2019年版のRLC sELECTIONs投票がスタート!人気傾向がわかりそうな対戦カードで結果が気になりまくりんぐ
2019/12/21
Hot Wheelsのコレクター向け公式サイト「HWC」にて、RLC会員向けの人気投票企画「sELECTIONs」が今年も開催されています!
[参考]2019 RLC sELECTIONs: Vote for an Exclusive Edition!
sELECTIONsについては以下の記事もご参照ください。
要は「用意された8種のうちから人気の1種をトーナメント式に決定する」というもので、選ばれた1種はRLC会員なら”何台でも”オーダーできる・・・というシステムです。(たしか)
「RLC会員じゃないから興味ない」とか言っている人・・・早計ですよ!
RLC会員が何台でもオーダーできて、かつ「人気の1種」が選ばれるってことは・・・専門店やオークションなどに流れてくる可能性も高いということですから!
実際、昨年のCUSTOM DATSUN 240Zなんて無茶苦茶な数が生産されているんじゃないかと予想していますw
HWCで240Z祭り!RLC sELECTIONsのオファー開始とSpecial Editionの240Z発売がほぼ同時という奇跡
というわけで、今年の8種およびスケジュールを確認しておきましょう。
2019 RLC sELECTIONsのエントリー8種
例年通り8種がエントリーされており、各2種ずつが投票バトルをして最後に一台が決まる・・・まさに天下一武道会のようなRLC sELECTIONs。(ドラゴンボールハラスメント)
それぞれの試合にテーマのようなものがあり・・・選ばれる車種がその時代の流行を表すような形になりそうでなかなか面白い対戦表になっていましたよ~!!
’17 FORD RAPTOR vs. CUSTOM FLEETSIDE
第一試合は’17 FORD RAPTORとCUSTOM FLEETSIDEの対決です。
これは・・・新旧ピックアップ対決ですね。
※厳密にはCUSTOM FLEETSIDEはクーペユーティリティです。
’17 FORD RAPTORは先日RLCアイテム化したばかりのアイテム。
・・・これ、HWCで発表された時に紹介するのすっかり忘れてたみたいですね・・・。
やっぱり今を代表するピックアップといったらFシリーズなんでしょうか。
個人的には「まさかこれがRLCアイテムになるとは・・・!」って感じ。
一方CUSTOM FLEETSIDEは・・・ホットウィールが生まれるキッカケとなったマシン。
マテルの創始者エリオット・ハンドラー氏は、オフィスの駐車場に停めてあったデザイナー(ハーレイ・ブラッドレイ氏)の’64エルカミーノを見て「なんてホットウィール(カッコいい車)なんだ!」と言ったとか言わなかったとか・・・w
そのエルカミーノこそが、ボンネットにエンジンを突き出させ、レッドラインホイールを履いたカリフォルニアルックだったわけですね。
そして、そのエルカミーノをキャスト化したものがCUSTOM FLEETSIDEなのです。(全然エルカミーノっぽくないけど・・・)
・・・といってもRLC sELECTIONsで優勝した暁に出来上がるのは、Brendon Vetuskey氏デザインのリツール版(HWC ORIGINAL 16ver.)だとは思います。
ううむ・・・これはどっちか選べと言われても迷いますよねえ・・・。
僕はなんだかんだ言ってCUSTOM FLEETSIDEが欲しいなぁ・・・。
’55 CHEVY GASSER vs. CUSTOM CORVETTE
第二試合は’55 CHEVY GASSERとCUSTOM CORVETTEの対決。
うわぁ・・・これまた面白い組み合わせですね。
新旧「ホットウィールの顔」みたいな感じでしょうか。
’55 CHEVY GASSERはいわゆる「ベルエア・ギャッサー」のことで・・・ここ数年のホットウィールを代表する一台です。
昨年に至っては公式アイテムだけで何バリエーション出たことか・・・。
何が人をここまでベルエアに熱狂させるんでしょうね!?
たまたま某雑誌で見たアパレルブランドの社長さんの家にもズラッとホットウィールのベルエアが並んでて「うおおおおお!!」ってなりましたw
対するはCUSTOM CORVETTE。
CUSTOM FLEETSIDEに続いて、ORIGINAL 16の一台ですね。
これが当時のホットウィールの顔だったのかはわかりませんが・・・数年前の日本向けパンフレットにはしっかり「人気ナンバーワンはなんといってもコルベット」と書かれていたほど。
なので、今ほどではないにせよ熱狂的なファンがいたことに違いないのではないかと思います。
ううーーむ・・・こんなのどっちが勝っても「欲しい!」ってなるよなぁ。
特にベルエアだったらオーダー必至ですよ僕ァ。。
DATSUN BLUEBIRD 510 vs. HONDA S2000
第三試合はDATSUN BLUEBIRD 510とHONDA S2000の対決!
