TESLA ROADSTERのレビュー!2008年版とWITH STARMAN(2019年版)はどこが違うの?[GFJ71 / FYD29]
2019/12/18
やあみんな!間違い探しの時間だよ。
この2台のTESLA ROADSTERで違う部分はどこかな~・・・んー、スターマン!!!
というわけで・・・またしても「同じような2つの比較レビュー」をやっちゃいます。
今日のお題は・・・TESLA ROADSTERだ!!
テスラロードスターのレビュー
本日紹介するアイテムはこちら。
2019年HW SPACEセグメントより登場のTESLA ROADSTER WITH STARMANと・・・
2019年Aアソのチェースカー(だったっぽい)’08 TESLA ROADSTERです。
僕は運よくAアソの方をゲットすることが出来たので、気合いを入れてEアソアイテムだったWITH STARMANの方は先行入手させて頂きました。
・・・先行入手したのにも関わらず!!紹介が遅れて、結局みなさんも店頭にてゲットしたあとでのレビューになってしまったというこの体たらく・・・お許しください。
TESLA ROADSTERについて
TESLA ROADSTERは、アメリカのテスラ社が誇るEVのスーパーカーです。
本当に説明するまでもないですが、エコなイメージのある電気自動車でありながらすんごい速度で飛ばせるマシンということ。
2006年にプロトタイプが初披露され、2007年には市販がスタートしたそうで・・・ホットウィールでは’08 TESLA ROADSTERという名称で2008年のNew Modelsでデビュー。
デザイナーはPhil Riehlman氏。
その後精力的なリリースが続き、2016年にはスーパートレジャーハント化も果たした本キャストは2019年モデルでモディファイ版が登場することになります。
それがこのTESLA ROADSTER WITH STARMANです。
最近流行りの単なるコストカットリツール版というわけではなく・・・実際にスペースXの大型ロケット「ファルコン・ヘビー」にイーロン・マスク氏が乗せたテスラロードスターをイメージしたアイテムに生まれ変わったもの。
パッケージに「1st car to orbit the sun!」と書かれている通り・・・2018年2月に世界で初めて宇宙に飛び立った車なわけですよ!
で、そのダッシュボードにはホットウィールの’08 TESLA ROADSTERが乗っているわけで・・・つまり「世界で初めて宇宙に飛び立ったミニカー」がこのモデルということになりますよね。
そういった経緯を経て、2019年にチェースカー→モディファイ版という展開に至ったのです。
ちなみに実際にまだ宇宙にいる(と思われる)ロードスターに乗っている’08 TESLA ROADSTERのホットウィールにはミニチュアのスターマン君が搭載されているんだそう。
もしかしたらそこから着想を得て、このモディファイ版を作ることに繋がったのかもしれません。
もし今年のチェースの方にスターマンが乗っていたのなら今後のバリエーション展開は期待できなかったと思いますが、スターマン搭載版は普通のメインラインアイテムとして登場しました。
すなわち・・・今年の2ndカラーや来年以降のメインラインでも普通に出会える可能性が高いということを意味していると思われます。
楽しみですね!!
では各部、比較しながら見ていきますよ~。
フロント・リア
はい、まずはこちら。
スターマンが乗っていないので「’08 TESLA ROADSTER」です。
でもってこっちが「TESLA ROADSTER WITH STARMAN」。
まぁ当然と言えば当然なんですが、かなりソックリです。
ソックリっていうか、ボディは同じなんじゃないでしょうか?
写真だとわかりづらいですが、肉眼で見た時にはボディカラーが若干違いました。
スターマンの方が明るいキャンディレッドで、チェースの方が深いバーガンディといった感じ。
どちらもヘッドライトはクリアパーツで作られており、底面パーツ部分が削られていることで採光が取れるようになっていました。
こういう工業デザイン的な仕掛け・・・大好きです!
お尻には魅力的な3連のライトとTESLAロゴの印刷があり、パッと見のクオリティは高めに作られている良モデルだと思います。
(ヘッドライトも塗り分けなくていいし)
スターマンの方が若干印刷の精度が低かったように思えるので、もしかしたらチェースの方はある程度丁寧に作られているのかもしれません・・・!
二者の違いでいうと・・・スターマン側は背面のウィンドウパーツが削られていますね。
その代わりスターマンパーツが入っている・・・という感じです。
サイド
’08 TESLA ROADSTERの側面はこんな感じ。
こちらはWITH STARMANのサイドビューです。
もうあれですね、人が乗っているかどうかっていう違いだけで、ほぼほぼ同じ。
どちらも同じホイール(ブラックのRA6)ですしね。
なんとなく全体的にずんぐりしている感じがいかにもPhilデザインって印象でしょうか。
実際のマシンはどうなんだろう・・・?
