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DATSUN BLUEBIRD 510のレビュー!ホットウィールに愛されまくっている一台![FLC09]【JAPAN HISTORICS 2】

ついに僕もホットウィールのDATSUN BLUEBIRD 510をゲットすることができました。
ジャパンヒストリックス2さまさまです。

人気モデルであることは購入前からもちろん知っていましたが、入手していろいろ調べているうちに「なぜこれが人気なのか」もわかったような気がします。

その魅力が少しでも伝われば幸いです。
DATSUN BLUEBIRD 510のレビュー、いってみましょう!

ダットサン・ブルーバード510のレビュー

今日紹介するのは2018年1月のサイドラインとして登場した、JAPAN HISTORICS 2(JH2)からDATSUN 510 BLUEBIRDです。

JH2は街道レーサー的な日本車を集めたシリーズで、前作に引き続き今作も注目が集まっていました。
トイザらスではつい先週末にかなり大量に発売されたようですが、店舗によってはすでに買えない車種もあるほどです。
※ただ、裏に在庫隠してるんじゃないかって噂も。

僕も昨日たまたま立ち寄ったイオンにて、グリーンのNISSAN LAUREL(ブタケツ)とパープルのSKYLINE C210(ジャパン)の在庫だけ消えている様を目撃しました。
ただ、その2車種がNew Modelsである点、またクオリティが段違いに良かった点を差し置いても、510ブルが余るなんてことが僕にはにわかに信じられません。

というのも、現在のホットウィールにおいてはそれぐらい重要なポジションにある車両だからです。

DATSUN BLUEBIRD 510について

DATSUN BLUEBIRD 510は、日本で発売された名称に直すと「日産ブルーバード510型」です。
1967年から1972年まで展開された、第3代目にあたるブルーバードですね。

北米では日産車がDATSUN(ダットサン)というブランド名で展開していた経緯から、ホットウィールでもDATSUNという名称で取り扱われているわけです。

ホットウィールにキャスティングされたのは2ドアのレーシング仕様の510ブル。
おそらくは1971年、1972年とUSのトランザム・アンダー2.5Lで優勝を飾ったモデルを意識しているのではないかと思ってます。
※実際、その時のBREカラー×46番という仕様のモデルも2011年のヴィンテージレーシングシリーズにてリリースされている模様。

こうしたレースの功績もあってか、北米市場で初めての大ヒットとなった日本車なんだそうです。

「安く買える、欧州車みたいなヤツ」ってことで「プアマンズBMW(貧乏人のBMW)」と呼ばれていたんだとか。(いい意味で!)
そういやプアマンズポルシェなんて言われていた車もありましたね。
[参考]MAZDA RX-7のレビュー。IMSA仕様を意識したカスタムSA22C。[V5600]

その価格から、当時のUSの高校生が買う車として人気だったらしく、「父親がこれに乗ってたわー」というような世代が今のJDMブームを引っ張っていってる可能性もあるのではないかと思われます。(あくまで僕の予想)

ホットウィールと510ブル

ホットウィールにおいては2009年に、Jun Imai氏デザインでメインラインにてデビューしました。
ちょうど日本語ショートカード(トミカの販売形式)の時代だったこともあり、当時のコレクターさんは欲しいだけゲットしていたんじゃないかと思われます。

いいなぁ。

一昨年のCar Culture TRACK DAYでは、1970年の第18回サファリラリー優勝モデルを模した、サファリブラウンの仕様が登場したのも記憶に新しいですね。

これ、トラックデイの発売日にちょっと乗り遅れたら売り切れていた記憶があります。

あくまで「模した」だけなので、2ドアである点やゼッケンナンバーも違いますが・・・いろいろ調べた今となってはめちゃくちゃ欲しい一台です。

余談ですが、トミカのリミテッドヴィンテージにて1969年、1970年の両サファリモデルが登場していました。

トミカリミテッドヴィンテージ 1/64 TLV-栄光への5000キロ ダットサンブルーバード (メーカー初回受注限定生産)

これが1969年のサファリラリーで90番スタートから5位まで上り詰めたというもの。
厳密には石原裕次郎氏の映画「栄光への5000キロ」に使われた車のキャスト化なんですが・・・、すごく・・・欲しいです・・・。

