’64 IMPALA & ’65 CHEVY IMPALAのレビュー!トライバルパターンの競演・・・![FJW74][DHR84]
2019/06/06
先日の最新アソ発売日にゲットしてきました、’64 IMPALA。
HW ART CARSセグメントにラインナップされた、なんとも目を引くデザインの一台です。
これ・・・熱心なコレクターさんなら当然覚えていますよね。
2016年のHW ART CARSにも同じようなデザインのインパラがあったことを・・・!!
というわけで、今日はこの2つを一気にレビューしちゃおうと思います。
’64 & ’65 インパラのレビュー
本日紹介するのは、まずこちら。
2018年HW ART CARSセグメントにラインナップされた’64 IMPALAです。
そしてもう一つ。
2016年HW ART CARSにラインナップされた’65 CHEVY IMPALA。
同じセグメントから同じようなデザインで登場した2つのインパラ。
これはもうマテル神からの「2つを比べるのじゃ・・・のじゃ・・・じゃ・・・ゃ・・・(エコー)」というメッセージと考えて差し支えないでしょう!
この日の為に(?)保存しておいた’65 CHEVY IMPALAがついに・・・2年越しのブリバリとなったわけです。
CHEVROLET IMPALAについて
シボレー・インパラはもともと、1958年モデルのベルエアにおける上級グレードパッケージとして登場しました。
当時勢いのあったフォードに対抗して生まれたモデルであり、結果的に60年代を代表するシボレーのフラッグシップ的な一台となっています。
翌年にはベルエアから独立し、シボレーブランドにおける最上級フルサイズとなりました。
※そのため、ベルエアが中級フルサイズに格下げとなったそうです。
1961年モデルからは第三世代のインパラとして登場し、今回紹介する64年式もこの第三世代に含まれます。
そして1965年モデルでは第四世代に入り、インパラには上級グレードの「カプリス・パッケージ」が登場。
インパラの高級感こそ損なわれなかったものの、シボレー最上級フルサイズの地位はカプリスに譲ることになりました。
以降現在までシボレーのフルサイズセダンとしてインパラの名前は残り続けています。(2018年現在は第十世代)
ホットウィールにおいては他にも’58、’59、’61、’63、’10年式のインパラがキャスト化されていました。
今回紹介している’64 IMPALAは2004年にDave Weise氏デザインでデビュー。
最近でいうと50th Anniversary Black and Goldにラインナップされていましたね。
一方’65 IMPALAは1998年にPhil Riehlman氏デザインのモデルとしてデビューしたものです。
各部見ていきましょう。
フロント・リア
フロントグリルはシャーシ一体型のプラ製であるため、造形がかなり細かく表現されている感じですね。
ただ・・・(実物の’64年式インパラを見たことはありませんが)パネル全体が丸みを帯びていて・・・リアルなものとはやや違った印象なのかな。
’64年式のベルエアとはフロントマスクこそ同じようですが、背面に明らかに違う部分があります。
それは三連のテールランプで、これこそがインパラを最上級グレードたらしめた仕様なのではないでしょうか。
こちらが’65 IMPALA。
実はインパラが登場した時、GMは大衆車であるシボレーにそれまで高級車であるキャデラックのみが搭載していた二連のヘッドライトを採用しました。
それが以降のインパラにもしばらく引き継がれる仕様となっています。
ヘッドライトだけではなくボディスタイルもキャデラックのものを踏襲しており、当時のユーザーにしてみたら「大衆車価格で高級仕様の車」をゲットすることが出来たわけですね。
GMやりよるでぇ・・・。
サイド
サイドビューはローライダーのそれ、といった感じでカッコいいですね~!
なんとなく、もうちょっとロードクリアランス低めでも良かったかな?って感じも。
リアタイヤにはフェンダースカートが採用されているんですが・・・特徴的なグラフィックによってわかりにくい感じになってますねw
こちらが65年式。
フロントガラスの角度がより寝かされたようになり、空力設計が強化された印象があります。
すごく攻撃的なフォルムにも見えるので・・・インパラというよりもチーターみたいなイメージ。
・・・いやむしろグラフィックのせいでシマウマ的な・・・?
