CUSTOM ’53 CADILLACのレビュー!シリーズ62のピックアップ(UTE?)カスタマイズドモデル![FYC15]
2023/01/16
2019年のメインラインアイテム、CUSTOM ’53 CADILLAC!
僕は50~60年代のキャデラックに目が無くて、見かけると欲しくなっちゃうんです。
なんでだろう?
やっぱりアメリカン・ゴールデンエイジ感があるからですかねえ・・・?
今回のアイテムは発売日に無事連れて帰ってくることができたものです。
というわけで、令和いっぱつめのHWにわかマニアは・・・CUSTOM ’53 CADILLACをレビューさせて頂きたいと思います。
カスタム ’53 キャデラックのレビュー
本日紹介しますのは、2019年EアソートよりCUSTOM ’53 CADILLACです。
僕は4月20日のショップ限定アソ時にヤマダ電機で入手致しました。
前評判的にもそこまで人気じゃなかったのかな?
当日も特に奪い合いになるようなアイテムではなかった(というか僕が売り場を離れる時にはまだ余ってた)と思います。
ただ昨年から続く妙な販売戦略のせいで・・・たぶんこのショップ限定アソを逃したトイザらス・イオン・ヤマダ民は次の入手機会がもうないかもしれないですね。
5月頭はF+Gアソ(実質GミックスケースにFのトレハンが入ったヤツ)が登場予定なので、Eアソの入る余地がないですし。
逆に西友では4月頭にEミックスが入っていたらしいので5月頭はFミックス(E+Fアソ)だと思われ・・・入手チャンスがあるかも、といった感じかな。(わからんけど)
このあたりの情報・・・もう一度しっかりまとめておきたいところです。。。
CUSTOM ’53 CADILLACについて
CUSTOM ’53 CADILLACはその名のとおり、53年式のキャデラックをカスタムした車両です。
この年代のキャデラックって、ドゥビルとかセビルとか、ブロアムとかフリートウッドとか・・・エルドラドとかシリーズ62とか、、、いろいろ呼び名があってよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか?
・・・え?僕だけ??
調べた結果からいうと・・・これは「1953年式のシリーズ62をカスタムしたピックアップタイプのキャデラック」という感じだと思われます。
順に説明すると、まず「シリーズ62」というのが1946年に誕生したキャデラックのエントリークラスを指すんですね。
その第三世代にあたる1953年式には2ドア・ハードトップとコンバーチブルが用意され、うちハードトップの上位モデルに「ドゥ・ビル」が設定されていました。
さらに1953年にはシリーズ62のコンバーチブルをベースにしたラグジュアリーな最上位車種「エルドラド(スペイン語で黄金郷)」が登場します。
ドゥ・ビルやエルドラドはその後にグレード名から車種名に変わってしまうので・・・なんだかこの辺がごちゃっとしてよくわからなくなっていたんですね・・・。
※ちなみにエルドラドの第二世代、1957年モデルより、2ドア・ハードトップは「セ・ビル」、コンバーチブルは「ビアリッツ」と命名されています。
※あとブロアムは・・・なんだっけ、、、4ドアモデル、だったかな?
そういったところから、2ドアハードトップの本車種はエルドラドではなく、特別な記載もないのでドゥ・ビルでもない、単なるシリーズ62がベースとなったマシンだろうなと思ったわけです。
・・・で、いずれも「ピックアップトラック」または「クーペユーティリティ」スタイルのシリーズ62は存在しなかった模様。
というわけで、今回のマシンが「カスタム~」となっているのは、シリーズ62をピックアップスタイルにカスタムした・・・ということなのかもという結論に至りました。
(自信ないのでツッコミ大歓迎です)
ホットウィールでの登場は2009年のメインラインより。
デザイナーはLarry Wood御大。
以降、プレミアムライン、スーパートレジャーハント、マルチパック限定モデルなどを経て、今回7年ぶりの再登場となりました。
では各部見ていきましょう。
フロント・リア
50年代キャデラックの特徴のひとつ、迫力のあるダグマーバンパー(グリル一体型番バンパー)がものすごく魅力的。
これこれ・・・キャデラックといえばこれですよね。
そしてギラついたクロームのグリル部は、「アメリカンゴールデンエイジ」をそのまま具現化したもの・・・といった感じ。
背面はピックアップの荷台になっていながらも、これまた特徴的なテールフィンなどの造形が残されており・・・しっかり50年代キャデラックらしさを感じられます。
・・・よーく見るとリア側にはV字のエンブレムも再現されているんですよねえ~。
一方、ヘッドライトを含めて前後のポイントとなる部分にグラフィック印刷がないのは寂しいところ。
サイド
おおっ・・・長い!