※ちなみにスターマンの方は微妙にエラー品で・・・左側面の底面パーツがうまくハマっていませんでした。
トップ・ベース
トップ&ベースのデザインはこれもんです。
ホットウィールのロードスターって日本ではあんまり人気がないって聞くんですけど、これはどうなんでしょう?
・・・あっ、そういえばテスラもあんまり人気なかったっけ・・・。
でもこうやってみたらカッコいいんだけどなぁ。
こちらは’08 TESLA ROADSTERの方で、底面には2008年の著作年およびマレーシア製であることが記されています。
一方こっちがスターマン君搭載バージョン。
底面のデザインが若干変更になっていますが、「2008 Tesla Roadster」という記述があったり、著作年表記が「2008,2018」となっているあたり、新規アイテムではなくてあくまで「リツール品」ということだというのがわかります。
こちらも工場はマレーシア製でした。
スターマン君に注目!
ではその追加されたスターマン君はいったいどんな感じだったのか・・・じっくり見ていきたいと思います。
前評判だと酷評もあったスターマン君ですが・・・アップで見るとこんな感じです。
うん・・・スターマンっていうより、エヴァンゲリオンのアダムみたいな・・・なんか言い知れぬ畏怖がある顔をしていますね・・・。
・・・本当はこれ、宇宙服みたいなのを着ているんだったような。。。
別角度から見たのがこちら。
腕パーツが下まで延びちゃってるのは造形の問題上仕方ないとして・・・やっぱり頭の形状が気になるなぁ!!!
塗り分けてどうにかなる問題じゃないような気がするぞこれは・・・w
さらに別角度から。
おおっ??
この角度から見ると、なんか足とかもムチムチしてて・・・ウホッいい足・・・って感じがしますね。
いや、こうやってみると、このスケール(かつこの価格帯)のミニカーにしては結構頑張っているような・・・??
これねえ、チェースからのフィギュア乗せ・・・っていう繋がりで、Jアソのバービーちゃんコルベットにも適用して欲しいんですよ僕は。
Nアソあたりで’14 CORVETTE STINGRAYにミニチュアのバービーちゃんが乗ったヤツ・・・出てくれませんかねえ。
分解してみたよ
「スターマンを旧キャストの方に乗せることはできないだろうか?」
そうお考えの皆さま・・・まだ早まらないでくださいw
僕が代わりにバラしておきましたんで!
結論から言うと・・・そのままの状態で乗せ換えることは不可能でした。
まずインテリアパーツだけを見ても一目瞭然・・・。
スターマンのパーツはその背もたれになっているシートと一体成型されているため、そこを切り離さない限りは旧キャストに乗せることができないのです。
別の角度から見るとこんな感じ。
左がスターマンキャストのインテリアパーツです。
じゃあインテリアパーツごとゴソッと新旧キャストを交換してみたらどうか・・・と考えたんですが、
ボディパーツの裏面に注目すると・・・少し造形が違うことがわかりますでしょうか?
上がスターマンキャストの方なんですが、車両後部にザグリがありますよね。
これ、スターマンフィギュアを支えるパーツが入り込むための隙間なんですよ。
下の旧キャストにはそれがないので、インテリアパーツ+スターマンという塊が上手く合致しないことを意味しているのです。
ちなみに、一見同じように見える底面パーツも微妙に改修されていました。
たとえば後部側のカシメ穴位置がズレているなどです。
なので・・・旧キャストのボディだけ新キャストと入れ替えるみたいなことが、ボディと底面パーツだけを見ても難しいということがわかりました。
こうなったらスターマンフィギュアだけうまく切り離して、それを旧キャストに乗せる・・・って方法しかなさそうですね。
※そんなことやる意味あるのか??って話ですがw
ちなみに・・・新キャストの方にはスターマン以外にももう一つ注目すべき改修ポイントがありました。
それは・・・
これ!
わかります??
上が旧キャストで下が新キャストです。
答えは~・・・
はいこれ!!
