ホットウィールの年間アソートと発売日の関係についてもう一度おさらいしておこう!2017年版
2021/01/21
「アソートと入荷について、よくわからない」
とお嘆きの方も多いと思います。
実際のところ、公式のアナウンスがないので「神(マテル)のみぞ知る」という領域ではあるんですが、今までの傾向からわかる範囲でアソートについてもう一度まとめてみます。
もうアソートも発売日もばっちり理解している!という方には退屈な内容になってしまうかもしれませんが、2017年のシリーズがスタートする前におさらいしておきましょう!
アソートと発売日の関係 2017年版
年間アソートを理解するためのポイントは以下の3つ。
- ホットウィールは年間15アソート
- 日本では12回の公式発売日
- アソートとケースは別
それでは順番に見ていきましょう。
ホットウィールは年間15アソート
ホットウィールについて調べ出すとよく出てくるキーワードに「アソ」というものがあります。
これは「Assort」つまり「詰め合わせ」を意味する「アソート」を略したものです。
本国アメリカのホットウィール発売日は年間で15回あり、その1回につき1アソートが新作として登場することになります。
そして、1つのアソートはだいたい25種類ぐらいのホットウィールの詰め合わせになっています。
2017年のホットウィールベーシックカーは365種類(+トレジャーハント15種類)発売されることがすでに判明しているので、これを年間15回の発売日で割るとだいたい1アソートあたり25車種ということになります。
No. | Model Name | Asst. |
---|---|---|
1 | Aristo Rat | A |
2 | Unsc Warthog | A |
… | ||
20 | ’14 Corvette Stingray | A |
21 | Snow Ride | A |
22 | Fairlady 2000 | B |
23 | Speedy Perez | B |
… | ||
47 | ’08 Viper SRT 10 ACR | B |
48 | ’15 Dodge Challenger SRT | B |
49 | The Beatles Yellow Submarine | C |
… |
15アソートにはそれぞれアルファベット名がつけられており、AからQまでとなっています。(IとOはありません)
ホットウィールの中ではAアソート発売がすなわち「新年」をスタートする意味をもっており、たいていAアソートは9月か10月に発売されるので、2016年10月に発売されたAアソートから一年間発売されるモデルを「2017年モデル」と呼ぶことになります。
Asst. | 発売時期 |
---|---|
A | 10月半ば |
B | 11月半ば |
C | 12月初旬 |
D | 12月後半 |
E | 2月初旬 |
F | 3月初旬 |
G | 3月半ば |
H | 4月初旬 |
J | 5月初旬 |
K | 5月後半 |
L | 6月半ば |
M | 7月半ば |
N | 8月初旬 |
P | 8月後半 |
Q | 9月後半 |
15アソートは基本的に月1回の発売となりますが、各商戦に合わせてなのか変動しており、月に2回発売されることが数回あります。
日本では12回の公式発売日
ホットウィールの日本での公式な発売日は毎月1回の「第一土曜日」となっています。
本国では年間15回発売されるのに対し、日本では年間12回しか発売されません。
これだと3回分の「入荷数のズレ」が生じてしまいます。
Asst. | 日本での発売日 |
---|---|
A | 11/5 |
B | 12/3 |
C | – |
D | 1/7 |
E | 2/4 |
F | 3/4 |
G | 4/1 |
H | – |
J | 5/6 |
K | 6/3 |
L | 7/1 |
M | 8/5 |
N | – |
P | 9/2 |
Q | 10/7 |
2016年モデルでいえば、Cアソ、Hアソ、Nアソは公式には入荷していないことになります。
表は2016年を参考に2017年版の予想として作成しました。
ただし、Hアソ、Nアソについては「トイザらス限定アソート」という名目で5月と9月にそれぞれ入荷しています。
それでは日本においては年間12アソ分しかゲットできない・・・つまり全車種揃えるのは難しいのか??というと、これはアソートとケースの関係を知ることで解決できたりします。
アソートとケースは別
通常、ホットウィールを入荷する際には専門店においてもケースで入れていることがほとんどだと思われます。
ケースにはそれぞれAケース、Bケースと名前がついてあり、Aケースには主にAアソートの車種とそれ以前の車種が入るようになっています。
※厳密には36台1ケースとした場合に18台程度がAアソート、16台程度が前年Qアソート、残りがそれ以前のものといった感じ。
つまり2016年11月5日に発売される内容には、2017年Aアソートと2016年Qアソートが半々ぐらい入ってくるということです。
この仕組みのおかげで、Cアソ、Hアソ、Nアソにおいてもそれぞれ次のアソート用のケースに入ることになるので、日本でもちゃんとゲットすることができるというわけだったりします。
※現に僕は2016年9月3日のPアソ発売日にNアソの’17 FORD GTをゲットしました。
[参考]ホットウィールの’17 Ford GT (DHP28) レビュー。ノーマル車でも十分な高級感。
ただ、どうしても全体としての個体数は少なくなるのではないかと思います。
本来であればNアソ発売日に入荷していた分とPアソ発売日に入荷していた分が存在していたはずなのに1回分削られてるわけですからね。
そういう意味で言うと、トイザらス限定アソすらないCアソの車種と、Cアソ発売日に同時に入荷する予定のBアソの車種というのは日本においては希少価値が若干高いと言えるかもしれません。
残る疑問点
ここまでで年間アソートと日本での発売日の関係は理解できたかと思われます。
※もしわからない点があればコメント欄にでもご質問頂けると幸いです!
