CLOAK AND DAGGERのレビュー。X-RAYCERSのために生まれたかのようなモデル![DHP49]
2017/12/22
「外套と短剣(CLOAK AND DAGGER)」という言葉をご存知でしょうか。
僕は恥ずかしながらこの年齢になるまで知りませんでした。
外套(がいとう)とは、オーバーコートのようなもの。
つまりCLOAK AND DAGGERとは「オーバーコートと短剣を携帯している人物」を表すことから、演劇におけるミステリーなどを指す言葉として使われているものです。
今日はそんな「外套と短剣」を車名に持つホットウィールオリジナルカーのCLOAK AND DAGGERのレビューです。
クロークアンドダガーのレビュー
2007年にデビューしたCLOAK AND DAGGERは、2016年においてはX-RAYCERSセグメントより発売されました。
X-RAYCERSは主にエンジンなどの機械部が見えるようにとスケスケに作られたモデルです。
2000年代初頭にはX-RAYCERSというカテゴリーがあり、フェラーリモデナなんかがスッケスケのスケルトンで発売されていました。
CLOAK AND DAGGERはまさにX-RAYCERSのために作られたようなモデルではないかと思えます。
各部見ていきましょう!
フロント・リア
早速スケスケですね!w
フロントタンポが中心からズレてしまっているのが残念です。
背面から見るとピラニアテラーみたいな顔してますね。(主観です)
この写真だと少し赤味が強くでてしまっていますが、実際はもっとオレンジ色で、シャーシのクリアブルーとのコントラストがかなりいい感じです。
サイド
ボディサイドから見ると、なんとなく「外套と短剣」感があるのではないでしょうか。
クリアオレンジのマントの裾からチラリと見えるクリアブルーのナイフの先端・・・みたいなデザイン上の意図を感じました!
そしてこのサイドビューからわかる人にはわかる通り、この車にはちょっとしたギミックがあります。(後述します)
タイヤは半透明な外套の奥にうっすらと見えているのがなんとも新しいですね!
これ、走らせると何気にカッコいいんですよ。
一枚クリアパーツを挟むだけでなんだか普通のタイヤじゃない感じがします。
トップ・ベース
このモデルの素晴らしいところは、アルミダイキャスト製パーツの使い方が絶妙な部分です。
他のX-RAYCERSの場合、シャーシがメタル製であることが多いので、ひっくり返した時には全然X-RAYCERSじゃなかったりします。
・・・が!このCLOAK AND DAGGERの底面は、観ての通りのスケルトン仕様。
上から見ても、横から見ても、裏から見てもスケルトンというのはなかなかないんじゃないでしょうか。
そのおかげで、光に透かしてみるとめちゃくちゃ綺麗なんですね~。
わかりますかこれ。
クリアオレンジとクリアブルーが重なった部分がクリアピンクに見えたり、クリアブルーとクリアイエローのパーツが重なってクリアグリーンになったりしてます。
僕の手持ちのX-RAYCERSだとこういうわけにはいきません。
いかにこのモデルがX-RAYCERS向きかがわかります。
ベース底面には2007年の著作年と、マレーシア製であることが記されています。
ギミック
さて、前述したギミックですが・・・なんと外套が外れます。
こうなると全然表情が違いますね!
ちなみにCLOAK AND DAGGERの場合、ボディだと思っていたクリアオレンジのパーツがウィンドウ、パーツを外した中にあるクリアイエローのパーツがボディだそうです。
前後を見ても全く同じ車とは思えません。
ボディサイドも全然別の顔になりました。
元の方が永野護っぽくて、こっちは宮崎駿っぽい感じがします。
この姿を見て「CLOAK AND DAGGERだ!」と言える人がいたらすごいですね・・。
タイヤはクリアーのPR5。カッコいいです。
上部から見るとこんな感じ。
ダイキャストパーツの使い方がいかに秀逸であるかがわかるかと思います。
ちなみに抜け殻はこんな感じです。
これだけでも十分カッコいいぜ・・・。
おわりに
というわけで、とってもX-RAYCERS向きなCLOAK AND DAGGERのレビューでした。
正直、めちゃくちゃ魅力的だったと思いますw
こうなったらいろんな種類のCLOAK AND DAGGERを集めてマントを着せ替えてみたいですね~。
もしかしたら今回のカラーリング以上にカッコいい組み合わせが出来ちゃうかもしれません。
ただ、ここまでスッケスケなのは2016年モデルぐらいみたいですが。
※他のCLOAK AND DAGGERはシャーシがスケルトンじゃないっぽいです。
また、残念ながらCLOAK AND DAGGERは2017年のベーシックカーでは登場しません。
その代わり2016年の2ndカラーがもしかしたらまだどこかにあるかもしれませんね!
