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OLDS 442 W-30のレビュー。ハイリフト化されたマッスルカー(可愛い)[DHR62]

最近、ホットウィールは「どこに行っても実車がない」とか「発売日に並ばないと実車は入手できない」とか言われています。

おかげで、こどもを泣かせてまで実車ゲットに走る大人がいるとかで、ちょっと寂しい感じの今日この頃。

・・・って、うぉい!!
ちょっと待て!

どのお店行ってもだいたいこれ残ってるぞ!
実車モデルなのにスルーされてるやつの気持ち、考えたことあんの!?

というわけで、

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これです。Daredevilsシリーズの、OLDS 442 W-30。
実際に店舗でよく余ってるのを見かけるのは、これの赤いカラーリングの方。

もしかしたらその風貌から「謎車じゃねーか!」って思っている人がいるのかもしれませんね。

これ、謎車じゃないです。
そして、ホットウィールの歴史において、幾度となくリミテッドモデルとして登場しているものだったりします。

その魅力に少しでも触れられたらいいなーと思いながら、レビューです。

※ちなみにこのカッコいい写真は、案外簡単に撮れました。
その方法はこちらから。
[参考]開封したホットウィールを綺麗に撮影できる簡易ブースを自作する方法

Olds 442 W-30のレビュー

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Olds 442はホットウィールにおいて、5種類のモデル展開があります。

まず1971年にレッドライン×スペクトラフレームで登場している「Olds 442」。
つぎに1979年登場のレーシング使用な「Flat Out 442」。
そして1993年に映画「デモリション・マン」で使われた車をミニカーにした「Olds 442 W-30」。
さらには2008年の「’68 Olds 442」、2011年の「’67 Oldsmobile 442」と続きます。

実にホットウィール黎明期から近年まで、しっかりと扱われているモデルと言えるわけですね。

さらにそこからバリエーション展開で、タクシー仕様とかパトカー仕様、コンバーチブルがあったりする中、今回のヤツみたいな「ハイリフトモデル」も生まれました。

そもそもOlds 442って?

そもそものOldsmobile(オールズモービル)は19世紀末にアメリカで誕生した自動車メーカーで、その後GMに買収されて2000年代初頭まで続いたGMの1ブランド。

その中でも通称442と呼ばれたOldsmobile 4-4-2は、アメリカンマッスルカーとして1964年~1980年まで製造が続いたモデルです。
(僕らは「オールズよんよんに」って言ってしまいがちだけど、「Four-Four-Two」が正解w)

では見ていきましょう。

フロント

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Olds 442のフロントは他のホットウィール同様、塗り分けはそこまで期待できません。
・・・が!パーツ分割の絶妙さと、ヘッドライトのモールドの深さのおかげか、意外といい仕上がりになっていると思います。

リア

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フロントに比べてガッカリなのが、このリア側の仕上がり。
塗り分け云々以前の問題として、めちゃくちゃのっぺりしてますw

個人的にはミニカーらしくて好きです。

サイド

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マッスルカーをハイリフト化するというのは、少なくとも僕は街中で見たことがないのですごく斬新でした。
オフロードタイヤもよく映えてます。

本体とタイヤのサイズを比べると、リアルなモンスタージャムってこれぐらいじゃないっけ・・・?って思えてしまいますね~。
※もうすぐ2歳の息子は、これを見て「じゃむ!」と呼んでいるぐらい。

ちなみにDaredevilsシリーズはスタントカーを集めたものなので、このOlds 442 W-30もスタントカー扱い。
その為、ボディサイドに衝突実験用のマークが印刷されています。
※ちょうどダミー人形の体に貼られているマークみたいなヤツ。

カラーリングもそれを意識しているのかな。
マットなメタリックブルーといった感じで、深い青の色味がなんともカッコいいです。

インテリア

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このブルーのモデルはインテリアがレッドで仕上げられています。
写真ではなかなかわかりづらいですが、ところどころ差し色で入るこの赤い色が、なんとも可愛いカッコいい感じ。

