ホットウィールの高額なハイレアモデル5選。独断と偏見でまとめてみました。
2021/01/26
ホットウィールを集め出すと、 「レアなものって、どんなのなんだろう」 「どんなホットウィールが価値があるんだろう」 という考えが、一度は頭をよぎるはずです。
・・・僕だけでしょうかw
まぁ・・・レアという意味で言えば、ホットウィールはどのモデルもその時に買い逃すと手に入らないものばかりなので、実はどんなモデルでもレアだったりします。
トレジャーハントはそんな中でもレアってことで有名ですね。
さらにはEMPLOYEE MODELという「マテルの社員にだけ配られた」という思いっきりレアなものもあります。
[参考]ホットウィールのレア中のレア、いつかは欲しいEMPLOYEE CAR
でも、それらよりももっともっとレアなヤツ。
つまりプレミアがつきまくってる「ハイレアモデル」と位置されるヤツについて調べてみました。
※今回はこちらの記事を参考にさせて頂きました。
[参考]The 5 Most Expensive Hot-Whells Of All Time
[参考]Top 10 Rare Hot Wheels
[参考]The 10 Most Expensive Hot Wheels
ホットウィールの高額なハイレアモデル5選
Custom Camaro (1968) – エナメルホワイト・プロトタイプ
1968年にデビューしたホットウィール最初の16台の中に存在するカスタム・カマロ。
そもそもが1968~1969年の2年しか製造されなかったレアなモデルです。
その中でもひときわレアなのが、エナメルホワイトカラーのもの。
当時のホットウィールのボディカラーと言えば、言わずとしれたスペクトラフレームが基本でした。
ですが、 デザイナーがそのモデルをチェックするために白または黒のエナメル塗装で塗られたもの・・・というのがテスト段階で存在し、それが誤ってブリスターにパッケージングされ、市場に流通してしまった・・・というのがこのCustom Camaro White Enamel Prototypeでした。
記事執筆時点ではだいたい2,500ドル前後での取引がされているとのことなので、$1=100円なら25万円・・・。
これはもうカスタム・カマロを入手してエナメルホワイトでリペイントして楽しむしかありませんな!
追記
その後、HWCにてこれを模したレプリカ品が発売されております。
Red Baron (1970) – ホワイトインテリア
レッドバロンは第一次世界大戦のドイツをモチーフとした車両で、ホットウィールでは1970年にデビューしています。
リツール、リペイントなどで割と近年でもリリースがあるので、ハイレアにこだわらなければ入手できるアイテムと言えるでしょう。
※ちなみに「’69年製、当時モノ」のように出品されているものを稀に見かけますが、デビューは1970年なので69年モノは存在しません。
このレッドバロン、1970年にデビューしたモデルの中にたった10台(またはそれ以下)のみ「インテリアカラーがホワイト」のものが存在しているんだとか。(通常のインテリアカラーは黒)
現存するのはルース品のみで、その価値はなんと3,000ドル以上とのこと!
99年モデルのインテリアカラーがホワイトだったので、それをなんとか入手してスペクトラフレームで塗りなおして自己満足する・・・ってのが現実的かもしれませんw
Rodger Dodger(1974)の青
1974年にデビューしたロジャー・ダッジャー。
ebayで探してもパープル地にイエローとレッドのフレイムスで仕上げられたものはよく出てきます。
・・・が、1974年もので本来パープル(プラム色)のところがブルーで仕上げられているものが存在しているのだそう。
通称ブルーロジャーとか言われてます。
イギリス限定モデル?という噂もありますが、正確なところはわかりませんでした。
市場取引価格は8,000ドル程度とのことで、$1=100円で考えると80万円はくだらないということになります・・・。
自分で作るしかないな!!↑
Python (1968) のプロトタイプ、「Cheetah」
PYTHONはホットウィールの最初の16台の1つ。
その香港版(窓がクリアブルー)アイテムに、ベースの刻印がCHEETAHとなっているものが存在しています。
そもそもPYTHON自体が1年間しか発売されていないレアモデルなのですが、チーターは現存するもので6台しか確認されていないんだとか。
それもそのはずで、マテルが正式にリリースする前に名称をパイソンに変更しており、 本来であればチーターは世の中に出回るはずのない物だったからだそうです。
このプロトタイプ的なモデルは、取引されるとしたら10,000ドル以上の価値があるとされています。
・・・$1=100円としたら・・・ついに100万円を超えましたw
もうちょっとである程度の中古車が買えちゃうレベル・・・。
うーん、すごい。
Beach Bomb (1968) – プロトタイプ
最後は超有名な「ビーチボム」。
1969年に登場したVWバスがベースのホットウィールです。
市販されたモデルはサーフボードがボディサイドに積まれているのですが、そのプロトタイプはリアウィンドウから車内につっこまれているタイプのもの(通称リア・ローダー)でした。
子供たちにとって危険だったとか、そういう理由で変更になったものと思われます。
・・・なぜこれがホットウィール界であまりにも有名なのかというと、そのピンク色のモデルがオークションにおいて72,000ドルの値をつけたことがあるからなのです!!!
