PARK’N PLATESシリーズより80’S CORVETTEのレビュー!ギミック&ツートンインテリアなどが面白いC4コルベット! | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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PARK’N PLATESシリーズより80’S CORVETTEのレビュー!ギミック&ツートンインテリアなどが面白いC4コルベット!

先日紹介したPARK’N PLATESにて入手した80’S CORVETTEです。

なんだか最近妙にコルベットが気になるようになってきちゃったんですよね・・・。
おかげで、リサイクルショップとかでもコルベットを見かけると手に取っちゃう日々が続いています。

今回のアイテムはたまたま入手したPARK’N PLATESがコルベットだったというだけで、特に狙っていたわけではないのですが・・・やっぱり手元に来ると可愛いもんですね~。

というわけで、80’S CORVETTEのレビュー行ってみましょう!

80’S コルベットのレビュー

本日紹介するのは1989年、PARK’N PLATESシリーズにラインナップされていた80’S CORVETTEです。

PARK’N PLATESはパーキングとネームプレートがセットになったアイテム。
1989年に登場以来いくつかの商品展開をみせたものの、現在は一般的な流通がなく、オークションやリサイクルショップで入手するしか方法がありません。

ホットウィールのPARK’N PLATESについてのまとめ

パーキングはホットウィールを飾っておくのにとてもいいディスプレイケースなので、また新しいシリーズで展開してくれるといいんですけどね。

僕は昨年末ぐらいにオークションでゲットさせて頂きました。

80’S CORVETTEについて

80’S CORVETTEは1983年に誕生したC4型コルベットをキャスト化したものです。
ホットウィールにおいても1983年にHot Onesシリーズでデビューすることになりました。

コルベットはホットウィールにとっても大切な車種の一つ。
1999年に発行されたというマテル・ジャパンの小冊子にも以下のような文章が掲載されていました。

人気ナンバーワンは、なんといってもコルベット。
本物のコルベットは、1953年にアメリカではじめて誕生したスポーツ
カーだ。何回もモデルチャンジしたから、ホットウィールにもいろんな
スタイルがある。
あつめだしたら、ヤメラレナイ。それがコルベットさ!

(原文ママ)

1999年のマテル・ジャパンによるホットウィールオフィシャル小冊子の概要【頂き物】

何回もモデルチャンジしたうちの一台がこのC4なわけですね!(モデルチャンジが言いたかっただけ)

コルベットも世代によって好みが分かれるかとは思いますが、C4のデザインはちょうどC2~C7の中間にあると思います。
過去のコルベットらしさが失われた部分もあり、今のコルベットに通ずる部分あり・・・といったモデルなのではないでしょうか。

ホットウィールの80’S CORVETTEは1990年に一旦生産が終了しています。
その後、1996年にギミックおよびカシメ方法が変更されたリツール版が登場し、現在までリリースが続く長寿モデルとなりました。

そういったあたりも意識しながら各部見ていきたいと思います!

フロント・リア

正面から見ると、ギミックが仕込まれていることが一目でわかるボンネットが特徴的ですね!

実は同じようなギミックを持ったC4コルベットがホットウィールにはもう一種類あります。
それはCORVETTE COUPEとかCHEVROLET CORVETTEとか呼ばれる1996年にリリースされたアイテムで、いわゆる「コーギーキャスト」だったようです。

コーギーキャストというのは、マテルが1989年に買収したイギリスのミニカーブランドCorgiの金型を使ってリリースしたアイテムのこと。
同社のキャストの中でもなるべく小さいモデルを採用したとのことですが、普段のホットウィールはやや大きい・・・という特徴があるそうです。

この辺は実際に比較していないので何とも言えませんね~。
・・・そのうち入手したいところです。

ボンネットギミック以外で目につく特徴的な場所は、フロントのナンバープレート部とテールライトでしょう。

写真ではわかりづらいですが、ナンバープレートには小さく「VETTE」の文字が彫られていました。
SikuやMatchbox、トミカではこういう感じの仕上げになっているものをよく見かけますが、ホットウィールだと珍しくないですかね?

