’68 CORVETTE – GAS MONKEY GARAGEのレビュー。ホットウィールのためのカスタムカー[DHN90]
2017/12/22
2017年Eアソの目玉だった’68 CORVETTE – GAS MONKEY GARAGE。
実車はディスカバリーチャンネルで放映されている「FAST N’ LOUD」というリアリティショーに登場する「GAS MONKEY GARAGE」にMATTELからのオファーでカスタムされたモデルとのことです。
僕はその番組を観られていないので詳しい経緯まではわかりませんが、ホットウィールコレクターを熱狂させるには十分過ぎる仕上がりのモデルが出来上がったのではないでしょうか。
実際に海外においても「普段は観てないけど、ホットウィールのためだけに番組観たわ」みたいな人もいたようですね。
そういう事情もあって、USにおいても昨年発表された頃からかなり騒がれていた一台です。
当然日本にもFAST N’ LOUDのファンは多く、このモデルだけは何がなんでもゲットしたいという方も多かったのではないかと思います。
今日は、そんな’68 CORVETTE – GAS MONKEY GARAGEのレビューです。
’68 コルベット ガスモンキーガレージのレビュー
’68 CORVETTE – GAS MONKEY GARAGEは2017年のEアソート、HW SCREEN TIMEセグメントのNew Modelsとして登場しました。
前述の通り、TV番組出身の車種なのでHW SCREEN TIMEなんですね。
僕がこのモデルを知ったのは昨年9月のこと。
ブログ読者の方からメールにてホットウィールオフィシャルインスタグラムに投稿されていたこの画像を教えて頂いたのがキッカケです。
GAS MONKEY GARAGEの「が」の字も知りませんでしたが、このキャストを見た瞬間「かっけえええええEEEEEE!!!」と惚れこんでしまい、リリースされたら絶対に欲しいと思うようになりました。
GAS MONKEY GARAGEにてホットウィール用にカスタムされたのは、1968年製のC3コルベット・スティングレイです。
ホットウィールにおいては1968年のデビュー当時、Sweet 16の一台として「Custom Corvette」という車種がありました。
個人的には今作はこのスペクトラフレームゴールドのCustom Corvetteへのリスペクトというか、オマージュ的なアイテムだったりしないかなと思っています。
ホットウィールにおけるCorvetteの展開は多岐に渡りますが、C3 Corvetteでいえば、このオリジナルCustom Corvetteが2000年代中盤にRLCモデルとして復活したものや、2006年の「’69 Corvette」、2011年の「’69 COPO Corvette」(共にPhil Riehlman氏デザイン)、1976年から現在まで長く続いている「Corvette Stingray」(Larry Wood氏デザイン)などが挙げられます。
こうなるとそれらのモデルを一通り入手して並べて比較して・・・ってやりたくなりますが、なかなか入手が難しいでしょうね~w
前置きが長くなりましたが、実際の車種の方を見ていきましょう!
フロント・リア
フロント部にはC3 Corvetteで1972年まで採用されていたというクロームメッキバンパーが再現されています。
また、特徴的なリトラクタブル・ヘッドライトのモールドも、なんともこの時代のコルベットらしい感じがあるのではないでしょうか。
背面には「The MIDAS MONKEY」というロゴと、テールライト、あとはナンバープレートに「GAS MONKEY GARAGE(と思われる)」ロゴが印刷されていました。
この車種、実際はThe MIDAS MONKEYっていう名前らしいですね。
ホットウィール化にあたってはパッケージのどこにも描かれていませんし、正式名称も「’68 CORVETTE – GAS MONKEY GARAGE」となっていますが、ファンはMIDASの方で呼ぶのかな・・・とか思うと、なんとなく”通”ぶってそう呼びたくなっちゃいます。
フロント部にはこのモデルの顔とも言えるスーパーチャージャーがニョッキリと飛び出ていてカッコいいですね~。
これがあるおかげで、実車の方もかなりホットウィールっぽくなったのではないでしょうか。
実際に運転している人からすると、やっぱりこれがあると前が見づらいらしいですw
それでもこうやってドカンと大きな機械を載せて走るのがカッコいいというのはわかります!
このキャストはまだバラしていないのでわかりませんが、クロームメッキバンパーとスーパーチャージャーはインテリアと一体パーツになっているものと思われます。
※おかげでインテリアがクロームになっていて、これがまたカッコいいです。
サイド
サイドビューを見ると、Custom Corvetteとは断然違う表情を持っています。
2017年モデルはやはり洗練されたデザインになっているのがわかりますね。
※ただ洗練されているということと魅力的であるということは別ですが・・・!
