NISSAN SKYLINE 2000 GT-Rのレビュー!希少なケンメリGT-Rをホットウィールで!
2018年4月の発売日に運よく入手できたNISSAN SKYLINE 2000 GT-R。
日本車はファンも多いので、なかなかレビューまでの踏ん切りがつかず・・・ゲットから1ヵ月以上経っての開封となりました。
今年のホットウィールにおけるスカイラインブームのおかげで「発売されているスカイライン全種揃えたい!!」という野望を密かに抱き、僕にとってはこの一台をゲットできたことでその目標が達成できたことになります。
・・・これでしばらく日本車を買うことはあるまい・・・。
というわけで、NISSAN SKYLINE 2000 GT-Rのレビュー、いってみましょう!
日産スカイライン2000 GT-Rのレビュー
本日紹介するのは2018年Eアソのスーパートレジャーハントとして用意されたNISSAN SKYLINE 2000 GT-Rのレギュラーモデル(STHじゃないほう)です。
公式情報でも「大量のリリースだぞ」と言われていた月の発売で、実際に僕が訪れた店頭でも大量入荷があり・・・2週目でもゲットできる人がいたほどでした。
僕も前述の通り、欲しいと思っていたアイテムだったのでゲットできて良かったです。(小並感)
NISSAN SKYLINE 2000 GT-Rについて
NISSAN SKYLINE 2000 GT-Rはケンメリの愛称で知られる、4代目スカイラインのGT-Rグレード(KPGC110型)をキャスト化したもの。
実車の方は1973年に3ヵ月間で197台(諸説あり)しか生産されなかった極希少モデルです。
(排ガス規制の煽りやレース活動での参加がなかったことが原因らしい)
ケンメリといえば、僕なんかは漫画「カメレオン」の小山先生の愛車・・・みたいな印象があるんですが、実際に80年代には姉妹車のローレルと並んで族車の定番だったんだとか。
※余談ですが、そこからインスパイアされたホットウィールのガンキャノンMAD MANGAも必見です。
MAD MANGAとニコイチして、ケンメリの族車をホットウィールで再現する・・・みたいなのも面白そうですね~。
ケンメリのホットウィールでのデビューは2011年のメインラインでした。
デビュー時の正式名称はNISSAN SKYLINE H/T 2000 GT-R。
H/Tはおそらくハードトップのことだと思われますが、そもそもケンメリのGT-Rは2ドアハードトップしか存在しなかったため、今回の車名からはH/Tという表記が外されているのかもしれません。
ちなみに名称の「2000」は2000ccのエンジン(S20型)搭載車種につけられたもの(っぽい)。
デビュー翌年にはすでにサイドラインで登場し、2015年のHelitage、2016年のJapan Historicsではプレミアムライン(リアルライダー採用モデル)として展開されています。
今回入手したアイテムは2018年のメインライン、THEN AND NOWセグメントにラインナップされたもの。
ケンメリが「THEN」モデルであり、対応する「NOW」には2018年New ModelsのNISSAN SKYLINE GT-R (R33)が用意されました。
ホットウィールにおけるデザイナーはRob Matthes氏。
なんとなく「スカイラインのデザイナーはJun Imai氏かRyu Asada氏だけ」って思いこんでましたが・・・そんなことないんですね~w
※JAPANはMark Jones氏だったし。
デザインチームの中でも「これはどうしてもおれにデザインさせてくれ!!」みたいに取り合いになってたりするんでしょうか!?
ミーティングの様子を覗いてみたいものですね。
では各部見ていきましょう!
フロント・リア
前述のとおり、ケンメリGT-Rは1973年の3ヵ月間しか存在しなかったモデルであり、フロントマスクなど外観も1種類しか存在しないハズです。
僕は実車モデルをゲットした時にはその画像を探していろいろ見比べたりしちゃうんですが・・・今回のフロントマスクはもうちょっと頑張って欲しい感じがありますね。
うまくは言えないですけど、ヘッドライトの径がもう少し大きかったり、グリル部の形状がもうちょっと違ってたりしたらより良かったかな~・・・と。
フロントのGT-Rエンブレムも欲しいですよね。(サイズ的に無理かな・・・?)
