FORD MKIV(SIZZLERS)のレビュー!シズラーズ、こんなんやった[6500]
さてさて本日は、ホットウィールの古いサイドラインシリーズ「SIZZLERS」より、FORD MKIVのレビューです!
以前シズラーズについてまとめましたが、その続きというか・・・「こんなんやったでー」というお話ですな。
ではいってみましょう~。
シズラーズのフォード・MK4のレビュー
本日紹介しますのは、1970年のSizzlersより「FORD MKIV」です。
↑の写真は「もしも未開封品で入手してたなら~」というイメージで掲載させて頂きました。(復刻版かな?)
僕は当然(?)ぼろぼろのヤツをルースでゲットしていますので、外箱は拝んだことがありませぬ。。。
※その代わり安かった、、、
SizzlersのFORD MKIVについて
FORD MKIVと言えば!ですよ。
2021年の新キャストとして登場したアイテムがありますよね。
そう、あのル・マン連覇を果たしたという伝説のアイツですよ!
それが今から50年も前に、すでにホットウィール(の関連アイテム)でリリースされていたわけですな。
※まぁ、さらにいうと1969年にはIra Gilford氏のデザインで、メインラインにも普通にFORD MARK IVというキャストがあったのですが!
シズラーズ版のデザイナーはGeorge Soulakis氏。
なんでもシズラーズを任されていたエンジニアさんだったらしいです。
Hot Wheels Wikiによれば、’70年代にタンポ印刷をマテルに提案したのも氏だったのだとか。
キャスト自体は1970年のシズラーズで使われたあと、2006年の復刻版にも採用されたようです。
・・・そっちがゲットできればもうちょっと綺麗だったかもなぁ!
では各部みていきましょう~。
フロント・リア
持ってないのでわかりませんが、1969年にリリースされたIra氏のFORD MARK IVとはやっぱり造形が違うように感じます。
もちろんシズラーズ用の金型を使ったものなので別物であることに違いはないのですが、なんかアプローチ自体が違う感じ。
何気に(写真では確認しづらいですが)背面には「FORD MARK IV」と車体名が記されています。
サイド
車体左側面には充電用の穴が開いてますね~。
で、車体後部にはモーターらしきがあって、後輪は地面についてないんじゃないか!?ってぐらいの感じになってました。(おかげで全然走らないっていう)
フェンダーの膨らみ方がIra氏のMARK IVとは違うかな。
重心が低かったこともあり、当時のシズラーズの中ではこのFORD MKIVが最速だったそうですよ。
ホイールは・・・RL1ですかね~。
さくっとメッキシルバーとかで塗り直してあげたいところ。
ちなみに、かなり塗装がハゲハゲになっちゃってますが・・・もともとはこの子のボディもスペクトラフレームカラーとして設定されていました。
ただ・・・
こことか
こんな感じなのを見るに・・・クロームにポリッシュしたボディへのクリア塗装・・・という感じではなかったみたいですね。
どっちかっていうとメタリックな塗装が施してあったというのが近いんじゃないかな??
トップ・ボトム
インテリアはモーターと電池があるのでウィンドウは真っ黒です。
これはMADE IN JAPANモデルに共通する仕様だと思われます。
初期シズラーズには日本版とメキシコ版があり、メキシコ版の方はこんな感じでクリアブルーのウィンドウだった模様。
なんだかエンジンが覗けているかのようなモールドもあり、ちょっとメキシコ版の方が豪華ですね!
底面には電源のON/OFFスイッチが付いていました。
また、日本製にはこんな感じで「JAPAN」と表記が入っているのです。
なんだか日本製のホットウィールって思うだけで胸熱じゃろ?(ただしオールプラ)
分解~シズラーのバラし方~
さて・・・せっかくなのでシズラーの中身も見てみたく、分解してみました。
50年前のミニカーでもワイの好奇心には勝てんのやで。
まず底面にある楕円形の部分。
これが”かしめ”になっているので、そぎ落とします。
僕が入手したキャストは後ろがこんな感じの突起をはめ込む形になっていたので、これを外せば・・・
このとおり。
おおう・・・見事に緑色のサビ?が出ちゃってますね~。
これ、体に悪そうな色してるけど、有害じゃないんだってね?(知らんけど)
電池はこんな感じで取り外し可能。
相応の充電池をゲッツできれば、もしかしたら今でもサーキットに復活させられるのかしら・・・?
※その後、緑色のサビは重曹水をぶっかけながら綿棒で掃除してあげました。
おわりに
というわけで、SIZZLERSのFORD MKIVでござんした。
メインライン版と並べるとこんな感じ。
ふんふん、なるほどぉ〜!!
