’67 CAMARO (2022) のレビュー!Hot Wheels idに入れなかったベイビーキャマロ[HTB74]
ホットウィールと切っても切れない関係のマシン・・・シボレーカマロ。
特にその初代、1967年式カマロは何度も繰り返しキャスティングされるなど、ホットウィールにとっての「特別な一台」と言えるでしょう。
ヴェルタースオリジナルみたいなもんや。
・・・って、「おいおーい!’67カマロのレビューなんて前に何度も見てるぞー!」ですか?(言ってない)
そうなんですよ。
’67キャマロに関してはワタクシ・・・
↑これとか
Camaro Fifty – ’67 Camaroのレビュー。最初期ホットウィールCustom Camaroとの関係など。[DWC86]
↑これとか、やってるんですよねええええええ!!
じゃあ、なぜなのか?
なぜいま、また’67 CAMAROのレビューなのか。
その答えは・・・「別アイテムだから」だ!!
’67カマロ (2022)のレビュー
というわけで・・・本日のアイテムは’67 CAMAROでございます。
2024年のDアソアイテムということで・・・日本では4月頭の発売日に店頭に並ぶ予定ですね。
パッケージにもしっかり「’67 CAMARO」と書いてありますが、以前の’67 CAMAROとは一体どこが違うのか・・・!?
’67 CAMARO (2022)について
このキャストは2022年に誕生しているため、便宜上「’67 CAMARO (2022)」と呼ばれます。
まったく・・・’67なんだか2022なんだかハッキリしてほしいですよね!!!
一応解説しておくと、1967年式のシボレー・カマロをベースにしたホットウィールですよ。
前述したとおり、ホットウィールでは「’67 CAMARO」という1983年にLarry Wood氏デザインで生まれたキャストが存在しています。
※なんだったら1968年に発売された最初期ホットウィールにはCUSTOM CAMAROという名前の’67 CAMAROがだな・・・。
今回のアイテムもてっきりLarry先生のソレかと思いきや・・・Phil Riehlman先生がデザインされたアイテムでした。
このキャスト、初出は2022年のFAO Schwarzセットで、今回が初バリエーションとなります。
本当はHot Wheels id用に作られたモデルなんだそうですが、リリース前にidが終了してしまったという経緯があるみたいですね。
しかしなぜLarry Wood版の’67 CAMAROが既にあるのにPhil Riehlman版の’67 CAMAROも作る必要があったのか・・・。
やっぱ僕みたいなヤツがありがたがって買うから、でしょうかw
各部みていきましょう。
フロント・リア
いいですね~。ベイビーキャマロ。
このお尻の雰囲気とか・・・すごく・・・昔のホットウィール感あって良き。
何気にグリルがクリアパーツっていうのも新しいですかね。
しかしヘッドライトがクリアならわかるけど、リトラのグリルがクリアって・・・どういうことだ・・・?
それにしてもこの前後造形どこかで・・・
サイド
後輪跳ね上げ式スタイルは初期ホットウィールのソレなんよ!
僕このスタイリングだぁい好き。
まぁ言うて・・・ごく初期のホットウィールなんかとはボディのデザインアプローチが全然違うかなってのはありますね。
※’67マスタングのキャストに近い詰め方かなー。
今回のグラフィックデザインはHW ART CARSのお馴染みのアレ(設計図風)でした。
ちなみにサイド出しマフラーの形状がLarry版とは全然違いますな。
トップ・ボトム
ルーフには大きなRの文字と、GWJ14という識別番号が印刷されていました。
Rはまぁ・・・HW Art Carsのいつものアルファベットです。
今年は全車集めたら何になるんでしょね。
GWJ14はてっきり今回のトイナンバーかと思ったんですが、違いました。
コレ・・・金型番号ですね。おそらく2022年のHot Wheels idにつくはずだった幻のトイナンバーなのでしょう。
底面もHot Wheels idのチップ用に平な部分があります。(今回のはHot Wheelsロゴが入っちゃってるけど)
著作年は2020年、工場はマレーシアとなっていました。
Larry版’67 CAMAROと比較?
さて・・・
せっかくなのでLarry Wood版の’67 CAMAROと比較・・・と、思ったのですが!!
