【2冊とも】50周年記念本の比較レビュー!【届いたので】
2019/12/18
先日紹介した50周年記念本、2冊とも届きました。
実はもっとだいぶ前に届いていたんですが・・・いろいろあって全然見れてなかったんです。
・・・っていうか今も全然読めてない状態。
・・・だって、全部英語なんだもん。。。(あたりまえ)
ただですね、せっかく届いたのに何もしないのもアレなんで、パラパラと流し読みしてみました。
そのうえで「どっちがどうなの!?」っていうのをまとめたいと思います。
50周年本の比較いくでー
さてさて早速ですが、この2冊・・・ネットで見るのと実際に届いたのだと全然印象が違います。
何が違うって・・・
まず、サイズがね。
ここまで違うっていう。
右上にホットウィールを一台置いたので、実際はどれぐらいか想像してみてください。
実寸で書くと、左の方が「23.8 x 27cm」で右が「16.5 x 22.2cm」です。
A4サイズが「21 x 29.7cm」なので、左のがだいたいA4ぐらいって感じですかね。
でもって書籍の厚みもこれだけ違います。
左の方が160ページ、右が300ページなので倍はないぐらい・・・ってところなんですが、右の方がハードカバーが分厚く、また紙一枚あたりも厚いため・・・正味で倍の厚みとなっていました。
つまり、「分厚くても小さい本がいい」って人は黄色い方、「大きくて、あんまり厚くない本がいい」って人は水色の方が読みやすいんじゃないでしょうか。
水色の方はこんな感じ
さてさて・・・では肝心の中身はどんなだったか、っていうのを片方ずつ紹介しますね。
まず水色の方。
Hot Wheels FROM 0 To 50 AT 1:64 SCALEという名前の本です。
こちらの特筆すべき部分は書籍の外側にケースがオマケで付いているという点でしょう。
こんな感じ。
ビニール製のヤツで・・・ちょうどホットウィール初期に売られていた(らしい)ルース用のケースを彷彿とさせる感じです。
ただまぁ・・・本を読むのにいちいち出したりしまったりするっていうのは・・・正直言って邪魔ですけどね。。。
本を出したらこの通り。
特に中にセパレートがあるわけでもないので「ルース品をごちゃっと入れておく」みたいな使い方だったら出来なくもないかな。
材質とか見た目的にはかなりレトロな感じがあるので、店頭に並んでたら絶対に目を引く一冊だろうなとは思います。
中身はこんな感じ。
差し込まれた写真やイラストを参考に、ホットウィールの歴史をテキストで追っていく形式です。
やっぱり片面がA4相当のサイズなので見やすいですね。
英語であることが気にならなければサクサク読めそう。
何やら設計図的なものとか、工場の写真(外観)とかも掲載されています。
本当に全然読めてないのでぼんやりとしたイメージしか伝えられないのが残念なのですが・・・なんかいろいろなバックグラウンド的な部分を学んで行けそうな感じです。
また、こちらの書籍のもう一つの特筆事項に「Larry Wood氏の前書き付き」ということも挙げられるでしょう。
Larry Wood氏と言えばホットウィール初期から携わっている伝説的なデザイナーです。
なぜか引退後も新作が出続ける様はまさにレジェンド。いや、神。
そんなLarry Wood氏が書籍の冒頭で1ページ分、前書きを寄せてくれているわけです。
なんとなくオフィシャルに近いアイテムなのかな・・・って気にさせられますよね。
こちらの書籍はMotorbooksという出版社から出ており、定価が5,000円弱ぐらい。
今ならだいたい3,000円強ぐらいで買えるのかな。
発売日も2018年9月なので割と最近出たばかりの本・・・という感じです。
黄色い方はこんなん。
もう一冊は「Hot Wheels (Trade)」とかいうタイトルの本です。
特にオマケのケースなどはないですが、ハードカバーに印刷されているロゴやイラスト、写真がエンボス風になっていて、ちょっとカワイイ感じ。
中身はTaschenのペーパーバックとかを持っている人なら想像がつきやすいと思うんですが、まさにあんなイメージです。
ページ数も多いので写真がたくさん使われており、イラスト集・写真集みたいな感覚で購入しても良さげ。
ホットウィールのロゴ変遷を見つけた時は心が躍りましたw
ただこれ、僕が以前まとめたヤツの方が細分化してあるから、僕の勝ちな。
こちらの書籍はさすがに300ページもあるので、かなり読み応えがあると思います。
一応ホットウィールの歴史やらレジン製モックアップやら設計図やら・・・内容的には水色の本と大差ないと思うので、より多くの写真を見たかったらこっちかな?と。
しかもこれ、HWC公式ショップでも通販されてるので・・・むしろこっちが公式に近いアイテムなのかもしれませんね。
