全然売れてないCAR CULTURE EURO STYLEとはなんだったのか?
2020/04/24
ホットウィール2016年のサイドライン展開の1つ、カーカルチャーシリーズ。
Aアソートの「ジャパンヒストリックス」は圧倒的な人気で、僕はついに実車を一台も見ることがないまま店頭から消えていました。
Cアソートの「トラックス」は7月発売と言われていながらも8月になった現在、まだ発売されておらず、「まだかまだか」と待つ人が多いことからも人気だろうなというのがうかがえます。
・・・その間にリリースされたBアソート「ユーロスタイル」。
ジャパンヒストリックスの欧州版、という感じでしょうか。
トイザらスへ通っている方ならご存じだと思いますが、このユーロスタイル、
BMW、フィアットやワーゲン、ポルシェといったラインナップながら、全然売れてません。
いや、売れているのかもしれないけれど、店頭に余りまくってます。
6月末に発売されて、一カ月強経ちますが、店舗によっては「えっ、これ何ケース分!?」ってぐらい余ってます。
そこで、ユーロスタイルの魅力をもう一度再確認して、本当に売れていないのかどうか?を考えたいと思います。(余計なお世話w)
※あくまで、僕の近所のトイザらス2店舗とイオン1店舗においての限定的な話であることにご注意ください。
全国的には供給不足である可能性も捨てきれません。
ユーロスタイルの魅力について
ユーロスタイルは全世界のホットウィールコレクターのために展開されたシリーズで、ラインナップは以下の5台。
Volkswagen Golf Mk7
’92 BMW M3
Porsche 911 GT3 RS
Porsche 993 GT2
Fiat 500
METAL/METAL × RRMC
カーカルチャーシリーズの特長として、メタルボディにメタルベースという重量感と、リアルライダー(ゴムタイヤ)というコレクト性を兼ね備えているというものがあり、当然ユーロスタイルもそれを踏襲しています。
特にユーロスタイルからデビューした新しいリアルライダー「RRMC(Real Rider Modern Concave)」がPorsche 911 GT3 RS以外の4車種に色違いで使われているのも見逃せません。
※RRMCはタイヤのゴム部分がのっぺりしているので、一見するとプラタイヤに見えますがちゃんとリアルライダーだそうですw
New Casting & New Chassis
ユーロスタイル5車種のうち、Volkswagen Golf Mk7はこのセグメントでデビューとなるNew Modelsです。
ここからメインライン(毎月発売される方)に派生されていったりします。
また、Fiat 500はパッと見ではわかりませんがベース部分が新しくなっているみたいですね。
仕上がり
RRMCのモデルではありませんが、個人的にはこれが一番カッコよかったかな。
とにかく仕上がりも悪くありません。
FIATなんかはベーシックカーの塗り分けに比べて、「エンブレムが塗ってある」というだけで、上位モデル感がバリバリでています。
ユーロスタイルは本当に売れてないのか?
