Replica Entertainmentより’68 CORVETTE GAS MONKEY GARAGEのレビュー!メインライン版との比較など。
2018年エンターテインメントシリーズもついに幕を開けました。
第一弾は「Favorites」とでも言うべき内容で、実車、映画、ゲームから選りすぐりのアソートです。
※実際にはミックスGというBOXで売られているので、2017年から続くReplica Entertainmentの第七弾という扱いなのかも。
そんな2018年エンターテインメントシリーズにラインナップされた新金型の’68 CORVETTE GAS MONKEY GARAGE。
今回も奇跡的にゲットできたのでレビュー行きたいと思います!
’68 コルベット ガスモンキーガレージ(Entertainment)のレビュー!
本日紹介するのは2018年Replica Entertainment(日本ではレトロエンターテインメント)にラインナップされた’68 CORVETTE GAS MONKEY GARAGEです。
7月のメインライン発売日に同時発売された商品で、699円(税別)と高額ながらも「RLCキャンペーンカーの3,000円に届かせるため!」という言い訳をすることですんなりとカゴに入れることが出来たアイテムだったりします。
僕にとっては3つめとなるエンターテインメントモデル。
エンタって、たしかに高額なんだけど市販ホットウィール(RLC/HWC除く)の中では一番出来が良いと思うんですよね。
さて、キャストのレビューに行く前に・・・今回ちょっと気になったポイントを一つ紹介します。
僕にとってはこの事実が知れただけで「フォオオオオオオオ・・・!!」となりました。
みてくださいこれ。わかります??
日本に正規輸入されるホットウィールって、カード裏面にマテル・インターナショナルの注意書きシールが貼ってあるじゃないですか。
今回入手したガスモンキーコルベットの裏面にも例外なくそのシールが貼られていたんですが・・・なんとその位置が「ブリスターの内側」なんですよ!
僕はてっきりこういうミニカーって商品として売れる状態のものを作ってからこういうシールを貼ってるもんだと思っていたんです。
そうすればあとあとで各国に対応できるから。
でもこのシールの状態を見るに、カードの時点でバスバスとシールは貼っちゃって、そのあとでミニカーをブリスターに入れて接着(圧着?)する・・・という順序なのがわかりますね。
これがどういうことを意味してるかっていうと・・・日本に正規輸入されるアイテム数量は製造過程ですでに決定している、ということではないでしょうか。
要するに「〇台作ったから全世界で〇台ずつ分配しような」って話じゃなくて、「日本では〇台欲しいんで、〇台の製造オナシャス!」みたいな形というか。
そう思うと、昨年のRACE DAYとか、今年のJH2とか・・・なんだったらZAMAC FLAMESとかが超大量に入荷されたのって「日本ではこれぐらい売れるハズ!」っていう算段によるものだった・・・ってことなんですかねえ??
なんとも妄想が捗りますw
ちなみにシールを剥がした下の部分には大した注意書きもなかったので・・・特に剥がす必要はないでしょう!
’68 CORVETTE GAS MONKEY GARAGEのおさらい
ガスモンキーガレージのコルベットについては以前に記事を書いていますので、そちらも参考にしてもらえると嬉しいです。
’68 CORVETTE – GAS MONKEY GARAGEのレビュー。ホットウィールのためのカスタムカー[DHN90]
簡単におさらいしておくと・・・USディスカバリーチャンネルの番組「Fast N’ Loud」に登場する、実在するガレージ「GAS MONKEY GARAGE」で製作されたC3コルベットをキャスト化したものです。
実物はこんなん。
ホットウィールとのコラボアイテムとのことで、おそらくは初期ホットウィールに存在したCUSTOM CORVETTEをモチーフとしているんじゃないかと思われます。
キャスト自体は2017年初頭にRyu Asada氏デザインでメインラインに登場。
今回はその時のキャストをメタル×メタル、リアルライダーで仕上げることで、より本物に近い形にグレードアップしたアイテムとなりました。
ただですね、そこはさすがにEntertainmentシリーズです。
単純にメタル化しただけというわけではないぞ・・・!というのをキャストの端々から感じ取ることが出来ました。
では各部みていきますよ~!
