’69 FORD MUSTANGのレビュー!Larry WoodデザインのG-Machinesスタイル?なBOSS 302!
2023/07/25
Larry Wood 50 Years of Designシリーズより’69 FORD MUSTANGです。
同シリーズはミスターホットウィール「Larry Wood」氏のデザインした車が10個もラインナップされる熱いシリーズだったのですが、その中でも僕が真っ先に手を伸ばしたのがこのマスタングでした。
・・・金のボンシェがあったらそっちを取ってただろうけどw(僕が行った時にはもうなかったんやぁ・・・!)
ただですね、これはちょっと欲しいと思っていたアイテムなんです。
というのも、以前に入手したJun Imaiデザインのマスタングボスと比較したかったから。
ホットウィールにおいては同じ年式の同じ車種が別モデルとしてリリースされる・・・なんてことが特に珍しいことではありません。
なのでこれもそういう意味では「あーホットウィールには69年式のマスタングが2つあるのね」ぐらいの気持ちでいれば良かったんですけど・・・ちょっと気になるところがあって、これは比べなければならないと思ってしまったのです。
というわけで、そんなところも注意しながらレビューに行きたいと思います。
’69 フォード・マスタングのレビュー
本日紹介しますのは、Larry Wood 50 Years of Designシリーズの’69 FORD MUSTANGです。
Larry Wood 50 Years of Designのラインナップまとめ!ミスターホットウィール50年の集大成シリーズ
USではWalmart限定、日本ではトイザらス限定で発売されたシリーズにラインナップされていた一台。
僕は発売日当日に、同日発売だったメインラインを優先して「ヤマダ電機に並ぶ」という暴挙に出ており、同シリーズの入手は半分諦めていたのです。
(それでもトイザらス限定だし、余るほど仕入れてくれると期待していたのですが。。。)
それでもヤマダでのバトルを終え、トイザらスに着くと・・・マスタングが一台残っているじゃありませんか!
迷わずこれをカゴにサクッと入れまして、無事入手と相成ったわけでございます。
’69 FORD MUSTANGについて
’69 FORD MUSTANGは、言わずと知れたフォード社のポニーカー「マスタング」の、USでは初代、日本で数えると二代目にあたる69年式モデルです。
マスタングは1965年の誕生以来現在までいろいろな世代のものがありますが、僕はとにかくこの1969年~1970年モデルが好きでして。
もし今後マスタングを自家用に導入する機会があれば、きっとこの世代のもの(またはそのデザインを継いだ6代目)をゲットするだろうと思っています。(そんな予定はありませんが!)
さてこの’69 FORD MUSTANG、Hot Wheels Wikiでは記事執筆時点において「Jun Imaiがデザインした」とされている部分が何か所か存在しています。
ですが、今回のシリーズがLarry Wood氏の50年のデザインを祝うモデルということを考えても、手掛けたのはLarry Wood氏で間違いないでしょう。
おそらくは前述した’69 FORD MUSTANG BOSS 302と情報がごっちゃになっているのではないでしょうか。
ホットウィールは同じモデルに別の名前を付けたりするのも日常茶飯事なので、もしかしたらこれらもどこかのタイミングで「おまえが俺で、おれがお前で・・・」みたいな感じになってしまったのかもしれないですね。
G-Machinesスタイル?
また、Hot Wheels Wikiには「G-Machinesスタイルのホットウィール」とも書かれていました。
G-Machinesは”モダンでハイテクなマッスルカー”のシリーズとして、2000年代後半に登場した1:50スケールのシリーズ。
そんなG-Machinesでも「2種だけ1:64スケールのものがあり、そのうちの一つが今回のマスタング」だというのです。
G-Machineとしての定義は「ワイドボディ、ロースタンス、オーバーサイズホイール」とのことで・・・これは多くのホットウィールに当てはまりそうな気もするんですが(w)、もしかしたらそれが顕著に表れるような極端なデフォルメがされているモデルを指すのかもしれません。
※そういえば僕がこれをカゴに入れた時、先輩コレクターさんに「このマスタング、デフォルメのボスでしょ?」と言われたんですよねえ・・・。そういう意味だったのか!?
ちなみにこのモデルのデビューは2007年のこと。
ちょうどG-Machinesが誕生した時期ともかぶりそうです。
では各部みていきますよー。
フロント・リア
ははぁ・・・なるほど!
たしかにG-Machinesのようなスタイリングに見えますね!
斜めの角度からだとわからなかったデフォルメ具合というか、なんだか少し野暮ったいカスタム・・・といった感じ。
だが嫌いじゃない・・・嫌いじゃないでえー!!
ただ、別パーツ化されたフロントグリルおよびその周辺の造形はちょっと戴けない感じかなぁ・・・?
ボンネットには大きなバルジとエアインテークがあり・・・もしかしたらビッグブロックエンジンを搭載していたというBOSS 429をイメージしたモデルなのかもしれません。
サイド
かと思ったら、ボディサイドのCストライプ途中には「BOSS 302」って書いてあったよ!!!
じゃあ君も302なんだな。そうなんだな?
