’70 ROVER P6 GROUP 2のレビュー!60年代英国産レーシングプロトタイプ![HCR00]
ホットウィールを買うとき、その動機は2つある。
1つは「あらかじめ知っている車両だから欲しい」というもの。
もう1つは「知らないから買ってから調べる!」というものだ!!()
というわけで・・・ほとんど何者なのかを知らずに入手しました、’70 ROVER P6 GROUP 2です。
ネーミングからローバー社のP6ってマシンをベースにグループ2レギュレーションに合わせて製造したもの・・・(1970年製)ってところだと思いますが、、、果たして!?
’70 ローバー P6 グループ2のレビュー
はい、というわけでやってまいりました。’70 ROVER P6 GROUP 2です。
2022年12月に発売された、Boulevard Mix Nにラインナップされた1台。
※3日連続ブルバからのレビュー、本当に申し訳ないと思っている・・・!
当日はなんでもWRX STiばかりが人気だったとかで??次いでおマス、エアロ、ノヴァの順に人気で。
この子は余っていたお店もあったとかなんとか聞きますけども・・・結局は全部売れちゃったんでしょう??
ね~・・・さっそくメルカリとかで出品されているのを見るとなんだかモヤモヤしますが。
それにしてもなんだか最近英国車両のラインナップが多めな気がします。
日本車→ドイツ車と続いたブームが今は英国車両になったってことでしょうか!?
’70 ROVER P6 GROUP 2について
ROVER P6 GROUP 2はイギリスの自動車ブランド「ローバー」がFIAグループ2規定に合わせて1968年に製造したプロトタイプカーです。
もともとローバーにはP4という英国のお堅いサルーンがあり、それの後継として1960年代初頭に生み出されたのがP6でした。
P6はそれまでのイメージを刷新するようなデザインやV8エンジンを搭載するなど、この時代の英国車にしては前衛的なモデルだったそうです。
それゆえか、英国ではよく売れたそうで・・・1963年~1977年の14年間もローバーの主力マシンだったのだとか。[要出典]
ま、それのレーシング向けカスタム車ってことですな。
(カスタムっていうのとは厳密にはちょっと違うか)
ホットウィールにおいては今作がデビュー品。
デザイナーはMark Jones氏。
なぜ今、これがキャスティングされたのかは・・・謎ですよねえ。
50周年とかそういうわけでもないし。
2023年にはチームトランスポート入りすることも判明しております。
そっちのカラーがどんな感じかはまだわかりませんけど、・・・むしろ今回のヤツほど「チーム」っていうアイテム展開に相応しかった可能性はないのかなぁ??
ま、楽しみですね!
では各部みていきましょう。
フロント・リア
フロントマスクはなんとも1970年代のスペシャリティカー的というか・・・マスタングとかセリカとかを彷彿とさせませんでしょうか!?
ノーマル車と違う点はブリフェン、顎髭みたいなチンスポ、そしてタラコ唇みたいなオイルクーラー(?)。
タラコ唇で思い出したけど、積まれているエンジンはトラコ製4.3LのV8だそうです。(余談)
一方お尻側はすごくクラシカルな造形で・・・50年代のアメ車っぽさもあるなぁ。
実物だったらこの前後チグハグ感がたまらない一台かも・・・。
レーシングプロトタイプということで前後バンパーが外されているのもノーマルと違う点でした。
サイド
なんかムッチリしてますねえ。
これ、「ROVER P6 GROUP 2」で画像検索すると・・・だいたいはホットウィールの情報ばかりが出てきてしまうんですが(w)、1970年に撮影されたという”まんま”な写真が出てきます。
赤いボディで・・・写真の子は51番ゼッケンだったかな。
ホイールもまったく同じような8SPもので。
おそらくそれが何かしらの有名なレース参戦時のヤツ・・・とかなのかも。
ちなみにこのサイドビューにおけるCピラーが太め、というのも当時のイギリスでは前衛的だったそうで・・・なんでもシトロエンDSの影響を受けているのでは?などと言われております。
トップ・ボトム
ホットウィールはすぐに「年式ゼッケン」をやりたがるので、70番の車両ってのがめちゃくちゃある印象なんだよなぁw
元の51番のままでも良かったのにねえ。
・・・って、画像検索で出てくる写真だとボンネットのゼッケンはエアスクープのバルジ上にありましたが、キャストの方はちょっとズレてますね。
ちなみにこの子も最近のプレミアムラインのソレに則り、パーツ点数多めです。
というのも、インテリアとチンスポの色味が違うのでね・・・ここが別パーツかなと。
(車内にはロールケージもありましたが、これはインテリアパーツと一体かなー?)
