Ultra Hots(2006年・2007年)のCUSTOM CHEVY CAMARO (HEAVY CHEVY) のレビュー
2021/02/17
こちらの記事は情報が古いため、ULTRA HOTSに関しては新しくまとめさせていただきました。
以下は上の記事をまとまる前の情報になります。
—-ここから—-
先日リサイクルショップで入手したRRのうち1台が、2006年、2007年の二年間だけシリーズ展開されていた「Ultra Hotsシリーズ」のものでした。
Ultra Hotsと聞いて
このタイヤを思い出した人は、重症です。
※これはUltra Hot Wheel(通称UH)です。
僕はいまちょうど、このUH Wheelを履いたモデルを欲してるんですが、2016年はありませんでしたね・・・。
このタイヤの方も、80年代中ごろにあった「Ultra Hotsシリーズ」用に作られたという情報がありましたが、今回紹介するものとは別物です。
というわけで、誰得の「Ultra Hotsシリーズ」についてのまとめです。
Ultra Hotsシリーズ(2006年/2007年)とは
Ultra Hotsシリーズは全車種メタルボディ、メタルベース、リアルライダーという仕様で2006年にデビューしたシリーズです。
2006年に38台、2007年に36台、Comic con限定で1台、ホットウィールを保護してくれるパッケージを製作販売しているKar Keepersの限定モデルが数台発売されてシリーズが終了しています。
特長としては質感の高い塗装と、細部にこだわったエンジンルーム、全車種エンジンルーフが開くギミックがついていることが挙げられます。
ちなみに2006年のカードには
Opening Hood
Highly Detailed Engine
All Die-cast Body & Chassis
Realistic Tires & Wheels
と、その仕様が記載されていました。
このあたりが当時「Ultra Hots」と命名するに値するだけの価値があったのかどうかは今となってはわかりません。
当時日本では1,000円弱と、今日のエンターテイメントシリーズと同等ぐらいの価格で販売されていたようです。
※現在でも未開封のもので、アメリカで$10程度で売られています。
復刻版の金型
特筆すべきは、そのラインナップに使われているモデルで、初期のレッドラインものの復刻版金型の物が多く使われていたようです。
僕が入手したものも、ベースによれば「Heavy Chevy」となっています。
(販売時の商品名は「Custom Chevy Camaro」だったようです。)
しかも「Mattel, Inc. 1969」と刻まれているため、中には「69年当時モノのホットウィール」と思う方もいるかもしれません。
実際にはここに刻まれる年は著作年であり、だいたいその年か翌年にデビューになったモデルであることを表しており、金型を流用する限りは同じ年数が刻印されることになります。
ではこのHeavy Chevyが「1970年に登場した本家”Heavy Chevy”と同じ金型のものか?」というと、違うんですね。
調べたところ、どうやら2002年にリキャストされた金型によるものみたいでした。
ただし、初期レッドラインの流れを汲んだデザインになっているものなので、僕のように当時モノがゲットできない人にしてみたら「復刻版とはいえ同じ形のモデルを入手できるチャンス」だったのかもしれません。
※ちなみに、リツール版のHEAVY CHEVYの中でも今回紹介しているキャストだけがエンジンルーフ有りモデルとなっており、他のモデルは本家エンジンルーフ無しです。
なので、これを「HEAVY CHEVY」と呼ぶのには少し抵抗がありますねw
細部へのこだわりは他のサイドライン以上、100%未満
さて、ぼくはこのモデルを初めて手に取ったときに、フロント造形の細かさに感動しました。
このモデルは’68 CamaroをベースとしたHeavy Chevyのリキャストなわけですが、SSグレードのエンブレムがフロント部にしっかりと入っており、ヘッドライトと共に色分けもされています。
リア側にもSSのエンブレムが再現されており、さらにはテールライトも塗装されています。
元々のHeavy Chevyを実際に目にしたことがないので、リアにこういったエンブレムが入っているのかはわからないのですが・・・、フロントは明らかに違います。
ボディカラーはちょっと上質なパール塗装っぽい感じで・・・かなり満足度の高いキャストになっています。
・・・かと思いきや、リアのナンバープレート位置がかなりズレ込んでいたり、インテリアは一色成型で塗装が一切なかったりというチャチな部分も見え隠れするというあたりはやっぱりホットウィールクオリティ。
いわば普通のサイドライン(プレミアムライン)以上、100%ホットウィール未満、みたいな仕上がりと言えそうですね。
※ただ、価格が100%ホットウィールの半額以下というのを考えると、当時でもかなりコスパが良かったんじゃないかとは思います。
※追記:当時でも「高い」と思われていたらしいw
おわりに
というわけで、2006年、2007年に展開されていたUltra Hotsシリーズについてでした。
販売期間も短かったし、特に目新しいモデルがあったわけではないですが、気になった方は探せばまだまだ未開封状態で販売しているショップさんもありそうな感じがします。
ただ・・・もう発売から10年経っているわけなので何とも言えませんがw
追記
お台場の京商ビレッジのガチャで、2017年6月現在まだ新品がゲットできましたw
[参考]お台場の京商ビレッジに行ってきました!ホットウィールガチャが熱すぎw
Comment
UHホイールはもうベーシックじゃずっと出ていないので入手するの難しいですよねー。
サイドラインのFlying Customsでは履いている車両があるので「金型が無くてもう作れない」というわけではないみたいですけど…
やっぱりホイールが古いんでRed Lineとかと同じ扱いなんですかね…
そういえば朗報(?)です。
例のブックオフにタンドラ入荷しました。14年のシルバーのやつです。
5踏みさん
コメントありがとうございます。
>UHホイール
そうなんですか~・・・。
ホットウィールは車体だけでなくタイヤですら「欲しい時に入手できない」という魔性を秘めていますね・・・。
>やっぱりホイールが古いんでRed Lineとかと同じ扱いなんですかね…
ええええ!UHがですか!?
レッドラインも普通に似たような形状で復活していることですし、UHもUH風でいいので出てほしいところです。
>例のブックオフにタンドラ入荷しました。14年のシルバーのやつです。
この書き込みを見て、駆けつけたかったんですが、家族全員風邪を引いてしまい、今日はこの時間まで寝込んでました。。。
週明けあたりに行けたら行こうかなと思いますが・・・土日が勝負のような気もしますよね、ああいうモールだと。
この時期は風邪を引きやすい時期ですから仕方ないですね。
お大事に…
ただ、橙のギャラクシーなど前回来た時にあったマッスル系のホットウィールもまだ沢山残っていて、あんまり売れていないみたいですよ。
今日も近場で用事があったので寄って見ましたが、よく見たら同じカラーのタンドラ2台ありましたし。
5踏みさん
ありがとうございます。
だいぶ回復しました。お騒がせしました。。
>前回来た時にあったマッスル系のホットウィールもまだ沢山残っていて、あんまり売れていないみたいですよ。
おお、そうなんですか。
嬉しいような寂しいような・・・w
>今日も近場で用事があったので寄って見ましたが、よく見たら同じカラーのタンドラ2台ありましたし。
近場で用事があるのがうらやましいですw
僕の場合、交通費をかけて行って、タンドラだけゲットして帰ると思ったら・・・ヤフオク使った方が早くね!?みたいなことを考えたりも・・・って、それは考えがせこいですねw
実際に観に行けばタンドラだけじゃなくいろいろ発見もあるはずなので昨日は本当に行きたかったんですが、夕方から夜にかけては地獄でした。。。
月曜の体調次第で覗きにいってみます!