でもなぁ・・・リアフェンダー上あたりにあるインテークみたいなのとか、BOSS 429に設定されてたっぽいんだよなぁ・・・。
といってもこんなのは単なるオプションだったかもしれないし・・・「BOSS 302 429 違い」とかで検索しても結局出てこないだろうし。。。うむむ。
ちなみにこのファストバック(屋根からお尻にかけてのなだらかな形状)スタイルは1969年モデルから「スポーツルーフ」という名称に変更になったそうです。
それだけ時代がハイパフォーマンスなスポーツカーを意識していたということなんでしょうね~。
キャスト的には大きな後輪で前傾姿勢となっており、いわゆる1968年当時の「カリフォルニアルック」に沿ったようなデザインで仕上げられています。
トップ・ベース
ボディトップから見た形状も全然垢ぬけてないというか・・・ずんぐりした感じがありますね。
このあたりが「デフォルメ」と言われる所以ではないでしょうか。
なんだか2000年代前半のホットウィールと現在のホットウィールを繋ぐ中間的なスタイルのマシンといった印象を受けました。
底面はがっつり作りこまれていていい感じ。
著作年表記はなく、タイ工場製であることが記されています。
Jun Imaiの’69 Mustangと比較
さてさて・・・では冒頭で書きました「やりたかったこと」、Jun Imai氏がデザインした同年マスタング(’69 MUSTANG BOSS 302)と比べていきたいと思います。
こうやって並べてみただけでも表情などが全然違いますね。
※ちなみにJun氏の方のは僕が以前入手時にちょい足しリペイントをしちゃっております。あしからず。
フロント・リアはこんなに違いました。ビックリ。
下手するともう別の車種なんじゃないか??ってぐらい違いますね。
こうやってみるとG-Machinesっていうのがどういうスタイルなのかというのがわかるような気がします。
サイドビューもこのとおり。
Larry氏のマスタング(写真下)の方が・・・すごく・・・ゴツイです。
細かい話だとフロントスポイラーの角度なんかも違いますねえ。
そうそう、この画像からだとわかりませんが、Jun氏のマスタングは排気管がサイド出しになってたんですよ。
さてはJunさんが作ったのはBOSS 302をベースにしたカスタムカーだったりして?
トップビューはこれもんです。
とにかくG-Machinesはワイドなんだなぁ・・・。
まぁ、そんなわけで、同じ’69 MUSTANGでもここまで違いましたよ、というお話でした。
おわりに
というわけで、Larry Wood 50 Years of Designの’69 FORD MUSTANGでした!
いやー、G-Machinesだろうとなんだろうと、本当にこの世代のマスタングはカッコいいです。(主観)
なんていうか、家に何台あってもいい感じ。
・・・ワイスピプレミアムのBOSS 302、まだ店頭に余ってたような気がするなぁ。(お迎えに行きますか!)
ただね、本当は1969年モデルより1970年モデルの方が好きなんですよ・・・。
そろそろコイツもどこかで復活してくれんかのう。。。
Comment
おはようございます😃
’69マスタング、かっこいいですよねー!
正直、ラリー氏デザインのはディフォルメかかってんなぁとスルーしたのですが(オイ)
69年式のマスタングはほんとかっこいいです。
68よりも、70よりも、69年式ですねw
マフラーですが、boss302のノーマルだとリアバンパー裏にちょこっと鎮座してる感じですね。
1/24のミニカーも持ってたりしますがそれがそうでした。
>>実は’70が…
管理人の裏切り者めぇーーー!
キャストは違うものの同じフェイスのマック1モデルだと最近出てませんでしたっけ?勘違いならすいません^^;
さーちゃんさん
おはようございます!コメントありがとうございます。
いやー、69マスタング、カッコいいですよねえ~。
>boss302のノーマルだとリアバンパー裏にちょこっと鎮座
ですよね?
Junバージョンだとサイド出しで、Larryバージョンはバンパー下にでっかくあるような・・・。
>管理人の裏切り者めぇーーー!
ファーwww
秒で裏切る男・・・ニワカです。
最近出てたかは定かではないですが、同じフェイスのマック1もありますね~?
でも僕はこれが欲しいんや・・・!
て、画像の70マスタング、調べてみたらめちゃくそ高くてビビりました…😱
69ジュンイマスタングはもしかしたらサーキット仕様ってことでサイド出しなのかもしれませんね。
シートも運転席のみですし、リアガラスはアクリルっぽいですし、燃料タンクの形状もノーマルとは違いますね〜
しかしこれはかっこよすぎますよ。前後ホイールが揃ってベタベタに下がっててクールです。
デトロイト、ガルフ、ワイスピと3種類ちゃんと買いましたw
さーちゃんさん
そーなんすよ・・・。
もともとRLC/HWCアイテムだったので・・・。
>ジュンイマスタング
そこくっつけちゃう!?ww
あれですかね、レースホモロゲ用のBOSS 302と、実際にレースで使ったマシンと・・・みたいな住み分けなのかな。
てか燃料タンク、どこどこw
僕はデトロイトしか買ってないので、やっぱりワイスピを買うべきだったか・・・
くっつけちゃいました🤣
ワイスピのもガルフのも買いましょうwRRやとまた良き…です!