これ・・・なんかもう全然違うんですよ。
ボンネットの膨らんだ形状を見てもわかりますよね。フロントリップやダックテールなんかも・・・ありゃ、これ全然違うぞ。。。
むしろ・・・
こっち(’68 COPO CAMARO)じゃね・・・?
たしかこの’68 COPO CAMAROもPhilさんデザインだったわけで。
これのデータを流用して、id版として作り直したのが’67 CAMARO (2022)だったってことなのかな、、、
だってほら・・・お尻もこのとおり。
ちょっと違う部分もあるけど方向性一緒でしょ。
参考までにLarry版はコレですからね。全然違う。
底面デザインもクリソツだし・・・サイド出しマフラーの形状もほぼ一緒。
なるほどなぁー。
つまりは「’68 COPO CAMAROをベースに、コストダウンモデルとして作ったものを’67 CAMAROというネーミングで売り出した」ってわけかぁ~!
一本取られたぜ!!!
おわりに
というわけで・・・’67 CAMARO (2022)のレビューでした。
どうしても気になって気になって先行ゲッツしちゃいましたが、蓋を開けてみたらそういうことだったんですねえ。
ホント、すごくホットウィールらしいといえばホットウィールらしい感じでした。
・・・ずっちぃなぁw
まぁ、こういうのがあるから沼るんですけどね!(もっとやれ)
Comment
更新お疲れ様です この青色に設計図もアートカーズの恒例となっていますね!
古いフランス語で友達という意味のとおり、ミニカーで異世代の人と
意思疎通できるかも!?
この外国車ならではの佇まいといい、昔の乗り物が現代に語り継がれる感じが
ホットウィールのいいところですな!
本当に今年はいったい何という文ができるのだろうw
C:mod rod、E:’67 Chevy C10
R:コレ、I:’70 Dodge Charger R/T
Mustang Funny Car(何だろう)、T:’57 Chevy
I:Purple Passion、A:King ‘Kuda
車種不明><、Mailed it!(という新車出るみたいです)
らちぇっとれんちさん
コメントありがとうございます!
恒例ですね〜!
こうなってくると初代から全部揃えたくなる、、、
>異世代の人と
いいですねえ〜!!
そのうち「当時カマロに乗ってたわ〜」みたいなアメリカのオトンに出会えたりして、、、
文章は今のところ「C」「E」「R」「I」「V」「T」「I」「A」「Y」みたいです。
※マスタングはV、メールドイットはYだそう
「RACE IT」と「V」「A」「Y」が残る感じかしら、、、
CAMARO…野生の荒馬(MUSTANG)を食べちゃう妖怪でしたっけ、ガメラとかメガロとかそういう類の
SSグレードのボンネットのモッコリーヌ具合が確かにCOPOちゃんや速度XXのソレですな。
でもよく見るとAピラーのとこに67やぞー!アピールがちみっと付いているので紛れもなく67年式でしょう。
初めてコンシールドライトを見た時は「え?ライト無いけど!めっちゃイーッてしてるけど」って度肝抜かれたなぁ(CHARGER見てですが)
あのグリルがクリア整形ってのは確かに変わってますね、ウィンドウパーツと一体にする必要性が謎いです(インテリアと一体にするとチップ入れるのに不都合あったとか?)
まぁでもコレはコレでなんか網々からライト透けてんぞってメカニカル感があってまた良しですな。
設計図柄ともとてもマッチしてます。
マジョレット難民さん
コメントありがとうございます!
そんな妖怪いないでしょ!!
いたとしたら「ガマロ」だな・・・
>Aピラーのとこに
そうそう・・・これツイッターで教えて頂いたんですけど、三角窓がそこにあれば’67年式ってことで。
たしかにコポカマの方はないんですよねえええ(そのかわりフロントフェンダー脇にしっかりマーカー的なものがついていた)
>コンシールドライト
そういう名前なんすかコレ!かっけえ。
>チップ入れるのに不都合
それか!!!
なるほど!
インテリアパーツ削ってコスト削減なのかなぁとか思ったんですけど、そんなこともなかったしw
そう、これはこれで良いのである。
良くも悪くもミニカーって感じで!