トップ・ベース
ボディトップから見ると、その特徴的なトライバルパターンが唯一無二の存在感を放っていますね~。
こんなインパラに出会えるのもホットウィールだけ!って感じでしょうか。
ルーフには「5」の文字。
これはHW ART CARSセグメントに用意された隠し要素で・・・全車種揃えると浮かび上がるキーワードを構成する1文字です。
底面には2003年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
一方こちらが’65 IMPALAです。
当初は同じようなトライバルパターンかと思っていたんですが、こうして並べると全然違いますね。
64年式の方がサモアの民族デザインっぽいけど、個人的には65年式のデザインの方が好きかな。
こちらのルーフレターは「R」。
2016年のHW ART CARSに関する情報はこちら。
底面には1998年、2014年のダブル著作年と、マレーシア製であることが記されています。
どうやら2014年に金型変更があったようですね。
ちなみに・・・二台を並べてみるとサイズが全然違っていてビックリしました。
なんだか64年式の方が一回りぐらい大きい感じですよね・・・?
実際の車では特に「第四世代から全長が縮んだ」というようなこともなかったと思うので・・・このあたりはホットウィールデザイナー個々の表現による違いだったのかなと思われます。
※個人的な印象ですが、フィル氏の作るモデルってどこかしら”可愛らしい”感じw
いろいろ並べてみよう!
せっかくなので2台並べて撮影してみました。
グリル部の色が違うというのもありますが、それ以前に’64 IMPALAの方が黒い部分の閉める割合が多く、全体的にコントラストが濃い感じですね。
あと写真では伝わりにくいかもしれませんけど・・・白い部分の色味も若干違います。
’64 IMPALAの方が青みがかった白で、’65 IMPALAはややアイボリーっぽい白です。
・・・こうなったら2017年のHW ART CARSにラインナップされた、ZOTICも並べたかったぜ・・・。
ZOTICは当時華麗にスルーしていたため、我が家にはありませんでした。
その代わり・・・
先日、ponchaさんから送っていただいたURBAN AGENTが同じようなトライバルでしたよ!!
なのでこれをブリッといかせて頂きます。
おお~・・・なんだかちょっと異教的な感じがして怖いぐらいですねw
これまた白の色味が全然違ってます。
ちなみにURBAN AGENTはフロントに備えられたミサイルの発射ギミックがついている面白いアイテムなので・・・機会があれば個別に取り上げたいところ!
せっかくなのでカッパデターさんに頂いたこれもブリッと行っちゃいましょう!
’63 CHEVY IMPALAのドンクスタイルものです。
どうですかお客さん!
左から62年式(ベルエアだけど)、63年式、64年式、65年式と並びました。
62~64年は同じ世代ではありますが、やっぱりアプローチは全然違う感じがありますね。
うわーこうなったら61年式および63年式のローライダー版もゲットしたくなってきた・・・!!!
おわりに
というわけで!
2018年HW ART CARSの’64 IMPALAおよびその周辺車種のレビューでした。
インパラはこのままでもめちゃくちゃカッコいいアイテムではあるんですが・・・もう少し手を加えてあげることでさらにすごく映えるようになるんじゃないかなという気がしています。
たとえばより低車高にするとか、フロント・リアを塗り分けてあげるとかですね。
実際のインパラにローライダーカスタムベース車両として需要があるのと同様に、ホットウィールのインパラもカスタムベースでゲットしてみたら面白いかもしれません!
Comment
こんにちは。
「トライバルパターン」っていうんですか?好きです。
ダブったものをルースでメルカリ出品したら即売れでした~。
フレイムスとか、この手のパターンモノは人気なんですねぇ。
>送っていただいたURBAN AGENTが同じようなトライバルでしたよ!!
>なのでこれをブリッといかせて頂きます。
お役に立ててなによりです。
あのギミックがご子息にバレて奪われませんように・・・
>うわーこうなったら61年式および63年式のローライダー版も
>ゲットしたくなってきた・・・!!!
