全世界300台限定 CHEFS CYCLE仕様のTOUR DE FAST特別オファー
2019/12/21
Hot Wheels Cycling Team(こんなのあるんだ・・・)から、スペシャリティなオファーが出ました。
なんと全世界300台限定のホットウィール(ジュエルケース入り)です。
いるいらないで見てしまいがちなこうしたオファーですが、僕としては今回の件を受けて、日本のホットウィールを取り巻く環境もこんな感じで育ってほしいと感じてしまいました。
300台限定シェフサイクルコラボモデルの詳細について
今回のオファーアイテムは2017年Jアソ登場予定のTOUR DE FASTです。
なるほど、ボンネット及びボディサイドのロゴはサイクルチームのものだったんですね。
パッと見、左のブルーカラーのベーシックカーは今回のスペシャルアイテムと全く同じモデルに見えますが、いったいどの辺りが限定なんでしょうか?
その答えはHot Wheels Cycling Teamのインスタグラムにありました。
ルーフウィンドウにChefs Cycleの記載がありますね。
この印刷と、ディスプレイ用のケースが付属します。
これで$40、送料込み。
・・・うん。
うーん・・・。
ベーシックカーと同じ仕様、同じカラーリングで、一か所印刷が追加されてケースに入れられただけ。
これで$40・・・かぁ。高い・・・。
・・・と、思ってしまいがちなんですが、実はこれ、そういうアイテムではないんですね。
飢餓に苦しむ子供を救う寄付金
このアイテムの販売ページ(もしくは↑のインスタグラム)にはこう書いてあります。
この商品で得られるのは世界で300台限定のスペシャルなモデルだけでなく、Chefs CycleのNo Kids Hungryへの貢献・・・つまり、アメリカの飢餓で苦しむこどものサポートだということです。
アメリカでは現在、年間6人に1人の子供が飢えに苦しんでいるんだそうです。
貧富の格差が日本の比じゃないんですね。
Chefs Cycleという、実際のシェフが所属するサイクリングチームはNo Kids Hungryを掲げ、USの子供たちを飢えから救うことを目標としています。
つまりこれ、そんなChefs Cycleに寄付することで限定300台のホットウィールをゲットしようぜ!というコラボ企画だったわけです。
日本の企業も見習おうぜ!
送料込みとはいえ、$40でほぼベーシックカーと同じモデルをゲットするのか・・・と思うとガックリきてしまうような話でも、$40のうち送料とキャスト代を引いた分は寄付に回るんだと思ったら俄然協力したいと思う人も多いのではないでしょうか。
特にアメリカは日本と比べてチャリティーに積極的な国ですし、素晴らしい取り組みだと思います。
※僕の翻訳が間違ってなければ。
これ、日本の企業や団体もなんとかこういうコラボイベントできないもんですかね。
日本にだっていろいろ困っている人たちがまだまだたくさんいて、お金を持ってるコレクターさんもたくさんいるわけです。
この人たちをホットウィールが紡ぐ・・・めちゃくちゃいい話じゃないですか。
普段、何もなければ寄付なんてしようと思わない僕らに、誰かを陰ながらサポートできるきっかけを作ってくれるこうした企画は本当に重要だと思います。
おわりに
今回のオファーはおそらく、アメリカに向けたもの(オンリー)だと思うので、僕らに参加できるものではないでしょう。
だってアメリカから日本に送るだけで送料無料にしちゃうと下手したら赤でちゃうしね・・・。
ただ、Hot Wheels Collectors.comでも販売されるそうなので、USの住所さえ確保できれば入手できないモデルというわけでもないみたいです。
US在住の人にとっては、RLCモデルやコンベンションモデルの数万台、数千台限定よりもはるかに希少な300台限定(しかもオフィシャル)アイテムをゲットできるチャンスなわけで・・・もしかしたら寄付云々をなしにしても$40支払って買う人がいたっておかしくない商品なんですよね。
まぁ・・・単純に希少だから欲しいってわけじゃないだろうけど。
希少さで言えば、僕の「オレジャーハント」は世界で1台ですからね・・・。オフィシャルじゃないですがw
[参考]約500円で見違える!ちょい足しお手軽カスタムでオレジャーハント
僕もJアソではTOUR DE FASTを買って、遠回りに応援したいと思います。
Comment
にわかマニアさん、こんにちは!!!
アメリカではチャリティーが盛んだと聞きますが、ホットウィールでこんな商品があるとは!!!
世界限定300個…… というと相当にレアですが、通常のベーシックカーと同じで40$というとなかなか手が届きませんね。
逆に熱心なコレクターならば購入するでしょうから、コレクターの熱意を恵まれない子どもたちに分け与え、それで元気になった子供がまたホットウィールを買う…… みたいなサイクルが始まるとみんなが幸せになれていい感じですね。
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>アメリカではチャリティーが盛んだと聞きますが、ホットウィールでこんな商品があるとは!!!
以前もマクドナルド財団のチャリティーホットウィールをゲットしましたが、日本でもガンガンやってくれたらいいのと思いますね。
トミカとかならあるのかな・・・?
>世界限定300個…… というと相当にレアですが、通常のベーシックカーと同じで40$というとなかなか手が届きませんね。
そうなんですよね。
ただ、レアだからという理由で買うよりも、やっぱり慈善の心で買うというのが正しいんだと思います。
>逆に熱心なコレクターならば購入するでしょうから、コレクターの熱意を恵まれない子どもたちに分け与え、それで元気になった子供がまたホットウィールを買う…… みたいなサイクルが始まるとみんなが幸せになれていい感じですね。
そうですね!!!
そういう仕組みを陰ながら支えているマテルって本当に神やで。。。