さて、こんなに魅力的()なユーロスタイルですが、なぜあんなに在庫が余っている(ように見えてしまう)のでしょうか。
いくら在庫があると言っても、すでに購入報告をしている人もいますし、中には大量に購入している人もいました。
良かった、一定のファンはいたみたいです。
本当に売れているのか売れていないのかは、トイザらスとマテル先生だけが知ることなのでわかりませんが、周りの状況をまとめてみたいと思います。
ジャパンヒストリックスやトラックスとの盛り上がり方の違い
これは僕の感じ方に過ぎませんが、みんなの熱狂具合が全然違っている気がしています。
特にジャパンヒストリックスの時は発売の数週間も前から「楽しみ!!」という声が多かったような気がしました。
単純に日本人だから日本車が好きなのはよくわかりますが、今度のトラックスも「楽しみ!!」という声が多いことから考えて、ユーロスタイルがあまり楽しみじゃなかったのかな・・・?と思えますね。
また、日本だけでの評価を考えても仕方ないと思ったのでebayでの盛り上がり具合を見てみても、ユーロスタイルはほぼほぼbidが入っていないのに対し、すでにトラックスは数件入札済みという状況。
とはいえ、この一瞬の状況だけを切り取っても正確な判断ができるわけではありませんので、あくまで”今はそういう状況”というぐらいで考えたいところです。
トイザらスオンラインの在庫状況
トイザらスのネットショップ上では、さすがにメインラインの扱いはありませんが、こういったサイドラインは事前予約からセット販売までを行っています。
ジャパンヒストリックスもいつのまにか発売されて、気づいた時には売り切れになっていたというのを覚えています。
さて、そんなトイザらスのネットショップでユーロスタイルは、10台セットで5,990円(送料込み)というものが40セットの在庫で残っています(8/11現在)。
トイザらスの実際の店舗でも1台あたり599円なので、ネットショップは送料無料な分だけお得・・・とも言えますが、さすがに10台かぁ・・・と思って手がでない人もいそうですね。
※トイザらスやイオンが近くにあれば、送料関係なしに単品で買えますし・・・。
これより後に登録されたレトロエンターテイメントのゴーストバスターズは速攻で売り切れていました。
うーん、やっぱり偏りが出ますね。
そもそも入荷数が多すぎた??
これはもう予想でしかないんですが、ジャパンヒストリックスがありえないほどに売れたせいで
「おい、カーカルチャーシリーズ売れるぞ!」
って思ったバイヤーさんが、ユーロスタイルをジャパヒスの倍近く入荷してた可能性はありませんでしょうかw
もしそうだとしたら、同じだけ売れてたとしても店頭在庫が有り余っているのは当然と言えますね!
まぁ・・・そんなわけないだろうけど。
この理論で言ったら「やっぱりカーカルチャー売れねーぞ!」つってトラックスが入って来なくなっちゃいますからね・・・。
※それか一時期流行った「入荷数”4”って書いたつもりが”千”入ってきちゃったよ!」ってやつかw
おわりに
というわけで、ユーロスタイルは魅力的なのになぜか売れていない、というのが濃厚な気がします。
現に僕も買ってません。
うーん、なぜだ。599円が高すぎるのか。
ただ、こういうのってあとあとになって需要が出てきたりして、
20年後ぐらいにプレミアがついたりして、
「あの時買っておけば良かったーーーー!!」と成りかねないんですよね。
このまま売れなかったら値下がりしたりするのかな。(それとも処分かな・・・)
もし安くなるなら、改造ベースにリアルライダーゲット、ってのもいいかもしれないですね。
といってもRRMCはリアルライダー感が全然ないですが。。。
Comment
やっぱり、日本車(しかも旧車)じゃないと日本市場では、
盛り上がらないと思います。
カーカルチャーならなんでもかんでも売れるのではなく、
やはりアソートの『中身』が重要でしょうね。
水戸さん
コメントありがとうございます!
やっぱりそうなんですね~。
「みんなもっと日本車以外も買えよ!」なんて言ったって、欲しくないものは要らないわけですしw
とはいえ、トイザらス側もマテルインターナショナル側も、「売れないから仕入れません」ってわけにもいかないだろうし、難しいところなんでしょうね・・・。
トイザらス側もマテルインターナショナル側の立場に立てば、確かに難しいでしょうね~。だからこそ、その担当者の方は、ある程度実車世界に詳しく、ある程度目利きが出来る人であってほしいですね!
欲を言えば・・・。 それから、謎車は極力減らしてほしいです!
水戸さん
そうですね~。
マテルインターナショナルも本国マテルからノルマが課されていたらやらないわけにもいかないでしょうしw
って、全部机上の空論ですがw
謎車はアメリカの大人や子供にはどう受け入れられているのか?が疑問です。
そういえば今日、たまたま弟とホットウィールを見ることになり、弟が「こういう実在しない車の方がカッコいい」と言っていたのには目からウロコが落ちた気分でした。
みんなが楽しく買えて、喧嘩しないようなラインナップになるといいんですけどねw
ユーロは高くアメ車にしか興味がない僕には不必要だったのでかわなかったです トラックスの後にアメリカも出るそうですね(写真がリークされてます)多分アメリカは物凄い人気が出ると思いますね。車種は70dodge charger 55chevy belair gasser 69 corvet te 68 copo camaro 68 mercury couger の5台ですね。charger は手にいれたいですねw
inoriさん
コメントありがとうございます!
