Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

ホットウィールの情報をまとめるにわかファンサイトです。

50th Anniversary BLACK & GOLDシリーズより’65 FORD RANCHEROのレビュー!時代の象徴、小型のセダン・ピックアップ!

      2019/12/18  - ライセンスドカーのレビュー , ,

ローソン限定発売だったホットウィール50周年記念シリーズの1つ、BLACK & GOLD。

発売日の朝には華麗にスルーしてしまった僕なのですが、やっぱりどうにも気になって翌朝また店舗を覗きに行ったところ・・・まるっと手付かずで残っていたので「金のカマロの次にレア」という理由で連れ帰ってきたのがこのランチェロです。

せっかく入手できたわけなので、レビューいってみたいと思います。

’65 フォード ランチェロのレビュー

50周年記念のBLACK & GOLDシリーズは2017年のコンベンションでその存在が明らかにされ、その年の年末ぐらいから詳細情報が出始めました。
車種だけでなくカードデザインのカッコよさも相まって、楽しみにしていた方も多かったと思います。

それが今回まさかの「ローソン限定」かつ「販売店舗不明」という販売形態のおかげで、日本のコレクターにはかなりの混乱をもたらすことになりました。

僕自身も当日は4店舗巡って最初の1店でしか出会えませんでしたし、翌日以降も出先でローソンを見かけるたびに確認しましたが・・・最初の店舗以外では出会えず。
中には8~10店舗巡っても一切取り扱いがなかったという方もいたほどです。

ローソンとしては「店舗に電話して取り扱いがあるか確認してね」というスタンスらしいのですが、ここまで取り扱い店舗が少ないとなると消費者側の負担が大きい気がしますよねw
そもそもの買える店を探すというトレジャーハントが待っているとは誰が想像しましたでしょうか・・・。

ただこれ、逆に考えれば「まだまだCHASEカーゲットの可能性も残されている」・・・ということなのかもしれません。

BLACK AND GOLDシリーズについて

Photo by ebay.com

さて、車種の紹介をするまえにBLACK AND GOLDシリーズのおさらいをしておこうと思います。

BLACK AND GOLDシリーズはその名の通り、基本的にマットブラックで塗られたボディにゴールドのアクセントが入った仕様の車を集めたシリーズです。
ラインナップは上記6種。

ホットウィール50周年を記念するということもあり、ホットウィールのオリジナルカー3種と60年代のビッグスリー3種という構成になっています。
※実際にはここに金色のカマロがCHASEとして存在。確率は1ケース(24台)に1台。

今回入手したのはFORDを代表する一台として選ばれたランチェロです。

Photo by ebay.com

ちなみにボーンシェイカーを入手された方の報告によると、いくつかのロットでは裏面の車種紹介でランチェロのイラストがボーンシェイカーになっているものがあったそうですw

こんなの1つ1つ手作りしてるわけじゃないと思うんですよ。
シリーズ用にテンプレートを1つだけ作って、あとはトイナンバー部分を変更して印刷に回せばいいだけのハズなのに・・・なぜこんなミスが起きるのか謎です。

・・・果たしてミスなのか!?
それともあえてこうなっているのか・・・!?

(それともボンシェの初回分を印刷に回した段階で「ヤッベ!ランチェロがボンシェになってる!!」つって修正したけど「もったいないからこれ使うべ」ってなったのか)

’65 FORD RANCHEROについて

フォードランチェロはクーペユーティリティと呼ばれるスタイルを有名にした車種です。
「ピックアップってなんだか武骨でダサいよね」「でもいろいろ荷物運べるし便利なんだよな」というユーザーのニーズに応える形で誕生しました。

初代は1957年に、ステーションワゴンの後部屋根を切り取ってピックアップスタイルにするという方法で登場。
セダンのスタイリッシュさとピックアップの利便性を兼ね備えたセダン・ピックアップというスタイルは「遊びにも仕事にも使えるトラック」として、郊外に住むファミリーにも重宝された車だったそうです。

アメリカンフルサイズとして展開された初代ランチェロでしたが、フォルクスワーゲンやダットサンといった小型車需要が高まったことを受け、1960年には全長5mに満たないモデルへ生まれ変わりました。
それが今回紹介している2代目ランチェロです。

コンパクトカーとして展開していたファルコンをベースに作られ、当時のカタログ名称は「ファルコン・ランチェロ」だったそう。
価格もかなり抑えられたモデルだったようですね。

さて、フォードがマーケットを作れば、GMが乗っからないわけがなく・・・マスタングに続いてカマロが誕生したように、ランチェロの2年後にはエルカミーノが登場します。

’68 EL CAMINOのレビュー!マッスルカーとピックアップのハイブリッドなアメ車[DTY87]