トミカリミテッドヴィンテージ 1/64 TLV ノスタルジックヒーロー Vol.1 ダットサン ブルーバード 1600SSS 1970年サファリラリー優勝車 (メーカー初回受注限定生産)

そしてこっちが1970年のサファリラリー優勝車。
微妙に顔つきが違いますね。

こう見ていると全部欲しくなっちゃいます。
・・・って、余談が過ぎました^^;

ホットウィールの方はナンバリングがどちらとも違うので、あくまでもイメージ車といった感じなのかな・・・。

そして僕らの記憶の中では、2017年のCollector Editionの一発目、#2として登場したというのも記憶に新しいです。

また、前回のコンベンションカーにホワイト×オレンジ色の同車種がラインナップされていましたし、ちょっと前にHWCで発売された限定モデルは一瞬で売り切れました。

さらに言うと2016~2017年Car Cultureの集大成ともいえる、Car Cultureシリーズの#0を集めたものにもBREカラーのものがラインナップされており、ebayではかなりヤバイ金額で取引されています・・・。

要するに、コレクターからしてもかなりの人気アイテムであることは間違いありませんし、ホットウィール側もなんだかんだ切り札的に使っている車種ということになるわけです。

なんだったら2018年のRLCメンバーズクラブカーが510ブルという噂もあるので・・・もうホットウィールを代表する日本車と言っても過言ではないでしょう。
マテルは510ブルに頼り過ぎィ!!

・・・では、各部みていきましょう。

フロント・リア

このキャストはもともと、ベーシックカーでもグリルが別パーツ化されていたため、そこそこクオリティが高めのフロントになっていた印象があります。

・・・が!
今回のこれ、やばくないですか。

グリル部分の仕上げクオリティが高いおかげで、よりシャープなフロントマスク・・・といった感じに。
ヘッドライト脇の「DATSUN」ロゴにも着色があるのには感動しました。

また、ヘッドライトもテールライトも単色ではなく、何かしら立体感を持たせようとしている点もいいですね。

右テールライトの上部、トランク部分には「Bluebird」というエンブレムが再現されているのですが・・・シルバーボディにシルバータンポなのでわかりづらいのがちょっともったいない気がします。

サイド

ボディはシルバーカラーなのでかなり渋いですね。
これが売れ残ってた原因だったりするのかな・・・。

一瞬ZAMACかと疑うような、スパークルシルバーです。

そこにBREを思わせるストライプが二本入っていますね。

ストライプの途中には「DATSUN」と文字が入っているのですが、これまたシルバー地にホワイトのせいで見えづらいです。

ホイールはスリックのMini C4SP。
これ、同シリーズのRX-3サバンナ以外は全車種に採用されていたものです。

街道レーサーによく似あう、いわゆる「ひっぱりタイヤ」とかいうヤツらしいんですが・・・僕はいまいち理解できていません。
ただ、理屈を抜きにしてもめちゃカッコいいです。

※追記:間違えました。Mini C4SPはローレルとジャパンのみ。510ブルとZに採用されていたのはもう少し大きいサイズの「C4SPRR」というホイールです。

トップ・ベース

ボディトップにも2本のストライプが入っていますね。
また、写真でわかるかは微妙なところですが・・・左ハンドル仕様です。

そういえばQアソのNISSAN FAIRLADY Zが右ハンドルだった気がするので、もしやDATSUNが左でNISSANが右か!?

底面には2008年の著作年とタイ製であることが記されています。

おわりに

というわけで、DATSUN BLUEBIRD 510のレビューでした。

せっかくなので’71 BLUEBIRD 510 WAGONと記念撮影しました。
同じ世代のBLUEBIRDなのに顔つきが違いますね。

なんかニコイチして自分が一番気に入る感じの510ブルを作ってみたくなります。

こっちはほぼ同期のハコスカとの記念撮影。
この2台もフロントグリルまわりを差し替えてどうにかやってみたくなりますね~。

例によって、車についての知識はほとんどない状態からいろいろ調べていくことで、この車の魅力にかなりやられた感じです。
なんだったら全バリエーション揃えたいぐらい。いや、これの実車に乗りたいぐらい。

’67年に登場していることを考えると、カマロやホットウィールとも同年代なんですね。
そういった点でもホットウィールが510ブルを贔屓したくなるのかな・・・。

これ、大排気量のV8を積んでたらUSでポニーカーとして迎えてもらえたんでしょうか。
などなど妄想が捗りますw

未入手の方は、まだ売り場にあるかもしれないので・・・今のうちにゲットしておきましょう!