底面には2022年の著作年とタイ製であることが記されていました。
おわりに
というわけで!’70 ROVER P6 GROUP 2のレビューでした!
もうね、名前すらほぼ初めて聞いたようなマシンでしたので、本当に全然知らなくて・・・いろいろ勉強になりましたです。
個人的にイギリス車ってあんまりグッと来ないっていうか、どうしても階級制度とかのことを考えちゃって「いけすかねぇ国!」みたいなイメージが先行しちゃうんですけども。
でもこの子はなんだかアメ車とか国産旧車っぽい雰囲気もあって、ちょっと親しみやすかったかなw(主観です)
Comment
今回のブールバード、こっちは未だに、銀のヤツが2台、ペグを温ためてます…
ちなみに僕だけでしょうか?にわかさんの最新発売情報の欄、ずっと「10月の発売予定」になってます…
仏生山さん
コメントありがとうございます!
地域差ありますね〜!
でも僕も本来はコヤツが余るべきだと思ってましたw
>最新発売情報の欄
仏生山さんだけじゃないかな・・・?
・・・ウソですw
すんません。
早速12月の情報に修正しました。
これ、自動で変わってくれたらいいのになぁ。
すみません!お手数かけました…
横の欄、自動で更新がいいですよね!忙しいのに申し訳ない…
で、銀の奴(AERO SCULPT)さっき行ったら売切れてました。
あんなもんが売れるとは!wwwwwwwwww(失礼)
仏生山さん
いえいえ!気づいてなかったんで、あざっす!
いやほんと、あれが人気になるとは思いも寄りませんでした。
変態コレクターさんが増えてくれて、なんだか嬉しいw
お疲れ様でふ⛄(*_*)
実物キャスト見た時はイマイチだったんだけど、にわかさんがレビューしてくれるとね、、
うん!イイかもしんないっ!!(所G…Gは家に500匹はいるらしい…メスが生涯産む卵の数が500匹相当だからという根拠かもしんない!…500匹と岡っ引きって似てるかもしんない!)
車の構造もアメ車みたいでステキ
英車好きだからwelcomeよ
〉タラコ唇
ムッチリ
お尻側はすごくクラシカル
オレのどストライクじゃーねーかおまいさんw
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
家に500匹もいんのっ!?
ぐはっ、、、でも屋根裏とか普通にいそうな気はする。
アメ車も英車も好きならその半々みたいなこの子は可愛いかとw
>どストライク
クラシカルなお尻が好きなんて始めて聞きましたよ!!w
にわかさん、こんばんは。レビューありがとうございます。
*当該ローバー
発売日に主戦場のトイザらスで一巡目に取りましたが、他の方々はあまり手に取って無かった様に感じます。それにしても、排気量が凄いですね‼️排気管の取り回しも‼️とても見せびらかしであの通りに出撃するのは気が引けます。そこでミニカーなのですが、いたって平和ですね‼️自己満足で完結出きるところが‼️
そこで妄想ですが、マテルクリエーションで、ブールバードのあの通りのdioramaキット等出してくれないかな⁉️出たら速攻購入したい‼️
nori130さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
たしかにモンスターマシンに乗ってたらブールバードに見せびらかしに行きたくなるのかなぁw
>diorama
僕もずっと願ってます。
マテルの方とお話させて頂いた時にも一度懇願したんですよ。
トミカタウンのホットウィール版(しかもプレイセットというよりはジオラマ寄りのもの)を作れないか?って。
日本ではそっちのほうがウケそうだなと思いまして。
先方さんもウンウン、って聞いてくれてたんですけど・・・後日恐竜の描かれたプレイマットが発売された時にはひっくり返りそうになりましたねw
こんばんは。
5日連続でも構いませんw
>セリカ
似てますね!サバンナにも似てる。
リアはミニっぽいなと思いました。
ちなみに最新発売情報は12月の発売予定になっております。
ぬるいさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
あざすwww
とりま、おマスとWRXは温存でw
リアのミニっぽさもありますね。
そう考えるとクラシックなアメ車というよりは、そもそもクラシックカーがこういう雰囲気だったってことなのかな。
>最新発売情報
当該コメ見て即修正しましたwwww
お晩で御座います
ゼッケンが付いた旧車レーサー的な外観が良いですねぇ~♪
正面の顔は守護神的シーサーって言われれば、
そう見えなくもないか!?
