LA TROCAの新旧キャスト比較。そしてこの子はライセンスドカーなのかの検証。
2022/08/11
先日、「出前取ろっか」・・・じゃなかった、「ラ・トラッカ」のレビューをした際に
車名はカモフラージュしているけれど、裏ではライセンス料払ってるアイテム
の可能性についてちょろっと触れたじゃないですか。
そしたらね、ツイッターで
パケ絵chevoroletって書いてません?
とおツッコミを頂きまして。
いやいや、そんなわけ・・・
ほんまや、、、、
ってなことがあったのですよ。
で、その後他の方からも「公式がカードの裏に『1953年シボレーピックアップのローライダーモデル』と書いている」という連絡を頂きましてですね。
今回その時の旧キャストをお譲り頂いたので、せっかくなら新旧比較やったろうじゃん・・・となった次第であります。
・・・というわけで、ラ・トラッカ(ラ・トロカ)の新旧比較いってみんべ!
ラ・トロカはシボレーピックアップなのか?
というわけで・・・本日の主役はこちらです。
LA TROCAの日本語ショートカード、2008年のお品でございます。
当時の日本公式名称は「ラ・トロカ」。
今の日本公式名称は「ラ・トロッカ」です。
もっと前には「ラ・トラッカ」だったんですが、まぁ・・・その辺は英語表記(スペイン語?)を無理矢理カタカナに直してるだけなのでなんでもOKですよね。
前述したとおり、この件の連絡をしてくれたブヨウさんという方からミニカーもご提供頂きました。
他にもちょっとオマケを頂いたりしたので紹介します。
現役でサニトラに乗られているそうで、写真左のパケ絵なんかを知人の方に作ってもらって楽しんでいるのだそう。
こんな感じで、ご自身の愛車をパケ絵にして、同様にカスタムしたミニカーを再度パッケージングする、と。
いいっすねえ~!
このサービス、公式がやったらいいのに。ちょっと高額だったとしても、「ワイの愛車がホットウィールに」はみんなの夢ですよねえw
あとはマットブラックボディにセリアのラメラメ吹いたFORD F1なんかも頂きました。
これもなんか面白かったので、今度使わせていただきやす。(あざっす!!)
さて・・・
話を戻しまして、、、
問題はこれですよ。
2008年、日本語ショートカードの裏面。
当時はそのミニカーの説明が書き込まれていたんですね~!
※この時が一番力入れてたんちゃうか!?とw
で、その説明文を読んでみると・・・
あああああああ!!!
おもいっきり書いたはる。。。
「1953年シボレーピックアップのローライダー」だってw
もう言い逃れができませんな・・・この子は「ラ・トロカ」という名前の、シボレーピックアップ(ライセンスモデル)ということだ、、、
※あくまで「日本語版カードでは」という言い逃れもできますが、、、
ラ・トロカ 新旧比較
ではせっかくなのでね、ラ・トロカさんの新旧比較も行きたいと思います。
パープルカラーの方が2008年の、白い方は2021年のラットロちゃんです。
まず正面から見ると・・・なんかもうすでに違いますよね。
好みの問題だとは思いますが・・・2021年のリツール後の方がすこし野暮ったい雰囲気があるというか、、、ローライダー感が薄いかも?と思いました。
古い方はバイザーが別パーツになっている、窓が黒い・・・といった決定的な違いもあります。
背面を見ても、やっぱり旧キャストの方がグッと低重心でカッコいいかな~。
縮みトミカならぬ、膨らみホットウィールというか・・・新キャストの方が全幅やや広め。
また、旧キャストはテールゲートにホットウィールロゴのエンボスがあって、ちょっとレ・トロカですね。
そして・・・
ここ!
わかります??
これ。
旧キャストは荷台とキャビンが切り離されているタイプなんですが、リツール後にはそこがスムース化されていました。
あれ・・・これ、どうなんだ?
1950年代のトラックって、ここんところって繋がってたんでしたっけ??
もしそうでないのなら、リツール後はホットウィール独自の解釈ってことで、ある意味オリジナルカー扱いされても仕方ないような気もしてきた・・・w
サイドビューは一見同じっぽいですが、バイザーの角度と長さが違うおかげでだいぶ雰囲気に差が出ているかなと。
個人的には旧キャストのしっかり前面に出ているバイザーが可愛くて好きです。
新キャストの方は全体的によりどっしり・ふっくらした感があるかな?