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. Kimi より:

    日本車マニアさん、こんにちは!日本車の記事も増えてきまして、そのうちこのブログのヘッダーも日本車になってそうな勢いですねww

    (私もこのブルーバードは買いましたが)

    ちなみにですが、私のパソコンからのリンクは「ホットウィールが買える日本のお店・取扱店まとめ2016|価格や発売日など Hot Wheels 情報まとめ Hot Wheelsにわかマニア」にしております。最近は販売形態も変わってきたので更新してくれないかなぁ~ (チラッ

    • にわかマニア管理人 より:

      Kimiさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      >日本車マニアさん、こんにちは!

      ちょっと続くとすぐこれだよ!!!
      今回はJH2を全種セットで買っちゃって仕方なくなんだからねっ!!

      >ホットウィールが買える日本のお店・取扱店まとめ2016

      2016って、2年も前ですか・・・。
      そりゃ更新しないとですね。

      ただ、最近ショップ巡りをほとんど出来ていないので・・・新しい情報が出るかどうかw

      あと穴場みたいなのを紹介すると嫌がられることもあるので・・・あまり期待せずにお待ちください!ww

  2. vermilion より:

    出ましたブルーバード!!
    うちのトイザらスもブルーバードとRX-3とZ、そしてジャパンもちょい残ってる状況でしたね…ローレルの人気すげぇ…

    次のcargo carrierにもハコスカワゴン?らしきものが登場するということなんでまた日産車の人気が沸騰しそうですな(ºωº)

    • にわかマニア管理人 より:

      vermilionさん

      コメントありがとうございます!
      これ、いいですよね。マジでいつかは実車に乗りたいと思いました。

      ローレルとジャパンはどうしてもNew Castingということもありましたし、まぁ・・・仕上がりがすごかったですよね。
      カラーリングは渋めですが、個人的にはこの510ブルも残り2種と比べたら仕上がりが良かったと思ってます。

      >次のcargo carrierにもハコスカワゴン?らしきものが登場するということなんでまた日産車の人気が沸騰しそうですな(ºωº)

      登場しますよ~!
      Jun Imai氏が昨年夏のイベントで日本に持ち込んでいたものです。
      https://hotwheels-labo.xyz/jun-vs-ukai-talk-event/

      ノーマルフェイスのハコスカって何気にこれがホットウィールでは初なんじゃないかな・・・?
      なので既存のハコスカとニコイチして・・・みたいなのが捗りそう。。。

  3. DK より:

    こんにちは
    あけましておめでとうございます。

    引っ張りタイヤについて少しコメントさせていただきます。
    簡単に言えば、引っ張りタイヤとはホイールの幅より細いタイヤを引っ張って履かせることです。サイドウォールが薄くなる(タイヤの直径が小さくなる)ので車高短にしてもタイヤとフェンダーが干渉せず、ステアリングが全切り出来るようになります。

    役に立ったら幸いです。

    • にわかマニア管理人 より:

      DKさん

      こんにちは!あけましておめでとうございます。
      今年も宜しくお願い致します。

      >引っ張りタイヤについて

      おおおー!!すごくわかりやすくて助かります!!
      こういうのって「簡単に」説明してくれる人ってなかなか少なくて、もともと興味がなかった人にしてみたら理解するのが難しかったりするんですよ・・・^^;

      もしかしてリムが少し出っ張っているのも、その影響だったりするんですかね??
      そしてシャコタン用にもちいられた手法だったとは・・・そういう背景を知るのも面白いです。
      ありがとうございます!!

      • DK より:

        >もしかしてリムが少し出っ張っているのも

        はい、そうだと思います。画像検索すればたくさんでてきますよ。

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