67年式FORD MUSTANGのホットウィール2種を比較レビュー![FJY90 / FRN24]
ここに一台の「’67 MUSTANG」があります。
2018年のTHEN AND NOWセグメントにラインナップされたものです。
67年式のマスタング・クーペってことで・・・2019のHW ART CARSにラインナップされた”アイツ”と同じだろうと思っていた僕。
↑アイツ。
でもよくよく調べてみると、2019年のメインラインで登場したのは・・・
こいつと同じだったんですね~・・・。
え?
なんのこっちゃわからんって?
それを今から解説していくんでしょーが!(息子がまだ食べてるでしょーが!)
というわけで、’67 MUSTANG 2種のレビュー・・・いってみよ!
’67 マスタングを2つ・・・のレビュー
本日紹介しますのはこちら。
2018年のTHEN AND NOWセグメントにラインナップされた’67 MUSTANG。
いつどこで入手したのかも忘れましたが、、、我が家のダンボールを漁っていて発掘致しました。
今は亡きTHEN AND NOWセグメントですが、こんな感じで同じ車種の新旧アイテムを同じようなデザインで仕上げるという面白い試みでしたね。
また復活して欲しいところです。
※右側のCUSTOM ’15 FORD MUSTANGの方はまた後日紹介できたら幸い。
そしてもう一つ。
2018年のサイドライン「ZAMAC FLAMES」にラインナップされた、’67 FORD MUSTANG COUPEです。
これは確か池袋のトイザらスでクリアランス価格で入手したもの。
この2つの67年式マスタングを見比べていきたいなと思ったわけであります。
’67 MUSTANGについて
まずはこっちの「’67 MUSTANG」について説明しますね。
1964年に誕生し、ポニーカーとして大成功を収めることになった初代マスタングです。
今作はマイナーアップデートが行われた1967年式の初代・中期あたりのモデルをキャスト化したもの。
実はホットウィールにおいては当初「’68 MUSTANG」として販売されていたアイテムなんですよ。
1998年にオープニングフードギミックを備えた68年式マスタングとしてデビューし、しばらくはそのままのリリースが続きました。
2002年にはORIGINAL 16の「CUSTOM MUSTANG」の名前を借りて、HWCアイテムとしても登場しています。
厳密にはCUSTOM MUSTANGではないんですけどね~。
その後2010年にはリツール・・・フードギミックが廃止されることになり、そのタイミングで「’67 MUSTANG」として生まれ変わった・・・という妙な歴史を歩んでいるアイテムです。
(’68 MUSTANG→CUSTOM MUSTANG→’67 MUSTANG ・・・ってこと)
記憶に新しいところだと2018年の50th Anniversary Original Collection(日本ではキャンペーン品だったヤツ)にもラインナップされていましたね。
この時は「’67 CUSTOM MUSTANG」だった気がががが。。。。
’67 FORD MUSTANG COUPEについて
一方こちらは2011年にデビューとなった、1967年式のマスタングです。
デビュー時のパッケージに記されていた正式名称は「CUSTOM ’67 FORD MUSTANG COUPE」というものだったので何かしらのカスタムが施されているマシンということになりますね。
※以降は「’67 FORD MUSTANG GT」という名前で展開されていた模様。
一目見てわかる違いとしては・・・上の’67 MUSTANGがファストバック、こちらがノッチバックってところでしょうか。
前述したとおり、最近だと2019年のメインラインではHW ART CARSにて黄色いマスタングとして登場しました。
では各部見比べながら色々みていきたいと思います。
フロント・リア
正面から見ると・・・カスタムの方のフェンダーがやや大げさになっているのがわかりますね。
あとはチンスポも設置されてて・・・ちょっとレース仕様なのかな?といった感じ。
フロントグリル的にはいずれも1967年式のFORD GTを模しています。
そうなると右のやつ、デビュー時には「1968年式」を名乗っていたものの、造形自体は1967年式のものだった・・・ということになりますね。
