MUTANT MACHINESシリーズについて。NITRO SCORCHERのレビューも。
2019/12/18
な・な・なんじゃこりゃあああ・・・。
このグラフィックス、このホイール・・・紛れもなくホットウィールなんですが、どうも様子がおかしいですよね。
これ、2014年CITYセグメントのアイテムとして突如登場した「MUTANT MACHINES」シリーズの一台です。
いったいMUTANT MACHINESとはどんなシリーズなのか?
この車種のレビューも兼ねて紹介します!
ミュータントマシーンズとは?
本日紹介するのは2014年のMUTANT MACHINESシリーズより、NITRO SCORCHERです。
先日、カッパデターさんとのコラボ企画の時に登場するハズだった一台で・・・撮影終了後にお土産として頂きました。
この企画のために半年ぐらいレアなホットウィールを探してたっていうんだから、なかなか気合い入ってますw
それにしてもこの気持ち悪いアイテム・・・いったい何ぞや??って感じですよね。
ブリスターカードも大型(最近のCar Cultureより大きい)だし・・・
こんな変な形状のパッケージングがされてるし。。。
いったい何なんだ、MUTANT MACHINES!
MUTANT MACHINESとは
結局、調べてみたものの・・・その背景的なものは全然わかりませんでした。
いまからたった4年前ぐらいの情報なんですけどね~・・・話題にしている人が圧倒的に少ないっていうw
それもそのはず。
2014年に突如として登場し、大幅にこけたのか、思った以上にコストがかかったのか・・・その年以降のリリースがないアイテムだからです。
故に出回ってる数も少ないんですかね~?
ebayやAmazon.comではかなり高額での出品となっていました。
※ちなみに国内での流通があったのかはわかりませんが、attictoyzさんでは1,000円前後で売られていた模様。
さてさて・・・MUTANT MACHINESをそのまま訳すなら、「突然変異したマシーン」ってことになります。
なにが突然変異なのかというと・・・
これです。
車の中腹部に蛇腹のようにスライスされた部分があり、ウネウネと動くことができるように変貌を遂げたマシン・・・ということなんでしょう。
実際にどんな感じで動くかは想像に難くないでしょう。
まぁ、見ての通りですw
要はもともとこんな感じのマシンだった・・・ってわけですね。
それが何らかの原因でみょーーーーんとなってしまった、と。
・・・ん?
あれ?
こいつ・・・
こいつじゃん!!
MUTANT MACHINESは2014年に13種のリリースがあったようですが、うち数種は既存モデルをモチーフにした突然変異体という設定だったようです。
今回のNITRO SCORCHERは写真のとおり、NITRO DOORSLAMMERですね。
他にもCYBORG CRUSHER→SKULL CRUSHER、FLEXFORCE→SUPER BLITZEN、BUZZERK→BUZZERK、SCORPEDO→SCORPEDOなどが既存車種と対応するようになっている模様。
もしかしたらSTREET SHARK→SHARKRUISERかなって気もします。
突然変異と聞くと、STREET BEASTSシリーズなんかもそうなんじゃないかって思いますけどね。
こっちはさらにその上を行く感じで面白いです。
ちなみに、MUTANT MACHINESは3インチ以外での展開もあったようで・・・
こちらのショップ動画によると、ウネウネ動くラジコンが発売されていたみたいです。
※いずれも日本に入ってきていたのかは不明。
それだけマテルが力を入れていたアイテムなんだとは思いますが・・・特にアニメ連動とかでもなかったみたいだし・・・いったいどの層をターゲットにしていたのか気になるところですね。
※我が家の4歳の息子は「かっこわるい」とか言いながらもかなりお気に入りだったようですがw
ナイトロスコーチャーのレビュー
ではここからNITRO SCORCHERの各部を見ていきたいと思います。
フロント・リア
正面から見るとまさにNITRO DOORSLAMMER。
というか、この角度だと普通のオリジナルマッスルカーにしか見えませんね!?
明らかに普通のモデルと違う点は・・・フロントに穴が開いていて、お尻から尻尾のようなものが生えているというところ。
実はこれ、MUTANT MACHINESでは全車種共通の仕様となっているそうなんです。
というのも、ドラえもんの手のようなこのパーツ。
これが・・・
こんな感じでお口に入りまして。
こうやって繋げて遊べるぞ!・・・ってことなんですね~。
「こんなことができるのはミュータントマシーンズだけ!」っていう、週刊少年ジャンプ枠外の煽りみたいなことがカード裏面に書いてありました。
ちなみに、大抵の男子が「股間付近には口が届かない」ってのを知っているのと同様、MUTANT MACHINESもセルフで尻尾に噛みつくことはできない仕様になっています。
サイド
うわぁ・・・。
ボディサイドからの眺めは特に異質ですねw
まるで「人体の不思議展」でスライスされた人間標本みたいな感じ。
お尻からちょこんと出ているドラ手の可愛さに救われますね。
ホイールは通常の5SPと思われ、他のホットウィール同様によく走ります。
トップ・ベース
ボディトップから見ると・・・僕は魚の骨を想像してしまいました。
よく漫画とかで猫が加えているアレですw
でもその中央蛇腹部以外は普通にナイトロドアスラマー風なんだよなぁ。
スポンサーロゴが入っていたり、レーシングストライプがあったり・・・突然変異する前は何らかのレース出場車だったに違いない。
材質はプラボディ×メタルベース。
蛇腹部はゴムのような芯にプラパーツが差し込まれています。
底面には2014年の著作年と中国製であることが記されていました。
注目すべきは・・・これ、ボディとベースを留めているのが「かしめ」じゃなくてネジ式なんですね。
なので、ドライバー一本あれば簡単に分解できそうです。
試しにお尻側を開けてみたらこんな感じ。
蛇腹部はスプリングをゴム様パーツで覆ったもので出来ていました。
中に(おそらく)長さを保つための糸が仕込まれており、これが車体にがっちり接着されています。
ホイールはボディに添えるだけ。
あれですね、簡単に分解できるから「蛇腹部を取り除いて普通の車に戻す」みたいなカスタムも捗りそうですぞ!
