NISSAN SILVIA (CSP311)のレビュー!希少な初代シルビアが3インチミニカーに![GJP85]
2020/03/24
あなたが売れ残っていると言ったから
今日がわたしの初代シルビア記念日。
先日発売されたばかりの、Japan Historics 3より「NISSAN SILVIA (CSP311)」です!
僕はこれを真っ先にカゴに突っ込んだわけですが・・・発売日当日は「シルビアが残ってました!」みたいな報告が多かったですね~。ぐぬぬ。
ただ、あれですよ。
JH3だってウカウカしてたらすぐに売り切れますから。マジで。
というわけで・・・NISSAN SILVIA (CSP311)のレビューですよ!
日産シルビア CSP311のレビュー
本日紹介しますのは、2020年のCar Cultureシリーズ「Japan Historics 3」よりNISSAN SILVIA (CSP311)です。
日本では3月頭に、店頭に大量に並びましたね。
例によってUSにも後れを取らない、早い発売だったのではないかと思われます。
(といってもすでにヤフオクとかでは出品されてたけど・・・)
発売日の朝には僕が訪れた店舗でもダダ余りするほどの大量入荷でした。
でもこれ、JH2の時もそうだったんですよ。
みんな超気合いを入れて臨んだけれど、それ以上の入荷があった・・・っていう。
おかげで、現時点でホットウィールファンじゃない人も手を伸ばすことができるようになるわけで、僕はこれが正しい売り方なんちゃうか!?と思うわけであります。
NISSAN SILVIA (CSP311)について
NISSAN SILVIA (CSP311)は日産自動車が1965年~1968年まで販売していた、いわゆる「初代シルビア」です。
2代目ダットサン・フェアレディをベースに作られたマシンとのこと。
ベースとなったフェアレディがSP310なので、その派生形ってことでCSP311って型番がついてるわけですね!
当時においては画期的なスペックおよび、美しいデザイン(クリスプカットとか言うらしい)だったにも関わらず、見た目と乗り心地のギャップや価格面などからあまり売れなかったマシンなんだそうです。
※代わりにフェアレディやらスカイラインやらが売れたんだとか。
おかげで発売から3年でわずか554台のみという生産台数をもって販売を終了することになりました。
その7年後の1975年には2代目シルビア(ニューシルビア)が誕生することになるのですが、こちらはベースとなる車種がサニーということもあって、別の系譜みたいな感じだったりします。
シルビア自体は実車の方も最近かなり人気みたいで・・・ホットウィールにおいてもS13(5代目)~S15(7代目)までがここ1年で一気にキャスティングされました。
そんな中でも希少な”初代モデル”をUSの玩具メーカーが作ってきた・・・っていうのはなんだか熱いですね!
さて、この初代シルビアですが・・・ホットウィールでのデビューモデルは「プロパーバージョン」と呼ばれる今回のバージョンではありません。
初出は2019年のFast Rewindシリーズに設定されたこのマシンでした。
ワイルドスピード3でハンが乗っていたS15(=モナ・リザ)のグラフィックが施されたものです。
ちなみにモナ・リザはこれ↑。
なので、今回のアイテムは2つめのバリエーションということになりますね。
※最近のホットウィールはこうやって「正規イメージ品」を2回目以降のバリエーションに持ってくることが多いような気がします。
デザインはMark Jones氏が担当していました。
Markさん・・・何気に日本車大好きだよなぁ・・・!
では各部見ていきますよー。
フロント・リア
うん・・・美しい。
昭和の日本の車、っていうノスタルジックさがよく出ていると思います。
このマシンをデザインしたのって、以前は諸説あったようですが・・・今では「木村一男氏がアルブレヒト・ゲルツ氏の助言を得てデザイン」っていうのが定説みたいですね。
もともと日産のデザイン部署にいた木村氏がコンセプトカーとしてデザインした「ダットサン・クーペ 1500」というのがあって、当時日産でデザイン部署の顧問を務めていたゲルツ氏がアドバイスをして最終形に至った・・・とかなんとか。
つまり(アドバイスこそ受けたものの)純日本車、ってことなんですよ。
当時これを初めて見た人たちの気持ちを推し量ることはできませんが、そこそこに衝撃を受けたんじゃないかなぁ・・・!
