’67 CAMARO (DTY99) のレビュー!もしも34年前のキャストが現代に蘇ったら
2017/12/22
2017年Nアソのスーパートレジャーハント(STH)は’67 CAMAROでした。
僕は当然STHゲットなんて無理でしたが、そのレギュラー版はなんとかゲットできました。
Nアソは他にも人気のアイテムがあったおかげか、比較的入手しやすかったモデルかもしれませんね。
※とはいっても1ケースに1~2台という割合に変わりはありませんが・・・。
実は以前にもこれと同じ’67 CAMAROの別バリエーションモデルをレビューしています。
[参考]Camaro Fifty ’67 Camaroのレビュー。最初期ホットウィールCustom Camaroとの関係など。
僕はなるべくカラーバリエーションでも同じモデルは買わないようにしてる・・・つもりだったんですが、先日のBONE SHAKERに引き続きこれもまた買ってしまいました。
いったいなぜなのか・・・。
その答えは以下の記事で!
レビュー行ってみましょう。
’67 カマロのレビュー
今回入手した’67 CAMAROは2017年のCAMARO FIFTYセグメントから登場したものです。
このセグメント、HWCではずっと「CAMARO ANNIVERSARY」となっていたので当ブログでもそこに合わせていたんですが、ブリスターカードを見ると正式に「CAMARO FIFTY」というセグメント名なんですね。
要はカマロ生誕50周年を祝うセグメントということです。
同セグメントからはSTHも選出されており、’67 CAMAROがその大役に抜擢されています。
STHはボディのベースカラーがスペクトラフレーム、ホイールがリアルライダーでとてもカッコいいですね。欲しい。
USのWalmartではZAMACカラーも登場しています。これまた欲しいです。
なぜ’67 CAMAROを連れて帰ってきたのか
’67 CAMAROはホットウィールにおいて実にバリエーションの多いモデルです。
Hot Wheels Wikiaによれば、Volkswagen Drag Busに次いで2番目にポピュラーなホットウィールだと紹介されています。
1967年の初代カマロ(ベビーカマロ)をキャスト化したもので、1983年にLarry Wood氏の手によって生み出されました。
さて、冒頭でも書きましたが、僕は普段「これはもう同じ(形の)ヤツを持ってるしな・・・」という理由を自分に言い聞かせて、カラーバリエーションを買って帰ることを我慢するのが普通です。
・・・お金(とスペース)がないからです。
でもこの’67 CAMAROは気づいたら連れ帰ってました・・・。
その理由は2つあります。
1つめはあまりにもカッコ良かったからw
実はこれ、1983年にデビューした当時の’67 CAMAROをリバイバルさせたアイテムなんですね。
1983年当時のものはこんな感じ。
パッケージデザインは違いますが、中身はほぼ同じものなんじゃないかって印象を受けるのではないでしょうか。
そのおかげでボディサイドのタンポデザインがなんともレトロで・・・もう売り場で見た瞬間虜になったわけです。
そして2つめは、前回ゲットしたアイテムとの比較用です。
どうでしょう。
写真を見た感じでも明確な違いがあるのがわかりますでしょうか。
前回サイドラインで登場したモデルはベースがメタル製なのに対し、今回のベーシックカーはベースがクロームカラーのプラスチック製です。
そしてボンネットの開閉ギミックがオミットされたバージョンとなっています。
このあたりの違いを実際のキャストを見ながら探っていけたらな・・・と思ったわけです。
では各部見ていきましょう!
フロント・リア
正面から見た時のフロントグリルのシンプルさはかなり初期のホットウィールっぽさが感じられていいですね。
シンプルだからこそ感じられる魅力というのがあるんだなーと。
※実際に最初期ホットウィール「CUSTOM CAMARO」をベースとしたリバイバル車種だったりします。
ただやっぱりメタルベースの武骨さに比べて、クローム(メッキ)×プラだと洗練された感(悪い意味でw)がありますね。
エンジンフードの開閉ギミックは2009年のColor Shiftersに登場したキャストでオミットされたかに思われましたが、その後のベーシックカーではしっかりと開閉ギミックが採用されていました。
残念ながら2017年の本キャストからは新金型ということになるようで、今後のメインラインに登場する’67 CAMAROのエンジン開閉ギミックはないと思った方がいいですね。
余談ですが、今回のキャストにはベースパーツがブラックのバージョンがあったそうです。
ebayで見つけました。
これ、ブラックカラーのプラスチックベースが在庫品としてあったとは考えにくいので、銀メッキの処理がうまく行かなかったパーツが使われたエラー品なんじゃないかと思います。
※底面部やボディサイドの排気口はクロームカラーに見えますし・・・。
実物を見てみたいぜ・・・。
サイド
今回注目だったのが、このボディサイドデザインです。
1983年のデビュー当時のものが再現されているため、なんともレトロカッコいいです。
安直な感想を言えば「80年代っぺー!!」って感じw
実際のものと比べるとフレイムスのデザインや文字の書体が若干違うんですが、かなり雰囲気は出てますよね。
なんだったらボディ後方にあるホットウィールロゴを除光液か何かで消して、シャーシをメタル製のヤツと変えて、タイヤもBWに履き替えさせてあげれば「なんちゃってヴィンテージ’67 CAMARO」に生まれ変わるんじゃないでしょうか。
うーん、やってみたい!
ちなみに今回のキャスティングでボディやインテリアの金型もしっかり作り直されているのか・・・前回のサイドラインものと比べると、若干形状が違うような印象も受けます。
・・・でも個体差のような気もしますし・・・なんとも言えない感じです。
トップ・ベース
ボディトップおよびベースは1983年モデルとはかなり違います。
まず、ボンネット上のフレイムスは1983年当時モノにはありませんでした。
なので、なんちゃってヴィンテージを作る際にはここのタンポも落としてあげなきゃダメですね。
僕がゲットしたモデルは印刷が中心からズレていたので躊躇なく行けそうですw
底面デザインは2017年用に起こされた際、プロペラシャフトが省略されています。
また、当キャストのTOYナンバーであるDTY99が記されており、紛れもない新金型であることがわかりますね。
2016年の著作年とマレーシア製であることも記されていました。
おわりに
というわけで、’67 CAMAROのレビューでした。
特にベビカマ好きというわけでもないのに手が伸びてしまった理由は、やっぱりそのレトロ感にありますね。
いまでも意識しないでふと見た時にそのレトロさを強烈に感じる瞬間がありますし。
こうなると・・・1983年当時モノも入手したくなってきちゃいます。
ただ、2017年モデルが出たせいもあると思いますが、ebayで出品されているものもすごくプレ値になっていて・・・僕じゃ絶対に手がでませんがw
そのうちボロボロのヤツでもいいから出会いたいなぁ・・・。
僕が当時モノを入手するのが先か、なんちゃってヴィンテージ(オレジャーハント)を作るのが先か・・・見ものですね!!