ホットウィールとPEPSI NEXのコラボモデル(2007年)についてのまとめ。と、Purple Passionのレビュー。
2019/03/09
以前にマクドナルドハッピーセットでのホットウィールをまとめました。
[参考]マクドナルド・ハッピーセットのホットウィールについてのまとめ
その後、ハッピーセットウィールはリサイクルショップでゲットでき、そのクオリティの高さに驚かされました。
[参考]ハッピーミールホットウィールの50th Anniversary NASCARのレビュー。オマケとは思えない驚愕のクオリティ
こうなってくると、俄然気になるのが2007年に日本限定で展開されていたPepsi NEXとのコラボウィールです。
気になり過ぎて、ヤフオクでゲットしてしまいました!これは妻に怒られるパターンです!
怒られて凹んでても仕方ないので、NEX限定モデルについてまとめました。
ホットウィールのペプシNEX限定モデルについて
今から約9年前の2007年末に、サントリーとセブンイレブン、そしてホットウィールのコラボという形で、ペプシNEXにオリジナルのExclusiveベーシックカーがついたものが発売されました。
ペプシNEX自体が2006年の日本発祥のもので、サントリーが開発に携わったというところから、「日本から世界へと発信していけるようなアイテム」にホットウィールが絡み合っていたというのは今にして思えばなかなか興味深いことだったりします。
パッケージはこんな感じで、500mlのペットボトルにブリスターに入ったベーシックカーが1台と、シールが1セットついているというもの。
これで当時548円だったそうです。
ペットボトルが当時150円ぐらいだったのを考えると・・・ミニカーとシールが400円近い価値を持っていたことになりますね。
ラインナップ
ラインナップは以下の8種類。
- Back Draft
- Bone Shaker
- Dairy Delivery
- Hiway Hauler
- Mad Propz
- Purple Passion
- Straight Pipes
- Super Tsunami
50万セット用意されていたということですが、さすがに人気のPurple PassionやDairy Deliveryは早々にコンビニから姿を消していたそうです。
Bone Shakerなんかも今でも人気なのを考えるとなかなか入手できなかったりしたんじゃないでしょうか。
また、Toyota SupraがベースになっているSuper Tsunamiは日本向けアイテムとしてラインナップされるのはわかりますが、Mad Propzとかはさすがに日本人受けしないだろー・・・って感じがします。(偏見ですがw)
Purple Passionのレビュー
今回ゲットしたのは、NEX限定のPurple Passionです。
オークションに出品されている方も、ペプシの外箱ごと保管されている方もいればこのように台紙とブリスター、シールの状態で保管されている方、ブリスターの周りだけ綺麗に台紙ごと切り取っている方など様々ですね。
当時「購入したはいいけど、どうやって保管しとこう・・・」って悩んだんだろうなというのが伺い知れて面白いです。
ブリスターはこんな感じで「ここから開けてください」という持ち手みたいなのがついていました。
普通のベーシックカーを購入するとどこから開けていいのか悩む僕としては、こうやって誘導してくれる方がわかりやすくていいですw
付属のシールはこんな感じ。
これだけ見るとかなり「こども向け」な感じがしますね~。
カンカンの筆バコとかランドセルに貼りたい感じですw
でもそこはかとなく西海岸っぽさを演出するデザインが、やっぱりホットウィールなんだなって思わせますね。
では実際に開けて細部を見ていきます。
フロント・リア
僕がこのパッションを入手して真っ先に思ったのは「ヘッドライト塗ってある!!」ってところでしたw
パープルパッションもホットウィールクオリティでヘッドライトが塗られていない物が多いだけに、フロントから見た時の印象が違うのではないかと思います。
リアは比較的大人しい感じですね。
実はこのパッション、現行モデルとは顔やウィンドウの形状が若干違うそうです。
2007年らへんに仕様変更があったのか、それともNEX用に新たに起こされた金型なのか、現行パッションを手に入れる機会があったら比較してみたいと思います。
サイド・ホイール
横から見ても、ちゃんとパープルパッションですね。
このモデルが発売された時に、当時少なからずいた大人のコレクターがこのボディに魅了され、全米の店舗からパープルパッションが消えたというのはあまりに有名な話です。
