OLLIE ROCKETのレビュー!6歳少年の夢を叶えたホットウィール!![FJX23]
ホットウィールにおける素晴らしいドリームカーの一つ「OLLIE ROCKET」をご存知でしょうか?
実は僕もつい先日までその存在を知らず、コメント欄にて教えてもらい、欲しくなってしまったアイテムです。
というのもこれ、なんと当時6歳の男の子がマテルデザインセンターに通ってデザインしたマシンだと言うじゃないですか!
ね、そんなの聞いたら欲しくなっちゃうでしょ。
で、結局手にしてみたら、そういう背景を抜きにしても「なんだこれかっけええええ!」ってなってしまったわけです。
といったわけで、OLLIE ROCKETのレビュー、いってみましょう!
オリーロケットのレビュー
本日紹介しますのは・・・2018年のHW GLOW WHEELSセグメントにラインナップされていた、OLLIE ROCKETです。
2018年のFアソで登場したアイテムなので、日本でも今から一年以上前に発売されたものですか。
当時の僕の評価も「DDiscのグローホイールだぜ!?」みたいなところだけで、全然このマシンの真の魅力を探れずにいたようですね。
ここ数か月はずっと欲しいと思っていたんですが、なぜかなかなか巡り合えず。。。
それがなんと先日の「サイドライン1個買ったらベーシック1個無料」っていうトイザらスのキャンペーンの時に売り場でたまたま出会えたのです。
※きっと、ずっとそこにあったんだけど本気で探してなくて目に入らなかったんだろうなぁ・・・。
OLLIE ROCKETについて
OLLIE ROCKETは2015年のメインライン「HW Space Team」セグメントにてデビューしたHWオリジナルカーです。
2019年のHW Spaceセグメントにもぜひ入って欲しかったですね。
このマシンのデザイナーは「Hot Wheels & Oliver E.」とされており、当時6歳だったOliver Eaton君がマテルのデザインセンターに通ってホットウィールデザインチームと共同で開発したマシンということになります。
オリバー少年がこのマシンを生み出すに至った経緯にはMake-A-Wishという団体が関わっていました。
実はオリバー君、6歳にして癌に侵されていたんです。
Make-A-Wishはそうした重病にかかった子供たちの夢を叶える活動をしているボランティア団体で、「車のデザインをしたい」というオリバー君の夢を(ホットウィールという形で)実現してくれました。
僕は大人になるまで「大人になることは普通のこと」だと思っていましたが、実際には”子供のまま死んで行ってしまう子たち”が世の中にはたくさんいるんです。
その子たち全ての願いを叶えてあげることは難しいでしょう。
でも、こうして一部の子にだけでも夢を与えてあげられるというのは素敵なことではないでしょうか?
それにしても6歳にして「自分で車のデザインをしたい!」という夢を持てるというのは、やっぱりUSならでは・・・といった感じですかね~。
そしてここまでカッコいいマシンを作り上げちゃうあたりも文化の違いを見せつけられた気がします。
※日本でもトミカのトップデザイナーたちと子供が共同開発したらこんな感じのすごいのが出来るかも・・・?
2015年にデビューしたばかりということもあって、記事執筆時点ではまだバリエーションが3つしかなく、コンプしやすいモデルでもあります。
おすすめは2017年のGlow Wheelsかなぁ・・・!
では各部見ていきましょう~。
フロント・リア
フロントビューでまず目に入ってくるのはボインちゃん・・・じゃなかった、2基のおっぱいみたいなジェットタービンですね。
一見巨大なミサイル(それこそアフロダイAのアレ)みたいな感じに見えますが、公式の解説でも「super-fast bullet car」となっており、おそらくはソルトフラッツレーサーみたいな超高速ロケットマシンなんだと思います。
それでいて後部ビューはちょっとカブトムシみたいにも見えませんかこれ!?
こうやって子供が好きなデザインをうまく取り入れたアイテムなのかなぁ・・・?と思ったり。
サイド
サイドビューを見る限りだと、ちょっと前方が上を向くように傾斜しているんですね。
ギャッサーとかもそうだけど、直線を走るマシンだとそういうスタイリングの方が良かったりするのかな・・・?