そして背面のテールライト。
コルベット伝統の丸型4灯テールライトを模して、丸い穴が4つ開いています。

見る人によってはこのテールだけで「あっ、コルベット!」って思うのかもしれませんね。

モールドによる表現ではなくしっかりと穴が開いているため、そこからインテリアパーツが顔を覗かせています。
なので、たとえばインテリアカラーが赤でボディが赤以外の車種であれば、テールライトが赤く際立つような演出がされているというわけです。

サイド

サイドビューはコルベットらしいロングノーズデザイン。

Wikipediaによるとエンジン搭載位置が前輪後部であり、スポーツカーとして理想的な重量配分を実現しているんだとか。
エンジン位置は決して車の中間というわけではないのに、面白いですね~。

ボディサイドには黄色いラインに筆記体で「Corvette」の文字が描かれており、まぎれもなくコルベットであることを示していますw

ホイールはGHO(Gold Hot Ones)でした。

トップ・ベース

ボディもベースも、全体的に赤で仕上げられたメタル×メタル仕様。
アクセントとしてところどころにブラックが差してあります。

写真からはわかりづらいかもしれませんが、実はインテリアも赤と黒のツートンになっているんですよこれ。
※この記事の一番上の写真で車内のシートを見てみてください。

その関係で(?)、車両後部には赤いパーツのバッグが積まれていました。

本車種のバリエーションとして、このバッグがブラックのバージョンも存在しているんだとか。
プライスガイドによるとそっちの方がレアで高額らしいです。
興味がある方は探してみてください!

車体底面には1982年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。

実はC4コルベット自体は1983年に発売になっているものの、開発が遅れたために実際に販売されたのは1983年末だったそうです。
それに対して、ホットウィールでは1982年に著作権の申請が終わっていた(=金型が出来ていた)と思うと・・・なかなかすごいですよね!

ギミック

さてさて、このモデルですが・・・写真からわかるとおり、ボンネット部に仕掛けがあります。

はい、こんな感じで御開帳~。

おお~、確かに車軸後部にエンジンが・・・!
・・・と言いたいところですが、むしろ車軸上に縦置きのエンジンがある感じかな?

まぁホットウィールは実車に比べるとややホイールが大きいところもありますし、エンジンを正確にスケールダウンさせるよりもややド派手な方が楽しいみたいなこともあると思うので・・・あえてこんな感じなのかもですね。

僕は難しいことはよくわからないので、ボンネットが空いてエンジンが見えるということを純粋に喜んでおこうと思います!

リツール版と比較

我が家には偶然、リツール版の80’S CORVETTEもあったので並べてみました。

2000年の5-Packに入っていたらしい、黄色のコルベットです。
ボディ側面には「EGYPT」という文字とピラミッドのようなものが描かれています。

ボンネット開閉ギミックがオミットされたおかげで、ノーズがシンプルでシュッとしましたね。
リツール版も同様に、ナンバープレート部分には「VETTE」の文字が入っています。

そして、リツール対象となったのはギミック部分だけではありませんでした。
ボディとベースの接合方式も変更されています。

リツール前は1点カシメで後部はめ込み式のキャストだったものが、リツール後は2点カシメになっていました。

その影響で、リツール後のお尻はなかなかスムースな感じになっていますね。
ディテールが全然違います。

心なしかテールライトも小さくなっているような印象。
ライトが穴で表現されている仕様は健在で、イエローボディから白いインテリアパーツが見えていました。

ホットウィールは一見同じキャストでも、こうした違いがいろいろ盛り込まれているせいであれもこれも欲しくなっちゃうわけです。

おわりに

というわけで、80’S CORVETTEのレビューでした!

冒頭でも書いたとおり、最近はコルベットが家に貯まりつつあります。

密かに行っていた「スカイライン全種集め」「カマロ全種集め」に引き続き、「コルベット全種集め」も自分のミッションに入れようかな・・・!