ボディ全体は細かいラメが入ったオレンジ色の塗装で、中腹部から前輪に伸びた茶色のカラーリングがいいアクセントになっていますね。
ボディ後方にはPEPSI NEXのタンポが入っています。
タイヤは7本のスポークが確認できるので「7SP」になるんですが、どうも他の7SPタイヤとは造りが違うように思います。
2007年にはClassicsシリーズでパープルパッションにも7SPが採用されているんですが、画像でわかるとおり形状が微妙に違いますね。(ホワイトラインはさておき)
NEXに採用された7SPが他のモデルにも使われているのか、それともオリジナルなのかはわかりません。
ただし、他のホットウィール同様によく走るタイヤであることは間違いないです。
トップ・ベース
ルーフトップはマットブラックで仕上げられていて、その上にPEPSIとNEXのロゴが入っています。
ベースには「PURPLE PASSION」「Made for Pepsi」「2007 mattel Inc」「Made in China」「HotWheels」とそれぞれ刻印が入っていました。
2007年が著作年で、Made for Pepsiということから、もしかするとベース部分あるいはボディも含めて「ペプシ仕様」なのかもしれません。
ボディはダイキャスト、ベースはプラ(メッキ)なあたりは普通のベーシックカーと変わらず、値段を考えなければ「えっ、これがオマケなの!?」ってレベルです。
※実際にはこれとシールに400円近く払っているわけなので、安価なサイドライン(最近でいうとワイスピとかBMWなどトイザらスで299円の)クオリティをイメージすればちょうどいい感じですね。
ちなみに、ベースには「未開封なのにすでに指紋がついている」という状態で、これが拭いても拭いても消えないという・・・w
これぞホットウィールクオリティ!という感じがします。
おわりに
というわけで、Pepsi NEXの限定モデルまとめと、入手したパッションのレビューでした。
日本限定ということもあり、海外のコレクターには高値で取引されることもあるとかないとか・・・。
ebayを覗いてみたらありえないぐらい高額で出品されている方もいましたね。bidは入ってませんでしたがw
本国の方からしたらJapanese Exclusiveってどんな位置づけなんでしょうね~。
ちなみにこの存在を知った時に僕は「2007年当時にホットウィールに興味があれば全種コンプしてたのに」なんて思ったりもしましたが、普通に1つ548円という事や、NEXという事を考えると僕も買い渋っていたかもなぁ・・・というのが正直なところ。
※NEXというよりZERO系飲料が苦手なんです。。。
でも、なんかこういうのって楽しいから、ぜひまたやって欲しいですけどね。
2007年なんて、もしかしたら若いコレクターさんならまだ生まれてなかった可能性もあるわけですし。
「ホットウィールって、なんか楽しんでるよな!」って底力を見せつけてやってほしいところですw
追記
今からこの2007年のコラボアイテムをゲットするにはリサイクルショップやオークションに頼るしかありませんが、ラインナップにあるデイリーデリバリーが何気に初期パープルパッションのカラーリングをしているのを見てしまって以来、かなり欲しくなってきてしまっています・・・!
さらに追記
後日比較レビューしています!
Comment
こんにちは!
ちょうどペプシのモデルについて知りたかったところだったので、この記事はありがたいです!
僕はSuper TsunamiとBackdraftを持ってますよ~当時は僕はHWがコレクターズアイテムだってことを知らないガキんちょだったので…普通に傷だらけですwBackdraftはサーフボードが取り外しできて、やっぱHWは遊び心あるなーって思います。(もちろんサーフボードは無くしました)オマケミニカーって最近缶コーヒーでも見かけませんね~また盛り上がって欲しいものです。
ユウサンさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>ちょうどペプシのモデルについて知りたかった
おお、タイムリーw
しかしなぜ今そんなことが知りたかったのか・・・謎です。
>Super TsunamiとBackdraft
いいですね~。
僕も当時は全然知らなくて1台2台持ってただけだったんで、同じような感覚ですね~。
でも傷だらけのHWもいいもんですよね。
PC版のこのブログのトップ画像に使っている’40 Fordはほとんど塗装も剥げちゃってボロボロです・・・。
オマケでホットウィールがついてくれると、普通にベーシックを買うのではないので自分に言い訳もできるなと思っていますw
こんばんは!
今日は(残念ながら)ミニカーの話題なのですが、いいですか?
