SUBARU BRATのレビュー!「ピックアップだけど、ピックアップじゃなかった!」なカッコ可愛い一台!
2019/12/18
スバリストの方なら確実にゲットしたであろう・・・したよね・・・?な一台、SUBARU BRAT。
僕も12月のRLCキャンペーン品ゲットのために(売れ残っていた)本車種をつまんできたわけです。
最近はみんなローレル、ローレルって・・・日本車なのに余りまくってたBRATさんの気持ち考えたことあんのかよ!?
・・・とまぁ、冗談はさておき。
これもまた掘り下げてみるとなかなか面白い車種だと思いましたよ~!
というわけで、SUBARU BRATのレビュー・・・いってみましょう!!
スバル ブラットのレビュー
本日紹介するのは、2018年Car Culture「SHOP TRUCKS」にラインナップされていたSUBARU BRAT。
当該シリーズはピックアップトラック×何かしらのショップ(主に車関係)といった車種が集められたもので、日本では2018年の夏ぐらいに展開されましたね。
同シリーズにおいて唯一の日本車でありながら、一番人気がなかったかな~?という印象があるアイテムだったりします。
・・・というかSHOP TRUCKS自体があまり人気なくって、Borla仕様のシルバラードですら未だに余ってるお店に出会えるぐらい。
2016年のTRUCKSシリーズの時には結構早い段階で売り場から消えてしまったんですけどねえ・・・。不思議。
SUBARU BRATについて
SUBARU BRATはスバルが1970年代の終わりから1994年ぐらいまでUSで販売していたピックアップトラック型の”4人乗り乗用車”です。
アメリカでは(地域によるとは思いますが)本当にピックアップトラックが町中を駆け巡っているんですよね。
それだけピックアップに需要があるということで、当時NISSANやTOYOTA、MAZDAなどに続いて米スバルもピックアップトラックの販売に乗り出すことになったのは当然の流れだったと言えるでしょう。
ただその時のアメリカのルールとして・・・輸入ピックアップには高額な関税がかけられていたんだそうです。
他の国産メーカーは部品としてアメリカに輸出し、現地で組み立てることでこの関税を回避していたのですが、スバルはフルモノコックボディのマシンしか持っていなかったことからその手法が取れませんでした。
そこで!
初代レオーネベースのボディをピックアップ型にし、荷台に2座を取り付けることで「これ、ピックアップトラックじゃなくて4人乗りの普通車やで」っていう方法を取ったのだそうw
※といっても裏技的なものではなく、アメリカ政府から正式に認められての方式だった模様。
面白いですよね。
見た目的にはピックアップトラックなんだけど、ピックアップではない・・・みたいな。
その後アジアやオセアニアでの需要に伴い、諸外国への輸出も始まったのですが・・・日本ではとうとう正式発売されないまま生産が終了することになりました。
その背景にはやっぱり「日本ではピックアップトラックが売れにくい」というものがあったのではないかと思われます。
まぁ日本は雨も多いですし・・・何しろ荷台に人を載せて走ったら怒られちゃう国ですからね。
ホットウィールにおいては2012年のHot Oneシリーズにてデビュー。
デザイナーはBrendon Vetuskey氏。
当時の名称は「SUBARU B.R.A.T」(Bi-drive Recreational All-terrain Transporterの頭文字)でしたが、その後は現在のように「SUBARU BRAT」という名前で展開されるようになっています。
では各部見ていきましょう。
フロント・リア
個人的な感想なのですが・・・今回のBRATが人気薄だった理由はこの顔面にあるのではないかと思っていますw
2018年以降のCar Cultureシリーズは全背面ともにグラフィック印刷を頑張っているんですよね。
BRATも例外ではなく、灯火類やエンブレムがデジタルタンポなる印刷によってしっかりと再現されていたわけです。
・・・が!!
すっごく中途半端なんですよこれ。
グリルがボディのイエローカラーのまんまで、ヘッドライトだけが塗られているっていう。
今までにリリースされたBRATはどれも顔面がのっぺらぼうだったんですね。
何も塗られていなければ諦めがつくようなものの・・・ヘッドライトだけが中途半端に塗られている状態というのが逆にカッコ悪く写ってしまった・・・というのが敗因なのではないでしょうか。
なにげにここさえクリアできれば、かなりカッコいいアイテムだと思うんです。
ホットウィールの4×4車特有の「足回りがごっつくなる現象」も起きてないですしね~。
初代レオーネ風の顔も70年代っぽい感じでかわいいですぞ・・・!