ボディカラーはスペクトラフレーム・ゴールドではなく、ゴールドスパークル塗装。
実車がそういう仕上げだった為に、それに合わせているものと思われます。
ゴールドボディとクロームメッキという組み合わせがなんともゴージャスで、もうずっと眺めていられますw
タイヤはクロームのMC5 (Muscle Car 5-Spokes) 。
ボディ脇から出たエグゾーストパイプもしっかり再現されていました。
トップ・ベース
ボディトップから見ると、シンプルかつゴージャスな仕上がりであることが感じられます。
デザイン的には2006年デビューの「’69 Corvette」にとてもよく似ていますが、’69 Corvetteより一回り小さく作られており、既存の金型を流用したのではなく本作用に新しく金型が起こされていることがわかります。
ベースはプラで、ゴールド風の黄土色みたいな色。
底面には「Gas Monkey ’68 Corvette」というパッケージとは違うネーミング、2016年の著作年、マレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで、’68 CORVETTE – GAS MONKEY GARAGEのレビューでした。
このモデル、せっかくここまで出来がいいものなので、入手前からずっと「ちょっと手を加えてカスタムしたい」と思っていました。
一番簡単なのはタイヤをRLRR (RedLine Real Rider) にすることかな・・・と、
手持ちのこのタイヤにリプレイスするつもりでした。
ほんのさっきまで。
でも、実車の方はRLRR5SP (RedLine Real Rider 5-Spokes) よりもRLRRMC5 (RedLine Real Rider Muscle Car 5-Spokes)の方が近いんですよね。
追記:コメント欄にてご指摘を頂きました。
僕の勘違いでRR5SPよりもRRMC5が実車に近いと書いてしまいましたが、RR5SPというのがむしろMC5のようなリアルライダーで、上記Ultra HotsのHeavy Chevyが履いているのはRRMAGでした。
そしてRRMC5というものは今のところ存在していないようです・・・不確かな情報を載せてしまい申し訳ありません。
残念ながら僕はレッドラインのリアルライダーでGAS MONKEY CORVETTEのイメージに近いものなんて、これぐらいしか持ってないんです。
このままリプレイスしても多分悔しくなっちゃうので、相応のタイヤを入手するまでは今のままにしておこうかなと思いました。
あ、でも細かい部分を塗ったり、スミ入れするだけでも印象変わりそうですけどね~。
ちなみに・・・
ebayでは既にタイヤを履き替えたものが出品されていたりして、「そうそう!こんな感じ!」っていうのが拝めましたw
また、
’69 Corvetteを力技でガスモンキー風にカスタムしているものもあって、これはこれでカッコいいと感じますね!
僕も簡易的にパイプの穴を塗るとか、スーパーチャージャーをちょっと塗り分けるとかぐらいはやるかもしれません!
Comment
マニア様皆様、おはようございます
今日からマニア様を、勝手にhotwheelsの伝道師と呼ばさせて頂きます。
先日アメリカ本国ではHアソの話題が出ましたが、Hの次はIじゃなくてJと言う謎について
です。我々自動車関係者では、輸入車についてVINナンバーと言う17桁の車体番号がありまして、この中の特定の桁のアルファベットで年式を判断するのですが、hotwheelsのアソと同じで、Hの次はJでNの次はPとなり、IとOは使われません! 何故かと言うとゼロとオー、イチとアイ、とっても紛らわしいからだそうです。
後、なんで秋頃から翌年のAアソが始まるかですよね?中途半端ですよね、1月から始まればキリが良いのに?日本に輸入される外車は、特にベンツやAUDI,VW、アメ車等も9月中頃以降に翌年モデルがデリバリーされ(業界では、早卸なんて言っていました)
こんな感じで、アメリカは秋が新年度の始まりみたいですね、そーいやアメリカの学校も秋から新学期だった様な?ここら辺に答えがあるのかも? VINナンバーにしろ早卸にしろ、アメリカが始めた事なのでhotwheelsも、それに倣った様な気がします。
あまり関係ないコメばかりで、いつもすいません
伝道師の件は長くなりそうなので、又次回にでも~
今日もhotwheelsの布教活動に励んでください?
hiroさん
おはようございます!コメントありがとうございます。
>今日からマニア様を、勝手にhotwheelsの伝道師と呼ばさせて頂きます。
なぜ・・・w
>Hの次はIじゃなくてJと言う謎について
うわ、これすごく気になっていたんでスッキリしました!!!
たしかに1,0とI,O・・・間違いやすそうですもんね。
知れば「まさかこんな理由だったとは」と思うようなことでもなかなか気づかないもんですね~w
>なんで秋頃から翌年のAアソが始まるか
これも気になっていました。
確かにUSでは9月が新年度だったと思います。それに合わせたと言われたらそんな気がしますね!
2017年が始まる前から2017年モデルが出るのもなんとなくおかしい気はしていましたが、車業界においての「早卸」がそのルーツなのであれば、セールス的な意味合いを考えてもなんとなく納得です。
イメージとしては「秋物の服は秋には売ってない」みたいな感じというか。
>あまり関係ないコメばかりで、いつもすいません
いえいえ、関係ないコメントでも嬉しいですよー!
というか、関係なくないですし・・・!