フロント・リア
フロントビューはメインラインの時とあまり変わらない印象がありますね。
クロームメッキバンパーが前期C3コルベットのそれ、といった感じでカッコいいです。
参考までに、メインラインバージョンがこちら。
お尻に印刷された「The MIDAS Monkey(この子の本名・・・だったはず)」が、メインライン版はゴールドカラーで塗られているのに対し、今回のエンタ版は縁取りだけになってますね。
その下のナンバープレート部分にあるガスモンキーガレージロゴは少し小さくなっています。
コルベット特有の丸型4灯テールはどちらも赤い丸が塗られているだけ・・・でしたw
ここ、もうちょっとこだわって欲しかったなぁ・・・。
サイド
サイドビューはなんだかすごく凛々しくなった気がしますね。
なんでだろう?
リアルライダーのおかげなのか、少しだけスケール感の錯誤が起きる感覚を味わいました。
ただまぁ、どうしてもメタルフレークカラーの場合はその粒子の細かさ(粗さ)のせいで、なかなか3インチの枠を出られませんけどね~。
採用されていたリアルライダーはRLRR5SP(Red Line Real Rider 5-Spokes)です。
これはまぁ見事に実車に近いホイールを選んだ感じですね。
僕もメインラインものをゲットした当時にこのホイールをゲットしていたら、ホイール差し替えを行っていたことでしょう・・・。
トップ・ベース
ボディトップから見た場合もすごく凛々しいというか・・・ソリッドな印象がありますね。
こちらも前述の通り、メタルフレークの粒子がもっと細かかったら1:24スケールぐらいには見えたかもしれません。
今回新金型とされているのは底面パーツです。
メインラインではプラ製だったものが、亜鉛ダイキャスト製に変更されているので・・・おそらく金型も新しくなっているのではないでしょうか。
・・・ただ、底面著作年表記は2016年のままになっていますし、なんだったらメインラインの時の「DHN90」というTOYナンバーも記載されてるんですよね・・・。
僕はよくわからないんですが、同じ金型を使ってメタルもプラも作れるもんなんですかね??
だとしたら新金型ではなく、旧金型の流用という可能性もあるのかな。
工場はメインラインがマレーシアだったのに対し、こちらはタイ製となっていました。
メインラインのGAS MONKEY CORVETTEと比較
せっかくなのでメインラインで入手していたものとどこが変わっているのか比べてみたいと思います。
まず、遠目でみた感じだと・・・ほぼ変わらないように思えるでしょう。
でもこれ・・・間違い探しのようにじっくり見て見ると、結構違う部分があるんですよ。
わかりやすいのは本文でも書いたとおり、ホイールと底面パーツが全然違いますね。
メインラインの方は同じく5-Spokesの「MC5」が採用されていますが、リアルライダーに比べるとやっぱり情報量が少ないです。
そしてボディと同色で仕上げられたエンタ版の底面パーツが、メインライン版は「ゴールドを模したプラ色」になってます。
ここが明らかに安っぽく見えてしまう部分であり、かつホイールのように自分でどうにかするのが難しい部分なので・・・今回のアイテムの価値を高める要因となっていると言えるでしょう。
なにげに色だけじゃなくて厚みも違うんですよね~・・・。
メインラインの底面パーツの方がややズングリとしています。
ではおそらく同じパーツを使われていると思われるボディはどうでしょうか。
なんだかんだボディの仕上がりが良ければ見た目的には良くなりますからね。
これも間違い探しのようにじーっくり見比べると・・・見えてきますよ~。
わかりやすいようにトップビューにしてみると・・・一目瞭然!
色差しの有無と、モールドの深さに違いを見つけられました。
なんだかメインラインの方がすっごいモールドあまあまな気がしますよね!?