私もユウサンさんと一緒で、ちょうどペプシモデルに興味があるんです。
HOTROD好きなので、当然ボーンシェーカーとストレート・パイプス (通称:真剣白刃取りエキゾースト)は手に入れてありますが、やはりチップ痕が・・・。
やはり保存方法の難しいシリーズなんですね。
そのときパープルパッションも見かけたのですが、当時はよく解っていなかったのでパスしてしまいました。先日ティバに遠征したときに見つけたモノは目玉だらけなのでパスしました。
ヌメッとしたデザインで、スペ・フレ塗装が似合いそうですね。
完品のペプシ・ボン・シェとともに時間をかけて探したいと思います。
ユウサンさんへ・・・
新品当時に買っていたとはさすがです。
「もちろんサーフボードは無くしました」はニヤッとしました。( ^-^)
・・・今日はミニカーの話題でスイマセンでした。
便器担当しま隊長より
しまさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
>今日は(残念ながら)ミニカーの話題なのですが、いいですか?
ええと、一応便器ブログではなくホットウィールブログなので・・・OKです!
>私もユウサンさんと一緒で、ちょうどペプシモデルに興味があるんです。
えええ、なんという偶然。なぜちょうどペプシなんでしょう・・・。
そしてやはりボーンシェイカーはゲット済みなんですね!さすがです。
>パープルパッション
僕も最近までこの魅力がわからなかったので、当時に見かけていても絶対スルーしていたと思います・・・。
「謎車ばっかじゃねーか!」って思ってたかも。
>目玉だらけ
おお、偶然僕もティバのリサイクルショップで見つけましたw
僕もなぜか迷ってスルーしましたね・・・。
買っておけばよかったと後悔。
>スぺ・フレ塗装
2007年のClassicsにまさにそんなのがあったような気もしますね~。
>時間をかけて探したいと思います。
いいですね。
「時間をかけて」が大切ですよね。どうも焦ってヤフオクとかに手を出してしまうので反省します。
余裕をもって収集しなきゃな・・・。
>・・・今日はミニカーの話題でスイマセンでした。
いやむしろ歓迎ですがw
こんにちは!!!
以前下北沢のホットウィール専門店「ウェアハウス」で見かけた謎のパッションの正体がこの記事のおかげでよ~くわかりました(笑)
バンダイが代理店やってた時代以降に日本国内限定販売されていたホットウィールがあるなんて全然知りませんでした。
おまけにどうも金型は専用のものみたいですし。
ペイントも均一な質感で、ライトも塗られているのはポイント高いですね。
またこんなコラボレーションをして欲しいものです。
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>「ウェアハウス」で見かけた謎のパッション
あっ、見かけてましたか!w
僕は西東京の方にはなかなか足を運ぶ機会がなく、まだウェアハウスさんには訪れたことがないんですが、こういうのも取り扱ってるんですね~・・・行ってみたい!
>バンダイが代理店やってた時代以降に日本国内限定販売されていたホットウィール
バンダイの頃というと、キャラウィールとかですかね??
国内限定のホットウィールと思うと、今度リサイクルショップで見かけたら手が出てしまいそうです・・・!
日本で行われるホットウィールのイベントでもオリジナルカーが出ていたような気もしますが・・・定かではないです。。
>おまけにどうも金型は専用のものみたいですし。
>ペイントも均一な質感で、ライトも塗られているのはポイント高いですね。
やっぱり専用なんですかね~。
パッションをいくつか入手したら比べてみたいところです・・・!
ペイントはさすが400円近いホットウィールというラインなんでしょうか。
でも子供には高額だっただろうし、大人がターゲットだと思うとラインナップに実車が増えれば、コラボももっと盛り上がりそうな気もしますね。
初めまして。最近ホットウィール収集を始めた者です。
今日リサ店でまさしくこの仕様のPurple Passionを、Then and Nowのツインミル兄弟やらHW ART CARS仕様のGT Hunterやら金のRockin’ Santa SledやらGulfカラーのGlory Chaserと一緒にゲットしてきました!!絶対に手に入らないと思っていたので嬉しいです!
時間の都合上買えませんでしたが、まだその店にPEPSIボンシェと現行Rodger Dodgerがルースでぶら下がっていたので次はそれを狙おうかと思っています!
H.Curblerさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
なにぃ・・・Gulfのグローリーとかもうリサに並んでるんすか、、、
その辺のサイクルが速い人ってのがいるんですね、、
>次はそれを狙おうかと
最近収集を始めたばかりということで、先輩風を吹かせていただくと・・・「ホットウィールは一期一会」でございます!!
次はないと思っておいた方がいいかとww
おお……分かりました。まあ「また会えたら超ウルトララッキー」くらいに考えときます()
H.Curblerさん
それがええ・・・それがええ・・・