MAZDA RX-3のレビュー!日産ヒストリックスに一台だけ入ったマツダ車![FLC07]【JAPAN HISTORICS 2】
1月頭に発売されたJAPAN HISTORICS 2(JH2)の車種を紹介し続けてきましたが、今回で最後となります。
5種目はシリーズ中唯一のMAZDA車、サバンナことRX-3です。
残念ながら同シリーズの中ではあまり人気がないみたいでしたが、手に取ってみるとそのイメージは全く払拭されてしまいます。
それだけ出来がいいモデルということ。
まだゲットしていない方は、もしかしたら店頭にあるかもしれないので今すぐ急いでゲットしに行って欲しいぐらいですw
というわけで、JH2のMAZDA RX-3のレビュー、行ってみましょう!
マツダRX-3のレビュー
今回紹介するのは2018年のCar Cultureシリーズ「JAPAN HISTORICS 2」にラインナップされていたMAZDA RX-3です。
人気シリーズにありながら、発売から2週間経った今日でもまだ僕の地元のトイザらスに1~2台残っていました。
JAPAN HISTORICS 2はラインナップ5種中、実に4種が日産車です。
なぜここにRX-3がねじ込まれたのか・・・それはRX-3が生まれた歴史を追うと見えてきました。
MAZDA RX-3について
MAZDA RX-3は1971年に、「打倒GT-R」を目指して開発されたモデルです。
実際に登場年の12月にはGT-Rの連勝を阻止しており、これこそが「日産ヒストリックス」とも言える本シリーズにRX-3がねじ込まれた理由なのではないかと思います。
日本での販売名は「サバンナ」。
そのまんま熱帯にある草原地帯からネーミングされたんだとか。
海外輸出名が「RX-3」だそうです。
後継車種は言わずとしれた「RX-7」ですね。
ホットウィールにおいては2016年のJAPAN HISTORICSシリーズにてデビュー。
前作に引き続き同シリーズにラインナップされたのは本作だけでした。
その後2017年のCar Culture 「RACE DAY」において片山カラーのモデルが登場し、市販品としては本作が3バリエーション目となります。
※実際には2017年のMexico Conventionでも公式アイテムとして数バリエーションが登場している模様。
前2作がレース仕様だったのに対し、今作は街道レーサー仕様といった感じですね。
デザイナーはMark Jones氏。
同シリーズにおいてはNISSAN SKYLINE C210も同氏デザインのモデルです。
基本情報を抑えたところで、各部見ていきましょう!
フロント・リア
MAZDA RX-3はロータリーエンジン搭載車です。
そもそも「RX-3」という名称がR(ロータリー)X(未知数)-3(開発コード)だそうで、後継車種のRX-7やRX-8および先代車種のRX-2も全てロータリーエンジン車ということになります。
というわけで、フロントグリルにはロータリーエンジンを模したエンブレムが輝いてますね!
実はこれ、昨年のメインラインにあったMAZDA REPU(ロータリーエンジン・ピックアップ)のフロントグリルにも再現されていました。
また、大型のチンスポイラーやオーバーフェンダーがレース仕様車(またはグラチャン仕様)であることを物語っています。
そしてテールランプが六角形に見えるので・・・1973年から登場した後期型のRX-3になるのかな。
だとすると、1971年にGT-Rを破ったモデルではないんですね。
それにしてもどうですか、この仕上がり!
MattelがJAPAN HISTORICS 2にかける本気具合を垣間見ることができる前後の仕上がり具合だと思います。
サイド
ボディサイドはとってもシンプル。
パッと見で目に入ってくるのはGReddyとJNCのロゴですね。
造形としては、大きく跳ねたダックテールと大型のオーバーフェンダーがかなり特徴的。
JNCでは「Katayama flares(片山フレアー)」と紹介されていましたが、この大きなフェンダーのことを指しているんですかね?
[参考]MINICARS: 2016 Hot Wheels X JNC Mazda RX-3 | Japanese Nostalgic Car
とにかく当時のレースモデルを意識していることに違いはないようです。
・・・にしてはちょっと車高が高すぎるのかな・・・?
もうちょっとローライダーだったらより人気だったかも、とも感じました。
ホイールはワタナベの8SPホイールとか言われていたRR8SP(Real Rider 8-Spokes)が採用されていました。
個人的にはこれ、スポーク部分もシルバーで塗りたいです。
それか、ローレルやジャパンに採用されていたMini C4SPに交換すれば・・・車高も下げられてちょうどいいのかな??
