SHELBY COBRA DAYTONA COUPEのレビュー!米レース史に欠かせない一台![FLC28]【Car Culture Circuit Legends】
Car Culture Circuit Legendsシリーズより、SHELBY COBRA DAYTONA COUPEです。
まさにサーキット界のレジェンドとも言える一台。
・・・と言っても、例によって僕はあまりよく知らず「うお・・・カッコいいやん・・・。」という理由で選んでしまい、昨夜ヒーヒー言いながらネットで情報を集めまくりましたw
そんなSHELBY COBRA DAYTONA COUPEのレビュー、いってみましょう~。
シェルビーコブラ デイトナクーペのレビュー
本日紹介するのは、Car CultureシリーズのCIRCUIT LEGENDSセグメントより、SHELBY COBRA DAYTONA COUPEです。
トイザらスでの発売日前日にイオンで先行ゲットしてきました。
どうもこのシリーズではMAZDA 787B→PORSCHE 962の順に人気で、残り3種はどこの店舗でも余りがちという噂がありますね。
実際僕が買った店舗でも787Bは残1、PORSCHEが残2だったのに、この子は残3もありました。
・・・まぁ、もともとの入荷数が少なかったようなので微々たる差ですが・・・。
結果的に僕は787Bとこの子の2つを連れ帰ってきたわけです。
ただですね・・・後日コルベットあたりはお迎えに行きたいな・・・なんて思ってたり。
今回のシリーズはどれもすごく出来が良いので、未ゲットの方も現地で一回観ておくことをオススメしますぞー!
SHELBY COBRA DAYTONA COUPEについて
SHELBY COBRA DAYTONA COUPEはアメリカにかつて存在した「シェルビー・アメリカン」製のレーシングカー。
シェルビー・アメリカンはレーシングドライバーだったキャロル・シェルビー氏が現役引退後、当時圧倒的だった欧州レースカーに対抗できるアメリカのレーシングマシンの開発を目的に設立されました。
ACカーズ(イギリス)とフォードの協力のもと1962年に生まれたACコブラはアメリカのレースシーンで即座に活躍を見せ始め、シェルビー・アメリカンが次に見据えたのが当然「世界」。
ACコブラはオープンカーということもあり、世界(主にル・マン)での戦いを考えると空気抵抗面で不利だったんだそうです。
そこでシェルビー・アメリカンはGMでコルベット・スティングレイ(当時唯一世界に対抗できたかもしれないアメリカ車と言われていたらしい)をデザインしたピート・ブロック氏にクーペボディのデザインを依頼。
そうして生まれたのがSHELBY COBRA DAYTONA COUPEでした。
※SHELBY DAYTONAという名称は1964年のデイトナ2000kmレースでデビューを飾ったことにちなんで付けられています。
その後1964年にはル・マンでクラス優勝を果たしたり、1965年にはFIA年間チャンピオンという戦績を納めるも、「打倒フェラーリ」をフォードから託されたキャロルシェルビーはデイトナでのレース活動を断念。
(代わりに1966年にはGT40がフェラーリを破って優勝)
結果、オリジナルは全世界で6台しか存在しないという希少なモデルになっています。
ホットウィールにおいては2007年のメインラインでデビュー。
2008年には早速メタル×メタルのサイドライン入りを果たしています。
また、このモデルとは別に100%ホットウィールでも「1965 SHELBY COBRA DAYTONA COUPE」というモデルが1998年に登場していました。
今回のモデルとグラフィックスもソックリなんですが、こっちの方がややタイトな感じかな・・・?
フードオープンギミックも付いていたようで・・・いつかはこれも入手してみたいところですね。
では各部見ていきましょう~。
フロント・リア
まず誰もが思ったことだとは思いますが・・・タイヤがデカすぎて車体が浮きすぎな感がありますw
ただまぁ、それを加味してもカッコいいと思わせられたので、すごいんだけど。
今回のシリーズはこの車種を見てもわかるとおり、燈火類の塗り分けなどがとてもしっかりしていて・・・ある意味ホットウィールらしくない感じになっているのが特徴的。
しかも印刷のズレも少なく・・・タイ人いい仕事してるな!って感じです。
ここまでやってもらったら750円出す価値ありますよね。
サイド
ボディサイドから見ると、タイヤのデフォルメ具合がものすごく強調されますね。
本作のデザイナーは不明とされていますが、これはなんか悪ふざけしたんじゃないかってぐらいホットウィール的なタイヤサイズw(許すまじ・・・!)