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. 八面蛙 より:

    管理人さん、こんにちは

    Corvetteマニアの私が通りますよ。

    >「コルベット全種集め」
    いいんですか、こんなこと言っちゃって? 泥沼ですぜ。

    まずはCustom Corvetteからですね。本日JST19時現在 “in stock” ですよ。

    Corvette収集歴18年の私が予想するに手に入れにくいワースト5は以下の5モデルでしょうか。

     Corvette Coupe
      (記事にも触れられているコーギーキャスト。最終リリースは1997年)

     Corvette SR-2
      (C1ベースのレーサー。2006年以降ほぼマルチパックのみ。最終リリースは2012年)

     Corvette Sting Ray Racer
      (C2前のコンセプトカー。Wikiのでは”Stingray (2003)” 。最終リリースは2014年)

     Corvette ’78 F/C
      (C3ベースのファニーカー。サイドラインのみの展開。最終リリースは2015年)

     Corvette ’58
      (特にV8エンジンがドーンと飛び出ているのは最終リリースが2008年)

    ’58は今後もリリースの可能性はありますが、それ以外はオクでないと無理じゃないかな。
    他にもC6 FATBAXとか’63 Drop Topとかのデフォルメ系も難しそう。
    C5の’97も意外と見ないですね。
    C5ベースレーサーのCallaway C7を含めるかどうかという問題もある。
    100%HWは意図的に無視していますが、これも含めるとなると… ブルブルブルッ。

    大切なことなので2度言います。

      泥沼ですぜ~。

    黄色のエジプトC4。私は食玩で手に入れました。
    ブリスターの中にミニカーと板ガムが1枚、majoRETTEとおなじ形式ですな。発売元はバンダイでした。
    入手は2002年だったと思いますが、食玩HWに遭遇したのはこの時だけです。
    管理人さんはどこで手に入れたんですか?

    コーギーキャストC4も昔運よく手に入れています。
    HWの’80’s C4より若干大きい程度。’80’s C4はHWではやや小ぶりの方ですので、コーギーの方は平均的なHWの大きさの範囲です。
    リツール前の’80’s C4によく似たフォルムですが、エンジンがプラ、サイドミラーがある、シャーシがプラなど、手に取って見るとだいぶ違います。

    やぁ、泥沼仲間が増えるのは楽しいなっと。

    • にわかマニア管理人 より:

      八面蛙さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      >いいんですか、こんなこと言っちゃって? 泥沼ですぜ。

      いやいや・・・全種っていうか、全世代・・・みたいな意味で言いました。すいません。
      カスタムコルベット欲しいけども!!

      >Corvette収集歴18年の私が予想するに手に入れにくいワースト5

      おお~面白い!!これだけで一記事になりそうw
      コーギーキャストは入手困難なんですね~・・・。(でも今回のヤツがあるからいっか!)

      ’58 Corvetteは先日リサ店でたまたま入手できたんですよ!1997年のターコイズカラーの、V8が飛び出てない方ですが。

      >C5ベースレーサーのCallaway C7を含めるかどうかという問題もある。

      こういうのが難しいんですよね~・・・。
      ううむ、やっぱり「全種集める」は取り消してくださいw

      >黄色のエジプトC4。私は食玩で手に入れました。

      あっ、あの時期のヤツですか、これ。
      僕も当時はコレクターじゃなかったのであまり覚えてないんですが、記憶の片隅にスーパーで売っていた映像が残っているんです。

      僕が入手したものは、オークションでめちゃくちゃ安価で出品されていたものです。
      特にC4とかわからないままに手をだした覚えがあります^^;

      >コーギーの方は平均的なHWの大きさの範囲です。

      そうなんですか~参考になります!
      こういうのはやっぱり実物を観ないとわからない部分がありますね~。

      >やぁ、泥沼仲間が増えるのは楽しいなっと。

      人はそれを「道連れ」という。。

  2. 雷電 より:

    こんばんは。ギミック有りカッコいいですね。リサイクル店でリツールモデルを入手していたのですが、ギミック有りは格好良さと豪華さがダンチですね。 入手は難しそうですが探して見たくなりました。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      こんばんは!コメントありがとうございます。

      僕も先にリツール版を入手していたんですが、その時に「ギミック有り」の存在を知ってしまって気になっていました。
      今回はたまたま入手できて良かったです^^

      このキャストに限らず、昔はコストのかけ方が違ったんだろうなーと思わせられる豪華なアイテムが多かったと思うので、いろいろ探したいですね。
      ※逆に「今の200円」で同じような車種を量産しているという面白さの発見にもつながるかと!

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