いきなり否定的なことを書いてしまいましたが、なんとなく顔つきからはケンメリっぽさを感じられないような気がしました。(主観です)
ただケンメリと言えば、特筆すべきはお尻の方でしょう。
スカイラインのアイデンティティの1つとしてR34型まで続いた「丸型4灯のテールライト」が最初に搭載されたのがケンメリだったそうです。
本キャストでもしっかりそれが強調されるかのように色付けされていました。
ホットウィールのNISSAN FAIRLADY Zはテールライトが「ケンメリテール」とか呼ばれていたのですが、今回しっかり見比べて観たことで納得です。
たしかにケンメリのテールライトを移植したかのような造形をしていたんですね~。(実際にこういうスワップが出来たのかは不明)
サイド
ボディサイドには美しいサーフィンラインが施されているのですが、それをなぞるかのように水色のラインが入っているため目立たなくなっています。
こうしたペイントは実際のケンメリにも施されていたみたいですね。(ピンストライプデカールだったという噂も)
GT-Rらしくがっつりとオーバーフェンダー化されているのも特徴的。
ホイールはDD8(Deep Dish 8-Spokes)が採用されています。
また右側のドア部分を見るとわかるかもしれませんが、僕が入手したキャストはボディの塗装にところどころ割れがあって残念でした。
(個体差だと思うので、またしてもハズレを引いた感じです・・・)
さて、先日のFORD MAVERICKの記事で、「ロングノーズ×ファストバックのケンメリはマヴェリックを参考にしたんじゃないか」というような考察があったと紹介しました。
CUSTOM FORD MAVERICKのレビュー!サン・カン氏のUDOGプロジェクトカーがホットウィールでキャスト化![FJV52]
当然、日本車がアメ車のデザインを全く意識していなかったかというと、そんなことはないと思います。
少なからず当時のアメリカの流行りを取り入れていたことに違いはないでしょう。
・・・じゃなかったら「ケンとメリーのスカイライン」なんていうCMも生まれなかったハズですし。
ただ、同じファストバックと言ってもやっぱり印象は全然違いますね。
むしろ姉妹車のローレルの方が似ているかな・・・?
個人的にはケンメリとかローレルのファストバックの方がやや女性的なフォルムで魅力を感じました。
トップ・ベース
ボディはブルーのメタルフレークで仕上げられています。
STHだったらこれがスペクトラフレームブルーになり、青の深みがもうちょっと増すわけです。
・・・ルーフおよびボンネットにも塗装の割れがありまくり。・・・悲しいw
また、プラスチック製のベースパーツ底面には2011年の著作年およびマレーシア製であること、そしてX0092というデビュー当時のTOY#が記されていました。
デビュー以来金型変更のないアイテムであるということを意味しています。
おわりに
というわけで、ホットウィールのケンメリGT-Rでした!
欲しいと思って入手しながらも、人気モデルなだけにテキトーなことは書けん・・・とレビューを躊躇していたので、ようやく紹介できて良かったです。
案の定めちゃくちゃ時間がかかってしまいましたが・・・^^;
ああ、日本車怖い、日本車怖い。(・・・次はあつ~いお茶がいっぱい怖い。)
さてさて、冒頭でも書いた通り、僕はこれで現時点においてホットウィールで発売されているスカイラインを全種ゲットしたことになります。たぶん。
※2009 NISSAN GT-Rは未入手ですが、あれはスカイラインじゃないし・・・。
なのでそのうち「ホットウィールのスカイラインまとめ」みたいなのが出来るかもしれませんね。
ちょっと自分で楽しみです!
Comment
こんにちは。更新お疲れ様です。ケンメリ、カッコ良いですね。こうした旧車が手軽に(並んだりの手間はあるけど)手に入れる事ができるのが、トミカ等のライバルとの差ですよね。個人的にはコスモスポーツなんかがホットウィールで出ないかなぁ?と思っています。
本日50周年パック来ていたので報告です。チャレンジャー(パトカー)、50周年ホイールのオープンカー(コルベット?)、グラントリノ(赤)、RD-08、RevRod、Z-ROD、Teegray、スーパーボルト(例の緑)、名称不明(F1カーとジェット戦闘機をミックスしたような車両。ボディ水色サイドに8の番号、シャーシ赤でメタル製。)、ベルエア以上でした。謎車が多いですが50周年ホイールや見た事の無い名称不明やらで楽しい内容でした。名称不明わかる人教えて欲しいです。
雷電さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ケンメリ、やっぱりカッコいいですね~。
Japan Historicsで逃してからずっと気になっていたので、今回の入手は嬉しかったです。
トミカだったら・・・VINTAGEとかで期待できそうですよね??(詳しくは知らないのですが・・・^^;)
>コスモスポーツ
マテルも当然、マーケティング結果からラインナップを決めているそうなので、世界的な日本車ブームが加速すればあるいは・・・!って感じかとw
>50周年パック
50周年ホイールものの報告が続々きてますね~。
うらやましいかぎり!!
