホ持ってなかったら買えないというのがちょっとアレだなと思いましたが、今どきそんな人いないのか…
お疲れ様です!
これ、メインラインのやつ持ってるんですけど良いものですよねぇ。特に造形のゴリゴリ感が良すぎる!
917とかに気を取られましたけど改めて見ると良いなぁ…とか思ったり。今度見に行ってみよっかな…