でもそんなデフォルメ具合を打ち負かすほどのカッコ良さがあるわけですよ。
この極端なロングノーズ・ショートデッキ具合とか、カラーリング、タンポ諸々・・・ヤバいです。
ホイールはグッドイヤーのホワイトレター入り、RR5SPを採用。
ちなみに僕はこの横面を見て、即座に思い浮かべたのがこれでした。
何気に「似てる」と言われているらしいんですが、Zの方はジャガー・Eタイプを参考にしているそうで・・・直接的なアレはないそうです。
ただまぁシェルビー・デイトナ自体も当時バリバリ活躍していたフェラーリのデザインに影響されているということらしく、こうした形状がその時代の流行だった・・・ってことなんでしょう。
トップ・ベース
ボディトップには車体を一直線に走るアメリカン・レーシングストライプが入っています。
これは当時のシェルビー・デイトナに施されていたものですね。
キャンディブルーのボディ自体もギラギラしていてものすごく綺麗。
気になるのは15番のゼッケンなんですよね~。
これ、当時の資料を検索しまくったんですが、15番なんて付けてるのプラモデルかダイキャストカーだけで・・・実際にこのナンバーで走ったシェルビー・デイトナっていたんでしょうか?
前述の100%ホットウィールでラインナップされた子にも15番がついてたでしょ?
2015年モデルってわけでもないし・・・この番号に秘められた意味は何なのか・・・。
底面には2006年の著作年およびマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで!
まさにサーキットの伝説と言える、SHELBY COBRA DAYTONA COUPEのレビューでした。
今回もまたいろいろ調べながら書いたことで、このモデルに対しての興味というか熱がだいぶ上がってしまいました。
いつかはどこかでモノホンを見てみたいものです。
・・・それまではミニカーで我慢我慢!
Comment
おひさです。
なんか挑まれてる気がしたのでお答えしておくと、デイトナコブラクーペの15番は1965年のセブリング12時間レースの仕様です。ボブ・ボンデュラントとジョー・シュレッサーが組んで走り、総合4位(GTクラス優勝)という結果で広く知られている仕様です。
北米の精密ミニカーブランドであるエグゾトや同じく北米発の新進ブランド、トゥルースケールがいずれもこの仕様をモデル化してることから「アメ公、地元レースを地元車が制したの嬉しいんやなー」と思われるかもしれませんが、モデル化するならここでのこれくらいでしょ、てくらい定番な仕様みたいです。
GTクラスってのは格下で、混走ながらメインはプロトというのは今も昔も同じ。プロトはフォードvsフェラーリのガチンコ戦争真っ盛りのこの年、シェルビーもフォード陣営として立派に走ったのですが総合優勝争いではないので、どうにも知られにくいですよね。
ちなみにこのデイトナコブラクーペをデザインしたピート・ブロックという人(存命)は日本ともかなりゆかりのある人で、有名なジョン・モートン率いるBREのデザイナーでもありました。ホットウィールでも高騰しまくる赤白青の240Zや510ブル、あれです。
なのでニワカさんがコレに似てるとして240Zのチューンドカーを並べたのは当たらずとも遠からじというか、まあ大ハズレではなかったというわけですね。ピートは後に「日野サムライ」なんてのをデザインしたり部下にいた日本人が後年日産のグループCカー開発の要職に就いたりとかもあり結構親日です。その時京商でそれらのモデル化を担当していたのが現在のマテ…のあの人で…自粛。
点と点がつながってくるとなかなか面白いでしょう?レースの世界も。
また連投。
そして私、これの実車を見たことあります。極秘ですけど某所にあるんですよ。入手したバブル期で一億、今だと10億は下らないとか。
10億か…10億あったらファクトリーシールドもガルフのサイドラインも買い占めるんだけどな(ショボい)。
FTEさん
コメントありがとうございます!
いうほどおひさな感じがしねええええ・・・!
ていうか、補足というか回答、ありがとうございます!!最高です!
Wikipedia情報だと1964年のセブリング12時間レース・・・つまりプロトタイプのCSX2287ってことですか。
そしてど定番なモデルだったわけですね~・・・参考になります。
>GTクラスってのは格下で、混走ながらメインはプロト
うおおおお!さすが本職・・・これが、これが知りたかったんやぁ・・・。
なんで「GTクラス優勝」なのにフェラーリに勝てなかったんだろう・・・ってすっごい疑問だったんです。
で、2時間ぐらいずっとネットで検索してたんですが、全然解説してくれてる人がいなくって。。。本当に助かります。
>ピート・ブロック
あああああああ・・・!!!
これも調べたらBRE=Brock Racing Enterprisesなんですか!!!!!