これはもう言わずもがな。日本車対決であり、Jun Imai vs. Ryu Asadaという「新旧JDMマシンデザイナー対決」とも言えるでしょう。
510ブルもベルエアに負けず劣らず・・・ホットウィールの顔になっているアイテムですよね。
なんだったら2018年のRLC CLUB KITカーだったわけだし。
・・・もうみんなお腹いっぱいだったりしないの?しないか!
対するはRyuさんデザインのS2000。
僕の中ではワイスピアソの印象が強いです。(黒いのとピンクのと。)
これ、昨年もエントリーされてたんですが、残念ながら優勝者の240Zに初戦で敗退してしまったんですよね~。
ホットウィール界隈においてはどうしてもNISSAN車が人気なので厳しい戦いになるのではないでしょうか。
なんだかんだで昨年に引き続き、510ブルが優勝してNISSANのV2になるんじゃないかと僕は恐れております。
VOLKSWAGEN T1 ROCKSTER vs. CUSTOM VOLKSWAGEN
一回戦最後となる第四試合のカードはVOLKSWAGEN T1 ROCKSTERとCUSTOM VOLKSWAGEN(BEETLE)。
これは「欧州枠」であり、新旧VOLKSWAGEN対決ですね。
担当者さんたちもポルシェにするか否かで悩んだのではないでしょうか!?
T1ロックスターは今の所RLCやコンベンションでしかゲットできない限定アイテムです。
まぁ、欧州枠でRLCアイテムって言ったら、これかRWB PORSCHEぐらいしか思いつかないですもんね。
・・・あ、カウンタックなんかもあったか。
でもってCUSTOM VOLKSWAGENはこちら。
日本車のところ以外の3試合はすべてHWC ORIGINAL 16が関わってますね。
これらのことから、sELECTIONsを通していろいろな傾向がわかるようになると思うんです。
今の熱心なコレクターはやっぱり旧車が欲しいのか、はたまた新しいアイテムが欲しいのか。
日本車や欧州車に興味があるのか、それともアメ車なのか・・・など。
どの車種が優勝したとしても、なんだかんだで面白い結果になるのではないかと思っています。
2019 RLC sELECTIONsのスケジュール
さてさて、ではスケジュールについておさらいです。
一回戦:3/7-3/12
二回戦(準決勝):3/14-3/19
決勝戦:3/21-3/26
そう・・・実はもう一回戦はスタートしていました。
決勝戦のあと、勝ち残った一台にはカラーとホイールを決める投票が行われて2019年sELECTIONsカーが決定します。
ちなみにこれ、投票だけならHWC会員でもできると勘違いしていたんですが、どうもRLC会員しか参加できないシステムみたいですね。
そして投票しないと「いま、どれに何票入っているのか」がわからない仕組みになっています。
今年はRLC会員が早々に打ち切られてしまいましたが、、、みなさんはどうされましたでしょうか?
僕は・・・更新しちゃいました。
(その会員費だけで何台のホットウィールが買えることか。。。)
なので、とりあえず投票して途中経過を見てきましたので報告しますね。
記事執筆時点での途中経過
僕の予想ではFLEETSIDE、ベルエア、510、T1ロックスターが勝ち上がって、最終的にベルエアと510の一騎打ちの末・・・ベルエアの勝利!という感じなんですがw
実際は記事執筆時点で以下のような感じです。
こんな感じで現在の投票数が見えるんですね。
ラプターとフリートサイドはラプターが優勢みたいです。
ベルエアとコルベットは3倍近くの得票数差でベルエアが、510ブルとS2000は僅差で510ブルが優勢。
ロックスターとビートルも本当に僅差でビートルが勝ってました。
今年のRLC会員数は結局のところ公表されませんでしたが、現時点では2,000票ぐらいずつぐらいしか入ってないんですよねえ。
もし昨年のように10,000人超なのであれば、どの車種もまだまだ盛り返せる可能性がある感じで面白いです!
※コルベットは”負け確”かも。。。
おわりに
というわけでRLC sELECTIONs 2019の話題でした。
RLC系の話題って、いつも触れるかどうか悩ましいところなんですよ。
だって日本にいたら基本的にはゲットできないアイテムですし・・・多くのコレクターさんが「興味ない」って感じてるんじゃないかと。
でも冒頭でも触れたとおり、本当に人気の車種がsELECTIONsに選ばれることになれば、世の中に出回る数も増えると思うんですね。
公式でも以下のように書かれていました。
Orders will be taken for approximately one week, and we will produce enough quantities to match the number of orders we receive – every RLC member should have the opportunity to order and receive one.
簡単に訳すと、「RLC会員がオーダーした数と同じ分の商品を用意する予定がある」ということです。
もしベルエアが選ばれようものなら・・・マジですっごい数のオーダーがマテルに届き、1年後ぐらいにはどっちゃりebayや専門ショップに並ぶ・・・なんて光景を目にするかもしれませんよ!