デラで買った時の吊るし状態と、実際にレースに参加した車両の違い?なんですかね?
燃料タンクはトランクの下?ですね〜
ボルトかリベット打ってある箱みたいなのになってますね😃
さーちゃんさん
ガルフのはもうさすがに売ってないような気が・・・!
微妙に造形も違うのがまたいいんですよねえ。
>燃料タンク
ほほーこれが!!
また一つ勉強になりました^^
更新お疲れさまです。
マスタング好きならワイルドスピードプレミアムのボス302は購入するべきでしょう。
メタルベースの底面の作り込みは、他の同シリーズのキャストと比較しても圧倒的です。
何年か後に「あのとき買っておけば・・・」となってからでは遅いですから。
お盆期間中に普段はあまり行かないイオンに行ったところ、昨年のスローバックBのナンバー1、’71マスタングMACH1がぶら下がっていたので飛び付いて購入しました。
昨年の発売時にはそのイオンも探しましたが、間違いなくありませんでした。
もしかしたら新規スローバックが入荷するとイオン内で在庫を回転させるのかも知れません。
これが残っていたとは・・・。
ダニエルウォーターさん
コメントありがとうございます!
マスタング、特に好きってわけじゃなかったんですけど・・・なんか最近はカマロよりマスタングに心が動いてしまっていて・・・って感じです。
そう、、、「あの時買っておけば・・・」ってなるんですよねえ絶対に。。。
>スローバック
ほほー・・・昨年の発売日になかったものが今さら出てきましたか!
なんかスローバックって2019年モノはめちゃくちゃ争奪戦になってたのに、2018年のはそこそこ余ってたりするんですよね。不思議。
オンラインの在庫を回転させてくれたらいいのになぁ・・・?
なんか甘いもの食べたいね…
ね…
更新お疲れ様です!
勉強不足でしたトホホ
本日のレビューで詳細を知り、慌てて仕事帰りに地元のトイザラスへ向かい、ラスト1個をゲッツ👉!!!して参りました
重いんですよ…厚みがある分…
どちらというとカマロ派でして
でもにわかさんと同じで69、70マスは好きですね~(ぬるっとした形とか、実物見たこと無いですけど)
と言いつつ、最近HWをゴソゴソ整理してたらカマロ派と言いながらマスの方が多いという新しい発見をしたり、やたらシェルビーさんのスーパースネークが出てくるという始末
でもいいんです!
デフォルメもウェルカムです!!
こんなこと言ったら怒られるかもですけど、HWはオモチャゆえ、多少デフォルメが効いている方が手に持った時の感触とか、目に入った時の癒し効果は抜群なんですよね~
リアル過ぎると逆に貧弱に感じるのは自分だけでしょうかね
女性も痩せてる人より、肉付きがいい人の方が好みなんです デヘヘ
そうそう、金色のボンシェはゲッツ👉!!!済みです スゲー眩しいよ~
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
えっ、甘いもの・・・?急に?ww
そちらのトイザらスではまだ余ってましたか~!ゲットおめでとうございます^^
>どちらかというとカマロ派
僕もなんです!!
アメ車を買うなら~って順位をつけるとしたら、確実にカマロの方が先に来てたんですよ。
でも最近自分が買ってる車種を振り返ると、なんかマスタングばっかり買ってるっていう・・・本当にK.K.さんと同じ現象がwww
僕の中での仮説なんですが、アラフォーぐらいからマスタングの魅力に目覚め始める・・・みたいなのがあるんじゃないかとw
>HWはオモチャゆえ、多少デフォルメが効いている方が
あっ、確かにそうですね。
実車の設計図通りにスケールを落としたモデルというのはそれはそれですごいんですけど、ダイキャストカーで3インチで・・・ってのを考えるとそればっかりが正解ではないというか。
なんとなくミニカーにはミニカーの良さがあって、ホットウィールはその中でもキャラ立ちがしっかりしていると思っています。
それゆえに最近のキャストは若干退屈に感じる部分があったりもするんですよねえ。。。
>女性も痩せてる人より、肉付きがいい人の方が好み
多くの男性がこう感じてて、多くの女性が自身に逆を求める・・・という人間界性事情の神秘ですな!
自然界だったらこうはならないんだろうけど・・・
>金色のボンシェ
あれこそ重いんでしょう?メタル×メタルと聞きましたよ・・・!
僕もどこかのトイザらスで余っていることを期待して・・・!
更新お疲れ様です。このマスタング買えなかったんでレビュー見れて嬉しいです。 ラリー・ウッドアソート買えなかった車種が有るから黒金曜日に再販がワンチャン有るかですね。 再販有るなら絶対買いたい。
雷電さん
コメントありがとうございます!
レビュー見れて嬉しいなんて言ってもらえて、僕の方がMAX嬉しいです!!
>黒金曜日に再販
おおっ・・・?そんな可能性もありますかね??
なんかここ2年ぐらいはホットウィールのブラックフライデーがおとなしめ・・・というイメージが。。。
トイザらスだけじゃなくてイオンもヤマダも何かしらやってくれたらいいのになぁ・・・なんてw