もしかしたらそういう「やっちゃった」的なところが根底にあって、ギミックをオミットするタイミングで「ついでに名前も戻しておくか」ってなったのかもしれませんw(ない)
お尻はこんな感じ。
フロントビューに比べると、2種の造形にだいぶ差異がありますね。
特にZAMACの方(左)はお尻が跳ね上がっててホットウィール感が強いのかも。
右の方はレーシングストライプのズレが気になりまくりんぐ。。。。(どうにかならんのかこういうの、、、)
サイド
サイドビューを見ても、この2台の一番の違いはやっぱりお尻部分でしょう。
上のはファストバック・・・ルーフからお尻までが繋がっているタイプ。
下のはノッチバック・・・ラゲッジスペース(トランク)が1つの箱として存在しているタイプです。
まぁ、それだけじゃなくて下のマシンにはダックテールが装備されている、排気管がサイド出しになっている・・・など、やはりカスタムカー(レース仕様)っぽさが良く出ていますね。
ただし、ホットウィール最初の16台に含まれていた「CUSTOM MUSTANG」はファストバックだったので上のヤツの方が近いのかな。
※ちなみに実車の方のマスタングは1965年からファストバックモデルが存在していたそうです。
トップ・ベース
トップビューでの違いは・・・ボンネットデザインでしょうか。
ZAMAC(下)の方がより空気を取り込めそうなインテーク形状になっているように見えますね。
いずれもORIGINAL 16のCUSTOM MUSTANGのボンネットとは形状が違います。
余談ですが、’67 MUSTANGはパール仕上げで、偏光カラーっぽくボディの色味が変化します。
それはいいんですけど・・・パールクリアを「組み上げたあとで」吹いたのか・・・前後ウィンドウのクリアパーツにキラキラした粉が貼りついていましたw
底面デザインは似ているものの、ZAMACの方(下)はエキゾーストが見事に左右に分配されていますね~。
’67 MUSTANG(上)には著作年表記がなく、マレーシア製となっています。
余談ですが、2010年にリリースされたバージョンには「1968 MATTEL」の刻印があり・・・もしかしたら当時入手した人は「えっ、これORIGINAL 16のCUSTOM MUSTANGなん??」と思ったかも。
一方ZAMACの方には2010年の著作年とタイ製であることが記されています。
※もう書いてて自分でもよくわからなくなってきた
おわりに
というわけで!
’67 MUSTANGと’67 FORD MUSTANG COUPEの比較レビューでした。
まぁ要約しますと「似てるけど違うで!」ってことです。
さらにいうとORIGINAL 16のCUSTOM MUSTANGとも別物・・・ということだけ覚えて帰ってもらえたら幸いです。
ちなみに我が家にはこんなものもストックされてるんやで!
1996年TOY SHOWで販売?配布?された、10,000台限定の「CUSTOM MUSTANG」や!!
こっちは紛れもなくORIGINAL 16ベースのCUSTOM MUSTANG(といっても25周年のVintage Collection金型ですが)なので・・・こいつの比較レビューもそのうちやらせて頂けたらなと思っておりますです。
Comment
おお!ホットウィールにハマりたての頃に入手したやつです!(ゼンのほう)
塗装がすごく…すごいです…(語彙力)。このキャストでホットウィールは塗装がゴイスーってを知りましたねぇ。
じーくさん
コメントありがとうございます!
どんな車種でも誰かの想い出に繋がりそうなのはホットウィールの面白いところかもですね~!
本当に塗装が・・・すごく・・・大きいです・・・。
2020年モデルのインテグラとかもこんな感じかな??
ヤベ〜っす❗😂👍五郎さんのセリフっすよね❗😂😂こんにちは❗にわか様😊レビュー読み始まっていきなり五郎さんはヤベ〜っす❗笑いすぎてマスタングどころじゃないっす❗北の国から大好きなんすよ👍67マスタングも1番大好きな年代です❗俺は薄紫のタイプよりもザマック、アートカーズのタイプが大好き😍
アッキーさん
コメントありがとうございます!
まさかの!?五郎さんにハマってもらえるとはww
あの台詞はインパクトあり過ぎですよねえ~。
マスタング、僕は70年ぐらいのヤツが一番カッコいいかな~なんて思ってたんですけど、こうやって67年式をじろじろ見てたら「やっぱこっちも好きぃ・・・」ってなっちゃいました!!