72,000ドルって・・・700万円以上ですよ。
ミニカー1つに700万円・・・狂気の世界やぁw
為替変動によって、余裕で100万円とか価値が変わっちゃうアイテム。。。
世の中にはお金持ちっているんだなぁ!!
追記
ちなみに、レプリカ品で有名なBright Visionによって、リア・ローダーの精巧なレプリカキットが発売されており、今でもオークションなどで見かけることがあります。
メーカーが正規に作ったレプリカ品ではないので著作権的なところを考えるとかなりグレー・・・というか黒だと思うのですが、「モノホンじゃなくてもいいからリア・ローダーがほしい!」という人はこれを狙ってみてもいいのかも。
また、72,000ドルという価格は2008年ごろまでに付けられたもので、2021年現在では150,000ドルとも言われてます、、、
だったら本物の車買お?
おわりに
というわけで、独断と偏見で選んだ高額なモデル5選でした。
どうしても1968~1973当時モノ、プロトタイプ・・・などといった「世の中に出回らないようなもの」に限られてくるので・・・まあ、手が出ませんねw
現在もebayではどこから流出したのかプロトタイプ品がよく出品されています。
ただこの手の物って要は工場からの持ち出し品=「盗品」だったりする可能性が高いので・・・購入する際には一度冷静に考えてみた方がいいかもしれません。
※すべてが全てそうだと言うわけではありませんが・・・。
ちなみにレアモデルって「数が少ないから」「希少だから」という理由で値が張るわけじゃないんですよね。
どちらかというと「みんなが欲しがるものだから」というのが正しいんだと思います。
・・・だって、僕がカスタムしたホットウィールなんて世界に1台しかない「数少ないモデル」なのに、高いお金出してまで買いたくないでしょ!!
※むしろ価値下がりそうw
まぁ、これは「公式じゃないから」という理由も含まれそうですが・・・。
なんにせよ、庶民には全く手がでないモデルばかりの紹介でございました。
おとなしく謎車を眺めてホクホクすることにします。
Comment
こんにちは!
ハイプレミアムなモデルですか…確かに手に入らない物ばかりですね。ただ、それらは相当マニアックなアイテムばかりですし、入手出来たところで好き勝手遊べないのはなんかモヤモヤします…。
あと、日本限定で販売されたモデルとかは向こうでは結構な金額になっていると聞いた事があります。
ネコ・パブリッシングが出していたSweetRodのモデルとか、所ジョージさん特注のACコブラやロードランナー、PEPSIについてたモデルとか、意外と身近なモデルが高額になってたりするかもですよ!
個人的には、自分の好きな車種なら捨て値でもプレ値でもあまり関係なく買う人(余り高すぎるのは無理!)なので、あまりその手のレアモデルには興味無かったり…ですが、そう言われると気になってくる物ですね。
以前、妹に貰ったオゾンロックスの「夜叉」なんて、もしかして存在すら知られていなかったりして…
トルネオさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
なんとなくネタとして取り上げてみました!絶対に入手不可ですがw
>入手出来たところで好き勝手遊べないのはなんかモヤモヤします…。
たしかにそうですね!!
これ、入手した方はどうしているのか気になるところです。
>日本限定で販売されたモデルとかは向こうでは結構な金額になっていると聞いた事があります。
そうなんですか~。面白いですね!
そういうのを片っ端から集めたらいったい何台になるんだろう・・・すべてを把握している人なんているんでしょうかw
所さんのコブラは僕も集め始めた当初に探していて、すぐに「似たやつ」で我慢しちゃいました。
>オゾンロックスの「夜叉」
そんなの、めちゃくちゃ気になるじゃないですか!!w
調べてみましたが、熱いですね~!!