いっそ公開募集かけちゃいましょうよ!w
あるかどうかわかんないけど、さがしておくか・・・
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
トライバルっていうのが民族タトゥーとかに用いられている模様みたいで・・・なんとなくそんな名前かなとw
正式名称はわからんとです。
フレイムス人気はわかりますが、これも人気だったとは意外・・・!
>あのギミックがご子息にバレて奪われませんように・・・
いやむしろお役を全うしたら息子にあげようかと・・・w
>いっそ公開募集かけちゃいましょうよ!w
いやいやいや!
もうあまりいろんな方に迷惑かけられませんし!
あとはほら、自分で探すから楽しいみたいなところもありますしw
|>あのギミックがご子息にバレて奪われませんように・・・
|
|いやむしろお役を全うしたら息子にあげようかと・・・w
うん、やっぱりそれがまっとうな使い方だ!URBAN AGENT
poncha2016さん
ですですw
ちなみに今はピンク色の’63 CHEVY IIに目を付けているそうです。。
こんにちは
僕もこのインパラ買いました!
削ってボディーに当たるまで低くしましたが、そこまで変わりませんでした。
実車のローライダーみたいにしたければ、やはり実車同様に小径ホイールが必要ですね。
そしてトライバルパターンだけ剥がすつもりが塗装までいっちゃったので再塗装します!笑
目指せスペクトラフレームレッド!
DKさん
こんにちは!コメントありがとうございます!
やっぱり小径ホイールが必要ですか~。僕もやりたい(けど小径ホイールが圧倒的に足りない。。。)
>トライバルパターンだけ剥がすつもりが塗装までいっちゃった
あるあるww
僕も昨夜、TRACK MANGAのタンポを剥がしてたんですが・・・かなり慎重にやりました^^;
再塗装がんばってください!ww
更新お疲れ様です。インパラ良いですねぇ〜。特にこの年代のはアメ車って言われてこんな感じって思い浮かぶ形してますよね。 所で同じマテル商品のワイルドスピードの1/64より少し大きいサイズのインパラも格好良いですよね。(あんまりローライダーしてないですけど) このカラーリングは不思議ですよね。ネイティブアメリカンぽくも有り、東南アジアやアフリカな感じもする変わったカラーリングだと思います。友人がトライバルは実車、謎車問わず集めているのが今回の記事で少しわかった気がします。自分も少し集めて見たくなりました。
雷電さん
コメントありがとうございます!
>アメ車って言われてこんな感じって思い浮かぶ形
そうそう!!そんな感じです。
もちろんアメ車に対するイメージって人によって違うとは思いますが、僕の中でもまさにこれなんですよねえ。
アメグラの影響かなぁ・・・なんて思ったり。
>ワイルドスピードの
あれは・・・1/50ですかね??
実はあのシリーズ全然注目してなくて。。。インパラも見たことがないです^^;
>トライバル
たしかにネイティブアメリカンっぽくもあり、東南アジア感もあり・・・ですよね!
やっぱり「民族風」っていうのがしっくりくるかなと。
もともとはサモア(ハワイとか)のデザインだとかなんとか・・・
僕も63のドンク持ってますv
ローライダーも好きですがサウス系カスタムも好きなので中古屋で見つけたとき即買いニンマリでした!w
個人的にはドンクスタイルもっとあってもいいと思うのですがね・・・
南紀の鉄砲玉さん
コメントありがとうございます!
ドンクスタイルのアイテムって、2016年あたりに出たOLDS442以降は見かけない気がしますね。
やっぱりローライダーに比べて需要が低いのかなとw
僕もこういうの大好きなんですけどねえ~。(ディスプレイケースに収納するのには向きませんが。。。)
【悲報】eBay手配したTeam Transport B
返金処理・・・
みんなと一緒に「待つわ♡」
poncha2016さん
あら~・・・
でもMix Bは日本では余りがちになるとかなんとかいう噂もありますよね??