Comment
おはようござんす。今日は事故りました。(ノД`)
①ポタ造のパシリでトミカを買いに行く。
②HWを見ていたら、5台パックにFDカスタム(ピンク)が・・・。
③他の4台は残念なモノばかりでしたが、FD欲しさに購入。
④何とその中には「ヘリコプター」が・・・。
コレでは、ヘリ男3号と呼ばれて・・・。(ノД`) ちょwwwww。
ちなみに友達が中国で買った10台パックは・・・。
フェアレディ2000 青緑
ウラトロ キイロ
コルベット アカ
フレイムスのアメ車
マスタングのキイロ?
ビートルの緑メタ
とかなんだよね。ウラヤマ。
その5-PackはPolice Pursuitシリーズですね〜。
ラインアップは確か警察側がロックスター、チャレンジャードリフトカー、フロッパーチョッパー(ヘリ)、逃走側が24/7とファストフェリオンだったかな?
ちなみにヘリ男2号は誰の事ですかね…
5踏み先輩!チース!
この5パックはケイドロセットなんですね。チャレンジャードリフトカーはワイスピで金庫を引っ張っていたクルマですか?
なんかセットモノは不要なモノが入っていても、本当に欲しいモノが1台入っていると買ってしまいますね。
ブラインドモノ(サンクス京商など)でもないのにハズレを掴まなくてはならないという・・・。(ノД`) 事故じゃん!しかもヘリ。
ところで、例の中国で買い出しをしている先輩がもう一つ10パックをアップしていて・・・。
ケーファーのクロと、NDロドスタのクロが入っています。
’69カマロZ28(トゥーンド)の青、オデNGKも見えますね。
あっ、ヘリ男2号は・・・。
すいませんチャレンジャーじゃなくてチャージャーですね。紛らわしい…
このチャージャーは若干年式は違うかもしれませんが、ワイスピで金庫を引っ張ったモデルと同じですよ〜。このモデルは金型が2つあって通常仕様のものとアニマルガードとパトランプがついたパトカー仕様のものがあります。このケイドロセットは
かなり前(多分2010年ぐらい?)から毎年車種が変わりながらも続いているシリーズで、24/7は2回目の採用だったかな?(過去にイエロー/ブラックフレイムスのカラーで登場してます。)
他に警察側だとカマロやシェビータホが、逃走側だとマスタングやシビックが出ています。
10台パックの車種は聞いたことのないカラーの車種ばかりですね。中国の方が日本より新製品の入荷が早いのかな?このパック限定カラーの車種も多いので気になったものは買うのがいいかもしれません。日本でもこういったパックの入荷はありますが、場所が限られるので見つけて気になったものは即買うようにしていますね。
ちなみに日本では今だとブルーのサイオンFR-S(トヨタ86)、グリーンのC2コルベット、ブラックにフレイムスのCOPOカマロなんかがパック限定で出てますね。年末年始にベーシックで登場したTEINのインテグラがセットに入っていることもあるので競争率は高めかもしれません…
>チャレンジャーじゃなくてチャージャーですね。
全然大丈夫です。紛らわしいですよね。(ノД`)
>24/7は2回目の採用だったかな?
http://hotwheels.wikia.com/wiki/24/Seven
イエロー/ブラックフレイムスも確認しました。
>10台パックの車種は聞いたことのないカラーの車種ばかりですね。中国の方が日本より新製品の入荷が早いのかな?
そうですね。向こうの方が流通が早いです。
前回の出張のときに、便器トラック3台とか、ガスモン、ポルシェGT3RSミドリとかを買ってきてくれました。
ウラトロのキイロは友達にあげちゃいました。
・・・コレで日本国内のEアソが飛んだら大笑いです。
>このパック限定カラーの車種も多いので気になったものは買うのがいいかもしれません。
でも、1/5のときはキツいかなぁ~!
もうヘリは要らないし・・・。( ^-^)
しまさん
サマンサ!コメントありがとうございます。
事故、大丈夫ですか!?
>①ポタ造のパシリでトミカを買いに行く。
ポタ造www
>③他の4台は残念なモノばかりでしたが、FD欲しさに購入。
残念なモノ扱いはひどいですw
でもそれ、5Packの限定カラーなんですね~。やっぱりパックもなかなか侮れないんですね・・・。
>コレでは、ヘリ男3号と呼ばれて・・・。(ノД`) ちょwwwww。
待って!?
僕が1号ってことでいいんですか!?
そして5踏みさん、盛大に自爆してますw
こんばんは〜
また随分と変態なモデルを…
ボディとシャーシが脱着するギミックはミニクーパーやニュービートルなんかにも有りましたが、現在はどちらもコストの問題からか、ギミックは無くなってしまいました…なのにCloak and Daggerはこのギミックが健在なんですよね〜。何故なのか…
脱着出来るホットウィールって中身も結構良くできてるんですよね〜。Ground FXという車両もボディが脱着可能なので是非こちらもチェックしてみて下さい。
5踏みさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
>また随分と変態なモデルを…
えっ・・・たしかにより実際の車両から離れてしまいましたね・・・。
>ボディとシャーシが脱着するギミックはミニクーパーやニュービートルなんかにも有りましたが、現在はどちらもコストの問題からか、ギミックは無くなってしまいました…
えええっ!?その辺の実車も脱着ギミックがあったんですか!!