とにかく高速で直線コースをぶっちぎりそうな印象があります。
リアフェンダーだけボディとは別パーツなため、メタルフレークのキャンディボディと比べてプラの成型色がまんま出ちゃっているのが残念な感じ。
ただまぁうまいことカラーリングを組み合わせられる設計になっているので、今後のバリエーションで絶妙なコーディネートのものが出ることに期待したいです。
あとは冒頭でも書いたDDiscのグローホイールですね。
HW Glow Wheelsセグメントが2019年には消滅してしまったので、今は若干貴重な存在のグローホイール。
※でもなんかマジョレットあたりが今度グローホイール出すんだったよなそういえば・・・
DDisc自体があたらしいホイールということもあるので、この組み合わせってなかなか珍しいんじゃないでしょうか?
ゴールドクローム仕上げなのもいい感じです。
トップ・ベース
どうこれ・・・?
なんかヒーローものとかに出てきてもおかしくないようなカッコ良さなんですが・・・w
巨大なタービン二基の間にはシングルシートがオープン状態で構えられており、、
ちゃんとドライバーも座っていました。
ドライバーの身長が1cm強ぐらいなので・・・1:100~150ぐらいのスケールでしょうか。
そう思うとオリーロケットの全長が7.3cmということから・・・実際には7.3m~10mオーバーのマシンということに。
結構大きいんですねえ。
・・・いやまてよ?
もし乗ってるのが6歳のオリバー君だとしたら、120cmぐらいか。
そう思うと1:80スケールぐらいかな・・・?
でも6歳の子にこんなマシンを運転させちゃダメだよなぁ!!
底面には2015年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで、OLLIE ROCKETのレビューでした。
オリバー君はデザインを担当している時点で「cancer survivor」と書かれていたので、おそらくは癌との戦いに勝ったのだと思われます。
※ただプライベートなことなのでその後については調べておらず、僕にはわかりません。
もし、2030年代ぐらいのホットウィールデザインチームにOliverという名前の人がいたら・・・?
なんかいろいろ妄想しちゃいますよね!
Comment
にわか師匠おはようございます!
なんとそういうストーリーがこのキャストにはあったのですか。
すべての子供たちが健康に幸せに育ってほしいなと切にそう願いながらこのカッコイイキャストを私も入手したいと思います。
やさいさん
コメントありがとうございます!
誰が師匠やねーーーーん!!
そうなんですよ!
いや僕も拙い英語能力で読み解いただけなので間違っている可能性は十二分にありますがw
>すべての子供たちが健康に幸せに育ってほしいなと切にそう願いながらこのカッコイイキャストを私も入手したい
エピソードに惚れただけではなく「カッコいいから買う」っていうの、素敵です!!!
世界中のホットウィール売り場からオリーロケットが消える日が来たら面白いですよね!
にわかさん おはようございます
ええ話しやぁ(ToT)
にわかさんのレビュー読んで無性に欲しくなりました 明日、いや今日仕事終わりにトイザらスに寄って帰ろう
あるかな?
たぁ坊さん
おはようございます!コメントありがとうございます。
おお・・・そう思ってもらえたならレビュアー冥利につきます!!!
オリーロケット、僕も意識しなければ探せなかったので・・・奥の方にあると信じたいw
おはようございます、更新ご苦労様です。
なんか良い話ですねぇ。このマシン、トイザらスで見たことあるような気がします。もっとも先端の2つの突起部はてっきりドリルかと思ってました。シールドマシン的な物じゃないからこの形状では地中には潜れないけど。
願わくはオリバー少年の病気が完治して、このマシンを店舗で見つけても「謎車はイラネ!」と華麗にスルー!そんな時が彼とそのご家族に訪れんことを、とそんな感想を抱きました。
おっかんさん
おはようございます!コメントありがとうございます。
先端の2つの突起、おっぱ・・・ドリルに見えますよねえ。
地中に潜るタイミングでキャノピーがグイーン・・・と。。
オリバー君が「イラネ!」ってw
でもそれが正しい成長の仕方な気もw
にわかさん、こんにちは。
レビューありがとうございます。
良いエピソードですね!