>ユーロは高くアメ車にしか興味がない僕には不必要だったのでかわなかったです
逆を言えば、欧州車にしか興味がない人がターゲットだったのかもしれないですね。
日本には少ないのかな。
>トラックスの後にアメリカも出るそうですね
おっ。知りませんでした。
情報、ありがとうございます!
僕はベルエアギャッサーとマーキュリークーガーが欲しいですw
ホットウィールは日本車だけでいいというコメントを2chなどで見ましたが、ならトミカでよくないかって話になると思いますけどね。そしてさっき送った文にcorvet te になってますが正しくはcorvetのみです。すみません。今度主さんにあって話したいですw
inoriさん
>ホットウィールは日本車だけでいいというコメントを2chなどで見ましたが、ならトミカでよくないかって話になると思いますけどね。
たしかに、「日本車だけでいい」は、ちょっと乱暴な気がしますねw
>今度主さんにあって話したいですw
おお、ありがとうございます!
実は以前、売り場で「ブログ見てます」と言われたことがあります・・・!
僕自身はかなり人見知りなので、なるべく身バレしないようにやっているつもりなので驚きました。
どこかの売り場で怪しい人物がいたら声をかけてみてくださいw
話題のトラックスですが、マテルインターナショナルさんに確認したところ、9月発売だそうです! それから、個人的にはグランツーリスモのシリーズがもうじき出てくると思うのですが、そちらが楽しみです! マツダ・ヴィジョンコンセプトカーとニッサン・2020コンセプトカーが、アソートに含まれているので!
水戸さん
情報ありがとうございます!!
マテル・インターナショナル本人が言うんだから間違いなしですよねw
9月かぁ・・・伸びに伸びた印象です。
やっぱりユーロの影響か・・・!?
グランツーリスモのシリーズ、そういえばどこかで情報を見ました!
ランボルギーニのヴェネーノとかもラインナップされていたような。
ちなみに今日のレトロ・エンターテインメントアソートも、ホットウィールファンクラブで発表されていたのとは違うラインナップでした。
ちなみに今日のレトロ・エンターテインメントアソートも、ホットウィールファンクラブで発表されていたのとは違うラインナップでした。
→ゴーストバスターズのECTO-1とかでは、なかったのですか!?
水戸さん
あっ、いえいえ、それですw
ECTO-1、バットモービル×2、THE HOMER、アストンマーチンDB5のアソートでした。
なんとなくホットウィールファンクラブの(ウェブの方の)7月レトロエンタを参考にしていたので「あれっ?」と思ってしまったんです。
コメント欄にもホットウィール情報が数多く提供されてのこの盛り上がり、非常に勉強になります。また、こちらのサイトの一ファンとしてもとても嬉しい限りです。
カーカルチャー ユーロスタイルについて、わたしも買っておりません。理由は店舗在庫が沢山あるので飢餓感(?)が全くないこと、値段がちょっとお高めということの2点ですかね。以上、シロウトの意見でしたw。
エイブさん
コメントありがとうございます!
>コメント欄にもホットウィール情報が数多く提供されてのこの盛り上がり、非常に勉強になります。
本当に、僕ひとりじゃわからないことも多いので助かりますw
>理由は店舗在庫が沢山あるので飢餓感(?)が全くないこと、値段がちょっとお高めということの2点
そうなんですよね~。
在庫がなければないで「もっと入れてくれ!」って思うんですけど、在庫があったらあったで「あるからいいか~」みたいなw
適度な飢餓感が大切なんでしょうね。トミカじゃなくてホットウィールなんだしw