ますます1969年にリリースされたマークIVもほすぃ〜!!
Comment
こんにちは^^
そうそうこのパッケージね~高台に上げられちゃってね~当時異彩を放ってましたね~
好奇心旺盛な子供は興奮MAXですよね~車の下のスペース何入ってるんだろうってね!
もう覚えてませんが、、単に空間だったような気がします、、w
そうそうこのスイッチね!モーターBOX地面ギリギリとかね~懐かしい~
プラはしょうがないですね子供ながらに金属じゃ重くて走らんだろうと思いましたよw
当時の値段いくらだったんだろう覚えてないなぁ~MBとかの10倍位したような?
勇気有りますね50年物の分解!緑青(ろくしょう)怖!有毒じゃないの!ほんと!
PS.
前話した未来的なデザインの遅いヤツ、、w
検索してもこれだ!っうのが見つからんです、、
たぶんシズラー銀ってヤツだと思いますが、どうもピンとこない~~
検索してて思い出したヤツが!3輪バイクも有りました!1台持ってました!
確かレール走らせるんじゃなくてハンドルが切れて床をぐるぐる回ったような~
サーフクレート大好きさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
単なる底上げボックス・・・!子供の心を掴むのには効果てきめんだったわけですな!!
モーターBOX地面ギリギリは「仕様」なんですね?
これはおかしいと思って分解して直そうとしたんですが、どこも変なところはなかったし怪しいと思ってたのですw
>MBとかの10倍
おお・・・やっぱ$10クラスのアイテムだったってところですかね。
日本では2,000円とか。。(今の物価にしたら4〜5,000円ぐらい!?)
50年モノで、デッドストックだったら僕も分解できなかったと思います。
やっぱここまでボロボロになるほど遊んで貰えた子なら・・・っていう免罪符がw
>未来的なデザインの
Hot Wheels wiki見てもSizzlersは写真が少ないんですよね・・・。
もうちょっと特徴貰えたら必死こいて探しますw
管理人さん、こんにちは
シズラーは高くて買ってもらえませんでした。
オレンジトラックではなく、バンク付きの幅広の黒いオーバルコースだったような記憶がありますが、他のものと混同しているかもしれません。
私のXP-883(いわゆる4 Roter Corvette)はCorvetteのコレクションを始めてから某西の通販サイトで手に入れたもので、マシンはルーズでしたが、おまけで充電器がついて来ました。しかし後述の理由で充電はできず、場所をとるだけなので充電器は捨ててしまいました。
>緑色のサビ
これはただのサビではなく、配線の銅とバッテリーの電解液の成分(おそらく硫酸イオン)および空気中の酸素が反応したいわゆる緑青に近いものだと思います。
緑青そのものは毒ではないですが、埃を巻き込んでいたり、正体不明のバイ菌の巣になっていたりしますので、触らんほうがいいですな。
シズラーのバッテリーは充電式にもかかわらず液漏れしやすいタイプのようで、私のXP-883も液漏れして(これが充電できなかった理由)ボディの一部を溶かしていました。
ボディはビビッドイエローのやや軟質なプラスチック製で、つるつるしてあまりにも玩具っぽかったというのもあり、左側の充電穴とともにパテ埋めして、実車と同じシルバーで塗りなおしました。
XP-883はHWのみならずほかのメーカーからも3inchでリリースされておらず、何でシズラーで?と疑問でした。
八面蛙さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
いや、幅広オーバルの認識であってると思います!
>XP-883
これが4 Roter Corvetteだったんですか。
なんかXP-882とかXP-833とか、いろいろあってよーわからん、、、w
>緑青
ほうほう・・・そうなんですね。
なるほど、、、そのものは有毒じゃなくともバッチィから触らない方が良いと・・・。触っちゃったよ、、、(洗ったけど)
ボディの一部を溶かして・・・って、それでも有毒じゃないとは不思議ですな。
>実車と同じシルバーで塗り直し
なんと!!!
僕もメタリックレッドでがっつり塗り直しちゃおうかな・・・。
>何でシズラーで?
そのへんの基準はよくわからないですよね。
当時のシズラーのデザイナーさん(George Soulakisさん)が個人的に好きだったとか、そういう理由だったりして。
更新おつかれさまです
1970! 小学生だったのでドンピシャ世代です
でも田舎だからか自分は記憶にないです スミマセン
当時はゼンマイ動力のプラモで競争とかしてました。(今で言うミニ4みたいな感じ?)