ゴツイんだけど、どこかスマート。
そんな感じの車体です。

ベース

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ひっくりかえすと、ベース部分はこうです。
2006 Mattelと刻印されていますね。

Olds 442 W-30自体は1993年にホットウィールでデビューしたモデルですが、それをハイリフト化したモデルは2006年のHi-Rakersというシリーズがデビューになります。
※通常はデビュー前年が刻印されるものですが、これは例外みたいですね。

材質的にはボディがメタルでベースがプラ(クロームメッキ)となっています。

おわりに

というわけで、Olds 442 W-30のレビューでした。

こうやって改めて見てみると、なかなか可愛いヤツですね。

冒頭で「実車モデルなのにスルーされている」と書きましたが、事実いろいろな店舗で赤い442が余っているのを見かけてます。
とはいえ、カマロとかもちょいちょい見かけるし、こればっかりが人気がないわけでもないんでしょうけどw

マッスルカーなのにハイリフトで可愛いオールズ、おすすめですよ!

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Comment

  1. harunam より:

    OLDS 442カッコいいですよね~僕の近くのトイザらスは競争率が高く、それすら残っていませんでした(´・ω・`)そんな最寄りのトイザらスでも実車モデルが唯一残っていました。その名もSUPER VOLT。これは米GM社シボレーのプラグインハイブリット車であるボルトをホットウィールが独自のテイストで超クールなドラッグマシンにアレンジしたもので、正確にはハイリフトのOLDS同様実車ではないです。おとといトイザらスにカーボネーターを買いに行ったのですが、驚くことに8月の新車が謎車も含め1台も残っていませんでした!何も買わずに帰りたくなかったので以前よりちょっと気になっていたこのSUPER VOLT(ホワイトボディ×グリーン窓)を買った訳です。家に帰って開けてみると想像以上のカッコ良さ&美しい配色にびっくり、災い転じて福と成すとはこのことですね。

    • にわかマニア管理人 より:

      harunamさん

      コメントありがとうございます!

      やっぱり場所によるんですね~。うちの近所の人はOLDS 442に興味がないということみたいですねw

      SUPER VOLT、僕も一台持ってます!
      シェビーのエンブレムがしっかりと作り込まれていたので実車かと思っていましたが、実車ベースのオリジナルカーなんですね。

      僕が持っているのはブルーのボディカラーのものですが、最近近くのバースデイでシルバーカラーのもの(2015年モデル)があって、これもまたかなりカッコよかったです。

      それにしても「8月の新車が謎車も含め1台も残ってない」って・・・すごくないですか!?
      そんなに”しゃぶりつくされた”トイザらス、逆に見てみたい・・・というかその店舗はもっと入荷数を多めにした方がいいんじゃないかと思いますね。

      • harunam より:

        そうですね~確かに。もしかするとホットウィール収集人口が増加したのかも知れないですね~あと僕が欲しかったカーボネーターですが、某インターネットショップで送料無料&定価販売していたので親に買ってもらいました!とはいえ、夏休みの宿題全部終わらないとくれないみたいなんで家に帰ったら頑張ります!あと、今月の14日(もうすぐ)から2週間アメリカのユタ州にホームステイする予定です!基本的には現地の学校で他の日本人と一緒に授業体験するらしいんですが、週末は全日ホストファミリーと過ごすので、その時にあわよくばウォルマートに連れて行ってもらってホットウィールを爆買いしようと思いますwwwとはいえ、本来の目的は英語を身に付けることなので、ホットウィールのことは考え過ぎないようにして、楽しみたいです。

        • にわかマニア管理人 より:

          harunamさん

          えっ、単品で送料無料?
          それはどうやって利益だしてるんだろう・・・。

          でもとにかく良かったですね~。
          僕は夏休みの宿題は8/31の夜に徹夜して全部やるタイプでしたw

          ホームステイもウォルマートも羨ましい!
          いや、とくにウォルマートがうらやましいw
          1台99¢って噂ですしね~。

          もし連れて行って貰えたら、その様子を教えて貰えると嬉しいです。

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