中国のパチモンウィール「HOT SPEED(SPEED & FURIOUS)」を入手しました。【節子、それHot Wheelsやない】 | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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中国のパチモンウィール「HOT SPEED(SPEED & FURIOUS)」を入手しました。【節子、それHot Wheelsやない】

      2017/12/22  - コラム

かなり話題に乗り遅れた感がありますが・・・数か月前に話題になっていた中国のパチモンウィールをついにゲットしました。

どうしても欲しいというわけではなかったんですが、話のネタにどんなもんか見てみたい、実際に手に取ってみたいという気持ちはあったので、良かったです。
当然本家ホットウィールファンからしたら評価に値するようなものではなく、ホットウィールのブログに載せるようなものではありません。

・・・が、せっかくゲットしたのでレビューしてみたいと思います。

パチモンウィールのレビュー

今回僕がゲットしたのはこちら。
HOT WHEELSならぬ、HOT SPEEDです。

HOT SPEEDがセグメント名なのか、商品名なのかも謎ですが・・・ブリスターカードのデザインはどう考えてもパク・・・意識しているとしか思えません!

左上にはメーカーロゴのようなものが入っています。
CRとかLRのような文字に見えますね。

その下には「シャープエッジモデル」を意味する中華文字が。

そしてこちらが本当の商品名かもしれない、「SPEED & FURIOUS」というロゴ。
どう考えてもワイスピのタイトルを意識したとしか思えませんw

僕は今回このアイテムのブリスターカード裏を見てびっくりしました。
なんと、ランボルギーニやポルシェといった名だたるブランドのロゴがびっしり入っているではありませんか!

こういうロゴがなければ、なんとなく「形は似てるけど別ものです」みたいな逃げ道がある感じがあったんじゃないかと思うんですが、これが入っているということは「ブランド公認です」ってことですよね。
つまり、ライセンス契約を結び、ブランド使用料を払ったうえで商品化している・・・と。

そうなると、こと「ホットウィールっぽい」という側面から見ればパチモンウィールですが、3インチミニカーとしてみたら本物・・・と考えられるのかもしれません。

・・・。

まぁ、これの信ぴょう性がどの程度のものなのか僕にはわからないので、なんとも言えないところですが・・・。
※某サイトではランボのロゴにモザイクをかけて販売されていましたし・・・w

ちなみにブリスターカード自体はホットウィールベーシックカーよりもしっかりしていて、どちらかというとポップカルチャーのような頑丈さがあります。

中身の方も見ていきましょう。

フロント・リア

正面から見ると、明らかにメルセデス・ベンツの何かであることがわかりますねw
ガルウィングドアなので、SLS AMGだと思います。

ただ、スリーポインテッドスターが再現されていない点や、ブリスターカード裏にメルセデスの認証ロゴがなかったことを考えると、「メルセデス・ベンツ SLS AMGに似た車」ということなのかもしれません。

碁石のような艶消しブラックボディでヘッドライトだけ塗られているシンプルな作りですが、何気にカッコいいですねw

サイド

ボディサイドから見ても、メルセデス・ベンツ SLS AMGですね。

ブリスターカード裏の表記によればボディの素材は亜鉛合金とのことで、ホットウィールのZAMAC(アルミを含む亜鉛合金)と同じ感じなんですかね。
手に持った感じはやや軽く、ちょっとチープな感じはあります。

ホイールはTRAP5ですね。(違う)

もちろん実車にもこういうホイールって存在しているので、ここだけを見て「ホットウィールのパクリじゃないか!」ということはできませんが、ブリスターカードの件を考えてもやっぱり参考にしてr・・・いや、パクってるんだろうなと考えてしまいます。

ただ、残念ながらタイヤの回転の滑らかさなどは本家には敵いませんでした。
やっぱりホットウィールの「世界一速いミニカー」ってのは伊達じゃないんだなと実感しました。

トップ・ベース

ボディトップから見ると、そのカラーリングのせいか若干安っぽさが増す気がしますね。
底面の作りもお察し、といった感じ。

注目すべきは底面中心部に開いた穴と、カシメの代わりにネジで留められているという点ではないでしょうか。

真ん中の穴はおそらく台座に固定して販売する用ではないかと思われます。
同じキャストで他のパッケージで売られているアイテムがあることを示唆していますね。

その他の情報としてはメーカーロゴと思われるものだけで、著作年や工場、モデル名などは記されていませんでした。
※工場はブリスターカード裏面情報によれば「中国製造」だそうです。