こんにちは〜。
今回のケンメリは1stカラーのホワイトみたいに派手なタンポの無いホットウィールにしては珍しく落ち着いた1台ですね。
車種の似てる似てないに関しては時代の背景やデザイナーの関係もあるのでなんともいえないですね。
車のデザインは社内で決める場合もあれば外部のデザイナーに頼む場合もあります。
もし、同じ時期に異なる2社が同じデザイナーに似たようなコンセプトで描かせたら似てしまうのはしょうがないですからね。
ただ、当時大成功したマスタングが行なっていた沢山のオプションを用意して客が自由に組み合わせる「フルチョイスシステム」という手法をトヨタの初代セリカも同様に行なっていましたし、当時の日本の自動車産業がアメリカの自動車産業を見習っていたのはあると思います。
そういえば雷電さんが書いてる名称不明のマシンは多分Bad to the Bladeじゃないかな〜。
2012年に特殊なハイスピードホイールを履いたサイドラインに新金型としてデビューして、翌年トレジャーハントとしてベーシックカーにもデビューしたのが印象的で集めてないけどよく覚えてます。
調べてみたら今年マルチパック限定カラーで出てますし…
フロント部分がエビフライの尻尾みたいになってませんか?
情報有り難うございます。確かにエビフライの尻尾のようになっています。特殊なハイスピードホイールって物凄い気になります。コースを走らせると速度がかなり違うんでしょうか? 外見が結構気に入ったのでベーシックでの登場が今後有るなら集めて見たいです。
>特殊なハイスピードホイール
ホットウィールのホイールには走行に特化したものも有りますが、今回私が言っているのは2012年に登場したTeam Hot Wheels High-Speed Wheelというサイドラインで登場したHSWというホイールです。
このホイールは現状このサイドラインのみで登場しているホイールでとても滑らかに走るのが特徴です。どんな車種があったのかはこちらに書いてあります。http://hotwheels.wikia.com/wiki/Team_Hot_Wheels_High-Speed_Wheel
Bad to the Bladeは現在5色あって、内訳が上記のサイドラインに1種、トレジャーハントが1種、マルチパック限定が3種といった感じです。
ここ2、3年はセット物にしか入っていないので、今までの経験からすると引き続きセット物に封入といった形で登場しそうですね…。
再び情報有り難うございます。暇な時にリサイクル店探して見ようと思います。 3.10.20パックも店頭で見かけたら要チェックですね。
5踏みさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
最近のこの手のアイテムはあんまり派手じゃなくて、これがより一層新規ファンを作るのに貢献しているんじゃないかと思います。
>車のデザイン
デザイナーにもよると思いますし、やっぱりその時代の流行りというのがあっただろうなーと。
というのも、最近の車を見ていても似たようなものが多い気がしますし、空力設計とかを考えたらどうしても効率的な形というのは似てくるのかな~??なんて思いました。
日本はどうしてもアメリカの後追いになってしまう・・・みたいな意見を観ることもありますが、やっぱりアメリカってどうしても魅力的なので仕方ないのかなーともw
>Bad to the Blade
うわあ・・・これは僕もすっごい気になりました!!!!!
なんすかHSWホイールって・・・。
これは是が非でもゲットしたい。。。
お晩で御座います。
この2千GT-R、HW特有の派手x2ペイントは無いですが、
シンプルでシャープさが出てると思います。現代でも
十分通用するフォルムだと思うんですよね~。
写真の運転席側のドアに10円パンチでしょうか、「C」という
傷が見えるような気がします・・・。
そういえば例のトラックセット、遂に’00「Fireball Crash」も発売されてました。
マルチパック限定カラーの車5台が入ってました。例の10Packの内容物と同じで、
全謎車でしたが。
オリジナルの箱には「OVER ~~ TALL!」って描かれてるんですが、
~~の部分にテプラで「45 CM TALL」とはみ出て修正されてました。
テプラの下のオリジナル文句が気になります。
悪魔の”乙”さん
おばんでござんすぅ。コメントありがとうございます!