さて、実際にアソートと日本での発売日がこの通りだった場合に残る疑問が一つあります。
それはトレジャーハントの行方です。
2016年現在において、トレジャーハントはTHとよばれる通常のトレジャーハント、STHと呼ばれるより希少価値の高いスーパートレジャーハントに分かれており、いずれもアソート名のついたケースにしか登場しません。
つまりAアソのトレジャーハントはAケースにしか入らないということです。(BケースにはAアソートが混入しますがTHは見た試しがありません)
となると、2016年CアソのTHであるRIP RODって、日本の大手量販店で入手できた人っているのかな、と。
また、’90 Acuraはレギュラーモデルは持ってる人もいるかもしれませんが、STHは出回ったのかな??
実はこれを確認したかったのですが、昨年うちの近所の西友は1月の入荷がなかったため調べられませんでした・・・。
同様にHアソのTHだったGrease RodやNアソのTHだったHowlin’ Heatをトイザらス以外の量販店で入手した人っているのでしょうか。
もしいるのであれば、日本での入荷は既存のケース概念にはとらわれない内容になっていることが考えられますね。
そうでなければ日本での希少価値の考え方が若干変わるかもしれません。
おわりに
以上はあくまで僕が昨年から1年間追い続けた結果から予想した内容に過ぎません。
もし間違っている情報があればご指摘頂けると幸いです。
アソートと発売日が適用されるのはあくまでトイザらス、イオン、西友、ヨドバシぐらいであって、ネットショップなど個人の専門店さんには当てはまらない現代の事情を考えると、入手難度もあってないようなものですしね。
ただ大筋としてアソートと発売日の関係ってこんな感じなんだ、ってのがわかるとコレクトする際の目安になるかなとは思います。
Comment
スゴい分析ですね!僕は土曜日はいつも学校なので、2016年モデルをトイザらスで朝からならんで買えたのは6月だけでした…2017年はもう少し多くの回数ならべるといいのですが…
harunamさん
コメントありがとうございます!
あくまで僕が一年間追ってみた内容なので、正解かどうかはわかりません。
そしてホットウィールコレクターの古参たちはこういった情報をどこかで入手して知っているんだと思います。・・・情報開示してくれー!
トイザらスに並ぶだけが正しいコレクト方法ではないと思うし、harunamさんは相当楽しんでる印象があるので無理に並ばなくてもいいのではw
こんばんは〜
西友は確か1月は何処の店も入荷がないはずですよ。
なので普段西友で買う「西友組」がトイザらスやイオンに流れてきますので競争率は高めですね。
そしてお年玉でいくらお金を消費したかを話し合い、「こんだけあればあのミニカー買えたなぁ…」という虚しい気持ちに浸ります。
5踏みさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
>西友は確か1月は何処の店も入荷がないはずですよ。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんですとーー!!!!
これはめちゃくちゃ有力な情報じゃないですか・・・。
ありがとうございます。来年の1月は西友には行かないようにしますw
>そしてお年玉でいくらお金を消費したかを話し合い、「こんだけあればあのミニカー買えたなぁ…」という虚しい気持ちに浸ります。
wwwww
大人のコレクターあるあるwww
でもお年玉って自分も貰っていたものだし、こどもたちにしてみれば重要な資金源だったりするんですよね。
そしてその子供たちがお年玉でミニカーを買うことで業界が潤って、大人たちにも還元される・・・と。
そう考えたら、全国の子供たちとその親たちには「お年玉は貯めないで使うんだぞ!」と伝えたいところです。