この頃のキャデラックは確かにロングデッキという感じのスタイリングではありましたが、これは明らかに誇張され過ぎてる感じが。。。ハンマカンマ。。。
僕が「これはエルドラドではない」と判断したハードトップ(と呼んでいいのかはわからないけど、明らかにコンバーチブルのホロ屋根じゃない部分)も極端に短い気がするので・・・こういったあたりも含めてLarry氏がカスタムしたシリーズ62なのかなと。
ちなみにエルドラドにはパノラミックウィンドシールドと呼ばれる、航空機の運転席についているようなフロントウィンドウが採用されていますが、シリーズ62もそれに似たようなウィンドウ形状になってます。
・・・これの屋根がなくなっただけであんなにカッコ良くなるん・・・?
車両後部の大型テールフィンは「フィッシュテール」と呼ばれていたそうです。
その内側にピックアップトラックの荷台を作った・・・という感じですかね。
厳密には荷台がボディと一続きになっているので、クーペユーティリティなのかなぁ。
荷台にはこんな感じで小型のダウンヒルレーサーが乗っていました。
これ・・・キャデラックのサイズと比較したら、オモチャの車ではなくて実車サイズのダウンヒルレーサーってことになるんですかね~?
ってことはこのCUSTOM ’53 CADILLACはある意味トランスポーターってことに・・・!
トップ・ベース
ボディトップにはモダンな印象の・・・スキャロップ?みたいなグラフィックが施されていました。
横から見るとめちゃくちゃ長かったデッキ部分も、こうやって上から見るとあまり気にならない不思議。
というかこの子、めっちゃんこカッコ良いな!
底面には2008年の著作年およびマレーシア製であることが施されていました。
7年ぶりのキャスティングにも関わらず、金型の変更(およびコストダウン化)はなかったようですね。
ありがたやありがたや・・・。
おわりに
というわけで!CUSTOM ’53 CADILLACのレビューでした。
これはなかなかいい買い物をした感じ。
久しぶりに「カスタムも分解もしないで飾っておこーっと」みたいな感じになってますw
・・・ヘッドライトぐらいは塗ろうかな。。。
最後に、我が家の「ツノが前に突き出てるキャデラック3兄弟」で並べてみました。
あっ・・・ひとりキャデラックじゃないヤツもいるわ・・・。
やっぱりこのバンパーがすごいですよね。
今こんなの作ったらどうなんだろうなぁ・・・?売れるのかなw
ちなみに・・・我が家には他にも
ちょっと細長い’59 CADDYや、
HWC ORIGINAL 16 CUSTOM ELDORADOのレビュー!まるで宝石のような輝きのレプリカレッドライン![FNC25]
HWCのエルドラドなんかもいますので、もしよかったらこっちも観て行ってやってくださいw
Comment
こんにち令和!
これは私もお気に入りです。良い出来でした。
西友に限定アソが入荷しちゃったので大混乱でしたねw
平成最後の謎でした。
チャレンジャークロックスさん
こんにちわ!コメントあ令和がとうございます!
これ・・・なかなかいいアイテムでしたね~。
ただ、うちの実家にキンスマートの1:43スケールの同車種があったんですが、やっぱりこんなにデッキ部分が長くはありませんでしたw
西友に限定アソはマジで謎でしたね・・・。
おもちゃショーの時にマテルの人をとっつ構えて問いただしたい。(迷惑な客)
おっはにぃ。家族サービスで手に入れることが
できなかったから改めてみると欲しぃ!
発売翌日にいつも購入しているところ以外にもたくさん
行ったんですけどね。
FLAMEパターンじゃないけどこの風+波を
思わせるボディカラー+タンポ、惚れたにぃ。
らちぇっとれんちさん
おっはにぃ~。
コメントありがとうございます!
家族サービス、大切!絶対!
あれ・・・なかったですかぁ、、、。
うちの近所だとヴィレッジバンガードなんかで(ややプレ値@400円ぐらい)ですが、未だにあったような。。。
そうそう、フレイムスでなくともこういうのってアメリカンなホットロッドっぽさがあっていいですよね!!
そう思うとブラックの’32 FORDを逃したのが悔やまれるぜぃ・・・