’64 RIVIERAのレビュー。全長5mオーバーなのにパーソナル向けな高級モデル![X6999]
2017/12/22
先日購入した3PACKに入っていた’64 RIVIERA。
3PACKとか10PACKって、パッケージに車種名が書いていないので、横顔から車種を判断できない僕からするとある種「ミステリーカー」に近い部分があって面白いです。
特に欲しいと思っていなかったものでも、偶然手に取って好きになるキッカケにもなると思うので、マルチパックはもっともっと流行ってほしいですね~。
というわけで、リヴィエラのレビュー、いってみます!
’64 リヴィエラのレビュー
今回紹介するのは「HOT WHEELS 3」という3カーパックに含まれていた’64 RIVIERAです。
含まれる3種はある程度の規則性こそあるものの基本的にはランダムで、その為かパッケージには車種名の記載がありません。
今回僕が買ったものも、お恥ずかしながら真ん中のSTREET CREEPERしかわかりませんでした。
・・・なんとなく「アメ車入っててカッコいいからこれにしよう」と選びました。
こうしたマルチパックには「マルチパック限定カラー」のベーシックカーが含まれており、僕が見た限りだと「5-PACK」と「HOT WHEELS 3」はパッケージに含まれるすべての車種がマルチパック限定カラーだったと思われます。
今回紹介するRivieraもマルチパック限定カラー。
※追記:「HOT WHEELS 3」にはベーシックカーの通常カラーも含まれるそうです!
逆に10-PACKになるとマルチパック限定カラーが1~2種、10-PACKの限定カラーが1種、残りはMainlineの車種が流用されている感じ。
なので、買い逃したアイテムに出会えるチャンスがあるマルチパックとも言えますね。
問題はどのマルチパックも地域によってはなかなか出会えないということ。
僕がよく行くトイザらスには5-PACKしかありませんし(しかも少数)、西友にはそもそも置いてませんでした。
イオンだとよく10-PACKを見るかなぁ・・・。
たまに出先でふらっと立ち寄ったトイザらスにめちゃくちゃ5-PACKが置いてあると興奮しますね~w
’64 RIVIERAとは
’64 RIVIERAはゼネラルモーターズのビュイック・ディヴィジョンで1963年にデビューした「高級パーソナルカー」です。
GMにおいては「中級車」としての位置づけにあったそうです。
中級グレードだけど、パーソナル向けとしては高級、ってことなのかな・・・?
フルサイズクーペということで、5m超の車体に2ドア(4座席)という贅沢な仕様になっています。
ホットウィールにおいては2002年にデビュー。
2013年を最後にMainlineへの登場はありません。
デザイナーはEric Tscherne氏です。
またエラー品つかまされた・・・
さて、レビューに行く前に・・・写真を撮影していて気づきました。
このRIVIERA・・・なんか変です。
カッコいいんだけど、ヤバイことになってますよね。
ウィンドウパーツが全然ハマってないんです。
車体も傾いてるし・・・めちゃくちゃ気になったのでバラしてみることに。
バラしてみてビックリ。
ウィンドウパーツが前後逆にセットされていました。
そりゃーハマるわけがない・・・。
そういえば昨年のMONKEYでもこんな感じのエラー品が出回ってましたね。
意図的にやってるのか、それとも怠慢なのか・・・。
ホットウィールにおけるエラー品はありがたがられる傾向にあるのは承知していますが、個人的には出会う確率が多すぎて・・・レアという感覚が無くなってきてます;
こんなの、買う前に気づけるハズなんですけどね~・・・いっつも見落としちゃう。
もっと買う時には落ち着いて中身をしっかり見ていきたいと思いましたw
では気を取り直して、各部見ていきましょう。
フロント・リア
ウィンドウパーツをはめなおしたら、なんとなく車体も真っすぐになりましたねw
フロントグリルが文句なしにカッコいいですね。
ただこれ、僕が調べた限りだと1964年式の形状とはちょっと違うような気もします。
開発当初予定されていたリトラクタブルヘッドライトは1963年当初には実現されず、1965年のモデルチェンジによって採用されたそうなんですね。
1963年~1965年のモデルが「初代リヴィエラ」とくくられますが、’63年と’65年だと顔つきが結構違うんです。
その中間的な’64 RIVIERAの顔はどっち寄りだったんでしょう??