ランチェロがスペイン語で「牧場主」を表すのに対し、エルカミーノはスペイン語で「道」。
どちらもスペイン語起源のネーミングというのが時代を表しているのか、はたまたエルカミーノがランチェロの成功に完全に乗っかった形なのか・・・こういうのを想像しても面白いですね。

本モデルのホットウィールでのデビューは2011年。
デザイナーはMETRORAILやJADEDを手掛けたMike Nuttall氏です。

デビュー以降、サイドラインやマルチパック限定での登場が多い車種で、2018年も本キャストを合わせて4種のバリエーション展開がありますが、すべてサイドライン(しかもうち2種は日本に入ってこない)という、やや入手難度が高いアイテムだったりするようです、(あくまで「やや」)

では各部見ていきましょう~。

フロント・リア

ゴー☆ジャス!!!(☆の中にF)
ブラック時にゴールドのアクセントというのは「似合わないわけがない」と思っていましたが・・・予想以上の破壊力がありました。
カッコいいです。まさにブラックビューティ。

ウィンドウもクリアーイエローなのでいわゆる「謎仕様」なわけですが、全体の雰囲気を壊さないどころか逆にゴージャスさを高めてくれる感じに仕上がっていますね。

ランチェロといえば72年に登場した「グラン・トリノフェイス」が有名ですが、今回の顔は1965年の第二世代最後期のもの。
同世代のNOVAとかにも通ずるようなしっかりとしたフロントグリルが時代を感じさせますね~。いい感じ。

普段ならすぐに色差しカスタムをしたくなっちゃう僕ですが・・・この子だけはテールライトすら塗らずに飾っておきたいところです。

サイド

ボディサイドには大きく50周年のロゴが入っていました。
またそのロゴを横切るようにゴールド、ブルー、1トーン落ちたゴールドでラインが惹かれています。

正面から見た時のいかついゴージャスさではなく、ややセレブレーション的な印象を受けました。
ホイールもゴールドのPR5が採用されています。

・・・車軸もゴールドにして欲しかった!w

トップ・ベース

今にも開きそうなボンネットからはV8エンジンのファンネル?が顔を覗かせています。
本来ランチェロにはV8のオプションがあったらしいのですが、1965年モデルでは廃止となっており、カタログモデルではL6搭載車のみとなっていたそう。

それをあえてV8にスワップしなおしたカスタムモデル・・・ということなんですね、これは。

これもカスタムに入るのかオプションなのかはわかりませんが、荷台はトノカバーで閉じられています。
個人的にはピックアップトラックの魅力の一つが荷台にもあると思うので、これは開けて欲しかったところw
※ただ雨が多い地域だと使い物にならないんですけどね・・・。

底面パーツはゴールドメッキではなく、ゴールド風の黄土色っぽい樹脂製となっていました。
昨年のガスモンキーコルベットもそうでしたが、安価に出来る範囲内で頑張ってゴールドに寄せようとした点は好感が持てます。

’68 CORVETTE – GAS MONKEY GARAGEのレビュー。ホットウィールのためのカスタムカー[DHN90]

ただ・・・!
このシリーズってメインラインの倍額(399円)じゃないですか。

ここはもうちょっと頑張って欲しかったところ!!

著作年表記は2010年、工場はマレーシアとなっていました。

おわりに

というわけで、ブラックアンドゴールドの’65 FORD RANCHEROでした!

これね・・・実はギリギリまで’64 インパラとどっちにするか迷って、結局冒頭でも書いたとおり「金カマの次にレア」って理由だけで拾ってきてしまったんですよ。
※他の車が24台1ケース中に4台ずつ入っているのに対し、ランチェロだけは3台なんです。

でも、家で開封して、手に取って眺めているうちに・・・

「・・・あれ?なんか見たことあるぞ」って思い始めてきたんです。

で、「やだなーこわいなー」って思いながらレビュー待ちのストックを見たらですね・・・いたんですよ。

2015年のメインラインのヤツが。

その頃の僕はメインラインの発売日すら把握していない状態で、たまたま店頭で売れ残っているフレイムスモデルだけを拾ってくる・・・というスタンスで集めていたのですが、きっと運良く拾えていたんですね。

僕はなるべく同じ車種を2つとか3つとか買わないようにしようと心がけているので(あくまで心がけているレベルw)、これが家にあることを思い出せていれば迷わずインパラ行ってただろうなーと。

そんなことを考え始めたらですね・・・今度はインパラが無性に気になるようになってしまいました。
これはインパラさんを迎えに行く日も近そうです・・・!

