’68 MAZDA COSMO SPORTのレビュー!近代ロータリーエンジン車の父的存在のスポーツクーペ![GJP82]
2020/03/23
Japan Historics 3より、マツダ・コスモスポーツです!
みんな、買ったよね!?
・・・と、言いたいところなんですが、ホットウィールならではとも言える仕様のために買い渋っている人もいるとかなんとかいう一台。
僕も当日、ギリギリまで購入を迷った一台だったりします。(結局買っちゃった)
というわけで、’68 MAZDA COSMO SPORTのレビュー・・・いってみよ!
’68 マツダ・コスモスポーツのレビュー
本日紹介しますのは、JH3より「’68 MAZDA COSMO SPORT」です。
先日紹介しました初代シルビア同様、2020年3月第二週に発売されたアイテム。
発売日当日、僕は「サニトラとシルビア」と心に誓い、妻にも「ホットウィール2つだけ買ってくる」と告げて家を出たんですね。
売り場に到着すると僕しかおらず、目の前には在庫の山。
「これなら今日じゃなくても買えるぞ・・・」なんて考えも一瞬頭をよぎったのですが・・・気が付いたらコスモスポーツも含めた3台をカゴに入れてレジへ向かっていたのです・・・。
’68 MAZDA COSMO SPORTについて
マツダ・コスモ・スポーツは「世界初の実用・量産ロータリーエンジン搭載車」として知られるスポーツクーペです。
1967年5月に誕生しているのでホットウィールよりも1年先輩ですね。
USではカマロが発売されるなどポニーカーが猛威を振るう中、日本ではこんなマシンが生まれていたのです。
この子がいなければ、のちのRX-7などが生まれなかったわけですな。
当時USにも正規輸出がほぼなかったようなマシンなのですが、その歴史的な背景も相まって、LAのピーターセン自動車博物館に展示されている一台だったりします。
つまりアメリカの人にしてみても「実物が街を走ってるのは観たこともないけど、今の自動車シーンを語る上で重要な一台」っていう感じなのかもしれません。
自動車コレクターのジェイ・レノ氏も日本に駐留していた軍人から買い付けた・・・なんて逸話があります。
※後日追記:数十台という単位での輸出および、輸出仕様車も存在したようです。
今回のキャストはそんなコスモスポーツの後期型、68年モデル。
デザイン担当はまたしてもMark Jones先生だそうです。
ホットウィールにおいてはこれがデビューアイテム。
・・・なのですが、
古くからのファンにしてみたら、2001年3月に発売されたキャラウィール「マットビハイクル」のことが頭に浮かびますよね!
これは果たして金型流用なのか!?とかね。
僕もマットビハイクルを入手して比べてみようかと思いましたが・・・レビュー時までに仕入れられず断念。
比較こそしてないものの、K.I.T.T.の例があるようにおそらくは別金型のアイテムかと思われます。
※ちなみに「マット・ビハイクル」は「帰ってきたウルトラマン」に登場したコスモスポーツベースの特捜車両のこと。
「MAT VEHICLE」なので「マット・ヴィークル」というのが正しい発音になりますが、当時のスタッフさんが間違えて「ビハイクル」のまま登録しちゃって、それが正式名称になっちゃったそうです。いいなぁw
では各部追ってゆきますぞー
フロント・リア
この前後ビューに違和感を覚え、購入を見送ったという方も多いのではないかと思われます。
というのも、発売前から言われていたとおり「バンパーレス」なんですね。
本来はカードイラストにもあるような、クロームのカッコいいバンパーが前後についているはずなんですよ。
モデルカーズによると「カフェレーサー風」とのことで、要は「コスモスポーツをカッコよく改造しておいたから!」っていうアイテムなのでしょう。
・・・なんかそう聞くとカッコよく思えてきちゃうから不思議なんだこれが。
やっぱりホットウィールらしさって「カスタム」じゃないですか。
きっと「マツダコスモスポーツがカリフォルニアの文化に触れたら・・・」っていうIfアイテムなんですよこれ。(根拠はない)
そんな風に考えだしたらバンパーレスもアリだなーと思えるようになってきました。
・・・ただ!!!