フェンダー脇の部分には(おそらく)MAZDA RXというロゴが描かれています。
トップ・ベース
ボディトップはさすがにレース仕様でないだけあって何も印刷されていませんでした。
とはいえ、ラメの入ったオレンジで塗装されているので、手に持ってみるとかなりギラギラしています。
この色味はパッケージの外からだとわからなかったですね~。
こうしてみるとノーズが尖っており、このあたりもこれが後期型であることを示しています。
底面には2015年の著作年とタイ製であることが記されており、デビュー時からの金型変更はないことを意味しています。
おわりに
というわけで、MAZDA RX-3のレビューでした。
当初は「フロントやリアの塗装だけ残してリペイントしようかな・・・」とか企んでいたんですが、これはこれでなかなかカッコ良くて・・・結局手を出せそうにないです。
ただこれ、なぜか密封されているハズの内部にオレンジの塗装片が入っていたりしたので、バラすぐらいはしようかな~。
バラしたからにはローダウンカスタムもしたくなりますよね~・・・悩む。
さてさて、今回を以って、JAPAN HISTORICS 2の全車種のレビューが終わりました。
こうして並べてみると圧巻ですね~!
僕としては初めての「プレミアムライン全種買い」となりました。
おかげで、日本車の紹介がもうちょっとお腹いっぱいになってしまったので、しばらく日本車には手を出さないで置こうかなと思ってますw
ただ日本車モデルのシリーズじゃなかったとしても、今後Car Culturesがこのクオリティで出てくるのであれば・・・またしても全種欲しくなっちゃったとしても仕方ないですね~。(買うとは言ってない)
はたして今年はいくらマテルに搾り取られるのやら・・・。今から不安ですw
Comment
お久しぶりです!マツダスキーの湾岸です。
なんでや…サバンナ人気ないんや…レースデイやらJH1ではトップクラスの人気具合やったのに…とまあ与太話はさておき、
>車高が高すぎる
だったら下げればいいだろ!(メイトリックス並感)
足をMiniC4SPに変えてインテリア側のタイヤ抑えてる部分を削り込めば落ちますぜ旦那!是非是非やってみて、どうぞ。
>片山フェンダー
確か片山さんと言うレーサーが狩っていたはず…少々うろ覚えですが
見つけ次第爆買いしていたのでサバンナだけ異様な台数が家にw
何台かチンスポ削ってシャコタンにしております。上記に挙げたインテリア側を削り込むシャコタンは汎用性高いのでオススメです。マニアさんもシャコタンの喜びを味わってみませんか?
そう言えば街道レーサー仕様のサバンナはマツダが回収して潰していた…と言う噂を小耳に挟んだんですがどうなんですかね?
(きっとこのブログには自分よりエロい方が沢山いらっしゃるので分かる方が居るはず)
マツダスキーの湾岸さん
お久しぶりです!コメントありがとうございます。
>なんでや…サバンナ人気ないんや…レースデイやらJH1ではトップクラスの人気具合やったのに…
やっぱりカラーリングが一番の問題だったかな~?という気はしないでもないですね。
JH1のパープルカラーは文句なしにカッコいいですし、RACE DAYはいわゆる片山カラーですし・・・。
あとは他のアイテムに比べて、ここ3年でのラインナップが多かったのも敗因(?)かとw
>だったら下げればいいだろ!
すっ、すんません・・・。
問題はMini C4SPをどこから持ってくるのか・・・です。
ローレルもジャパンも犠牲にしたくないよ!
>確か片山さんと言うレーサーが狩っていたはず…少々うろ覚えですが
故・片山義美さんという方がRX-3で活躍していたのは調べたので知っていたんですが、「片山フレア」に関しては調べても出てこなかったので確証が持てませんでした。
やっぱりこの大型のオーバーフェンダーを指しているんですかね。
>見つけ次第爆買いしていたのでサバンナだけ異様な台数が家にw
なにぃ・・・ブルジョワな買い方しよってからに!
ちなみにチンスポ削るのはどんなツールを使ってるんですか?
>マニアさんもシャコタンの喜びを味わってみませんか?
実は以前にSikuのカルマンギアをインテリアを削ってシャコタン化したことがありますw
あれは・・・いいものだ・・・。
>街道レーサー仕様のサバンナはマツダが回収して潰していた…
えええ・・・そうなんですか。
やっぱり印象が良くないからですかね~?
〜数日後〜
Nissan Skyline GTR R33のレビュー!
〜2月に入って〜
’85 Honda City Turbo II のレビュー!
になるんですね、わかります。
いやー、最近は日本車人気がすごいですね。去年までは人気がありすぎて私のような者には入手する機会がありませんでしたが、年末のアソートから日本車続きで常連さんもお腹いっぱいなのか何台か手に入れることができました。
Kimiさん
コメントありがとうございます!
~3月~
ケンメリゲット!
いやいや・・・あるある過ぎて草w
なんか日本でホットウィールの人気が盛り返しているのは日本車ブームのおかげ・・・という話もありますよ。
その分「買えねーじゃねーか!!」って怒ってる声もよく耳にしますが・・・^^;
なるべくいろんなアイテムの魅力に触れていきたいところです。
こんにちは~
RX-3お待ちしておりました!