この車種はデザインと色味が自分の好みなので、持っています!
開封してコークスクリューで楽しんでいますがランチャーとの相性が悪く上手く走らせるのは難しいです。
経緯を知ると、またそこが良いのかも知れません。
nori130さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
こういうエピソードがあるならもっとしっかり表に出してほしいですよねw
コークスクリューですか!いいなぁ!!
でもランチャーとの相性が悪いんですね・・・さすがにオリバーくんも開発時にそこまでは意識できなかったのかな!?
こんにちは。4月1日に私が見た夢
(オリジナルカーってどうして売っているのか)
のオチがこのモデルでした。
(当記事に書いてあるとおり、車を運転できない、
車を作れない子や人に夢を与えるのがオリジナルカーの存在する意味。)
2017年のこのモデルは運転席まで光るという・・・へっへっへ・・・
らちぇっとれんちさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
らちぇっとれんちさんのオリジナルカー愛溢れるエピソードですよねw
ホットウィールのコンセプトである「CHALLENGE ACCEPT」っていうのもこういうところに関わっているのかな。
>2017年のこのモデル
あれは・・・いいものだ・・・
にわかマニアさんこんにちは!
このモデル、発売されてたのは知っていたのですが、そんな深いストーリーがあったとは!
記事を読んでると俄然欲しくなってきました!
そしてオリバー君が生きていてくれてホッとしました。
子供いると病気の少年の話とか、他人事じゃないな〜とドキっとしちゃいます。
一台の謎車にも物語があるのがホットウィールのいいところですよね♫
林さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
そうなんですよ・・・こんなエピソードがあった(らしい)んです。
記事読んで欲しくなって貰えるとは・・・レビュアー冥利に尽きます!!
>子供いると〜
そうなんですよねえ。
僕もMake A Wishの話を読んでいて思わず涙しちゃいました。
罪もないのに辛い思いをしなければ子がいるというのは本当に理不尽で、願わくばそういう子たちがみんな幸せになってくれたらいいなと思います。
>一台の謎車にも
そうですね!!
できればマテルにはそれを全部発表してほしいw
このキャストはシルエットが好きで、出たら買っているので今のところコンプしてます!
2017年のグローウィールのが一番お気に入りで、色も良いし、何よりボディの一部とドライバーが光るのが!
今年はマルチパック限定か…。
きいろさん
コメントありがとうございます!
おおコンプですか!僕もなんか今ならまだ行けそうな気がするので狙ってみようかなぁ。
やっぱり2017年モデルですよねえ・・・欲しい!
今年のモデルってもう判明してるんですか??
マスター にわか
このサイトの素敵なところは、こういうモデルをちゃんと取り上げてくれるとこ!
そうなんですよ、マテルの粋な計らいで、このモデルは出来たんですよ!
こういう話、もっともっとあってもいいと思いませんか?
おもちゃを買い漁ったりして、ちょっと肩身の狭い(?)、特に大きなお友達たちも、
ちょっぴり社会貢献できて、ちょっと誇らしくなれますしねー
それでは、フォースとともにあらんことを
しとろ子さん
コメントありがとうございます!
いやいや、ほんとしとろ子さんが教えてくれなかったら僕もスルーしてた可能性が高いです^^;
こんな出会いをくれるなんて本当にありがたい!
>こういう話
ほんとほんと・・・むしろ全部の車種に何かしらのエピソードってあると思うんですよ。
マテルはあえてそれを出さないで妄想させてるのかもしれませんが・・・もうちょっとヒントをくれてもねえw
>社会貢献
それこそチャリティモデルみたいなのが出たらみんな大手を振って買いにいけるんですけどね~^^
ではではフォースとともに(ry
うぐっ、エエ話。。。
そんな時に言いにくいけど、やっぱりこのカタチ、ゴレンジャイの「回るボイン」にしか見えなくて…ごめんよオリーくん。
FTEさん
コメントありがとうございます!
はーいはーいはーいはーい
ボインボインボインボイン♪
なちぃ・・・