さて昨日の廉価版クーペクリップ、じゃなくて
豪華版クーペクリップは小生も無事ゲッツできました♪
あの冷たいまでに輝くZAMACの銀ッ・・・・・・。
暑い夏にさり気なくブリーフに入れたら
股間がキンキンに冷えるんでしょうねぇ。
街中で思わず((;゚Д゚))ブルブルッってなりそうな予感。
乙さん
お晩です〜。コメントありがとうございます!
シーサーこんなにニッコリしてましたでしょうかw
>冷たいまでに輝く
あれが冬場は本当に冷たくて・・・。ブリーフになんてとてもじゃないけど入れられないです。
てことは夏場、逆にうっかり外に出していようものなら熱々になって、それまたブリーフインしたら大変なことに・・・
なんか、勝手にランチアなんだと思ってた。(
世の漫画家は今冬コミケ原稿に追われているようですが、私の場合今週末までのレトロフューチャーキャディに追われています。。。
あとこないだ初めてスピルバーグの初監督作の「激突」を見まして、なんかあのピータービルト281の再現カスタムやりたくなりましたがベースにちょうど良さそうなのがなくて辞めました。(だからなんやねん)
rin-chan-05さん
コメントありがとうございます!
ランチア!
たしかにちょっとデルタ味もありますねw
>レトロフューチャー
それもコミケみたいなもんやな。
そういう一つ一つのコンテストに本気で望み続ければ、気づいた時にはプロカスタマイザーに、、、
>再現カスタムやりたく
わかるわかるwww
なんか新しい刺激があると、そこに心を奪われがちなんすよね、、、
ワイ、19歳ぐらいの頃にそういうアレでガンプラを買っては積む・・・というのを繰り返してました。(完成させられず)
更新おつかれさまです。
セリカのような、アルファロメオのようなフロントフェイスがカッコいいですね。
こういうあまり一般的に知られてないような車もリリースしてくれるのがホットウィールのいいところではと。
コレクションを通して立体図鑑を見ているようで楽しいです。
そしてその解説をしてくれる本ブログの貴重さよ。
>グローリーチェイサー
これもDタイプのような50年台のグランプリマシンをモチーフにしてそうですね。
エアロスカルプトはノーチェックだったんですけど、ドライバーの004にビビッときてしまいました。
(本来レーサー役は009と002ですがw)
第2期TVシリーズのオープニングが素晴らしい!
Shubeeさん
コメントありがとうございます!
そうそう、アルファのエンブレムみたいなww
たしかに「立体図鑑」なんですよね。
週刊ホットウィールコレクションを作ろう、みたいな。ナチュラルデアゴみたいな。
解説にはほど遠い部分もありますが、重宝していただけて嬉しいです!!
あとコメント欄で色々補足頂いてるので、そこで解説書に厚みが出ているのも事実w
>ドライバーの004
あくまでそう見えただけでw
ヤツすらも彫刻の可能性があることに注意!
>第2期
僕、全然存じなかったんですが、globeのヤツですか!?
これ、なんだかすっごいぞ・・・!!!
こんにちは
カマロに似た車なのに英国車………
ローバーって昔はスポーツカー出してたんか。カマロじゃん(うるさい)
後ろ姿はキャデラックなんよな〜………………こいつもアメ車やん。
今のローバーにこういうやつのデザインがないことにちょっと残念と思うというか、現代のローバーのスポーツカーを見てみたい。
追記:ローバーはランジローバーですか?レンジローバーですか?
しらす☆さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
なんか英国車っぽさがないですよね〜。
僕はカマロよりおマスに近い雰囲気も感じております。
>現代の
現代は現代で全部同じような車に見えてしまってねえ、、、
もうちょっと個性を出してくれてもええんやで?と思う次第です。
>ローバー
ランジローバーは知らんけどもw
ローバーは古い企業なだけあってちょっと複雑な歴史を持ってるみたいで。
その途中で生まれたオフロード部門がランドローバーとして独立したとかだったと思います。
んで、レンジローバーはランドローバー社のフラグシップSUVだったかと!
ところでこの車(’70 ROVER P6 GROUP)は当時、何馬力でしたか???。
自動車男さん
コメントありがとうございます。
僕が参考にした記事では4.3L、365bhpというような記述は見かけましたが・・・正確な馬力はわからんです!