2019年RLC sELECTIONsの勝者が案の定アイツ(’55 ベルエアギャッサー)に決定!
2019/12/21
表題のとおりです。
2019年のRLC sELECTIONs勝者が’55 BEL AIR GASSERに決定いたしました。
まぁ・・・なんとも退屈な結果になった、と思った方も多いかもしれません。
でもまぁ、逆に考えたらこれこそが今のコレクターの大多数が求めている形とも言えるわけです。
というわけで、今日は簡単に2019年のRLC sELECTIONsの投票内容と結果を振り返ってみたいと思います。
2019年RLC sELECTIONsはこんなんだった
RLC sELECTIONsはホットウィールのクラブ会員であるRLCメンバーの投票によって決められる、ある意味「今年の一台」みたいなお祭りです。
といってもランダムな車種から選ばれるのではなく、マテルが用意した8車種からトーナメントが行われて、その優勝車両が商品化されるという企画。
まぁ商品化と言っても量販店で買えるものではなく、RLCメンバーだけがHWCサイト上で買うことができるというものなんですが・・・。
といっても台数制限があるわけではないので、たとえば知り合いにRLC会員がいた場合には「ワイの分も買うたってやー!!」とお願いすることもできるのではないかと思われます。
さてさて・・・2019年のエントリー8種は以前も紹介したとおり。
各テーマ(トラック、日本車、クラシック、ワーゲン)で一回戦が行われ、その勝者同士で二回戦を戦い・・・というものです。
僕はカスタムフリートサイド推しだったんですが・・・見事に初戦敗退致しましたw
実際の投票結果は以下のとおり。
一回戦の結果
Theme | Model Name | Votes |
---|---|---|
Truck | ’17 FORD RAPTOR | 2,981 |
CUSTOM FLEETSIDE | 1,934 | |
American Vintage |
’55 CHEVY GASSER | 3,593 |
CUSTOM CORVETTE | 1,163 | |
JDM | DATSUN BLUEBIRD 510 | 2,600 |
HONDA S2000 | 2,071 | |
Volkswagen | VOLKSWAGEN T1 ROCKSTER | 2,141 |
CUSTOM VOLKSWAGEN | 2,439 |
まずトラック対決ではラプターが約1.5倍ぐらいの投票数で勝ちました。
僕としてはホットウィールのレジェンド的なアイテムであるフリートサイドに頑張って欲しかったんですが・・・これが今のアメリカンコレクターの意志ということなんでしょう。
普段街中でよく見るラプターの「よくできたバージョン」が欲しいというのは現地の人にしてみたら普通の感覚かもしれないですね。
次にクラシックなアメ車の対決だと・・・ベルエアが3倍以上の得票差で圧勝しています。
みんな・・・まだまだベルエアの入手困難モデルが欲しいんか・・・!
まぁカスタムコルベットはなるべくシンプルなデザインのものが欲しいと思うと・・・こういう企画には向いていないのかもなぁなんて思ったり。
そしてJDM対決。
なんとなく最近ゴリ押し感の強いS2000と、未だ根強い人気の510ブル・・・こちらは僅差で510ブルの勝利でした。
最後にVolkswagen対決。
出たばかりのT1ロックスターと、オリジナル16のカスタムフォルクスワーゲン・・・なんとなく初戦のTruck対決に近いような組み合わせでしたが、この勝負はカスタムフォルクスワーゲンが勝利を収めています。
なるほどなるほど・・・なんだか一筋縄ではいかない感じですね!
そしてこの投票数から読み取れることは・・・2万人近いとも言われているRLC会員において、RLC sELECTIONsに参加しているメンバーは5,000人弱しかいないということ。
メンバーのうち半数が「sELECTIONsには興味がない」と思っているのか、はたまた一人で複数の会員になっているのか・・・といったところですね。
二回戦の結果
前述のとおり、二回戦は勝ち進んだ車両同士での対決となります。
Theme | Model Name | Votes |
---|---|---|
Truck vs. Volkswagen | ’17 FORD RAPTOR | 2,033 |
CUSTOM VOLKSWAGEN | 1,836 | |
American vs. JDM | ’55 CHEVY GASSER | 2,676 |
DATSUN BLUEBIRD 510 | 1,293 |
トラックvs.ワーゲンではラプターが僅差で勝利。
何気にHWCのフォーラムではかなり白熱したコメント合戦があったようで・・・面白かったです。
でもってアメリカン×日本車の対決では’55 CHEVY GASSERが倍以上の得票差で圧勝。
ベルエアギャッサーと510ブルなんて・・・どっちも「ここ最近の顔」って感じだったんですが、ここまで差が付くもんなんですね~!
