AMC GREASED GREMLINのレビュー!1970年代カスタムレーサーの復刻モデル![M2904]
今日はこちら!
なんだかレトロな雰囲気のホットウィール、GREASED GREMLINでっす!!
グレムリンと聞いてハッとなった方、いやいや・・・でも全然ちゃうやんとなった方、そもそも何も感じなかった方w
全員まとめて・・・レビューです!!
グリースド・グレムリンのレビュー
本日のアイテムは2011年のホットウィール、HW PERFORMANCE 11よりAMC GREASED GREMLINです!
だいぶ前にFTEさんからルースで頂いたものをずっと放置しておりました。
・・・全然忘れてないよ!?むしろデスクの上に置いてあって「いつやろうかなー」って思ってましたからね。
※なので他にもいろんな方から頂いてるあれこれもそのうち絶対紹介するからね!(絶対とは以下略
AMC GREASED GREMLINについて
AMC GREASED GREMLINはその名の通り・・・かつてアメリカに存在していた自動車メーカー「AMC」社のグレムリンをベースにしたマシンです。
グレムリンは1969年に登場したAMCホーネットというセダンのハッチバック版として1970年に誕生しました。
※その後ホーネットにもハッチバックが追加されたそうですが!
そんなグレムリンの1972年式モデルを70年代 NASCAR Modified Stockcarクラスのショート・オーバルコース、ダートレース用にカスタムしたものがGREASED GREMLINとのこと。
GREASED=油が乗った、というような意味だと思いますが、何かしら注油・グリスアップすることでレース的な印象を与えられるような言葉なんですかね〜?
ホットウィールでの初登場は1979年でした。
デザイナーはLarry Wood氏。
その後1987年までに全3種という少ないバリエーションでリリースされ、一度終了しています。
2008年にはホットウィールの40周年記念セットアイテムとして復活を遂げ、2011年にはメインラインにも復帰することになりました。
・・・が、翌2012年の5-Packをを最後にリリースは止まってしまっています。
ちなみにリツール前は「GREASED GREMLIN」という名称で販売されており、非ライセンスモデルという立ち位置にあったようです。
※リツール後には「AMC」という冠が付くようになりました。
では各部みていきましょうか!
フロント・リア
グレムリンの顔を知っている人にとっては「なんじゃこりゃ〜!」ですよね。
知らない人は調べてみてください・・・なんじゃこりゃ〜!なのでw
フロント側は大きなエンジンを乗せる都合上、いろいろ外されてしまったみたいです。
代わりに(?)前後にプッシュバーが取り付けられています。
一方、お尻側の造形はかなりAMCグレムリンですね〜コレ。
屋根にでっかいウィングがついちゃってるけどもw
サイド
エンジンはV8に換装され、ボディサイドにごついエキマニが飛び出しております。
AMCグレムリンはもともとボンネットがやや長い車両だったということもあって、エンジン換装がしやすいのだそうな。
それゆえか、フェンダーが取り外され、フロントタイヤは前方へ移動し、フロントパネル部も全て取っ払われてしまったわけですな。
すごくドラッグレーサーみたいなスタイリングにカスタムされてますけども、本当にコレ、オーバルコースを想定しているんですかねえ???
それとも本当は単純にドラッグレーサーなのかな。
ボディサイドにはLUCAS OILのロゴが入ってます!
トップ・ボトム
ウィンドウはなく、真ん中一座というインテリアレイアウト。
一応ロールケージは組まれていますが、ネット等もないので・・・事故ったら投げ出されそうです。
ボディパーツはメタル×メタル製。
底面かしめは一箇所のみ。
著作年表記はなぜか2004年。
もしや2005年あたりの復活が当初の予定にあったんでしょうか??(幻のモデルあったりして?)
工場はマレーシアとなっていました。
おわりに
というわけで、AMC GREASED GREMLINのレビューでした!!
当時のホットウィールではこれの後継車種である「AMCぺーサー」や、ノーマルのグレムリンにV8乗せた感じの「GREMLIN GRINDER」。
それからクレイジーケンバンドの横山剣さんも子供の頃に度肝を抜かれたという、グレムリンにV12を無理くり搭載して6輪にした「OPEN FIRE」なんてモデルも出ています。
1970年代はそれぐらいグレムリンが一般的というか、ミニカーになっていたら子供が「あー!グレムリンだ!!」ってなる時代だったってことなんでしょうね~!全部欲しい!
Comment
コレって夜中にお肉食べさせたり体にお水かけちゃダメなアレなんじゃ…
お疲れ様でふ
なんでしょう、、
正面から見た時の、そこはかとなく漂うカブトムシ感…
しかし、アレですな
グレムリンっていうネーミングがいい👍️
映画「グレムリン」のギズモが昔好きだった女の子に似てるんだよなぁ
女の子に夜中お肉食べさせてもゲップするだけだったし、お水かけたって「ヤメロ!このヤロー!💢」って怒られるだけだったけどね
後継車のAMCぺーサーはどこ行っても酷評されてるみたいだけど、カタチがかわっててオレは好きよ
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
光を当ててはいけないとかね、、、そっちのグレムリンじゃねえ
>カブトムシ
ツノがね?w
なに、虫で例えるの流行ってるの!?
>ヤメロ!
それもうグレムリンだったんじゃないですか??
でもなんか「グレムリンに似てる子」って想像つくなぁw
どっちにしろ水かけちゃダメよ!