キャスト的には・・・タイヤがちょっと太すぎる感もありますが、これはホットウィールクオリティということでセフセフ。
ディテール面ではウィンドウサッシやワイパー、ヘッドライトにウィンカーランプまでしっかり印刷されていて・・・かなりいい感じです。
サイド
サイドビューも渋いっすねえ~。渋すぎる。
Hot Wheels Wikiでは「Metallic Silvia Gold」と表されていたなんとも言えない抹茶風メタリックカラーに、インテリアのタンカラーが相まって・・・すんごい昭和。
タイヤもホワイトリボン入りのリアルライダーでめちゃカッコいいです。
ちなみにホイールは「TWWTVRR(Thin White Wall Turbine Vector Real Rider)」というものだそうですが・・・これ、新しいヤツかな?
なんか菊の紋章のようにも見えて、ジャパンヒストリックス用に用意されたのかな~なんて勘ぐっちゃいます。
タイヤ脇には(おそらく)Nissan Silviaと印刷されているものと思われますが・・・細かくておじさんにはよくわかりませんでした。
トップ・ベース
トップビューもかっけえ~!!
この直線的なカクカクっとしたデザインが噂の「クリスプカット」なんですかね?
そしてこれこそが、ゲルツ氏の助言によって実現したものなのでは?と思われます。
一方底面デザインはおとなしめ。
シルビアは初代からS15まで一貫してFRレイアウトだったそうですが、3インチミニカーによくあるプロペラシャフトもありませんでした。
著作年は2018年、生産国はタイとなっています。
おわりに
というわけで、NISSAN SILVIA (CSP311)のレビューでした。
なんだ、やっぱりカッコよかったやんけ!!
ちなみにこれ、入手前からずっと思っていたことがあるんですよ。
それは
「TLVっぽいなぁ・・・」
ということでして・・・。
唯一の手持ちTLVである日産ローレルと並べてみました。
どうでしょう!?この違和感のなさ!
つまりはこのシルビア、トミカラマとかに飾っても絵になるっていうこっちゃ。
※ただしタイヤがやっぱり大きすぎるかな・・・w
ところでこの子、今後もバリエーション展開ってありますかね?
今後もしれっと別カラーで展開されるのか、それとも「ハンもプロパーもやったし・・・しばらくはいっか」ってなるのか・・・気になるところです!
Comment
こんにちは。
このシルビア、知名度が低いためか
どこの店でもだだ余りしているようですが
にわか師匠しかり、
みなさん、よーく見てください。ほら、
見れば見るほど味が出てくる、日本の良き名車なのです。
サニトラの次に入手したくなった1台です。
(すぐに手に入るけど)
それはそうと、通販ポチったのが第1弾届きました。
ジープ中心ですが、頼んでもおらんのにCHASEが届きました。ぉぃぉぃ。
もう1回注文せなあかんやんけ~。
http://poncha.blog.jp/archives/34714017.html
体調が良くなり無事に”復活”されたとの事、
誠に麗しゅう御座います。
某国から復活の呪文「メダパニ」を唱えた甲斐が
ありました (゚∀。?)!!
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
・・・そんなに余ってるん?w
もう回収してまわろうかな。
>通販
グリーンマシーン来てるやんけ!
なんか外出も控えなきゃいけないとかなんとかで、通販とかオークションばっかり観ちゃってますよ僕は・・・
MM号て何だ…
お疲れ様でふ
素敵なんだけど、未入手な訳で
年1ペースで買うか買うまいか悩んでいるTLVを買ったと思えば価格的には安いんだよねw
タイヤが太いのはご愛嬌よ
マジでにわかさんのいけず~♪アハーン
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
MM号・・・調べてみてください。新しい扉が開けると思いますので、、、
>TLVを買ったと思えば
いやー、それとこれとは別!www
でもなんか、昨日コスモスポーツも開封したんですけど、やっぱり「ホットウィールがある」というよりは「TLVが置いてある」っていう感覚になります。不思議。
単純に日本のノスタルジックカーだからなんでしょうけど・・・。
タイヤが太いのはご愛敬ですなw
これこそがホットウィール!ってところで。
フツーにカッコいい!