分解

ネジ止めだったので、簡単に分解が可能です。
これはもうバラさないわけにはいかないですよね。

パーツの展開はホットウィールと同じ。
ダイキャストボディ、クリアパーツのウィンドウ、プラ製のインテリアとシャーシ。(と、シャーシにツメで留められたタイヤ)

インテリアパーツはホットウィールのような軟質樹脂ではなく硬いプラだったので、そこだけちょっと違う感じでしょうか。
これが結構いい出来で・・・本体価格が現地で安いなら、パーツ取り用にしてもいいんじゃないかって印象でした。

おわりに

というわけで、パチモンウィールのHOT SPEED(またはSPEED & FURIOUS)のレビューでした。

現地でいくらで売られているのかにもよりますが、ホットウィールと変わらないような価格であればあえて手を出すようなアイテムではないかもしれませんね。
というか、こういうのが売れることで本家アイテムが売れなくなっても困りますし。

ちなみに同じメーカーからは、ホットウィールのロゴをもう少し意識したようなシリーズ(なんて読むのかわからない)も展開されていました。

こんなのはまだマシな方で、

中にはここまでロゴすらも「モロ」なヤツもあるんです。
ぼかしが入っているものの「Hot Racing」って書いてありそうなのがわかります。

いや、商品名変えりゃいいってもんじゃないからね・・・。

また、僕が以前見たヤツだと「Hot Wheel」っていう「最後のs抜いたから大丈夫」みたいな商品もありました。
まだまだ中国って闇が深いんだなーと感じさせられたところでお開きです。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. Joe Steel より:

    このシリーズのライカンが何気に3インチ(トミカサイズ)では唯一のライカンだったりするので欲しかったりしますね。ヤフオク等では2000円超えてることもあるのでなかなか手が出ませんが……。

    • にわかマニア管理人 より:

      Joe Steelさん

      コメントありがとうございます!

      ライカンですか・・・おそらくライセンスは・・・ゲフンゲフン。
      ホットウィールで正式に出てくれると嬉しいですが、そうなったらまた争奪戦ですし、結局高値になりそうな気もw

  2. らちぇっとれんち より:

    ごめんやしておくれやしてごめんやし~(CV:末成由美)
    え?ごめんくさいじゃないのかって?
    こうでもしないとこのミニカーと同じく湯婆婆と間違われるからです!!

    そんな寸劇はさておき、
    似ていますねぇwwwしかも車のメーカー公認と来たものですなあwww
    ・・・働く車好きでもこれはこれでマズいですよ!って言いたくなる製品ですww
    パッケージのフックも、ブリスターパックの形状もフォントもwww
    ほんと、この国のコピーのうまさには感服してしまいます・・・

    ホットウィールとは違いますが、Youtubeのミニカー動画で見たのですが、
    中国には日本の変身するミニカーことVooV(ブーブ)のパチモンまで
    あるようですねー・・・ほんとやりたい放題です・・・

    これで働く車があったら、たぶん物欲センサーはたらいてしまうんだろうなあ
    と思いつつどんな遊びができるのか考えています。

    • にわかマニア管理人 より:

      らちぇっとれんちさん

      コメントありがとうございます!
      ミニカーと湯婆婆はさすがに間違えないですけどね!

      >似ていますねぇwwwしかも車のメーカー公認と来たものですなあwww

      公認・・・怪しいですよねえw
      いや、そう描いてあるんだから怪しがっちゃいけないんでしょうけどw

      >ほんと、この国のコピーのうまさには感服してしまいます・・・

      ですね~。
      僕ら消費者としては面白可笑しがってるだけで済みますが、パクられた側としてはたまったもんじゃないと思います。

      >VooV(ブーブ)のパチモン

      これは元ネタすら知りませんでした^^;
      ただまぁ、「売れる!」と思ったらなんでもやってみようっていう精神なのかもですね。
      それがたとえグレーだろうと真っ黒だろうとw