サイド
SUBARU BRATを画像検索すると普通の車高のピックアップがたくさん出てきます。
・・・が、そこはホットウィールなので、本車はワイルドなハイリフト仕様ですね。
名前にもAll-terrainとか入ってるわけだし、実車もこういういかつい仕様の方が似合うんじゃないでしょうか。
・・・といってもシルバラードとかFシリーズとかに比べるとかなり小型でかわいいヤツだったんじゃないかと思います。
ボディサイドには「SOOBY’S Off Road」というカリフォルニアのリバーサイドにある(設定の)ショップ名が描かれていました。
おそらくはホットウィールデザイナーが作った架空のショップでしょう。
またホイールはRRMAG(Real Rider Mag-Style)が採用されていました。
トップ・ベース
ボディトップから見るとかなりいかついピックアップのようにも見えますよね。
特にホットウィールはスケール感を無視して、だいたいが3インチになるように作られているので・・・本当にシルバラードとかと並べても見劣りしない仕上がりになっています。
でもこれ、実際には全長4mぐらいのマシンだと思うんですよ。
ベースとなったレオーネなんて4mに満たなかったらしいですし・・・。
そう思ったらシルバラードよりも(場合によっては)2mぐらい小さい車ってことに・・・!
※そういや510ワゴンに乗っていたJun Imai氏がかなり窮屈そうに見えたのを思い出しました。
当時のアメリカの若者たちにしてみたら、ミニとか軽自動車に乗るような感覚だったかもしれないですね。
今回のアイテムはCar Cultureシリーズなので、ベースパーツもメタル製。
手にとった時には見た目以上の重厚感を得られると思います。
底面には2012年の著作年とタイ製であることが記されていました。
いつものアレ(ちょい足しカスタム)
さて・・・いつもどおり気になっていた部分をちょちょいと塗ってみましたよ~。
どうでしょうか・・・個人的にはすっごい見違えたと思います。
今回もエナメル塗料を使って黒と銀、あとは黄色をちょいちょいっと面相筆で塗っただけのお手軽カスタム。
やっぱりホットウィールって細部を詰めることが出来たらそこそこカッコ良くなるんだなーってのがわかりますよね!?・・・ね!?
昨夜遅くまでこんなことをやってたので今日の記事更新がかなり遅れてしまったことをお詫び致します。。。(こういうのやってると眠くならないんですよねーw)
おわりに
というわけで、SUBARU BRATのレビューでした!
僕も例に漏れず「なんか微妙にカッコワルイなぁ・・・」と思っていたアイテムだっただけに、ちょい足しによってそのカッコ良さに気づけたこと、またアメリカに輸出するために「ピックアップだけどピックアップじゃなかった状態」になったというのを知れたことなどは嬉しかったです。
ホットウィールの楽しみ方っていろいろあると思うんですが、こうやって知らなかったマシンに触れることで魅力を再発見できるというのは、なんだかプライスレスですよね。
ある意味これが本当のトレジャーハントだったりして!!!
Comment
スバルのピックアップは、余り目にしない車ですね。 話は変わりますけど…アティックトイズさんからではないんですけど、ヤフオクで以前からお世話になっている方で、欲しかったホットウィールの商品と先にワイルドスピード★プレミアムシリーズのモナリザS15が届いたのでご報告させて頂きます。アティックトイズさんからメッセージがまだありません。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
SUVなら見かけるんですけどねえ~。
モナリザ・・・僕は23日を待つばかり。。。
アティックさん、僕が前に利用したときはすぐに連絡くれたと思うんですけどねえ・・・?
アティックトイズさんの注文は、初めてです。尚Yahooメールには(更新のお知らせ。)しか来ておりません。…平日は仕事で電話してる暇がありませんし、土日は休みですけど、アティックトイズさんのお店も休日で電話が出来ませんね…。仕事も急には休めないんです(>_<")…。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
僕も2回しかオーダーしたことないです^^;
メールは受注時と発送時だけじゃないですかね~??
あっ、受注メールも来てないんでしたっけ・・・?
電話じゃなくてメール問い合わせなら時間を気にせずできるかと!
お晩で御座います。
いやー、長らくご無沙汰をしておりました。
ネットの無い環境にいました&リア充な日々でして、
久し振りにブログにお邪魔しました “(_ _)”
いやはや、このスバルブラットさんですが
某国ではブービー賞は免れたものの、ラスから2位という
売れ行きでした。そしてドンジリは大量に余っていた
エコノライン・・・。
そして苦労したのはキャディー・パミュパミュでした・・・。
このブラットにそんな歴史があったとは、驚きでした。
しっかし、世の中には法の目をかいくぐれる方法が幾らでも
ありますね。
ちなみに某国ではピックアップ・トラックは通常、Ute (ユート)と呼ばれて
おりまして、やはり大人気です。
ホールデンとか(ボソッ。
そーいえば、BとCアソ、ガルフシリーズ、その他モロモロ、
全て買い逃してました。流石にマイナス23度で並びは無理ポです。
あとト〇カの青乙、いまだ入手不可能でっす・・・。
悪魔の”乙”さん
おばんですぅ~。コメントありがとうございます!