こんにちは
CUSTOM MUSTANGってオリジナル16の復刻版もあったんですねぇ。
50th Anniversary Original Collection、そっちのキャスト使ってくれてたらなぁ。。。
それにしてもホットウィールはやたらマスタングいっぱいありますね〜
67年だとShelby GT500もありましたが、これも普通のとエレノアとふたつありますし。
確か100%シリーズもあったような。
でも、67年のマスタングが一番マスタングらしい感じがして好きなんですよねぇ。
クラシックシーリーズのものが旧金型のボンネットが開くやつで、スペクトラフレームですし気に入ってたんですが、vintage collectionのやつ、いいですねぇ・・・
・・・う〜む・・・
そういえば、マスタングは’Toonedにもなってますね。
カマロもコルベットも’Toonedになってるし、なんか’Toonedって市民権を得てる感じがするんですよね。
Croozeはその辺なんだかマイナーな感じがするといいいますか・・・w
shubeeさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
そーーーなんですよ。
しかも94年に一度復刻(Vintage Collection)、その後2006年にもリツールされているので何気に球数自体は多いのかなと。
僕もシアトル・トイショーのヤツを開封するのは忍びないので、できればVintage Collectionのルースをゲットしたいところです。。。
>50th Anniversary Original Collection、そっちのキャスト使ってくれてたら
でもあれ、日本では抽選だったじゃない。。。
>やたらマスタングいっぱい
そうなんですよねえ。
しかも初代がすんごい多いイメージw
近年でも必ずベースとなるマスタング、カスタムマスタング、っていう展開がされますしね~。
>Crooze
まーだ言うかー!!!www
でもなんでToonedはあんなに受け入れられてるんでしょ??
やっぱり「カワイイ」ってことなのかなぁ?Croozeもかわいいのになぁ・・・w
50th Anniversary Original Collection、今でもamazonで普通に買えるんですよ。
送料も前見たときは7〜8ドルくらいだったかと。
単品だとオークションでもそんな高くないですし。
あれはあれでいいんですけれど、
でも、あると知ってしまうとVintage Collectionのやつが欲しいですねぇ・・・
shubeeさん
USでは普通に売ってたんですもんねえ。
なぜ日本ではあんなやり方にしたのやら、、、
まぁ、アレはコレですからねw
Vintage Collectionを地道に探すか、モノホンゲットするかしかありませんな!
どっちもカッコいいからどっちも好き!
まるで、ビーチボーイズの反町と竹野内みたいな…
ねるちゃんと東○君みたいな…
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
ですな!!!
まるでビーチボーイズの稲森いずみと広末涼子みたいなね!
ねるちゃんと東出君は顔が似てるだけだから!!!!!
更新お疲れ様です。
67年式のファストバックいいですね。まだ持っていないので見つけたら買わねば!
ORIGINAL 16ベースのCUSTOM MUSTANG←高くて手が出ないから忘れようと努力していたのに・・・にわかさんのレビューを見ちゃったら欲しくなっちゃう。(笑)
むすたんぐさん
コメントありがとうございます!
’67 MUSTANG、いいゾ~。
>CUSTOM MUSTANG
ありがとうございます^^
オリジナルのヤツを求めちゃうと高額ですが、Vintage Collectionなら手ごろだと信じたいww
お疲れ様です!
ホント、マスタングとカマロは
自分でもいくつ持ってるか
わからない!!orz
やはり、アメリカを代表する
ライバル車種同士!
バリも多いですね。
お互い、初代のバリだけでも
お腹いっぱいになりそうです・・
逆に、マスタングならFOX世代前期。
カマロなら4代目がキャスティング
が少ないですね。
話が逸れますが、
トミカも、カマロZL1(?)
でホットウィールにケンカ売る(褒め)
ようなアグレッシブなのが
ありますからね。
個人的にこの構図は好きです。
ホットウィールの切磋琢磨に
刺客を送るトミカ。
ああ、こんなこと考えているから
コレクションボックスが増える!!
ウィーラーの端くれさん
コメントありがとうございます!
そもそも車種の展開が多いですよね。
マスタングだったら65年式から71年式までたくさん出てますし、それぞれにバリエーションがあると思うと・・・w
>FOX世代
おお・・・3代目マスタングってそういう呼び方するんすね!?知らなかった。
あの頃のもまた味があって僕は好きなんですが^^
トミカのZL1・・・頂き物が我が家にあります。そういえば。
あれまだ未開封だったなぁ・・・ホットウィールに喧嘩売ってるんですかww
僕としては喧嘩もいいけど、どっちかっていうとお互いに自分の強みというか、ホットウィールらしさ、トミカらしさを磨いて欲しいなって思います!