このヘッドライト表現はなんとも頂けませんねえ~w
ちょっと手抜き感が半端ないような・・・。
売り場で手に取って、一回「エラー品だこれ」つって戻しちゃったぐらいですよ。
(で、全部見比べて「あ、こういう仕様だったのか」ってw)
コスモバッジとかマツダのエンブレムはすんごい良い感じなんですけどね!
ちなみに・・・この大きく開いたお口が、外観から「後期型」とわかるポイントだったりします。
サイド
今僕はこのブログを書きながら、デスクの上にコスモスポーツを置いて眺めているんですが・・・このキャストはサイドビューがたまらなく良いですぞ!
なんだろう・・・それこそシルビアの時に感じたTLV感というか・・・昭和ノスタルジックな感じにさせてくれます。
最近のCar Cultureは本当に出来がいいですよねえ。
ボディカラーが美しいパールホワイトなのもたまらん・・・!
実は今回の写真を撮影する際に「黒背景にするか白背景にするか」ですっごい悩んだんですが、黒背景にしちゃうと(僕の撮影技術では)ボディのパール感が全部飛んじゃうことに気がつきまして。(一番上の画像参照)
・・・それで白いボディなのに白背景というのを選択させて頂きました。
ホイールはDDRR・・・かと思ったら、SRR(Slotted Real Riders)ですね。
おそらくは純正ホイールに似た既存のリアルライダーを選択したのだと思われます。(全然違うけど雰囲気は出てる!)
トップ・ベース
写真では伝わりませんが、ボディトップもパールホワイトが本当に美しいです。
これはもう実物を手に取って、ブリスターをバリッと開けてもらわないとダメですね!(ステマ)
一方底面はすごくメタル製のガッチリした感じが出ていて・・・これまたいい感じ。
そうそう、サイドビューの時に書くのを忘れましたが、このキャストって分割部がちょっと面白くて・・・底面パーツがそのままボディサイドの半分ぐらいまで繋がってるんですよ。
なので「ドアの開閉ギミック」とかをカスタムで再現しようとしている人にしてみたらちょっと厄介かもしれません。
底面の著作年は2019年、タイ製のアイテムとのことです。
おわりに
というわけで・・・マツダ・コスモ・スポーツのレビューでした!!
ホットウィールって、何気に「超欲しい!」と思ってなかったアイテムほど新たな出会いがあったりして面白かったりします。
今回僕にとってはコスモスポーツがそれでした。
なんとかバンパー作りこんでやろうかな!?なんて思って試してみましたが・・・うん、むしろこやつはバンパーレスで正解なんだ!
(うまく作れなかったから負け惜しみで言っているのではない!!)
おそらく次のバリエーションではもうちょっとおしゃれなカフェレーサー風が登場することでしょう。
なんだかそっちも楽しみになってきちゃいましたよ~!
Comment
こんにちは。
TLがどっかいっちゃって見当たらないので、
しょぼいトミカを貼っておきました。
http://poncha.blog.jp/archives/34743469.html
コスモスポーツ、買いあぐねている一人です。
バンパーなぁ。無くてもいいか!
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
トミカでも出てるんですねえ。
このバンパーを移植すればいいんですよ!きっと。
真っ先に2台買いましたよ(^^)v
だってマツダ党ですから!(^^)!
サイドの分割位置が下なら最高の出来だったのですが・・・。
キャラウィールとは別もんですね、ひと回り大きいですし。
トランポのアンフィニに続きテンションの上がるモデルでした。
光輝さん
コメントありがとうございます!
マツダ党なら尚更バンパーが気になったのではw
>サイドの分割位置
これは何か意味があるんでしょうかね~?
次回以降のバリエーションで、ここでカラーを分けたいとか。
>キャラウィールとは別もん
ですよね!?良かった^^
てかサイズがそこまで違うとは・・・。
こんにちは!毎度のブログお疲れ様です!
バンパーレス分かりました(笑)最初バンパーレスと言われてもよくどの部分か分からなかったのですが、よくみたら無いですよね(笑)気になるっちゃ気になるけど、にわかさんも言われていた通りサイドからが最高にかっこよいのでおけ(^-^)/
あとホイールが最高!!サニトラ、シティに次ぐかっこよさ!結構好きです!
テッコーマンさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
バンパーレスわかりました!?w
良かったです!