>ペーサー
あれはあれで新時代感あっていいですよね!
更新おつかれさまです
グレムリンと言えば (当時の)フィービー・ケイツは実にカワイかった♡ですねぇ&昔・・同上
今月の80’sは売場で全く入手できなかったんでebayに頼ろうかなw
アラカンウィーラーさん
コメントありがとうございます!
昔の映画のアメリカ女優さんはたまらんです・・・。
個人的にはキャノンボールのファラ・フォーセットとかも愛おしいw
>ebayに
円安がねえ〜〜〜〜!!
もうちょっとマシになれば手を出しやすいんですがががが(Amazon.comも)
個人的にはグレムリンと言えばやっぱりカーズ2のイメージ…というかそれしかないです笑(無知)
映画だとバリバリも欠陥車言われてましたけどもw
AMCにも許可はとってるはずですが…そんなよばわりして良かったのかな…
でも悪役の子分役でミニカー化されて版権料でamcも儲かったろうし良いのかな
rin-chan-05さん
コメントありがとうございます!
無知で言えばワイはカーズの方も知らんのでね、、、映画は観た気がするのにすっかり忘れてるし。
>そんなよばわり
この辺、なかなかナイーブな問題ですよね、、、
ビッグスリーとかも「うちの車が優勝しないならライセンス契約しない」とか言い出しそうだもんなぁ、、、
やっぱそこは「作品は作品であって、実際の車とは以下略」ってことでクリアしてんのかしら。
お晩で御座います
メタルDeメタルが美しい、特にフロント・バンパーがごっつくて◎♪
昔ホーネット、ブーメラン、ホットショット、グラスホッパーとかがミニ四駆やラジコンで出てましたねぇ。
ここ最近では余り見ない形で懐かしいです。
某国の危険町に行く途中にダートのレースコースがあって、
週末にはレースが開催され、ブオンブオンと唸りを上げながら
泥だらけでこんな車達が走ってる訳で・・・
私もドライブ中は極めて稀では御座いますが、
窓を開けてお尻を片方だけ上げてブオンブオンとしている訳で・・・
乙さん
お晩です〜。コメントありがとうございます!
>メタルDeメタル
ファーーーーwwww
結局アレゲットしてない気がするw
>ミニ四駆
アッ!?
あれがこのダート・ショートオーバルとかいうスタイルなのかしら!?
>某国の
おお〜!!そうなんですか!!
日本でもこの手の文化ってあったりするんですかねえ??
年に数回レベルではイベントでドラッグレースがあったりするみたいですけど、、、
>お尻を片方だけ
描写がリアルだなぁw
これはガチでやってるぞ!!
え?誰?グレムリン?やっぱ誰?何年式?
wikipedia先生の日本語記事作成されてないレベルでマニアックな車種なようですが、調べてみると国内でも熱狂的なファンもいらっしゃるようで、横浜のHOLYSMOKEというサーフショップの2018年2月頃のブログでレストアの様子とともにその変態性について語られていました。
しかし思い切った名前付けましたよね。
機械にイタズラする妖怪グレムリンにあんま良いイメージ無いような気がしますが…
妖怪としてのグレムリンは元々発明や技術のヒントを授けてくれるヤツなようで、技術の発達や利便性と共に人々が彼らに対する感謝を忘れるようになったから機械に悪さをするようになったらしいです。
wikipediaによるとAMCグレムリンは「味方に回ると心強い、敵に回すと鬼になる」的な意味合を小さな悪魔になぞらえて名付けられたんだとか。
各社こぞって既存セダンに近いデザインのコンパクトカー出してた頃「キュートに見えるか、物議を醸すか」というギリギリのデザインを攻め、その博打は見事に他社との差別化という形で当たって爆売れしたそうです。
そしてミニカ時代のGREMLIN GRINDERのルーフに描かれた悪魔…おまえ本来はおケツの出べそに刻印されてるマスコットだったのか!
第二次世界大戦中の工場の安全ポスターなんかにも「油断するとグレムリンが攻撃してくるぞ」て感じでしょっちゅう登場してたようですね、wikipediaのグレムリン(妖怪)の記事に載ってるポスターの最上段には「Glemrins are floor greasers」というモノが!
ひょっとしたらLarry Wood御大はこのポスターからローションやオイルにまみれてヌルヌルになりながら抱きついてくるグレムリン達なんかを構想してGREASED GREMLINと名付けたのかもしれませんね。
ホットウィール難民さん
むしろえ??誰?マジョレットからホットウィールになったの?w
>その変態性について
読みたいような怖いような・・・w
>グレムリン
へえー!!そういう背景があるんですね。
発明のヒントを貰って技術が発達しても感謝を忘れなければ悪さはしなかったのかな。
そういう意味だと「味方に回ると心強い」ってのがわかりますねえ!
>ギリギリのデザインを
くっ・・・!
そこまで攻めたデザインをこのキャストでは台無しにしやがって・・・!
>ルーフに描かれた悪魔
かわっ・・・。
出べそっちゅーか、これがエンブレムってことなんですかね!?
しかもブランドのというよりはグレムリンのってことか。
>ポスター
そんなところまで発見されるとは・・・すごい。
問題はなぜそのオイルまみれグレムリンがダート仕様のこいつに名付けられたのか、だ!
2011年のホットウィール懐かしくて泣きそう。(。´Д⊂)
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
泣きなぁ泣きなぁ!