ただですね、前述の通り「小さくて分厚い」という点から、非常に読みづらい感じがあります。
これでハードカバーじゃなければもうちょっと読みやすかったのかもしれないんですけどね~・・・。
うーん・・・一長一短って感じ。
こちらはAssoulineという出版社から発売されており、定価が6,000円超。
HWC公式ショップだと$50+送料ですが、今なら日本のアマゾンでも5,000円ぐらいで買えます。
50周年本の注意点
勢い余って2冊ともゲットしてしまった50周年記念ムックですが・・・2つほど注意しておきたい点があります。
1つは「主にホットウィールの歴史を知る本やで」っていうこと。
もう1つは「英語でっせ」ってことです。
ホットウィール全種リストとかが載っているわけじゃないよ!
僕は買う前から知っていたので問題なかったんですが、もしこれらの本に「いったい今までにどんなホットウィールが発売されていたんだろう・・・ワクワク」みたいなのを期待して購入しようとしている人がいたらオススメしません。
これらは2冊とも、ホットウィールの歴史やバックグラウンドを追う本です。
生まれた時代背景から、製品が誕生するプロセス、どんなチャレンジをしてきたのかなどが学べるもの。
要はホットウィールというブランドそのものに興味がある人が読むべき書籍ってことですね。
ミニカーや関連アイテムの情報は、一部掲載されている程度なので・・・ミニカーの情報が欲しいだけの人にとってはほとんど役に立たないと思います。
もし、全種リストなど過去のモデル等々が知りたいのであれば断然プライスガイドがオススメ。
こういうヤツです。
僕もTomart’s Price Guideの1997年版?を持ってますが、それはもうすっごいボリュームでした。
最新版はHot Wheels Newsletterから発売されましたが・・・これって日本では売ってないですよね。
一応HobbyDBのマケプレに何冊か出品されていたので、そこからなら買えるかもしれません。・・・買おうかな。
[参考]The Hot Wheels Newsletter Store | HobbyDB
あとは僕も持ってないので何とも言えないですけど、Amazonのなか見検索した限りだとこれとかも良さそう。
2014年のプライスガイドなので、ちょっと古いですけどね・・・。
だれか、日本語版で最新のプライスガイド作ってくれません??
日本語しか読めない人には、本棚のオブジェになるよ!
もう一つの注意点は、これもまぁわかってたことですが・・・2冊とも全編英語で書かれているわけですよ。
しかも絵本とかのレベルの英語じゃなくて、結構ガチな感じの。
なので、日本語しか読めない人が買っちゃうと(僕みたいに)パラパラ~っとみて、あとは本棚にずっと置いておかれる・・・いわばオブジェのような本になってしまうと思います。
・・・僕は頑張って辞書片手に読もうかなって思ってますけどね!(何年後かに)
まぁ、本棚に置いてあってもカッコカワイイ本だと思うので、オブジェとして買うんでもいいんですけど・・・いかんせんそれにしては高額です。
僕も勢い余って2冊買っちゃいましたが、このお金でベーシックカーが40台ぐらいは買えたよなぁー・・・みたいに考えちゃいましたw
ただ、日本語のホットウィール書籍としてはネコパブさんの大図鑑などがありますけど・・・今回のとはちょっと方向性が違う気もするんですよ。
どっちかっていうと大図鑑とかもミニカーに焦点を当てている傾向にあると思うんですが、今回の2冊はもっとマニアックなホットウィールの中身を知れる内容かなと。
なので出来れば僕としては今回の書籍の日本語版が出てくれると嬉しいんですけどね・・・。
あっ、でもそうなったら買い直しか・・・それはキツイな・・・w
おわりに
・・・というわけで、50周年本2冊の比較レビューでした。
レビューっていうほどレビュー出来てないのが悔しいですが、まぁ・・・英語力に長けている方でないとこんな感じになりますよというお手本になれば幸いですw
もしこの2冊でどちらがオススメかと言われたら、個人的には水色の方ですかね~。
やっぱりサイズ的に見やすいって言うのは書籍としてかなり重要な部分かなと思います。
といっても黄色の方も写真いっぱいだし捨てがたい・・・うーん。
これはもう両方買うしかないな!(オブジェ)
Comment
こんにちは。
でしょー、水色は「買い」でしたよね~。
黄色は、やっぱ、枕か漬物石に・・・。
‘Hot Wheels Variations, 2000-2013: Identification and Price Guide’
持ってますけど、いいですよ~。
でも望むらくは、著者がルース派でもあって欲しかった。
ほとんどの写真がブリスターパッケージごし!
