PAGANI HUAYRAレビュー!GRAN TURISMO 6仕様のイタリアンスーパーカー![DJL16]
2017/12/22
2016年6月のグランツーリスモアソにラインナップされてた、PAGANI HUAYRA。
バースデイで安く叩かれていた時に買っておいたものです。
僕はウアイラといえば、「めちゃくちゃ高額なスーパーカー」「虫みたいな顔」という認識しかありませんでしたが、今回実際に手に取ってみてその印象が変わりました。
カッコいいです。
そんなPAGANI HUAYRAのレビュー、いってみましょう!
パガーニ・ウアイラのレビュー
今回紹介するのはこちら、2016年GRAN TURISMOアソートのPAGANI HUAYRAです。
Gran Turismoという言葉はもともとイタリア語でGrand Tourを意味し、車においては高速での大旅行に耐えうる性能を持った車種のことでしたが、今ではレースに参戦できる高性能車としてのグレードとして付けられる名称です。
今シリーズはそういうGTグレードの車を集めたシリーズ・・・ではなく、Play Stationのドライブシミュレーションゲーム「GRAN TURISMO」とホットウィールのコラボシリーズになります。
ラインナップされていたのはこちらの8台。
- NISSAN SKYLINE GT-R (R32)
- JAGUAR XJ220
- FORD GT LM
- PAGANI HUAYRA
- ’85 DODGE VIPER SRT10
- ASTON MARTIN ONE-77
- LAMBORGHINI GALLARDO LP 570-4 SUPERLEGGERA
- LAMBORGHINI AVENTADOR LP 700-4
今回紹介するGTアソートは廉価なサイドライン(レギュラーホイール×タイ製)ですが、2016年にはプレミアムラインのEntertainmentアソートでもGTシリーズが展開されました。
同様にXboxのドライブシミュレーションゲーム「FORZA」も2017年に廉価サイドライン+Replica Entertainmentという展開になっており、ホットウィールのラインナップにおいてある程度重要な位置に存在しているシリーズと言えそうです。
PAGANI HUAYRAについて
PAGANI HUAYRAはイタリアのパガーニ・アウトモビリが2011年に発表したスーパーカーです。
パガーニ・アウトモビリはもともとランボルギーニのデザイナーだったオラチオ・パガーニ氏が設立した「スーパーカーのみを生産」しているメーカー。
ウアイラは2010年に生産を終了した「PAGANI ZONDA」の後継機として発表されたものです。
※ちなみにZONDAはホットウィールにはないみたいですね・・・MOTOR MAX製のものがあるみたい。欲しい。
ホットウィールにおいては2013年のベーシックカーとしてデビュー。
2014年を最後にメインラインでは登場していません。
ちなみに今月の2017年Mアソートではウアイラのロードスターがデビューしましたね。
今回ウアイラを手にしたことで、ロードスターも欲しくなってきちゃいました・・・。
※Nアソでも逃した模様
では各部見ていきましょう!
フロント・リア
PAGANIの車はHUAYRAもZONDAも特徴的な縦長の4つのヘッドライトを備えています。
なんとなくこの表情を見ただけで「PAGANIだ!」って思える感じですね。
そして本来は虫の触角みたいなサイドミラーが備わっているんですが、キャスト化にあたって省略されているようです。
・・・さすがにあの線の細いミラーの再現は難しかったのかな・・・。
背面にはPAGANIの文字と、Huayraのロゴが印刷されていました。
サイド
サイドの形状はスポーツカー然としていますね。
どことなくグループCのレースカーみたいな印象を受けます。
ウィンドウ後方にあるはずのBピラーが省略されてますね。
クリアパーツにモールドだけでも入れて欲しかったところ。
ボディカラーのメタルフレークブルーは何気にかなりキレイです。
昨年登場した’17 FORD GTにも似たカラーですが、こちらの方がもうちょっと深い青ですね。
フレークを混ぜたラメラメのブルーではなくて、フレーク地にクリアブルーを吹いた感じ。
手間がかかってそうですw
ホイールはオールブラックのMC5(Muscle Car 5-Spokes)。
後輪横にはHuayraのロゴが入っていました。
トップ・ベース
ルーフの形状を見て察しが付くとおり、ガルウィングドアが採用されています。
今月のアソにラインナップされたロードスターはルーフがない(実車では着脱式)ため、ガルウィングではなく通常の横開き式ドアになっているそうです。
※当然、いずれもホットウィールのキャストに開閉ギミックは再現されていません。
ミッドシップ(座席後方)エンジンにはメルセデスAMG製の12気筒エンジンを採用。
イタリア車にドイツのエンジンを使うというアイデアはパガーニのアドバイザーであったレースドライバー、故ファン・マヌエル・ファンタジオ氏発案のものだそうです。
ボディ全体には明るめのパールブルーでトライバルパターンが印刷されていました。
これ、検索してみたんですが、GT6で実際に使用できるデザインみたいですね~。
写真ではグッと目立ってますが、実際にはもう少し控えめなカラーリングなのでものすごくカッコいいです。
ボンネットから右フロントフェンダーにかけては「GT 15th ANNIVERSARY」の文字が入っていました。
GRAN TURISMOの15周年は2013年なので本アソが出た2016年とは違うなーと思ってたんですが、2016年時点でのシリーズ最新作だったGT6に採用されていた文字をそのまましっかり再現したものだったみたいです。
※ゲームとは縮尺の関係上か文字サイズや位置が異なります。
カーボン風()のフラットなシャーシ底面には2012年の著作年とタイ製であることが記されていました。
おわりに
というわけで、PAGANI HUAYRAのレビューでした。
創設者がランボルギーニ出身ということもあり、ランボルギーニのようなスーパーカーが好きな人にしてみたらやっぱり惹かれる部分があるのではないでしょうか。
僕も最初は「虫みたいな顔しやがって・・・!」とやや拒絶している部分があったのに、こうやってみていくうちにどんどん魅力的に思えてきました。
今では触角みたいなサイドミラーをプラ棒あたりを駆使して再現したいぐらいです。
何気にフェンダー部分にサイドミラーを差し込むであろう凹みがありますしね!
トイザらス限定アソでは逃してしまったので次回登場に期待です。