これでだいぶ表情が変わっちゃうかなーと思うんですよ。
でもホイール含めたサイドビュー、本当にいいですよねえ~^^
実物と写真だと結構イメージが違うというか。
お疲れ様です!
バンパー作成、健闘を祈ります。
自分なら、度胸がないので
タミヤカラーでバンパー位置に
極細筆でバンパーを「描いて」
ゴマカします・・
油性ペンでヒゲを描くレベル
ですね・・
逆に、ゼッケンの印刷でも
あれば、カフェレーサーと
言い切れたように思います。
乙オツです。
昨日の返信なんですが、「ナイ ポ」のザラちゃんは、
コアな常連さんが多くて、1時間前に行っても10位以内に
入賞できなかったです(泣;
という事でそれ以降は穴場の苫ザラを使ってました!
イオ山ザラと3拍子で好立地♪
こんばんは。
自分は、ザラは行かないですね。
毎度、列が長すぎるので。
むしろ、ホビオフやフリマで
ルースを探した方が早いですm(_ _)m
ウィーラーの端くれさん
コメントありがとうございます!
バンパー作成は断念しましたw
ペンで描くだけでも違いますかねえ~?
バンパー追加キットみたいなのを別売りしてくれたら嬉しいんですがw(ない)
>ゼッケンの印刷
カフェレーサーの定義がよくわからないんですけど・・・ゼッケンぐらいなら自分でも追加できそうだ!
毎日の更新、お疲れ様です。
久々のコメントですが、いつも楽しみに読ませていただいております。
コスモのデザインってモデル化かなり難しいのかなって思います。
今までに出たモデルは、ホィールとのバランスやボディサイドの絞り込み、
キャビンとボディの大きさのバランスなど1/43でもなかなかうまくいってないのですが
実車を近くで見ると意外にボリューミーな感じとか、にわかさんの言われるように
サイドビューがすこぶるかっこよくて流石だなあと思います。
バンバーなしはレース仕様への布石ですかね。トランクにファスナーが付いてますし。
マラソンデラルート仕様とかだと嬉しいですね。(あっ、でかい4灯フォグがいるぞ)
ついでに、チートラのアンフィニ787Bですが、ヘッドライトはカードのイラストの方
が違っていてヘッドライト無しが正解かと。
1991年のJSPC富士1000キロで4位になった仕様ですね。
通りすがりの覆面レーサーさん
コメントありがとうございます!
はえー、1/43でもうまくいかないもんなんですか!
でも確かにミニカーって、実車の縮尺を縮めただけだと「なんかチガウ」って感じがしちゃうんですよね。
ここはさすがMark Jones氏・・・ってところでしょうか。
>トランクにファスナー
あっ・・・!
これもノーマル仕様とばかり思ってましたが、実車の方にはないですね。
ってことは・・・やっぱりレース仕様の2カラー目が予定されてそう・・・!
>マラソンデラルート仕様
うわぁー、これは出そうw
でもフォグランプかぁ・・・どっちにしろ中途半端なキャストになりそうだw
>アンフィニ787B
ヘッドライト無しが正解みたいですね~。
僕もよく調べもせず「タンポ省略しよってー!」みたいなことを書いちゃってましたが・・・そうか、イラストの方にはヘッドライトが描かれていたわけですか。
お晩で御座います
いつも更新お疲れ様です “(_ _)”。
さてこの白ラメも良いですよねぇ~♪
前回のシルビアちゃんとこのコスモちゃんのラメピンクを見てみたいけど、
きっとカリフォルニア感が出ちゃうんだろうなー・・・。
日本車がピンクっていうイメージが無いからでしょうかねー。
ただジャパンと冠するHWは是非ゲットしておきたい♪
底面写真の刻印「M51」ですかぁ。
小生のは「N02」と「N04」でした。比較的新しいロット・・・。
もしかしたらバンパーが密かに装着されているかmo!?
○| ̄|_ =3
乙さん
お晩です~。コメントありがとうございます!
ラメピンクらめええええ!
でもなんかやってみたくなってきた。。。(クリアランスになったらやろうかしらw)
>バンパーが密かに
ないっしょw
むしろメインラインに降臨することがあれば、そのタイミングで金型変更→バンパー追加 なんて可能性が・・・(ない)