フロントに突き出たデッパ、ワタナベのRS8ホイール、ド派手なカラーリング、オーバーフェンダー等、往年の正しい⁈街道レーサーの出で立ちですね、12Aロータリーエンジンはリッター5キロ位しか走らなかった記憶が、コレに乗っていた友達はいつも金欠でした。
今更ながら片山フェンダーと言うのを知りました、片山義美さんから取った名前ですね、
昔々、富士スピードウェイで富士グラチャンレースと言うのがあり、JH2に出てくる車で
(もっとハデな)大集合するのが流行りでした。
今週は地方出張が2件続けてあり、お疲れモードの中愛知県のトイザらスクリアランスセールに参加して来ました、FORZAは少なかったですが、ランボルギーニは多数!JH2
もローレルとZ以外は多数ぶら下がっていました、未だに190エボだけ探しています~
ダイナソーとトラックリッパーがありGET!エルドラドビアリッツも誘惑に負けてしまいカゴにIN! 愛知はリサ店が多く色々あるみたいな話ですので、時間があればゆっくり探索してみたいです。
hiroさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>往年の正しい⁈街道レーサーの出で立ち
そうなんですね~!
僕なんかはホットウィールから車の歴史を追ってるくちなので、こういったアイテムを懐かしめるのは本当に羨ましいです。
>12Aロータリーエンジンはリッター5キロ位しか走らなかった
僕も大きなアメ車に乗りたいってずっと思ってるんですが、やっぱり燃費が気になっちゃいます。
特に街乗りが主だし・・・。
ミニカーだとガソリン代がかからないのは利点ですねw
>昔々、富士スピードウェイで富士グラチャンレースと言うのがあり、JH2に出てくる車で
>(もっとハデな)大集合するのが流行りでした。
今回の記事を書くにあたってグラチャンレースについては調べさせて頂きました!
当時の暴走族がグラチャン仕様のマシンでレース場に大勢押し寄せたせいでレースのイメージが低下した・・・というのはなんだかとても悲しかったです。
好きだからこそ集まったんだろうけど、そのおかげで自分たちの首を締めちゃったんだろうなぁと。
>ダイナソーとトラックリッパーがありGET!エルドラドビアリッツも誘惑に負けてしまいカゴにIN!
エルドラド欲しいよ・・・。
>愛知はリサ店が多く色々あるみたいな話ですので
そうなんですか~!
そのためだけに行ってみたいですw(何日あっても足りなさそう)
こんばんは。ジャパヒスは自分の所のイオンは、消えました。その代わりドーナッツは僅かに残ってましたが…。このマツダは最初どうしよう?と迷ったのですが(なぜなら不祥事があっても日産派なので)その内サバンナRX-7を出してくれるかなあと思っての期待で買ったのです。おかげでローレルを買い損いそうになった訳ですが。それ以外にもスカイラインR30がコレクションに仲間入りしましたので、アメ車ばっかりの中に、堂々と日本の良き歴代のスポーツカーが増えて、これが本物であったら凄い車屋さんやなあとニヤニヤが止まりません。是非マテルにはいずれRXー7を出して欲しいです。
虎鉄さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
なんだかんだJAPAN HISTORICS 2は順調に消えていってますよね。
やっぱりさすがの人気アソだった・・・ってところでしょうか。
>その内サバンナRX-7を出してくれるかなあと思っての期待で買った
これって、「サイドラインで」ってことですよね?
問題はどういったテーマのシリーズで展開されるか・・・ではないでしょうか。
JAPAN NEO CLASSICSとか、MAZDA ANNIVERSARYとかですかね~。
>これが本物であったら凄い車屋さん
確かにそうですねw
在庫数もすごいし、状態もいいし・・・絶対繁盛しそうw
今年のブラックフライデーセールで摘んだベーシックカーのRX-3がちょうど手元にあるのですが、再塗装の前座としてさっさとバラしたところ後年デビューのインパラやブロンコなどと同様いかにもICチップ搭載前提ですよと言わんばかりの四角い枠がデデンとド真ん中にありました。
こうなると2010年代中盤開発のシャーシ中央がつるぺったんの真っ平らなモデルは皆怪しいという結論になりますが、もしかするとHWidはだいぶ前から温められていた企画なのかも知れませんね。
それはそうと、トミカのサバンナクーペは復刻カタログ付きのタイプの未開封のものを中古屋で最近見掛けたのですが、衝動買いしそうになったもののツラウチトレッドがイマイチだったのとよく目を凝らして見たら経年劣化によって表面の塗装に傷みが生じておりそのうち痛い目見るなと思ったので棚にそっと戻した思い出がありました…欲しい人に買われただろうな今頃はでもそれでいいのよ。
サカBさん
コメントありがとうございます!
へえー四角い枠が!?
チップ乗りそうな??
2010年代中盤ぐらいならスマホもだいぶ普及してましたし、ありえない話じゃないですね!