実際にZAMAC状態でのモールドが甘いのか、塗装方法の違いによってそう見えてしまうのか・・・。
そのあたりの詳細はわかりませんが、エンタ版の方が全体的にくっきりハッキリしている印象です。
さらにはインテリアパーツにも違いがありました。
これは分解したわけではないので定かではないですが・・・おそらくはインテリアパーツの構成もメインライン版と同じハズなんですよ。
でも・・・ダッシュボードやハンドル、座席が塗り分けられているのがわかりますでしょうか。
当初はシートやハンドルが別パーツなのかと疑ったぐらいです。
※覗いてよーく見て見ると、メッキの上に塗装されているように見えるんですよ・・・。
さすがエンターテインメント・・・!と思わせられました。
そしてそして・・・上の写真(撮影ブースで撮影したもの)ではわかりにくいですが、ボディのゴールド具合も絶妙に違うんですね。
わかりやすく室内灯下で撮影しなおしてみたのがこちら。
エンタの方がやや赤みを帯びたゴールドになってますよね。
どっちの方が実車に近いか・・・っていうと、なんとも言えない感じではありますが、個人的にはエンタ版の方が深みがあるゴールドで高級そうに思えました。
おわりに
というわけで、’68 CORVETTE GAS MONKEY GARAGEのレビューでした!
僕が行く店舗は普段エンタなんて全然入荷してくれないんですが、今回は3ケースも入荷があったので・・・9個あったのかな。
どうりで8番手の僕にも回ってきたわけです。
当然ですが、今回のケースにメインライン版のGAS MONKEY CORVETTEを入れてもピッタリでした。
これをこのままリサ店に持って行ったら・・・??
・・・閃いた!
Comment
こんにちは。
見ている内に、
どっちがレッドラインで、どっちがメインラインか
わかんかくなってきたぞ・・・w
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
基本的に左がエンタ版で右がベーシック・・・って思ってたんですが、一か所だけ逆になってるところがありました^^;
あれです、モールド甘いのがベーシックですんで!
こんにちは
あれ、この前ベーシック版持ってるから買わないって言ってましたよね…
でもリアルライダー仕様見たら戻れませんよね?😅
DKさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ええ~?そんなこと言いましたっけw
でも、据え膳喰わぬはなんとやらって言うじゃないですか!
・・・この日は「なんとか3,000円いかなきゃ!」みたいな強迫観念に駆られていまして・・・咄嗟にカゴに入れてしまった手前買わざるを得なくなりました。。。でも結果的に良かったです!
こんにちは。この回を永久保存してあります。確か、マテルから招待されてやらせ感満載でしたけど、行ってはいけない場所も勝手に入ったりしてました。で、ガスモンキーらしい実車のホットウィールを作って欲しいと依頼が。最初は悩んでましたが、コルベットにした次第。まあ走らなくていいだろうと、ワルノリカスタムを施して、マテル本社でお目見え!たぶん今もあるのかもしれません。そちらも是非どこかで手に入れたいものです。
あくまでも今回のエンターの方ですよ。手に入れたいのは…。
虎鉄さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
僕はまだこの回を見られてないので羨ましいです。
>やらせ感満載
まぁ・・・テレビ番組なんで半分はやらせだろうとw
>まあ走らなくていいだろうと
ああ、そういう感じだったんですかwww
前に鏡面クロームのマッスルカーとか作ってオークションで全然売れなかったのを見ましたが、そういう緩さがまたいいんですよね~。
エンタ版はたしかに出来がいいですが、やっぱりベーシックの方も捨てがたいです!
お晩で御座いまもんきー
早速きましたね、黄金のオナラ猿!
ノーマルの方は2台ゲットしてあったので、こうなるとやはりこちらの高級品の方も
欲しくなってしまいます。こちらではまだ見かけてないので、その内や必ず・・・。
でもモールドが甘酸っぱいのは少々残念です。
確かにこれのピンクラメ・Tooned、デフォのバブルヘッド・バービー乗車があれば
最強ですね。野郎でも欲しいところなのに、もしかしたら女性軍まで
取り込める可能性も無きにしも非ず。
ちなみに日本でHWコレクターの女性っているんですかねぇ~!?(謎
本日は某K店ネットからPop Cultureのネスレ・シリーズが発売開始、
しかも”Crunch”のトラックヘッド、かっこぇ~、Over the topッ!