荷台部分は大幅にメタルが削られてプラ化してますね。
これがまぁ、コストカットと言われる所以ですよ。
こんなちょっとのメタルを削ったぐらいで・・・と思うかもしれませんが、それが全世界に何千、何万と出荷されていくことを考えたらたしかに相当な節約になるんでしょうね。
・・・って、最近値上げしてんじゃん?
その感じでクオリティ維持してくれた方がなんぼも嬉しいんですけどねえ、、、
底面は一見同じように見えますが・・・やっぱり微妙な差異があるため、「シャーシだけ入れ替え」とかはできなさそうです。
分解したよー
せっかくなので中身も見比べるべく分解してみましたよ~。
旧キャストはやっぱり真っ黒窓仕様でして、インテリアが作り込まれていませんでした。
ゆえにパッと見のパーツ点数は3点。
そう思うと新キャストの方が手間賃考えてもコストかかってそうな気がしますよねえ~?
ガッ・・・ガッ・・・レディ。。。
見てこれ。
実は旧キャストって、メタル部分が3つのパーツをカシメて一つにしているっていう贅沢仕様だったのです。
わかります?
キャビンとバイザーと荷台が全部別パーツメタルなの!!
こりゃーお金かかってますわ、、、
ね。
こうやってみると新キャストの方は一発でポコーンと抜けそうな、うまい作られ方してるでしょう。
ちなみに・・・色々な部分の形状が微妙に違っているので・・・容易にニコイチはできませぬ。
個人的には「旧キャストのインテリアありバージョン」を作りたかったんですけどね。諸々削ったりしなければならないということが判明して(面倒で)断念しました。
底面パーツの内側もなんだか微妙に違ってます。
おわりに
というわけで!!!
ラ・トロカの新旧比較レビューでございました!!
いつかはやりたいと思っていた企画でしたが、まさかものの一週間程度で叶ってしまうとは・・・w
ご提供いただいたブヨウさんに感謝感謝でございます!!
みなさまも是非・・・古いキャストを持っている方は新キャストを、新しいキャストを持っている方は旧キャストをゲットして比較してみてくださいな!!
追記
ライセンスドカーか否かの判断、カード裏面に商標登録のロゴあるかで見れば1発じゃねとは思ったが野暮である。
ちなみにSandblasterもカード裏にFordのロゴ刷ってあるんでライセンスドカーよ(写真は2020年のやつ) pic.twitter.com/6Gai1GcrRX— ゲスヤバ5踏み (@fatechallenger1) August 11, 2022
ほんそれw
よくよく見たらLA TROCAの裏面にGMのライセンス入ってました、、、
Comment
こんなのありました!程度の贈り物でしたがお役に立ててうれしいです。
開封して並べてみたら凄く違いがあり(特に古い方がキャビンとボディがちゃんと分かれていてトラックっぽい)夏休みの宿題でも使えそうですね。
ブヨウさん
コメントありがとうございます!
いやー、ライセンスか否か!?という点よりもリツール部分が非常に気になってましたので助かりました!!
>夏休みの宿題でも
そうですねw
どんな研究テーマになるのかはわかりませんが、キッズたちのヒントになれば・・・!
「ラ·トロカ」が言いやすいからそれで良いじゃん(唐突)
いや、わざわざ比較レビューして頂き有難うございます!!また一つhw知識が増えました
なんか記事のネタに貢献できたようで嬉しいです。
個人的には旧キャストのほうが格好よくてスキ♥
でも内装がないそうで…
ちょっと面倒くさそうですねー内装移植…オープンカーじゃない限り頑張って仕上げてもあんまり意味なかったりするからなー!
窓はピッタリなんですか?窓までやるのは自分でもめんどいぞw
プラ化といえば…最新ベーシックタイムマシンデロリアンも2011の年リリースのベーシックデロリアンと比較しましたが、排気口アンドリアクター部分がそこだけのメタルパーツだったのにボディと一緒になり(一部内装に)ボディパーツだったテールライト部分が内装と一緒になり、同じくボディパーツだったバンパーはシャーシと一緒になり、、、
ただそのお陰でバンパーの塗装費が浮いてタンポがちょっと豪華になった模様
rin-chan-05さん
コメントありがとうございます!