「勝者、にわかマニア氏!!」
で、
‘The Complete Book of Ht Wheels (4th Edithion)’と2冊持ちで、
1968~1999、2000~2013を網羅できるっつーか。
英語読めなくっても、なんのその
コレクター心、ファン心をくすぐられる書籍は持っておきたいもの。
英語もポルトガル語もくりかえし眺めているうちになんとなく
ホットウィールに関することだけ読めるようになりますって
・・・というわけで、現在の蔵書はこちら。
黄本 ‘Hot Wheels (Trade)’
青本 ‘Hot Wheels: From 0 to 50 at 1:64 Scale’
‘The Complete Book of Ht Wheels (4th Edithion)’
‘Hot Wheels Variations, 2000-2013: Identification and Price Guide’
‘Hot Wheels Prootypes’
‘Redline Archelogy’
100%ホットウィール・コレクターブック No.1
100%ホットウィール・コレクターブック No.2
100%ホットウィール・コレクターブック No.3
100%ホットウィール・コレクターブック No.4
ホットウィール大図鑑
ホットウィール大図鑑Ⅱ
ホットウィール・ファンクラブ2000-2004
ホットウィール・ファンクラブ2004-2007
あと、Amazon Kindleの無料本がいくつかあったような。
50周年記念本出してくだせえ>ネコパブリッシングさま
poncha2016さん
コメントありがとうございます!
いやいや両方「買い」ですって!(オブジェとして)
>でも望むらくは、著者がルース派でもあって欲しかった。
ああ~なるほど!!
なか見!検索した時の違和感はそれか・・・!
>「勝者、にわかマニア氏!!」
イェヤッホオオォォォォォオオウ!!!!
・・・いや僕こんなに網羅してないですからw
>英語読めなくっても、なんのその
プライスガイドならなんとなく読めるんですけど、今回の2冊はかなり気合入れないときつくないですか?w
ポルトガル語はさすがにわっかんねえ。。。
>現在の蔵書
うおおおすげえ・・・。
あれっ・・・でもネコパブの2008年のヤツがないですね。意外。
あとはやっぱり例のNewsletterのアレ・・・取り寄せましょうよw(他人任せ)
>50周年記念本出してくだせえ>ネコパブリッシングさま
ほんとほんと・・・でももう50周年を祝うには遅いような。。。
あとはマテル神が日本のコレクター向けに本を出すための広告費を出せるか・・・ってところでしょうね。
前回のネコパブもほとんど京商だったような気がするし・・・。
こばわー。
ほげぇー。
やっとこさ仕事が終わって、恒例の廃人モードです。
こんな本、知らねぇー(暴言)。
それよりサンタさん、こっち!
↓
http://www.volcom.jp/news/hotwheelscollection/
明日、発売日から4日も遅れてトランポ参戦します。さてスネマンは買えるでしょうか?