ありがたやありがたや・・・。
>その時京商でそれらのモデル化を担当していたのが現在のマテ…
おっと・・・誰か来たようだ
>点と点がつながってくるとなかなか面白いでしょう?レースの世界も。
いやー・・・めっちゃんこ面白いです。
でも僕って実際のレースをほとんど見たことがないので、知識だけ無理矢理詰め込んでる感じなんですよね・・・。
陸サーファー的なw
でもまぁ、そんな僕すらも受け入れてくれるホットウィールよ・・・ありがとう。
ちなみに今回デイトナクーペについて調べていたら、例のシャドウのおじさんもこれの実機を所有してたとかなんとかいう話が出てきてそこも繋がった感じです。
>極秘ですけど某所にある
なぬ・・・!?
レプリカじゃなくて・・・?
10億か・・・10億あったらコレクター小屋でも建てたいなぁ。(夢大き目)
こんにちは。
ド平日のブラックフライデー?に行ってきました。
購入するつもりは無かったのですが、
トイザらス店頭@ブラックフライデーで余っているのを
見てあまりにも可哀想で回収してしまいました(^^;)。
JADA JDMを・・・
あとは、関係ないけどマッチボックス・ウニモグをガッツリ仕入れ。
でもって、チラシをもらったんだけれど、
後半戦にホットウィールのホの字もなかったよぉな・・・
あと、あんなに売れ残ってた20-pack完売してたよ。
ブラックフライデー後半戦は行かなさそう・・・
▼Team Transport B
今日はマングースをブリバリしたよ
http://poncha.blog.jp/archives/29632266.html
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
あっ・・・今日水曜日だったか・・・ヤマダとかイオンとかに先行分なかったのかな??
>JADA JDM
あれは・・・いいものだ・・・。
やー僕も早速開封してみましたが、うん、400円ぐらいならいい感じかと!
800円だとちょっと・・・うーんw
>後半戦にホットウィール
えっ・・・もう後半戦のチラシも出回ってるんです??
第二弾は木曜の12時に発表とは何だったのか・・・。
そして20-pack・・・まさか例の新店セール対象だったわけじゃあるまいな!?(さすがに20-packが500円未満なら僕も買う!)
>マングース
いいですね~。
僕もサクラスプリンターが買えなかったらマングースかなと思ってます。
さすがに両方は無理・・・。いや、だったらマングース優先かな・・・。
お晩で御座いまどぅーらのつばさ
こうして見てるとやっぱり欲しくなってきますよねぇ・・・。
自分がザラスのサイトをチェックした時は「 在庫〇 」だったんですが、
流石に10台セットはいらないなぁ~、でも押しちゃおうかなぁ~
って迷ってたら「 在庫× 」になってました。
チーム・トラポン特攻野郎Bチームと重なったので、Bを優先しました。
無事本日発送されたとの事で一安心、
これで23日は寒い中並ばなくてもOKでっす。命拾いか!?
本日また例のショップサイトでの「 在庫〇 」を確認致しました。
この場を借りて情報提供を頂いた
「 poncha2016 」さんに御礼を申し上げます “(_ _)”。
さて、50周年記念のHWのリリースもフィナーレに近づいてきましたね。
ニベア50周年と、ボンカレーゴールド50周年記念も忘れずに!!
悪魔の”乙”さん
おばんです~。コメントありがとうございま・・・どぅーら???
これ、タイヤさえ小さければ全員買ってたんじゃないかってぐらいかっこいいと思うんですよ。
でも無事ゲットできたようで(?)、乙かれさまでございました。
チームトラポン・・・僕は寒い中並んできますぞ~!
でも並ぶのは嫌なので、やっぱり5分前着を心掛けようかなと・・・。
あれ・・・そういえばつい最近、何か他のヤツでも50周年を見たぞ・・・。
更新お疲れ様です。確かにタイヤデカいですね。ジャダのJDMのタイヤよりデカいし。そしてタイの人の仕事振り良いですねぇ。 今回のラインナップはどれ買っても塗装の外れはまず無い感じですよ。
雷電さん
コメントありがとうございます!
JDMのヤツより大きいって・・・スケールどうなってんだ!って感じですねw
タイの人、僕が旅行で行ったときもいい人ばかりでした。
でもたぶん放っといてガンガン仕事をするタイプではないと思うので、工場に派遣されている(と思われる)マネージャーが優れているんだろうとか妄想していますw
今回のは本当に全部綺麗でいい感じですよね。
EURO SPEEDの時もそうだったかな?
全車種欲しいぐらい。