マークジョーンズさんがデザイン担当だと聞いて尚更感動しました。
ボディーの厚み(3インチだかしょうがない)を除けば非常に実車に忠実。この色になってそれがよく分かった。
今年のオートサロンで久しぶりに実車(白のシャコ調車)見たけど、やっぱこの車は名車ですよ。繋ぎ目無いんだもの。全部ロウで埋めてあって。
もう二度とメーカーじゃ作れない手法よ。
B太さん
コメントありがとうございます!
カッコいいっすよねえ~。
マークさん、いい仕事してます。相変わらず。
>繋ぎ目ない
おっ・・・そうなんですか。
そういうところ全然無視してました・・・^^;
しかもロウで埋めてあるとな・・・。
よくよく調べてみると「ボディに繋ぎ目がない・ハンドメイド」っていうのがたくさん出てきますね。
これこそがクリスプカットだったのか・・・!
お晩で御座います
JH3のレビュー一発目きましたかー♪
この色がまた昭和レトロ感をシングルモルト級に醸し出してると思われ、
ただナゼか5種の中じゃ人気が無いというか、釣り掛けに余っている
のはいかがなものかと・・・、自分には解らないわけで・・・。
某国でもやっぱり余ってます・・・。
こちらの人に、「この昭和的なフォルムと色、最高だろ!?」、
「銭湯入って、瓶のコーヒー牛乳飲んで、夜8時からドリフ観るの最高だぜ~!」
と言っても理解できないでしょうし。
もしこれが、銀メタとかラメスカイブルー、若しくはラメピンク♪
とかだったら印象も派手さも全然違って売れ行きも異なったんでしょうね。
筆者の仰る通り、大量売れ残ってるから焦らなくても余裕だよ!
とか言っていると、いつの間にか売り切れてるんですよね・・・。
乙さん
お晩です~。コメントありがとうございます!
JH3も3種とも行かせてもらいますよ~。
某国でも余ってますかぁ~!!!アチャーw
って、それはもう仕方ないと思うんですよ。だって日本じゃないし。
>「銭湯入って、瓶のコーヒー牛乳飲んで、夜8時からドリフ観るの最高だぜ~!」と言っても理解できない
まさにこれですよねw
育ってきた環境が違うので、いくら同じ「クルマ好き」でも相容れない部分はあるかと・・・!
でもそれが日本で余ってるっていうんだから不思議!
>ラメピンク
うわ~。やってほしい。
マッチボックスとかにありそうな雰囲気・・・。たしかに全然人気が違うかもw
>いつの間にか売り切れてる
そうなんですよ。これがホットウィール七不思議のひとつでして・・・
「昨日まであったミニカーが、買おうと決意した日に消えている」っていうね。
気を付けなはれや!
こんばんは(*´ω`*)
にわかさん、皆様本日もお疲れ様です〜。
いやぁ、実物のレビュー見ちゃうと欲しくなりますね〜(–;)
((ほ〜れポチッとぉ〜
ほんと昔の日本の名車って感じですね…色がまたゴールドなのが…!もしや狙った!?
いつになったら店頭に並ぶのか楽しみですねぇ、マウスカチカチしながら待つしかないですね〜笑
次回も楽しみにしています!お疲れ様です!
胸踊る育毛剤!!さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
欲しくなっても、今なら余ってるから大丈夫やでえ~!(なおいつまでも余ってる可能性が微レ存)
>色がまたゴールドなのが
これを果たしてゴールドと呼んでよいものかはいささか疑問ではありますが、たしかにこんな渋いゴールドがあってもいいなと思わせられるカラーなのであります。
>いつになったら店頭に並ぶのか
消えてしまった店では基本的には出会えないんやで・・・!!(涙)
レビュー有り難うございます。因みに、シルビアにS14前期が揃えばシルビアが揃います。それにしてもCSP311かっこよすぎてヤバいです。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
まだだ・・・まだ揃わんよ・・・。
S14前期も出るって話がありましたっけ。
あとは2~4代目もまだなのでは・・・?
3インチ(トミカ)のシルビアで集めれば揃います。m(__)m歴代のシルビアのトミカは持ってませんが集めればいい感じです。勿論S14前期は、出てませんが出ることを期待してます。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
あーそういうことでしたか!
あいにく僕はほとんどHW以外のミニカーには手を出していないので・・・
(←と言いつつTLVを晒してるヤツ)