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’69 CHEVELLE (X-RAYCERS) のレビュー!透明なボディのライセンスドカー![X1945]

綺麗な色してるだろ。

謎車みたいだろ。

実車なんだぜ。これで・・・

ちょっと!ちょっと、ちょっと!!

というわけで、欲しいと思っていたX-RAYCERSの’69 CHEVELLEをついに入手しました。
2017年のメインラインにラインナップされた’69 CHEVELLE SS 396(以下、SS396)との比較を念頭に置きながらレビュー行ってみましょう!

’69 シェベル(X-RAYCERS)のレビュー

今回紹介するのは、2013年のHW RACINGセグメント、X-RAYCERSサブセグメントから登場した’69 CHEVELLEです。

前述のとおり、ホットウィールにはもう一つ69年式のシェベル(SS396)が存在していますが、全くの別物。
こちらはX-RAYCERS向けの車両みたいです。

X-RAYCERSはクリアパーツを多用した車種を集めたセグメントで、今や「架空車のためのセグメント」といった印象が強いですね。
なのでライセンスドカーでX-RAYCERSというのは僕なんかにしてみたらかなり珍しいというか、なんとも斬新な気がしてしまいます。

でも、以前はFerrariの車両がX-RAYCERS仕様だったりしたわけで、特段不思議なことでもなかったのかな。
どうしてもボディがプラになってしまうので、そういったあたりで敬遠されることもあるのかな・・・なんて思います。

’69 CHEVELLE (X-RAYCERS) について

X-RAYCERS仕様の’69 CHEVELLEは2005年にデビューしたモデルです。
もう一つの方(SS396)が2008年デビューだったのを考えると、こちらの方が先輩になりますね!

ネーミングから察するにSSグレードではないシェベルと思われます。
これに、ちょいちょい「454」というタンポが入っていた経緯があるので、おそらく454ビッグブロックエンジンを積んだモデル・・・ということでしょう。
ただし、454ビッグブロックの登場が’70~だそうなので、’69年式のCHEVELLEをベースにカスタムされた車両という設定なのではないかと思われます。

2013年はクリアーレッド、クリアー、クリアーイエローの3種カラー展開があり、2カラー目のクリアーの際にそれまでデビュー以来採用され続けてきたインテリアのロールバーがオミットされました。
なので、以降のモデルにはロールバーがありません。
※余談ですが、この2013年のクリアーが個人的には一番欲しいバリエーションだったりします。カッコいいです。

※追記:コメント欄にてご指摘を頂きました!
どうやら2017年の5パックものでロールバーが復活しているみたいです!!!

大容量エンジンにロールバーということで・・・何らかのレース仕様車なのかもですね。

さて、このモデルですが・・・僕がホットウィールを集めだした頃にはよくトイザらスの店頭に余っていました。
「ホットウィールの実車モデル」と呼ぶには可愛すぎるのが難点なんですかね。

質実共に「実車と謎車の中間」的なキャストと言えるのかもしれません。

では各部見ていきましょう~!

フロント・リア

フロントマスクは’69 CHEVELLEのそれらしく、丸目4灯+グリルバー(シングルクロームバー)で再現されていました。
ただ、若干のデフォルメされたサイズ感によって、実車よりも可愛らしい印象がありますね。

なんとなく左右に勉三さん眼鏡があるような感じにも見えますw

454エンジンを搭載したためか、ボンネットのパワーバルジもすごいことになってます。

背面にはプラスチックのボディ部分にしっかりとテールランプのモールドがあるものの、カラーリングがないためかややシンプルな印象がありますね。
ただ、X-RAYCERSなので中身が透けて見えているのがちょっとした複雑さを演出してくれています。

サイド

サイドビューのフォルムは2004年ごろの派手なデフォルメシリーズ「BLINGS」やアニメ調車両「TOONED」と実車の中間的な印象を受けます。
[参考]ホットウィールのBlingsについての解説とまとめ。Chrysler 300Cのレビューも兼ねて。

特にボディバランスに比べて小さめのウィンドウ部なんかはすごく玩具っぽいですね。
そういや2017年にメインラインに登場した’68 MUSTANG (TOONED)がちょうどこんな感じのフォルムだった気がします。
ボディサイド下部の大きな排気口(のようなもの)も同様でした。

リアタイヤは大きく、ボディ全体が前傾しています。
このあたりもレース仕様車なのかな~と思わせられますね。

ホイールは実際に手に取るまではソリッドなホイールだと思っていたんですが、クリアーブラックのPR5でした。

トップ・ベース

X-RAYCERSの場合、どうしてもクリアーパーツとなるボディはプラ製になってしまいます。
その代わりベースがメタル製となっており、必然的にトラック上を早く走れる仕様となっています。
※本車もブリスターカードに「GREAT FOR TRACK(TRACK STARSのこと)」のタグが入っていました。

クリアボディが安っぽく見えてしまうのは仕方ないですが、レーシングストライプや’69 CHEVELLEの形状(特にノーズ先端部など)のおかげで多少緩和されている気もします。
なんとなくボディトップから見るとデフォルメ感もなく、実車っぽいですしね!

底面デザインもSS396とは全然違います。
フロントエンジンからサイドに伸びる排気管はかなりの存在感を放っていますね。

2004年の著作年、マレーシア製であることが記されていました。

インテリア

X-RAYCERSなのでやっぱり気になるのはその内部です。
本キャストもそこそこに内部が作りこまれていましたが、個人的にはもっとメカメカしてても良かったんじゃないかなーと思いました。

ただ、ホットウィールならではのこだわりで、組んでしまうと見えなくなるラジエターのモールドがあったりするのは面白いポイントじゃないでしょうか。

本来はここにロールバーもあったんだと思うと、なくなってしまったのが残念です。

’69 CHEVELLE SS 396との比較

幽~体~離脱~。

・・・はい!ようやく念願のSS396との比較です。

もう言うまでもなく形状から何から違いますね。
入手するまでは「SS396とボディを取り換えて・・・」とか考えていたんですが、まるで互換性がありませんw

正面から見るともう全く別の車種みたいです。
SS396のキャストの方が「マッスルカー」って感じがします。

グリルのサイズ感も違いますし・・・なんだかめちゃくちゃゴツイし・・・。
うーん、これは本当に’69 CHEVELLEなのか疑わしいですねw

ちなみに全高は今回のキャストが、全長はSS396の方が長いです。

おわりに

というわけで、X-RAYCERSの’69 CHEVELLEのレビューでした。

どうやら2017年も5パックのX-RAYCERSセグメントに入っているようなので、見かけたら一度思い出してあげてくださいw

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. なお☆にゃお より:

    あれ?ロールバー無い?
    5パックのはありますたよー

    • にわかマニア管理人 より:

      なお☆にゃおさん

      コメントありがとうございます!

      えっ・・・ありました!?
      ・・・確認してみたんですが、、あるみたいですねw

      ありがとうございます!!!修正しておきます!!!

  2. Avant-SpuperFast より:

    こんにちは。
    First Editionもってます。このモデル大好きなんです。
    デフォルメの塩梅が絶妙ですよね。確かにChevelle。
    Hotwheelsでなければ出来ない1台だと思います。

    • にわかマニア管理人 より:

      Avant-SpuperFastさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      おおー、大好きなモデルを「余り物」みたいな扱いにしてしまって申し訳ないです!!

      デフォルメ具合は2000年代初頭のホットウィール界のそれ・・・って感じがしますね~。
      やっぱり他のデフォルメミニカーとは一味違うのかな。

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