おわりに
というわけで、2014年MUTANT MACHINESについて、およびNITRO SCORCHERのレビューでした。
どこかで安く手に入れられるならもう2~3個買って、繋げて遊びたいですね~。
今回は試せなかったけど、ホットウィールのループトラックを攻略させたい感じです。
でもまぁ、なかなか売ってないだろうなぁ・・・。
自分だったら買えなかったかもしれないアイテムをこうして頂けて紹介できるのは本当にありがたいですね。
カッパさんに感謝感謝!
Comment
こんにちは~
わぁ…また変なの手に入れてる…
このシリーズ、たしかだいぶ昔にも似たようなのがあった気がしたので家帰ったら調べてみますね。
ちなみにCMの大きめのサイズのやつはヨドバシカメラに入っていて、ワニっぽい方は通販でも買えるみたいです(というか骨っぽいのは店頭でも見たこと無いな…)。
https://www.yodobashi.com/product/100000001003752064/
https://www.yodobashi.com/product/100000001003557819/
5踏みさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
いやいや、これ、カッパデターさんが悪いんだからね!?
僕のせいじゃないですからw
だいぶ昔の似たようなの・・・なんだろう。
でも確かにホネホネなヤツがたまにヤフオクで出ていたような気がします。
>CMの大き目の
おお・・・ヨドバシにありましたか!!
このくねくねする動きなんかはマニアの方にはたまらないと思うんですが・・・どうなんでしょうw
・・・もしかしたら動かない方のMUTANT MACHINESも正規入荷あったのかな。
>簡単に分解できるから「蛇腹部を取り除いて普通の車に戻す」みたいなカスタムも捗りそうです
本末転倒!
こりゃまた売れなかったんだろうなぁ〜っていうシリーズですよね。まったくマテルは「本当のユーザーが子どもでなくオッサン」だといつになったら気付くんだ!(気づいてるっての)。
ま、やるだけやってみようよっていう姿勢は大事です。
パッスンさん
コメントありがとうございます!
本末転倒かもしれないけど、男の浪漫じゃないですかw
>こりゃまた売れなかった
どうなんでしょうね~。
まぁ1年ですっぱり消えたあたり「やっちまった!」って思ったんでしょうかw
ちなみに本当のユーザーはUSでもやっぱりオッサンなんですかね?
だとすると子供むけに力を入れている理由ってなんなんでしょ??
ホットウィールで育った子供が立派なコレクターになるように育成しているとか・・・そういう感じなのかなぁ。
こんにちは。
謎があります。
「NITRO SCORCHER」という名の別のホットウィールがあり、
「Top Speed GT」とう名の今回ブログで紹介されたのと
そっくりなホットウィールがあるという・・・
名前の管理、どーなっとんじゃーいwww
まぁ、ホットウィールあるある?
ちょっと調べたら謎が解けましたw
>「NITRO SCORCHER」という名の別のホットウィールがあるのですが、
それはそれ、これはこれ・・・
「NITRO SCORCHER」と「Top Speed GT」ともにミュータントの
中で、ラインナップされていました。ベーシックカーとは別枠、だよね?
▼
http://poncha.blog.jp/archives/29190302.html
まぁ、ホットウィールあるある?
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
名前の管理に関しては、完全にホットウィールあるあるですねw
僕も以前に軽くまとめてますので、参考までに^^
https://hotwheels-labo.xyz/same-name-different-model/
Top Speed GTも何らかのオリジナルカーをスライスしたように見えるなぁ・・・。
更新お疲れ様です。オモチャとしてみたら面白そうだし、子供から見たら本当に遊べるオモチャなんだろうな。一方、実車モデルしか興味無い大きなお友達には見向きもされないと…。 個人的にはこういう突き抜けたモデル好きなのでショップで見かけたら買っちゃいそうです。
雷電さん
コメントありがとうございます!
そうですね!玩具としたらやっぱり面白いんだと思います。
息子がハマってたというのがいい例でw
ただ、他のミニカーがある中でも果たしてこれに手を伸ばしたかは微妙なところかとw
たしかに突き抜けまくってるアイテムなので・・・見かけたらぜひw
深い…!!