って、この写真2016年度の物だよー(泣・・・。
どうもこのお国はそういうのが多くていけません・・・。
例の成田の件ですが、詳細は後日メールにてお送り致しまっす。
悪魔の”乙”さん
おばんもんきー!(オバサンの猿)
コメントありがとうございます。
ノーマルの方、2つもゲットしてたんですか!それはそれですごいな・・・。
モールドが甘酸っぱいのはノーマルの方ですよ~。エンタ版は彫りが深い方です。
ピンクラメバービーコルベット・カタカタバービー付き、すっごい欲しいです。
みんなでマテルに嘆願書を出すしかないですね・・・。
>HWコレクターの女性
普通にいらっしゃいますよ~。
ハードなカスタマイザーの方もいるぐらいですし。
ただ、やっぱりマイノリティですよね。
うちの方の発売日でも野郎10人に対して女性1人ぐらいの割合です。
>Pop Cultureのネスレ・シリーズ
あっ、これ全然取り上げるの忘れてました。。。
日本にはこのポップカルチャーもなぜか入ってこないんですよ。
おそらくはパッケージデザインが日本向けじゃないから・・・とかかな?と思ってますが。。。
って、クランチはFord Fairmont・・・って思ったら2016年版!!!
コンボイカスタムですか!!めちゃカッコええ~!!!!!
2016年のヤツが入るなら逆に嬉しいんじゃないかとも思えますが、、、はたして実際は・・・?
管理人さん、こんばんは
折角のコルベットなのにあまりコメントするネタがないぞ。
前にもちょっと書きましたが、2017年のEアソは我が街ではスルーされましたので、ノーマル版は某西の通販サイトで手に入れました。
ご存知のようにこのサイトでは通常メインラインは1回ぐらい再入荷があるんですが、このノーマル版は何度も再入荷したんですよね。
それにもかかわらず、毎回競り負け。
5000円近くするフィギュア4つ付きのやつでようやく手に入れられたんですが、その後も再入荷。ぐすん。
嫁には”この人形気持ち悪い”といわれるし、カードにはホチキスの穴が開いているし、今回のエンタよりはるかに高いし。
まあ、それでも私にとってはコルベットは入手必至なので後悔はありません。
ええ、ありませんとも!
今回のエンタも某西の通販サイトで4台セットを予約しましたが、その翌日にK-martに入荷。
”かまうもんか。もう1台は保存用じゃ~。”ということであっさり購入。
HW破産の日は近い。
八面蛙さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
>折角のコルベットなのにあまりコメントするネタがないぞ。
やっぱりそこは純正コルベットじゃないから・・・って、全然普通にコメントしてるし・・・!!!!!
>5000円近くするフィギュア4つ付きのやつ
調べてみたらhells dept仕様の奴だったんですね。
確かに人形は気持ち悪いかもしれないけれどw
むしろ人形だけGas Monkey Garageファンの方に買い取ってもらうとか・・・。
>もう1台は保存用じゃ~。”ということであっさり購入。
>HW破産の日は近い。
保存用を買えている時点でまだ大丈夫ですって!
管理人さまこんばんは♪
今回の主役その2♪
無事に二個確保です❗
ベーシックでも安く感じないのに、メタルシャシーになって更に質感も上がってますよね。
窓枠のメッキ部分にメッキシートなんかで対応したら更に良くなりそう。
じむさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
こっちが「その2」とは・・・w
>ベーシックでも安く感じないのに
そうなんですよね。
ベーシック版が最初に出た時、あれはあれで「うおおおおお!!」となりましたもん。
お尻もしっかりペイントされてたし。
ただ、今回のは本当に「さらに上を行った」って感じでした。
>窓枠のメッキ部分にメッキシート
うわ!
楽しみにしてます!w
今回はキャンペーンのノルマ金額も有ってか、普段サイドライン買わない勢の方も買っていき入手難易度高めに感じました。 ベーシックでも人気の高かったガスモンは瞬殺でした。しかしエンタメ版良いですねベーシックで気になったボディとシャーシの色違いだけで無く、内装まで塗って有るなんてカッコ良すぎです。
雷電さん
コメントありがとうございます!
たしかに今回は高額アイテムに手を出しやすい環境をトイザらスが作ってくれた感じです。
僕もキャンペーンがなかったら買ってなかっただろうと思いますし・・・。
>ベーシックで気になったボディとシャーシの色違いだけで無く、内装まで塗って有るなんてカッコ良すぎです。
ほんとほんと・・・。
さすがにHWCアイテムには敵わないですが、日本で買える市販品ホットウィールの中ではエンタが本当に最高峰だと思いました。