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

  こんな記事も読まれています

Comment

  1. 悪魔の”乙” より:

    お晩で御座います。

    やはり私の予想は的中しましたか、’65 Ford Ranchero!!
    良かった~、堅実な原たいらさんに1000点賭けておいて。
    このカラーリングは確かにゴージャス感で一杯ですよねぇー。

    ちなみに全7種類のうち車体下の色で豪華金メッキが使われているのは、
    ・4/6 ’68 Dodge Dart
    ・5/6 ’64 Impala
    のみなんですよね・・・。という事で、自分的ルールですが、
    この2種+α、Rancheroの実車3兄弟が個人的には貴重になると
    読んで余分に買ってました。’67年度キン〇マは勿論ですが・・・。

    今日の戦果・・・またカードがボロボロに破壊されているのをかなりの
    ディスカウントで購入。木箱の底から発掘です。

    ・2016 #90 Ford Focus 水色
    ・2016 #115 Honda Odyssey 初代
    ・2016 #190 BMW 3.0 CLS Race Car
    ・2018 Aアソ Chevelle SS Wagon Daredevil’s

    いや~、BMの出来がとても素晴らしいです。

    • にわかマニア管理人 より:

      悪魔の”乙”さん

      おばんですう。コメントありがとうございます!
      はらタイラーさん、さらに倍でも倍率ドンで4倍ですからね。4,000点です。おめでとう!

      >全7種類のうち車体下の色で豪華金メッキが使われているのは

      えっ・・・あ、全部がこの仕様じゃないんですか。
      そうか、フロントグリルからベースパーツが繋がっているものなら車体下も金色なのか・・・!!!!
      これはますますインパラゲットに動かないと・・・。

      >今日の戦果

      おお~!オデッセイにBMW 3.0 CSL・・・いいっすねえ!!!
      カードがボロボロでもこれらが安価に入手できるなんて羨ましいです・・・。

  2. たくさん より:

    最近ホットウィールのファンになった、素人のものです。
    ホットウィールで検索してたら、こちらに辿りつきました。
    私はsharkcruiserの写真を見る事がが好きになったきっかけなのですが、2018年はsharkcruiserはトイザらスとかで販売してるのでしょうか?

    • にわかマニア管理人 より:

      たくさんさん

      コメントありがとうございます!今後とも宜しくお願い致します。

      シャークルーザーの写真を見ることが好き・・・ってところからファンになったとは・・・熱いですね!!
      2018年のSHARKRUISERですが、「STREET BEASTS 5-PACK」という5台1セットになっているパッケージでしか登場しないようです。
      http://hotwheels.wikia.com/wiki/Sharkruiser

      このセットにトイザらスで出会えれば、って感じなんですが・・・僕は5-Packの販売状況を全然把握していないので、本当に出会えるのかどうかも謎です。

      普通の青い台紙のヤツ(ベーシックカー)では2015年を最後にリリースがないので、2018年現在のトイザらスで見つけるのは難しいんじゃないかと思います。

      • たくさん より:

        御返答ありがとうございます!
        こまめにトイザらスにいって5パックを探してみたいと思います!!
        あんなにかっこいいのに、長い間販売がなかったなんて。。。
        教えて頂き助かりました、ありがとうございます!!

        • にわかマニア管理人 より:

          たくさんさん

          何気に5パックも人気で僕もなかなか出会えませんが、STREET BEASTSのセットは何度か見かけているので・・・出会えることを祈ってます!

          >あんなにかっこいいのに、長い間販売がなかったなんて。。。

          一応、マルチパック限定(今回の5-packみたいなの)では毎年出ていたみたいなんですけどね~。
          ベーシックカーの方はもう1つのサメカーであるSHARK BITEに持って行かれちゃったのかなと。

  3. B太(中) より:

    このシリーズは、キャスト選択が本当に素晴らしいですね!
    個人的な趣味で言えばインパラがフィルさんの65だったらなぁ…という感じはありますが、素直に全部欲しいですね。
    8月に帰国する時まで残ってるかな…無理だろうなぁ(涙)。。

    • にわかマニア管理人 より:

      B太(中)さん

      コメントありがとうございます!
      欲を言えばSweet 16のレプリカを1つぐらい入れて欲しかったかなぁ~・・・ってとこもありますが、やっぱりツインミル、ボーンシェイカー、ロジャーダッジャーが今のホットウィールの顔と呼べる3種なんでしょうね!

      ’65インパラは一昨年あたりにメインラインに入ってたので、ここは’64に譲ってやってくださいw

      中国でも1台99元でブラック&ゴールドが売っているという情報もありましたが・・・さすがに高すぎますよね^^;
      一応今の時点ではあまり人気がないのと、ここまで取り扱い店舗が少ないことを考えると・・・8月~9月ごろにどこか他所の店舗でドドーンとセール品として出てくるんじゃないか・・・って気がしないでもないです。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です