一気にギミックがあった当時のものが欲しくなりました・・・。
>Cloak and Daggerはこのギミックが健在なんですよね〜。何故なのか…
いやだって、これ、ギミックなかったら全然魅力がなくなっちゃうんじゃ・・・w
>脱着出来るホットウィールって中身も結構良くできてるんですよね〜。Ground FXという車両もボディが脱着可能なので是非こちらもチェックしてみて下さい。
うわ!これもカッコいいですね・・・!
ただ、ボディをかぶってる状態だとミステリーカーとかカードイラストが確定していない時のヤツみたいなフォルムに見えなくもないですねw
変態なモデルと言いながらさらにかぶせてくるとは・・・!!!
ああ、ごめん!
「今日は事故りました。(ノД`)」というのは、いらないHWを4台も買ったという意味だわ。交通事故とかじゃないよん。
・・・わかりにくかったね。スマンチェスター!
>ボディとシャーシが脱着するギミックはニュービートルにも
が気になるんだけど、いつ頃までのモデルなんだろう?
友達が買った10パックには両方ともビートルが入っているんだけど新しいからムリかな?
「ギミック付き」や「室内に変なモノを乗せたモデル」は魅力的だよね。
しまさん
>「今日は事故りました。(ノД`)」というのは、いらないHWを4台も買ったという意味だわ。
ああ、そうだったんですか・・・良かったw
っていうか、これを事故って・・・ひどいな!!!w
>いつ頃までのモデルなんだろう?
調べてみたら、2009年までは脱着モデルだったみたいですね!
http://hotwheels.wikia.com/wiki/Volkswagen_New_Beetle_Cup
>「ギミック付き」や「室内に変なモノを乗せたモデル」は魅力的だよね。
変なモノてw
イヌとかネズミとか自転車とかですね~。
中身までしっかり作り込んでいるかと思いきや、MMにして中身スッカラカンのもあったりして、ホットウィールって本当に不思議です。
・・・ついに、MMの意味を思い出したらしい。(^Д^)
ちょwwwwwwwwwwwwwwwww!
「そして5踏みさん、盛大に自爆してますw」
・・・ヘリ男1号さんもだね。( ^-^)
訂正!
10パックの「ケーファーとNDロドスタのクロ」はロドスタじゃなくて、’15 JAGUAR F-TYPE PROJECT 7というモデルらしいです。
サイドビュー、ゼッケンサークルともにNDロドスタとそっくり。
ちなみにニュービートルは3台ともギミック無しバージョンだったみたい。俺たちは早朝からなんのメールをしているんだろう?( ^-^)
しまさん
’15 JAGUAR F-TYPE PROJECT 7、昨年には赤いボディに白マルのヤツも出てますね。
http://hotwheels.wikia.com/wiki/'15_Jaguar_F-Type_Project_7
2つ並べてみたいところですが、どっちも入手困難そう・・
>ちなみにニュービートルは3台ともギミック無しバージョンだったみたい。俺たちは早朝からなんのメールをしているんだろう?( ^-^)
早朝からニュービートルのギミック確認・・・バイタリティすごいっす!
というか、昨夜遅くまでコメントくれていたのを考えるとさらにすごいw
にわかマニアさん、こんにちは!!!
クロークアンドダガーのレビューお疲れ様です。
ホットウィールの謎車は名前を英語の慣用句から引用されているモデルが多いですが、このモデルにこんな意味があるとは知りませんでした。
外装着脱ギミックには驚きです!!!
まさに「抜いだら凄いんです」って感じ。
特に内部メカの有機的な感じがすんごい良くて、これベースでカスタムしてもかなり面白そうです。
>元の方が永野護っぽくて、こっちは宮崎駿っぽい感じがします。
わかりますよ~(笑)
オレンジのクリア外装とかミラージュシリーズの暁姫みたいですよね。
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>ホットウィールの謎車は名前を英語の慣用句から引用されているモデルが多いですが、このモデルにこんな意味があるとは知りませんでした。
なかなか洒落っ気があっておもしろいですよね~。
僕もこんな意味があるとは知らなかったので、謎車は特にその車名の由来を調べるのも楽しかったりします。
>まさに「抜いだら凄いんです」って感じ。
ああ・・・これをタイトルにすれば良かったww
>特に内部メカの有機的な感じがすんごい良くて、これベースでカスタムしてもかなり面白そうです。
!!!
たしかに!!
エグゼクススチームの発想はこういうところから出てくるんですね・・・!
>>元の方が永野護っぽくて、こっちは宮崎駿っぽい感じがします。
>わかりますよ~(笑)
まさかわかってもらえるとは・・・!!www
そうなんです、なんかミラージュシリーズにありそうな曲線美というか・・・そんな感覚がありましたw