>伝道師の件は長くなりそうなので、又次回にでも~
>今日もhotwheelsの布教活動に励んでください?
なるほど・・・!布教活動=伝道師か!!!!
こんにちはどうも。
ガスモンキーC3いいなぁ、、実はこの前の発売日にトイザラスに寄ったはずなのに第一土曜だったことを忘れて新車をチェックし忘れたんですよねw
ところで一つ気になるのですが、、
>実車の方はRLRR5SP (RedLine Real Rider 5-Spokes) よりもRLRRMC5 (RedLine Real Rider Muscle Car 5-Spokes)の方が近いんですよね。
すみません、これって逆じゃないでしょうか? 画像の白いカスタムカマロはUltra Hotsですよね。このホイールは確かRR MAGのRLだったと思うのですが、、
というのも、RR5SPのデザイン元とこのガスモンキーのC3が履いてるホイールって、どちらもアメリカンレーシングのトルクスラスト系のデザインなんですよね。HWの一番最初のホイールもそうですが、この手の外周から中心に向かってスポークが細くなっていく5スポークってアメリカ独特のスタイルで、カスタムホイールの定番としてトルクスラストを履いているマッスルカーも多いので、ガスモンキーのC3もそれを選んだのかな、、と思ったのですが。MC5も同様のデザインなので、RR5SPなら絶対似合うだろうなと。
こちらの認識が間違ってたらすみません、、
samegameさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>実はこの前の発売日にトイザラスに寄ったはずなのに第一土曜だったことを忘れて新車をチェックし忘れた
ちょ、ドジっ子ですか!w
ホットウィールコレクターはみなさんこの日を心待ちにしているものとばかり思ってました!
>すみません、これって逆じゃないでしょうか? 画像の白いカスタムカマロはUltra Hotsですよね。このホイールは確かRR MAGのRLだったと思うのですが、、
申し訳ありません!またやらかしました。
おっしゃる通りですね。RLRR5SPが実車に近いほうでした!記事の方、訂正しておきます。
>この手の外周から中心に向かってスポークが細くなっていく5スポークってアメリカ独特のスタイルで、カスタムホイールの定番としてトルクスラストを履いているマッスルカーも多いので、ガスモンキーのC3もそれを選んだのかな、、と思ったのですが。
いやぁ、こういう背景を知らずに余計なことを書いてしまったのが間違いでした・・・^^;
でもおかげで勉強になりました。ありがとうございます!
一番最初のレッドラインタイヤもこれを模してたんですね~。面白いです。
>MC5も同様のデザインなので、RR5SPなら絶対似合うだろうなと
そうなんです。
MC5とRR5SPが似ていて・・・勘違いしちゃいました。
むしろお手数をかけてしまってすみませんでした。(今後とも宜しくお願いしますw)
こんにちは〜
タイヤ交換、前にレビューしたHaulin Gasのタイヤを使ってみてはどうですかね?
レッドラインじゃないけどホイールの形は同じでは?
勿体無い気もしますけど…
5踏みさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>タイヤ交換、前にレビューしたHaulin Gasのタイヤを使ってみてはどうですかね?
>レッドラインじゃないけどホイールの形は同じでは?
同じかもですね~。
それを言ったらHall of FameのVIPERも・・・いや、サイズが合わないかな。。
ちなみにHaulin Gasは息子に奪われてしまったので、タイヤだけ回収というわけにはいきませんw
>勿体無い気もしますけど…
ですよねぇ・・・。
やっぱりやめとこうかなw
にわかマニアさん、こんにちは!!!
ガスモンキー超カッコイイですね!!!
丁寧なレビュー記事お疲れ様です。
カラーリングを見ると、確かに最初期のカスタムコルベットがモチーフっぽい感じしますね。
人気モデルなんでカスタムするには勇気が必要ですが、複数台手に入ればあえて塗装剥がしてスペクトラフレームとかしちゃってもいいのかも。
そしてホットウィールのために実車が作られたのは知ってましたが、まさか実車もレッドラインホイールを履いているとは!!!
ぜひリアルライダーとタイヤ交換してスーパーオレジャーハントにカスタムしてあげてください♪
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>カラーリングを見ると、確かに最初期のカスタムコルベットがモチーフっぽい感じしますね。
しかも’68年式を使っているあたり、ホットウィールへの敬意を感じます。
>人気モデルなんでカスタムするには勇気が必要ですが、複数台手に入ればあえて塗装剥がしてスペクトラフレームとかしちゃってもいいのかも。
そうですね~。
たとえ人気モデルだったとしてもよりカッコ良くなるならやってみたい気持ちの方が強いですw
ただ、下手なことをやるとファンの方に怒られそうですが・・・。
>そしてホットウィールのために実車が作られたのは知ってましたが、まさか実車もレッドラインホイールを履いているとは!!!
>ぜひリアルライダーとタイヤ交換してスーパーオレジャーハントにカスタムしてあげてください♪
オレジャーハント!?
そんな言葉があったとは・・・www