ちなみに・・・この得票総数を見てわかるとおり、、、二回戦になると票数が1,000票ぐらい落ちていました。
みんな一回戦で投票した車が負けて、一気にヤル気をなくした・・・とかそんな感じでしょうかw
決勝戦
というわけで、決勝戦はラプターvs.ベルエアとなったわけです。
結果はこちら。
Theme | Model Name | Votes |
---|---|---|
Final Vote | ’17 FORD RAPTOR | 1,184 |
’55 CHEVY GASSER | 2,386 |
最終的にベルエアギャッサーが全試合とも圧勝という形での優勝を飾りました。
二回戦ではラプターに投票していた人も、「このどちらかといわれたらベルエアやぁ・・・!」となった人が1,000人近くいた、って感じですねw
カラーとホイール投票
その後、ベルエアにはカラーリングとホイールの投票が行われました。
詳細は割愛しますが、この投票によってスペクトラフレーム・レモンイエローというカラーと、RR Pro Stock / RR Drag Slickというホイールが2019年RLC sELECTIONsの基板になることが決定されたのです。
僕はアンチフリーズカラー×NC Black wallに投票していたので・・・非常に残念な結果となりましたw
ただ・・・スペクトラフレーム・レモンイエローっていうのもどんな感じか想像がつかないので、なんだかんだ楽しみではありますね!!
完成形は後日発表
さて・・・RLC sELECTIONsはここで終了ではありません。
この後、グラフィックデザイナーのスティーブ・ヴァンダーベイト氏によって製品版の完成形が固められます。
昨年のRLC sELECTIONsを参考にすると・・・
投票終了時のイメージはこんなだったのが、
こうなりました。
で・・・
View this post on Instagram
こんな感じになった、と。
一応公式にて「Expect a vintage racing theme deco」の一文がありましたので・・・ギャッサーならではのグラフィックが期待できるのではないかと思われます。
おわりに
というわけで、2019年RLC sELECTIONsについてでした。
RLC限定の話題なので、多くのコレクターさんが「ふーん。」って思ったかもしれませんね!
でもこれ、前にも書きましたけど日本でも買えるチャンスってあるんですよ(たぶん)。
というか、マテルが数量を限定していないことを考えると、「専門ショップで受注発注していいよ!」っていうアイテムなのかな~?とか思うんです。
その代わり納期まで1年近くが余裕でかかりますけどね。
昨年の例でいえば6月にオファーが開始されて、ようやく来週あたりに出荷スタートとなるそうなので・・・。
なのでどうしても欲しい!という方はアティックさんなどの日本の専門ショップでも開始される予約販売をチェックしておくといいかもしれません。
価格は数千円になると思いますが・・・RLC会員になって普通に買うよりは(送料等を考えても)断然安いと思いますし。
完成形が出来上がる6月あたりを楽しみにしたいところですね!
Comment
今日は浜松でベロンベロンですが、ちゅごくで買ったHWが無事に別便で空輸されて自宅に着いたらしいです!
転売する気なんかさらさらないにも関わらず中々通関できずやっと届いたみたい。
あのー今日も読んでも記憶に残せないと思うので明日読ませて頂きますね。
新幹線、埋められない国に戻って来れてホントホットウィールしてます!(^^)
つーか、日本人的にはやっぱり、
去年のS30改造車が欲しいです。
(^^i)ゞ
B太さん
コメントありがとうございます!
まーたべろんべろんですか!!僕はこの年齢になってから全然飲めなくなりましたよ。。。
さてさて中国で買ったHWが無事に届いたとのこと・・・良かったです!
通関は転売云々関係あるんですかね~??
>ホントホットウィールしてます
しょーもな!しょーもな!!www
>去年のS30改造車
あれもそろそろ出荷とのことで・・・そろそろ専門ショップやヤフオクが賑やかになるんじゃないかと
(ショップさんは昨年の予約分だけで終了かな・・・?)
輸送業者曰く生活用品以外品の大量通関は色々大変なんだそうです。
商業利用や転売をしない旨の念書を書かされたし、持ち込み品が新品と見なされた場合(一般消費者が店から買った瞬間に新品ではなくなると思うんだけど…)は、輸入消費税として現地購入金額x日本の消費税率分を徴収されるんだそうです。
また基本的には購入金額を証明するもの(例えばレシート等)も提示を要求されるのだそうです。
5年半集めた分なんで中々の量でしたが、無事に手元に届いてホッと(ウィール)してます…(^^i)v
B太さん
なっ・・・そんな大量の輸入をしたんですかww
・・・って、5年半分かぁ!!!そりゃ大量になるわけだ^^;
転売はしちゃダメっていうより、するんだったら課税するからね!ってところですかね?
購入金額云々の下りはいわゆるインヴォイスを作るのに必要なんですよね。たぶん。
中国からスマホを輸入した時に、普通にインヴォイスの金額が改ざんされてた・・・なんて話を聞いたこともw