実は当日の金曜祝日昼にイオン行くことできて遠目に在庫ありは見えたんだけど、子らの前では買えず…涙。
だって目移りする子供に
「サンタさんに頼みなさい!」「誕生日まで待ちなさい!」
「ウチは貧しいんだから我慢しなさい!」
って目隠しで足早に通り抜けてるような有様でしたからね…。買えませんやね…。
ヤマダはなぜか入らなかったんですけど遅れて入荷したなんて声もありますね。1400円で残ってたら嬉しいなぁ。まさか例のトラックスターズ入れちゃったせいでBアソスルーなのかと心配で心配で(棒)。
とか言ってるともうあと数日でAアソ+キャンペーンなんですね。どのみち参戦不可ですが、一個ずつ取って最後尾に回る方式だと3000円に到達するまでに15ラップしないといけないんですよね。みなさんどうするんですかね。
ワゴンから外れてサーキットレジェンズとか4つ5つ摘んで即レジな人、絶対いますよね。でもそれやって一個確保したとしても、またベーシックの列に戻った時にはめぼしいモノは狩られた後ですよね。次アソに賭けて、今回はキャンペーン品優先とかなのかな。
って、どのみち参戦不可なんで要らん心配なんですけどね。
>一個ずつ取って最後尾に回る方式だと3000円に到達するまでに
>15ラップしないといけないんですよね。みなさんどうするんですかね。
さっさとサイドラインやモンジャムつまんでレジに行くやつが
いますよ!(賢明?)
FTEさん
こんばんは~。コメントありがとうございます!
名前はこっちで行くんだな・・・!
お仕事お疲れ様でした!
>volcom
いやー・・・お恥ずかしながらこのブランド全然知りませんでしたよ。。。
やっぱり田舎から外に出ないとダメですねえ・・・。
さてさてそれはさておき、シャークルーザーのパーカーとかめちゃくちゃ可愛いじゃないですか!!!
これ大人向けのヤツを出してくれてもいいんじゃないか??って感じ。
そういえばSNS界隈で、ファッションブランドのお店でホットウィール売ってたとかなんとか話題になってましたがこれだったのかな???
>トランポ参戦
健闘を祈ってますw
子供に我慢せいって言ってるそばから大人がミニカーを買う・・・って姿、我が家でもやっちゃってて。
これってやっぱり教育上よくないのかなって思いますよね。
なるべく陰でこっそり買うようにしてるんですが、我が家は狭いためにすぐバレちゃうっていう。。。
ヤマダ・ジョーシンは「土曜日」に照準をあててたんじゃないですかねえ~・・・?わからないですがw
>キャンペーン
3,000円に到達するまで15ラップという店舗もあれば、「一人3台選んだら後ろに・・・」という店舗もあります。
うちの方はホットウィールカゴが2つ3つ用意されている時があって、その時は「カゴあたり1つ」とかのルールなので8周でゴールすることも。
キャンペーン品がどうしても欲しい人は「列から外れて」ってのもありでしょうね~。
なにしろベーシックカーなら来月にもチャンスがあるかもしれないですから・・・!
こんにちは。
Favorites Mix BのT1 ドラッグバスが、
Amazon.comで
朝見たとき$16くらいだったのに、
さっき見たら$5.49になってたので
バカ買いしてしまいました。
http://poncha.blog.jp/archives/29741103.html
poncha2016さん
ありがとうございます!ドラバス買っちゃいました!
ついでにベルエア も…。
にわかさん
記念本、欲しいですね。英語なのがためらわれます…。
今日仕事帰りにヤマダを視察したら、トランポ入荷されてました…。ホントにタイミングがわかりません。
ほとんど手つかずだったので、買い足してしまった…。
1400円は、魅力的すぎました。散財です。
mogomogoさん
コメントありがとうございます!
英語なのはまぁ・・・雰囲気でどうにかできなくもないですw
トランポヤマダ価格なら2つ3つ行ってもバチあたらないような気がしますよね~(僕は買えないけども!)
poncha2016さん
えっ!本当だ!
この調子で黒いベルエアも出てくれると嬉しいんですが。。。
厚みの半端ないです。やっぱりホットウィールのブックは大事です。機会があったら欲しい。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
USの読み物・・・って感じですよねえ。
なんか海外リゾート行くと、日本人は買い物行って観光地行って・・・って忙しいですが、欧米人はだいたいプールサイドで寝そべって分厚い活字の本を読んでるイメージがあるんですよ。
みんながっつり読んでるんだろうなぁ。