これは是非モーターと電源を何とかすれば復活できるんじゃないですかね。
モーターはバイブ用の小さいのもあるし、電源はとりあえずボタン電池か単5とかで。
自分だったら、幸い半田付けは仕事で経験あるのでやっちゃいますね。
(先日はジャンクで買ってきたギターアンプを復活させたです。
*入力ジャックのパターン切れ修正・ジャック交換・スイッチ交換でバッチリOK!)
アラカンウィーラーさん
コメントありがとうございます!
ゼンマイ動力のプラモとな・・・!
いい思い出ですなぁ。。。
モーターと電源でどうにかいけますかね。
僕もギターエフェクターあたりのはんだ付けならできるんですが・・・モーターとかは触ったことないなぁ。
って、小型のモーターとボタン電池だったら、今のベーシックカーとかに組み込むこともできそうな気がしてきた。
>ジャンクで買ってきたギターアンプ
ジャンク修理ってなんで楽しいんでしょうね?w
先日もたまたま訪れたミニカー系のブロガーさんがジャンクギター再生してて・・・趣味がかぶってるなぁとw
これは今まで見たこと無かったですね。こんなのがあったのか。にしてもにわか師匠このままだとフォードGT全コンプしそうな勢いですねぇ~
k55さん
コメントありがとうございます!
フォードGT全コンプしたいですねえw
って、だれが師匠やねん。
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいてます。
自分は去年シズラーの復刻版を手に入れましたが、バッテリーがダメでした。
ネットで探して新しいバッテリーと交換しました。最近のバッテリーは容量も大きいのかけっこう長く走れます。
ナカムラさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
リプレイスパーツって結構簡単に手に入るもんなんですかね??
復活させて走らせるべきか、塗装して飾るべきか悩みます、、、
にわか先生こんにちは。
正しくこの赤メタのMkIVを持っておりました。確か単1内蔵のGasスタンド型充電器が付属していて、給油ホースを模した黒ビニールで被覆されたコードの先端の端子を穴に差し込んで充電します。充電器の上面全面がスイッチになっており充電中はずっと押し続けないといけません。自分はオレンジのトラックで走らせておりました。ゼッケン#1?の紙製のシールが貼ってあったように記憶しております。 懐かしや…
Avant 1968さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
誰が先生やねん。
おお〜、この赤メタちゃんをお持ちでしたか!
充電器のデザインもなかなか洒落が効いてていいんですよねえ〜。
充電中はずっと押し続ける仕様だったんですね。なんかいいなぁw
>紙製のシール
当時のホットウィールも紙シール貼ってあるヤツがありましたよね??
まだタンポ印刷が導入されてなかったから、ああやってバリエーションを作っていたのかなぁ・・・?
はじめまして!素晴らしいサイトですね!
新旧ホットウィールの詳しい情報が掲載されていてとても参考になります(^^)
まだこのサイトを発見したばかりですがシズラーの記事に遭遇!大好きなシズラーだけにコメントさせていただきました。フォードMK Ⅳイイですよね!HWとはまた違う良さがあります。
そんなシズラーのサイトを昔作ったのでお暇なときにどうぞ。↓
http://www.chopcycles.com/
ROGERさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
シズラーのサイト・・・すごいです!!これは国宝級だ!!!
ここまで集めるのにいったいどれだけの労力が費やされたのか・・・(あとお金もw)
今日は少しだけ拝見させて頂きましたが、今度じっくり楽しませてください!^^
お返事ありがとうございます!
HWに比べてシズラーを集めてる人が少なかったのと多くのHW仲間に助けられて集まった感じです。HWに比べて状態が悪いのも集める人が少ない原因かもしれませんね(^^;
自分は状態の悪いシズラーも味があって好きなんですけど。
それにしても にわかマニアさんのサイトは内容に幅があり楽しんでいるのがよく伝わってきます!そして詳しい!これからも楽しみにしています(^^)/
ROGERさん
なるほど〜!って、いやいやそれだけの理由じゃ集まらないかとw
ROGERさんの情熱が引き寄せた感じですかね〜!^^
>状態の悪いシズラーも味があって
実は僕も状態が悪いミニカーをみちゃうとうずうずしちゃう部分がありまして、、、
そりゃ綺麗に越したことはないんですけど、「ここまでボロボロになるからにはどんな遊ばれ方をしてきたのだろうか・・・」とか妄想してしまうのです。。
>楽しんでいるのがよく伝わって
本当ですか!?嬉しいです!!!!!
詳しさについてはまだまだ諸先輩方に注意・訂正されながら、、、という日々ではありますが^^;
それでも楽しむ気持ちだけは誰にも負けたくないですw
ではでは今後とも宜しくお願い致します!