>現代でも十分通用するフォルム
僕は普通に欲しい!乗りたい!と思いましたね~。
・・・と、思ったら、日本のとある会社さんがBNR32にケンメリ外装を乗せて販売するというカスタム品を売っているのを見つけてしまって・・・。
特に本物にこだわりはないので、そういったレプリカ品でもいいので所有したくなってしまいました。
>運転席側のドアに10円パンチ
そうなんです。
塗装が割れているのかと思いましたが、たしかに10円キズっぽい感じに見えますね~・・・残念。
>トラックセット
ふと思ったんですが、これのマルチパック限定カラーにTHROWBACKの残り10種が入るなんてことはないんですかね~?
全部謎車ってことは、なさそうかな・・・。
>テプラで「45 CM TALL」
日本で発売されているトラックセットも結構こういうのがあります!
もしかしたらオリジナルの文言はインチ表記とかだったり??
こんばんは!発売されているスカイライン全種と言えば…グランツーリスモアソートのR32とワイスピアソートのR34のレビューっていつ頃にありましたっけ?
R35の記事でこの2台が出てきていたので、どうせならレビューしちゃいましょう(笑)
Kimiさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
R32、R34はゲットしておきながらレビューできてないですね~^^;
もちろんレビューリストには入ってるんですが、後回し後回しになっちゃってて・・・そのうち必ず出しますのでお楽しみに(?)
・・・ちなみに、5踏みさんから「スカイライン姉妹車のインフィニティG37は?」というツッコミが入りまして、こうなったら2009 GT-Rも含めて全部行きたいところw
こんばんは。
ケンメリって、アメ車っぽくて何か惹かれるんですよね。セリカもですけど、トリノとかマスタングを意識したデザインになっているところを見ると、当時のアメ車の影響力の強さが伺い知ることが出来ますよね。ミニカーから実車のことを調べていくと、こういう面白いことが分かるので、アメ車を知るいい切っ掛けになっております。
ダル男さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
やっぱり当時のアメ車って輝いて見えたってことなんでしょうかね~?
アメ車を日本車サイズにギュッとした・・・みたいな車が当時の日本車には多かったような気もします。
僕はあまり多くの車種は知らないですが、三菱のデボネアとかも知人が購入した際に見せてもらって「アメ車っぽい!!!」と思った覚えがありますw
>ミニカーから実車のことを調べていくと、こういう面白いことが分かるので、アメ車を知るいい切っ掛けになっております。
そうなんですよね!
本来は実車→ミニカーという流れなのかもしれませんが、逆もまた然りなのかな・・・と。
poncha2016さんなんかJeep買っちゃってるしね・・・
遅くなりました。ケンメリは以前“53シェビーのファイアーパターンのと同時に手に入れたいなあと思ってましたが、通販納車で両方とも見事ゲットしました。トレハンではないですが。期待過ぎたのかヒストリックのジャパンはシャコタンワイドタイヤ過ぎじゃないのと思う反面、R30共これだよこれ!って出来がいいと思います。実に満足。後は、トミカのハコスカは持っていますが、ホットウィールで、ゲットしたいです。まだ180SXも残ってるんだけと、先立つものが…。
虎鉄さん
コメントありがとうございます!
たしかにこのケンメリはホットウィールらしいフォルムと言えるのかもしれませんね!
僕も顔面は少し気になりましたが大満足の一品です。
>トミカのハコスカは持っていますが、ホットウィールで、ゲットしたいです。
ホットウィールはGT-Xのレース仕様のヤツしかないので、僕は逆にトミカのGT-Rが欲しくなってきました^^;
>まだ180SXも残ってるんだけと、先立つものが…。
特に今年は50周年で欲しいアイテムが目白押しですしね・・・。
めっちゃかっこいいではないですか?
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
めっちゃカッコいいですよ~!