深すぎる…!!w
こんなにも要素がたっぷりあるなんて思わなかったデス(・∀・)ww
この知識が新たに脳に入ったので恋愛小技テクニック知識が出て行きました(・∀・)
カッパデターさん
コメントありがとうございます!
深かったですかw
>恋愛小技テクニック知識が出て行きました(・∀・)
あ、それ必要な知識でした!?
だとしたら早くMUTANT MACHINESの知識を捨ててー!!!
スプリングのおもちゃ、骨みたいなホットウィールですね(>.<)
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
意外にもスプリング感はないんですよこれが・・・!
管理人さん、こんばんは
流石にこれは見たことがないなあ。
たくさんつながるのは面白いですね。私は時々Loopsterを8台繋げて引きずり回したり、輪にしたりして遊んでおります。(留守宅にもう2台あるぞ)
さて豪ebayで購入した謎の9-Pack、到着しました。
結論から言いますと、私がゲットしたものは中身はすべて5-Pack専用モデルでした。
ラインナップは
Pagani Huayra: 2017 HW Exotics
Alfa Romeo 8C Competizione: 2016 Exotics
Bone Shaker: 2015 Origin of Awesome!
Corvette Grand Sport: 2016 HW Speed Graphics
Escort Rally: 2017 HW Snow Stormers
Volkswagen New Beetle Cup: 2016 Night Burnerz
Bedlam: 2017 Track Builder
Gearonimo: 2016 HW Formula Space
Impavido 1: 2017 Dragon Blast
と、2015~2017年の5-Pack から1台ずつという感じ。
(各5-Packとの対応はWikiより)
ブリスターですが陳列用のフックはなし。
9台分の格納スペースはすべて同じ大きさで、L80mm、W33mm、H24mm。
SUVやTruck系の背高車は収まりません(New Beetleが高さで、Gearonimoが長さでギリギリという感じ)。
収納スペースはすべて一体となっているので、ブリバリする場合は全部いっぺんにということになります。
このパックの場合、この形であることに意味があるので、さすがのブリバリストの私もブリバリする気にはなりません。もう1つ入手したとしてもラインナップが異なるでしょうし。
ですので、入手済みモデル以外は「裏から窓開け」で対応しようかと思います。
(開けないという選択肢はない)
ブリスターの裏側には2017年の著作年表記がありますが、表側のパターンは2018年のメインラインや5-Packのデザインとは異なるデザインになっています。
(モデル名は分かりませんがHW Originalらしき紫と黄の2台が立ち並ぶ摩天楼を背景にオレンジトラック上を疾走しているデザインです)
そして、他のブリスターやマルチパックにはない「Imported by Mattel Canada Inc.」の表記が…。
ということで、おそらくMattel Canadaによるオリジナル商品ではないかと推察されます。
でも、検索しても、出てくるのはネットショップのページばかりなんだよな。
Mattel Canada Inc.も独自のWebページはないみたいで、結局どういう商品なのかは明確には分からずじまいです。
最近、”骨ゆすり”にはまっているので、こいつの未入手車が入っていたのはラッキーでした。
ちなみに、値段は24.99豪ドル。
決済日のレートで2,050円でした。
八面蛙さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
そういえば繋がるホットウィールといえばLoopsterもありましたね!
僕は何気にまだ一台も持ってないという・・・。
>謎の9-Pack
おおお・・・!ついに判明しましたか!
そして中身が全て5-Pack専用モデルとは・・・もはやすでに「5-Pack専用」ではない、というわけですね!!!
ええ・・・これってオフィシャルアイテムなんですよね??
しかもセグメントも年代もバラバラで・・・めちゃくちゃ興味出てきました!!
>さすがのブリバリストの私もブリバリする気にはなりません。
>(開けないという選択肢はない)
一見相反するような意見にも見えますが、ブリスターをバリッとはやってないわけですな!
コレクターの鑑やでぇ・・・!!
>他のブリスターやマルチパックにはない「Imported by Mattel Canada Inc.」の表記が…。
なるほど・・・カナダオリジナル商品なんですかねえ?
そういやUSには普通に10-Packと並んで9-Packがあったような気もしますが・・・もしかして9-Packは全てがそういう5-Packの詰め合わせだったりして・・・??
こんばんは。第一印象が、
「ほ、骨!?ハロウィンは31日だったはずなのに・・・。」
という状態です。
Skull CrusherやBone Shakerと組み合わせて
めっちゃこわーい&不気味なミニカーができそうですね!!
(骨が苦手なので私はしません。)
らちぇっとれんちさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
骨じゃないんだなこれが!
ボディをスライスしただけなので・・・こわくない・・・はずw
というか、このコメントで思い出したんですが・・・2018年のハロウィンモデルってどうなるんでしょうね~?
サイドラインはナイトメアビフォアクリスマスが担うとして・・・メインラインのHoliday Racerセグメントはなくなっちゃうのかなぁ・・・?