なんとなくラ・トラッカを推したいおじさん。
いやいや、まさかカードに書いてあるとはね~・・・見逃してましたw
>内装がないそうで
ミニカー界における、言いたくなる親父ギャグ第一位w
窓がですねー、例のバイザーかしめのおかげでピッタリハマらないのです。
なので、クリアパーツの天板をすこし削ってやるとか、そういう必要が出てきそうですね。
じゃあ逆に新キャストの方に黒い窓はピッタリ行くのか!?っていうと、今度はボディ側に突起があってうまくハマらないと。。。
できないことはないし、おそらくそんなに難しくはない(プラパーツの加工なので・・・)のですが、やや面倒かなとw
>デロ
僕も昨日見比べてたんですが・・・あれ、排気口もボディと一体成型なんですね!?
あのあたりの構造が見事に複雑化されていて、コストカットした割にはパーツ点数多めに見えるうまいやり方だな!と思いました。
トロカってフォード F1だったの?!因みにマッドブラックのフォード F1を専門店で確か、買っていたような🤔。しかし日本ショートカードパッケージ懐かしいなあ。これのバーコードでケースの応募する用紙をそのまま持ってます。少し鉛筆✏️で印はついてますがあります。因みに私が複数欲しい訳は、飾り用と開封用とカスタム用に欲しい訳です。で少しずつカスタムもやっていきますぜぇ!😆楽しみにお待ち下さい。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
>トロカってフォードF1
違いますよ・・・?
いや、どこにもそんなこと書いてないような、、、
>バーコードで
当時はいろいろキャンペーンやってたみたいですよねえ!!
カードの上の部分だけ切り取られたものの出品物とかよく見かけます。
>複数欲しい訳
ああ、なるほど!
RLCアイテムをカスタム用に・・・ってのはなかなか勇気がいりますな!
おはようございます。
これを6月の発売日にバースデイで見た時、謎車だしいらねぇわなこんなんなどと思っていたらあとになってライセンスドカーであることを知った時のやっちまった感はもう…。
私的にはどちらかというと新金型版の方が好みですかね、荷台の解釈変更は残念ですが内装がしっかり作り込まれたのは大きいかと。
P-928ことポルシェ928などのいわゆる内装がないそうですモデルもまた、こういった現代的アップデートを施されて再登板しないものかと思うのでありました。
なお、昨日のお品書きとしては復活したファミマ限定京商1/64から初代セリカ、たまたまバースデイに品出しされていてじっくり目を凝らしてみたら購買意欲の湧いたHWのエリーゼスポーツ、個人経営の玩具屋にあった未開封デッドストック品の所謂縮みトミカのフィットシャトル、新生チョロQのFD3Sとまたガラクタを増やしてしまって…。
そんな縮みトミカも今年で生み出されてしまってから丸10年を迎えるのですが、きっちり1/64スケールというポイントが高い3代目スイフトや同ヴィッツは取引価格が高騰していたりで世の中ってよく分からないものでしたが、MRワゴンはドンキでの投売り時に買ったら1年も経たずに表面塗装が劣化して引っ掻いたとこからバリバリに剥けてしまったトラウマがあるので危なくて手を出せませんでしたなもう。
そしてHWのエリーゼが単品売りされなかった理由の考察ですが、もしかして金型を使い回し過ぎた結果ヤレてしまったので修正してから別の色で単品にというパターンなのかと。
でもでも、日本車は人気になるからと味を占めたのか大量に作り過ぎて金型傷みまくりって事案になってるのですがそれは…よろしくなさすぎというものでは。
サカBさん
おはようございます。コメントありがとうございます。
>謎車だしいらねぇ
もう今や「謎車だし買っておこう」がトレンドですよ!たぶんw
売り場で全然謎車を見かけなくなって久しいです。
>内装
やっぱこれはでかいですよねえ〜!
・・・って、ないそうです、言いたいだけやんけ!
>エリーゼスポーツ
奇遇ですな・・・ワイもバースデイで買ったぞよ。
>1/64スケール
最近思うんですけど、1/64っていうのはアメ車等の基準に合わせた3インチのスケールであって、トミカでの(特に日本車)はもう1:57スケールぐらいが正規スケールだったりしないのかな・・・なんて。
エリーゼ単品はどういうアレかはわかりませんが、今回のアイテムで金型変更が入ってました。