ネット環境はさておき、リア充なのは良いことですね!羨ましす。
某国でもブラットさんはラス2位でございましたか~・・・w
というかエコノラインが不人気なのは未だに許せませんよ僕は・・・!可愛いのに。
キャディーパミュパミュはケース内の混入率が少なかったので仕方ないですよね。
むしろ人気がでなさそうなやつを少なくすればいいのに・・・っていっつも思います。
>法の目をかいくぐれる方法
そうですねえ・・・そこにお金が絡んでくるとみんなあの手この手でなんとかしようとするんでしょう。
>Ute
USだとクーペユーティリティとピックアップが(いちおう)明確に定義されているっぽいんですが、某国だとすべてがUTEになる感じですか?
日本では本当にピックアップを見かけることすら珍しいですよねえ・・・あっ、軽トラはある意味小型ピックアップなのかしら。。。
>マイナス23度
お噂はかねがね・・・というかまだ日本から飛び立てずにいるんですね・・・。
そろそろ真夏のあちらが恋しいのではないでしょうか!?
青乙は・・・僕もビックカメラの再入荷待ちです!
こんにちは。
あのイスはそのためだったのかー
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
あの椅子はそのためだったらしいですね~。
本当に調べてみるといろいろわかって面白いです!
更新お疲れ様です。ブラット勿論購入しましたよ。 此方では割とどのモデルも満遍なく人気が有り、ケース内の数の多かったエコノライン以外早々に姿を消しましたね。
雷電さん
コメントありがとうございます!
勿論購入・・・さすがですw
そちらではショップトラックスの人気あり、でしたか!
あ~・・・じゃあやっぱりこれも地域差があったんですね。(エコノライン以外)
シルバラードもシェビーピックアップも、そういえばプレミアムライン版って持ってなかったので・・・次に見かけたら買っちゃおうかな・・・。
ブラット結局買ってないなー。
何度となく入札してるんだけど、いつも想定予算を超えられてくる感じ。なんかこう、ベーシックとしてはそこそこ高値安定、でもサイドラインだと(サイドラインとしては)あんまり高騰しないイメージありますね。そもそもラインナップというかバリエーション自体、少なめなんですよね。
この黄色も発売日に見てスルーしちゃってから買えてない。そして「3000円要員」として毎回そこにかかってるのを確認するみたいな(で、今回のにわかさんみたいに拾われていき、気づくと売り切れてエコノラインだけになってる)。
トラックスのより、クールクラシックスのを狙っていきたいですね、自分は。
FTEさん
コメントありがとうございます!
ホットウィールって売価がより低いベーシックの方が価格高騰する不思議な現象が起きてますよね?
まぁ希少価値を考えたら不思議でもなんでもないのかもしれませんけど・・・場合によっては同じ車種なのにベーシックの方が倍近い価格で取引されてたり。。。
>3000円要員
なんて可哀想な呼び名なんだ!www
でもまぁ、それでも拾っていかれるだけマシ・・・と思うべきなのかな。エコノラインェ。。。
>クールクラシックスの
だってお高いんでしょう・・・?
そういえば最近モダンクラシックスの240Zをヤフオクで見て物欲を刺激されてしまいました。(買わないけど)
>モダンクラシックスの240Z
これ!
高いですよね。。。5000円はくだらない。たしかにすっごくカッコいいけど。
以前「HWまとめてウン十台」的な出品の中に、これが含まれている出品があったんですよ。どっかのリサ店の1円開始かなんかで、「写真で判断しやがれ」的な感じで結構ぞんざいで、写真画質も悪いんだけど見る人が見れば気づくだろっていう。でも1個1個の車名はタイトルにも詳細にも書いてないから、検索では引っかからないわけですよ。
だから終了日まで結構低値のまんまで、2000円とかにしかなっていないわけです。これ「気づいてるのオレだけなんじゃないか」ってドキドキしまくって……もう他のウン十台なんて相場で足していっても1個あたり200円もいかないような雑魚(失礼)なんで手が出しにくいんだけど、この240Zだけで絶対お得やん……と。
結果? たぶんもうひとりかふたりだけ、気づいた人がいたんでしょうね。しっかり8000円だか9000円だかまで跳ね上がって私の手元からすり抜けていきましたよ(そもそも手に入ってない)。9000円でも損しないような中身だったはずですけど、絶対的にその値段と量(いらないウン十台ぶんにかかる送料もね)が無理っていう。
さらなる高みを目指すなら、HWC限定品もありますよ(15000円以上する)。
FTEさん
おお・・・やっぱり目をつけていましたかw
まとめてウン十台ものは僕もヤフオクにハマっていた時期は隈なくチェックしていましたよ~。
なので気づいた人ももうひとりかふたり・・・なんてもんじゃないと思いますw
みんなギリギリまで入札しないからなぁ!!!(←人のこと言えないけど)
いずれにせよHW一台に5,000円はまだ僕には早いですw
HWC限定のアレ・・・たしか開始5分ぐらいで消えたんですよねえ
こんにちは!