少なくともこのホットウィールのキャストにおいてはヘッドライトがグリルフェンダーに隠されているように見えます。
※この部分がリトラクタブルじゃなくて、そのままヘッドライトだったモデルもあるようですね・・・もうちょっと調べてみたいところ・・・。
車体後部もシンプルながら高級パーソナルカーという印象がしっかり感じられるようなデザインでカッコいいです。
ただこちらも2本出しマフラーというスタイルが1965年のモデルチェンジによって採用されたとあって、僕の頭は混乱気味です。
※情報源はいずれもWikipediaより
ちなみに2003年のHall Of Fameシリーズでは「’70 RIVIERA」としてリリースされていたそうです。
サイド
ボディサイドから見ると、フルサイズクーペの迫力がよくわかります。
僕は「クーペ」って「2人乗り」って認識してたんですが、座席が4つあってもクーペに分類されるんですね~。
このあたりはなんとも難しくて理解が追い付きませんが、後部座席がオマケ的な感じだとクーペ扱いされるんですかね。
エクストラキャブ的な。
例えば左右4ドアだったらセダンなんでしょうけど、2ドアの時点で後部座席へのアクセスはしづらいわけですし、「本当は2人乗りを想定してたんだけど、4人乗れるんだぜ」みたいな感じでしょうか。
パーソナルカーという位置づけからも4人とか家族でワイワイ乗るような車じゃないってことですよねw
いずれにしろカッコいいので、一度でいいから運転してみたいです。
トップ・ベース
ボディトップから見ると、全長5m超と言われるほどのロングさが感じられません。
それもこれも全幅が2m弱あるからでしょうか。
縮尺は定規で測ったレベルだと1:66スケールぐらいで縦横比的にも合ってたので、実車の方もこんな感じなんですね。
なかなかワイドでどっしりしてそうです。
底面には2001年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで、’64なんだか’65なんだか、はたまた’70なんだか疑問の残るRIVIERAのレビューでした。
もうちょっと深く調べていきたいですね・・・(今日は時間がなくてここまで!)
冒頭にも書いたとおり、マルチパックを買うと本当に自分が狙っていなかったような車種をゲットすることになる可能性が高いです。
そのうえ価格も一切割引にならないので、「欲しいものしか要らない」という人からしてみたら厄介なものでしかありません。
でも、視点を変えてみたらコレクションの幅が広がるキッカケでもあるとも言えそうですよね。
僕も次はこのマルチパックに入っていた「STREET CREEPER」のレビューかなと思ってますw
Comment
こんにちは。
逆向きどころか、縦の物を横にはめちゃうのが工場です。
製造品質は設計時点で作らなければならないんです。難。
さて、リビエラ。
2016 Multi-pack only
’64 Buick Riviera – mf red – sp10
http://hwcollectorsnews.com/2016-multi-pack-only
だそうですよ。
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>逆向きどころか、縦の物を横にはめちゃうのが工場です。
>製造品質は設計時点で作らなければならないんです。難。
そういうもんなんですか・・・w
価格を考えても仕方ないのかもですね~。
>リビエラ
2016年のマルチパックオンリーカラーということですね。
僕がゲットした3つともそうだったので3パックは全部限定カラーかと思っていましたが・・・どうやらそういうわけでもないようです。
記事の方、修正しておきます。
中国では5pack10pack20packが意外と普通におもちゃ屋に並んでます。3packはタイでは見ましたが中国の私の住んでる地域ではまだ見たことがないですね。20packにお目当てが入ってる時、それが1、2台だけの場合は酔っ払ってる時以外は手が出せませんね(笑)。
B太(中)さん
コメントありがとうございます!
>中国では5pack10pack20packが意外と普通におもちゃ屋に並んでます。
おお、そうなんですか!
日本でも、あくまで僕のまわりの環境にはないというだけで、店舗によって、地域によって違うとは思います。
>20packにお目当てが入ってる時、それが1、2台だけの場合は酔っ払ってる時以外は手が出せませんね(笑)。
酔っぱらってる時www
なんで気持ちが大きくなっちゃうんでしょうね~w
でもまぁ、買って後悔するってこともないと思うので、背中を押してくれる分だけお酒に感謝ですw