TURBINE 4-2のレビュー！独特なホイールを備えた1994年製のやべーやつ！

またバットモービルかと思った！？
残念、TURBINE 4-2ちゃんでした！！

・・・。
いや、誰だよ・・・。

というわけで・・・謎のホットウィール「TURBINE 4-2」のレビューです。

タービン・フォーツーのレビュー！

Photo by ebay.com

本日紹介するのはこちら！
そう・・・深い深いHW沼のひとつ、ハッピーミール・ホットウィールです。

マクドナルド・ハッピーセットのホットウィールについてのまとめ

いやー・・・ハッピーミールものには手を出すまい出すまいと思っていながら、なんだかんだついつい買っちゃってますねえ。。
僕も今回ので4つめ？かな。

簡単に書くと、USのマクドナルドで展開されているキッズ向けメニュー「ハッピーミール」にオマケとしてついてくるホットウィールです。
日本で言うところの「ハッピーセットトミカ」みたいな位置にあるヤツですね。

USでは1980年代初頭からハッピーミールのオマケにホットウィールが選ばれており、これが近年までもずっと続いているんです。
$1程度のミニカーって思ったら、キッズメニューのオマケにはちょうどいいんでしょうね。

実は日本でも1990年代に入ってきていたようなんですが・・・あまり詳細はわかっていません。
1999年にUSで1998年にリリースされたナスカーシリーズがハッピーセットに登場したのは事実のようです。

画像はhttp://auctions.yahoo.co.jp/より

ただ、これ以外にも1993年のT-Birdやファニーカー、1997年のアンビュランスなどはリサイクルショップなどでよく見かける印象がありますね。

ハッピーミールホットウィール？T-Bird Stocker (Blue) のレビュー。謎の多いマクドナルドウィール。

あとはなんか発射台付きのヤツとかもあったらしいので・・・2000年代にもちょこちょこ日本のマクドウィールがあったのかもしれません。

ただ2014年にハッピーセットトミカがスタートしてからはタカトミの独壇場だと思うので、近い将来に日本のマクドナルドでホットウィールを見ることはなさそうです。

TURBIN 4-2について

さてさて・・・今回のアイテムは1994年のUSハッピーミールにラインナップされていた、TURBINE 4-2。

何気にホットウィールWikiにも個別ページが用意されている（記事執筆時点）のですが、1994年のこのアイテムのみの存在で、バリエーションはないようです。

ハッピーミールホットウィールって、すっごいカッコいいオリジナルモデルが出ている年もあったりするんですが・・・1994年はハズレだったのかな！ｗ
でも、かの有名な（？）BLACK CAT（PANTHER CAR）がリリースされたのも1994年だったんですよねえ・・・。

ホットウィールのPurrfect Speedのレビュー。ラリーウッドが2016年に投下した猫謎車[DHP32]

個人的には1994年のGAS HOG CADILLACや1996年のDARK RIDER、2000年のLEAD SLEADあたりが欲しいんですけど・・・カッコいいアイテムはなかなか出会えないんだよなぁ！（ぷんぷん）

・・・話を戻しまして、まぁそういうわけなので、TURBINE 4-2はほとんど情報がありません。
デザイナーも不明です。

1994年のハッピーミールでは8種のミニカーが用意されており、そのうちの5番目だったようですね。
※なぜかパッケージには13番と印刷されていました。

各部見ていきましょう。

フロント・リア

おおう・・・。
なんか、すっごいですｗ

動物・・・犬？？の顔のようにも見えてきました。
さてはハウリンヒートのヒントになったんじゃないこれ！？（ない）

犬の鼻のように見える部分が大型のタービンであり、これがTURBINE 4-2の名前の由来になっているものと思われます。
名前の響きががWHAT-4-2に似てるので、もしかしたら「TURBINE 4」という元になったアイテムがあるんじゃないかと思って調べてみましたが・・・ありませんでした。

何かの言葉遊びなのかなぁ・・・？

目のように見える部分はおそらくコクピットキャノピーでしょう。
左右の席が独立しているのかな・・・？
ソリッドなプラパーツで作られているので車内は見えず・・・いろいろと妄想を膨らませられます。

サイド

サイドビューはなんとも未来的なスーパーカーっぽい感じ・・・かな。
実はこの頃のハッピーミール・ホットウィールって、ちゃんと亜鉛ダイキャスト製（ZAMAC）ボディなんですよ。

ベース部分は残念ながらプラですけど、ボディがZAMACのおかげでしっかりと重量もあるし、冬の朝はちゃんと冷たくなってます。

ですが、この翌年にはボディがプラになったり、どうやら2010年代ぐらいからオールプラになったみたいで、より一層チープな印象を与えるミニカーになってしまいました。

・・・やっぱりホットウィールのクオリティをオマケレベルで再現するのは難しいってことなんですかねえ・・・。

今回再注目なのはこのホイール。
僕はこれのためにTURBINE 4-2をゲットしたといっても過言ではありません！

タイヤ部分がギザギザになっている「SCW（Screamin’ Wheels）」とかいうヤツです。
しかも中央部分にマクドナルドロゴが入っているんですよ！
（どうやらMcDLSCWとかいうらしい・・・）

SCWはもともとセットものにしか設定されていなかったホイールなんだそうです。
ただ、ハッピーミールではなんどか登場しているようでした。

それでもこのマクドナルドロゴ入りのヤツって他には見かけなかったので・・・もしかしたらTURBINE 4-2をゲットしなかったら入手できないんじゃ・・・？

ちなみにSCWの特徴は・・・「トラックを走る時に独特のスクリーム（叫び声）サウンドが聴こえるよ！」というもの。
誰よりも速く走るはずのホットウィールが迷走していた時期なのかな！

実際に走らせてみたところ・・・「お察し」って感じの音が鳴りましたｗ
「まぁ・・・ギザギザのプラがレーストラックを走ったらこんな音かな？」って想像したとおりの音ですね。

といっても同じギザギザでもオフロード系が履いているヤツだとこんな音は鳴らないので、当時の子供たちにしてみたら面白かったのかも。

トップ・ベース

ボディトップも・・・犬！って感じですね～。
僕はあまり詳しくないんですが、こういう風に独立した2つのコクピットを備えたマシンって実際にも結構あるもんなんですかね？

ホットウィールだとスプリッティン・イメージとかがすぐにイメージされますけども。

それにしてもボディはシンプル過ぎて、なかなかチープですねえ。
クリアパーツもないし。

底面は結構しっかりと造りこまれていていい感じです。
1994年の著作年とチャイナ製であることが記されていました。

おわりに

というわけで！

ハッピーミール・ホットウィールのTURBINE 4-2でした。
うん、マクドホイールのためだけに紹介したと言っても過言ではない！！

ゆくゆくはこの子とホイールを入れ替えて、ボディを赤く塗って・・・ってやりたい野望がありますぞ！！