ブラッドさん、南半球の某国では大人気ですよ(リアルの車ですが)
イス!と言う言葉に反応して思い出したのですが
昔、ベンツのSL(オープンカー)なんですが、正規物は2人乗りなんですが
並行車で4人乗りのが有ってタマゲタ記憶があります、後ろはシートじゃなくて
物を置くスペースなんですがね⁈どうやって検査をスルーしたのか???
正に、>法の目をかいくぐれる方法
お金がからんだのでしょう
つい最近も、お金がらみのなあなあが発覚し大騒ぎした様です~。
青い乙ですが、先週末ですが近隣のヤマ電で普通に在庫がありました。
穴場スポット⁈
hiroさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
日本でも実車が正規販売されなかったのにラジコンなんかは発売されたとかで・・・やっぱり一部に人気のあるアイテムであることには違いないんでしょうね!
>ベンツのSL
検査をスルー・・・してたのかなぁw
僕、移動販売をやっていた時代があるのですが、その時のお仲間さんたちは車検の時だけ普通の車に戻して・・・みたいなのを平気でやってました。
>青い乙
そういえば僕もバースデイで見かけたかな・・・?
でもビックカメラだと300円近く安いんですよ~。
ガタッ!
¥300近くも安いんですか?
椅子から落ちそうでした~
販売店も乱立しプライスも激戦になってきて、消費者も賢くないと損ですね、、、
良い情報ありがとうございました。
hiroさん
そうなんですよ・・・なぜか知らないけどトミカプレミアムだけはビックカメラがめちゃ安くて。
対抗馬のヨドバシですら100円以上高いっていう。
ただずっと再入荷がないので「待ち」ですけどね~w
お疲れ様です〜
当時売れ残ってるのを見てスルーしてたんですが、改めて見てみると格好良いですねぇ
ホットウィールは開けてから魅力に気付くってことが多々あるから油断ならないぜ……w
関税をすり抜ける裏技、不覚にも笑ってしまいましたw
当時のメーカーさんは苦労されたんですねぇww
まるまるさん
コメントありがとうございます!
改めて見るとカッコいいですよね!?
もともとの造形がいいので、ちょい足しも生きてきますし。
開けないと魅力に気付けないけど、魅力に気付けないと買わない(結果開けられない)・・・っていうねw
>関税をすり抜ける裏技
本当によく考えるものですよね~。
アメリカ政府さんも「おっおう・・・」って感じだったのかな!
昨日気が向いて麒麟に行ってみたら、オフロードトラックスアソート版のブラットが投売りされっぱなし(とは言ってもラスト2個)だったので一つ回収してようやく初入手だったのですが、キャラメルみたいな色合いのタイヤよりもどうしてそんなスモークガラス仕様にしたっていうところにツッコんでしまいます。
ホンダアソート版のオデッセイもそうなのですが、日本だったら違反切符切られそうなくらいに濃度がキツいせいで車内が見えないっていうのはやっちまった感がある気が…。
そのうちUVレジンで型取り複製して透明度の高いクリアパーツに置き換えてやろうかなと思っているものの、サイズが大き過ぎて絶対成功しなさそうなので諦めてます。
サカBさん
コメントありがとうございます!
まぁ・・・スモークウィンドウは許してやってくれぃ・・・!
そしてタイヤは泥んこを模したんすよ・・・そこも汲んでやってくれぃww
>日本だったら違反切符切られそうなくらいに濃度がキツい
それがねえ・・・ホットウィールってアメリカのオモチャなんすよ。。。(知ってる)
でもオデッセイなんてせっかく車内がいい感じに作られているのに、もったいないですよねえ。
>UVレジンで型取り
あれ難しいんですよねえ。
どこで分割させるか??ってところだとは思うんですが。
サイズに関してはもとのクリアパーツをそのままではなく、実際に使う部分だけ複製すると割り切ればどうにかなるかと・・・?