なんとダッシュボードにホットウィールらしきミニカーが造形されているじゃあーりませんか。
そうかぁ・・・こんなものまで用意されているんだったら、スターマンを乗せ換えるだけだとちょっと物足りなくなりそうですね。
なのでもし、パーフェクトなバージョンのモデルをニコイチするんだとしたら・・・’08 TESLA ROADSTERをベースに、体だけ切り取ったスターマンを座席に座らせ、ダッシュボード部分も切り取って差し替え・・・ハンドルを付け替える、みたいな感じでしょうか。
・・・ちょっと面倒臭そうw
おわりに
というわけで!テスラロードスター2種の比較レビューでした。
スターマンが乗っていようといまいと、なんだかんだカッコ良かったかなぁ。
こうなったらモデルSとかモデル3も集めてテスラ軍団で飾って眺めたい感じですね。
さてさて・・・この記事を書きながら僕の頭の中にはずっとデヴィッドボウイのスターマンが流れていたことは言うまでもないでしょう。
実際のスターマン君は何を想いながら火星に向かって行ってるんだろうなぁ。
Comment
アァ~スターマン塗って欲しかった(ToT)
minitoyさん
コメントありがとうございます!
うわああああそんな期待をしてもらえてたなんて嬉しいw
でもあれ、どうやって塗るの・・・。。。
しまうまくん、こんにちは!
>TESLA ROADSTERで違う部分はどこかな~
タイトルかな?
2018年版なのに2008年版と書いてある。
・・・本文は読んでない。
「ノットホイール」の使用料は302ドルだ。
支払期限は明日。
支払わない場合は、「一生STHが取れない。」という世にも恐ろしい呪いをかけてやる。
・・・ゴメン、すでにかかってたね。ゴメン、ゴメン
しまうまさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
えっと、金型的に08年に作られたヤツ、みたいな意味合いです。
ちなみに今回紹介文はどっちも2019年版だ!!!!
>ノットホイール
ファーww
肥やし除去&修理代と同額・・・高いんだか安いんだか・・・。
ていうかしまさん!!
ちょっちこれを見てくれい!!!
https://twitter.com/Hot_Wheels/status/1112791806922686464
公式が今年のエイプリルフールにNot Wheels使ってんすよ!!
呪いかけてこんかーい!!!
こんばんは。Aアソートの限定品しか持っていませんが。
架空車とはまた違った夢がありますねえ。
架空車だったら宇宙に飛べるようなデザインにできるけど、
実際に宇宙に車を飛ばすことは実車でしかできないや・・・。
らちぇっとれんちさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
なぬ・・・!?ぜひEアソ品も入手してくださいw
>架空車だったら宇宙に飛べるようなデザインにできるけど、
>実際に宇宙に車を飛ばすことは実車でしかできない
おお・・・なんか哲学的ですねえ。
でもホットウィールなら「宇宙を飛べる架空車を作る→実際にモノホンを作っちゃう→宇宙に飛ばしちゃう」というチャレンジをやってくれても不思議ではない!!!
更新お疲れ様です。人形ポン付けじゃなく、見えない場所で結構手が入れられてただと…。
雷電さん
コメントありがとうございます!
そーーーなんですよ。
といっても基本は元のモデルを踏襲していますが。
やっぱりダッシュボードのミニカーが熱いなと。
こんばんは。
(昨日のにわかさんのアンサーコメントを受け→)
ウ○コ大好き、役モノ大好きおじさんです!
昨日に引き続き、メッセージ入れさせて頂きます。
昨日STELA関連のお話を書いたら、今日、にわかさんの
“STELA特集”!!!! いいですね~このタイミング!!
当方、運良くAアソのカード綺麗版とEアソのスターマン版
の両方キープ済でしたので、今回も楽しく、そしてなるほど
~~!と唸りながら読ませて頂きました。
にわかさんがおっしゃるように、バービーコルベットも、
カード綺麗版の後アソに、バービーちゃん搭乗版が出ると
良いですねぇ~!おじさん悦んで早起きしちゃいますよ!
、、、その様な規則性が有るのか、無いのか、ハッキリと
しないところが、HWの良い面(意外性)でもあり、
わるい面(期待裏切り)でもあり、、、ですかね。
、、、でもでも期待を持って待ちますわ!w
Off Road おじさんさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
>ウ○コ大好き
自分で行っちゃダメぇええぇぇぇえ!!!
>当方、運良くAアソのカード綺麗版とEアソのスターマン版の両方キープ済
やっぱりAアソの方をゲットできたらEアソの方も欲しくなりますもんねw
これはうまい戦略だ・・・!
バービーちゃんはさすがに期待しすぎかなとも思うんですが、もし出てくれるならこっちのおじさんも並んじゃうゾ~!
>ハッキリとしないところが、HWの良い面(意外性)でもあり、わるい面(期待裏切り)でもあり
いやーほんとほんと!!
そうなんですよ!
いっつもこれに踊らされる感じですよねえ。
でもなんか適度な裏切りがあるからこそ辞められなくなってるんだろうなーとも。
きっとすべてが予想通りになってたらもっと早くに飽きてたかもしれませんw