      許されることではないですが、そういったバイタリティを持っている国というのはパワーがすごそう。
      いつのまにか安全圏であぐらをかいていそうな日本の将来がちょっと不安だったりします。

      >働く車

      ありそうな気もしますけどね~w
      架空車みたいなのもあったような、なかったような・・・

  3. 湾岸 より:

    (中国)先輩!?何販売してるんですか!?マズイっすよ!ってぐらいのレベルですねクォレハ…ちょっとラインナップ見てるとやたらかっこいいホイールデザインで頭に来ますよ〜まぁ…コピー元のホットウィールのホイールデザインが如何に優れているかが分かるだけですが。
    遅れながら7月の戦果報告ですが、
    アローダイナミクスx1
    シェベル396×1
    デューンイッ…鮫ペイントバギーx1
    鮫x1
    レポデューティーx1
    放りネーターx1の6台でした。やはり狩場を変えると勝手が変わりうまくいきませんな。それにスイ○チの抽選販売で列はグダグダ。次からは醤油に帰ります。そして次回はRepu姉さんを確保するために始発電車で醤油行こうかなとw
    そういえば今年の一月ごろからホットウィール収集始めましたがこの前100台突破しました〜早いっすね。3パックを買い漁ったのが効きました。

    • にわかマニア管理人 より:

      湾岸さん

      コメントありがとうございます!

      >やたらかっこいいホイールデザイン

      そうそう!
      結局は元のデザインがカッコいいんだから、そりゃ真似すりゃカッコよくなるんですよね~。

      >デューンイッ…鮫ペイントバギーx1

      なんで言い直したし・・・w

      >それにスイ○チの抽選販売で列はグダグダ。

      トイザらスはこれを勘弁してほしいですよね。
      例の6号の店は発売が重なっても列が一つなので、後方に並んでた僕が入店するころには先頭の人たちが2周目を終えている・・・という悲しいことになります。

      僕の近所のもう一点の方は列をちゃんと分けてくれたんですけどね・・・ホットウィールの人はこっち~みたいな。

      >Repu姉さん

      えっ・・・女性だったの!?!?!?!?

      >今年の一月ごろからホットウィール収集始めましたがこの前100台突破しました

      おおー・・・はやっww

  4. B太(中) より:

    中国に居ながら、こんなにパチモンがあるとは知らなくて、今度探してみようかなと思いました。
    最後の方の写真にある「无敌风火轮(ウーディーフェンホールン)」を、日本人が使う漢字に置き換えると「無敵風火輪」となります。
    风火轮は本家ホットウィールの中国内のブランド名だから、直訳すれば「無敵のホットウィール」になりますね。
    中国はデッドコピーと呼ばれる、全く本物と見分けがつかない模倣品も沢山出回ってますから、今回紹介されたものは「良心的」な方かもしれませんね。
    …って、自分が買い集めてるのがそうじゃないこと祈ってますが…(一応マテルのホログラムシールがついてあるけど)

    • にわかマニア管理人 より:

      B太(中)さん

      コメントありがとうございます!待ってましたw

      中国でもそう簡単に見かけるようなものではないんですかね~?
      ・・・って、中国とひとくちに言っても広いですし・・・日本のような流通を考えると全然違いそうな気もします。

      >无敌风火轮(ウーディーフェンホールン)

      いやー、勉強になります!!
      これ、ホットウィールの中国内のブランド名ですか!

      ・・・ブランド名!?
      ってことは、日本で言えばパチモンのパッケージに「ホットウィール」って書いてあるようなものなんですねwww
      一昔前なら普通にありそうな感じでしたが、今だったら考えられないですね。

      >一応マテルのホログラムシールがついてある

      えっ・・・マテルのホロシール・・・?えっ・・・!?

  5. B太(中) より:

    ちなみに、昨夜7Mが入荷(72個入り2箱)したとの連絡があり、アイスチャージャー、510ブルワゴンやマツダREPUに箱スカ、プロジェクトスピーダー、ダッヂチャージャー500、バハなどなどを無事にGET出来ました!今回もデッドコピー品じゃない!…ということを祈っています…。

    • にわかマニア管理人 より:

      B太(中)さん

      おおーおめでとうございます!
      話題のアソは日本ではまだですw

      さすがにアソートボックスまで真似して作らないと思うので・・・本物だと信じていきましょうw

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