ELECTRO SILHOUETTEのレビュー!インターンシップの学生がデザインしたオリジナルEVフォーミュラ![FYB52]
2021/01/13
ホットウィールのELECTRO SILHOUETTEです。
皆さんはもちろん入手済みですよね。
・・・えっ?
まさかまd(しらじらしい)
というわけで、レビュー行ってみましょう!
エレクトロシルエットのレビュー
本日紹介しますのは・・・2019年MアソのNew Models、ELECTRO SILHOUETTEです。
日本では2019年10月頭の発売日に登場しました。
New Modelsでありながら(案の定)人気薄で・・・さっそくペグを温めているアイテム、、、という印象の一台。
まぁ、オリジナルカー×EV(電気自動車)ってことを考えても、日本のホットウィールファン層にはなかなか響きづらいアイテムなんだと思います。
現に僕もこれを売り場で見た時には「ウッ・・・」と伸ばした手が固まったほど。(言い過ぎ)
そういうわけなので、なんなくゲットすることができたNew Modelsなのです。
ELECTRO SILHOUETTEについて
ELECTRO SILHOUETTEという名前を最初に見た時には、ホットウィール最初の16台にラインナップされた「SILHOUETTE」の再来だとばかり思っていました。
これね。
実車は1962年に作られたショーカーで、’56ビュイックがベースになっているマシンなんだそうです。
なのでその電気自動車版リバイバルカーだろうと期待していたら、全然違うアイテムだったのでひっくり返るかと思いました。
※比較レビューとかしようと思ってたのになぁw
おそらくはフォーミュラカー的な広義のシルエットを意味しているネーミングなのかもしれませんね。
デザイナーはHAUL-O-GRAMと同じ、John O’Laughlin氏。
John氏・・・いったい誰だよ??と思って調べてみたら、なんとマテルのインターンシップ生だった人だそうです。
デトロイトにあるカレッジ・フォー・クリエイティブ・スタディーズの学生だった時に、ホットウィールチームで3カ月間のインターンシップを経験し、その期間内に作りあげたものがELECTRO SILHOUETTEやHAUL-O-GRAMだったとのこと。
これってすごい夢のある話ですよねえ。
オリーロケットもそうだけど、ホットウィールチームって自動車やミニカーをデザインしたい夢を持つ子供たちにそのチャンスを十分に与えているような感じがします。
・・・僕もいま子供だったらなぁ!!!(転生希望)
そういう目線で見ると俄然気になってくる一台ですよね。
ちなみにこのマシンは今作がデビュー品であり、現時点でのバリエーションは存在していません。
通常出回るモデルにはカラーバリエーションも存在しないのですが、先日発表されたKroger限定発売アソには2019年の2ndカラーが含まれていました。
2019年Collector Editionの#5 – ’64 DODGE 330情報がHWCに登場!Kroger exclusiveも。
日本のコレクターにしてみたらいきなりコンプの夢が閉ざされたような感じですねw
では各部見ていきますよー。
フロント・リア
どうでしょうか、どこかに「シルエット」らしさはありますでしょうか。
シルエットの定義についてはCar Culture SILHOUETTESの時に触れましたが・・・
うーんうーん。
市販車をベースにしたレーシングカーかぁ・・・。
やっぱりELECTRO SILHOUETTEはそういう意味のシルエットではないのかなぁ・・・?
皆ノ見解求ム。
そういった蘊蓄はさておき、キャストの見た目でいうと確かにフォーミュラカーっぽさはあるかな?といった感じがします。
いやむしろSPEED SPIDERとかTURBOTからゲテモノ感を取り除いた感じ・・・という方が正しいでしょうか!?
冷静に見ると結構カッコいいんですよこれが。
それもそのはずで・・・
デザイン画を見れば、これモンですからねえ。
空力設計とかはROBORACE ROBOCARに通ずるところがあるんじゃないか!?って感じ。
サイド
手に取って眺めていると本当にカッコ良く見えてくるんですけど・・・このサイドビューだけはなかなかいただけないかなぁと思いました。
なんか平坦過ぎるんですかねえ?
フォーミュラマシンと考えたらそういうものなのかもしれないけれど・・・。
ただこのサイドビューにいい感じのポイントが残されていまして、それはボディ側面の大きく空いた部分にウィンドウの様なクリアパーツが用いられているところです。
これによって横からシートまでが見えるようになっているんですね。
このモデルはクリアパーツの使い方がすごく絶妙で、一見安っぽく感じられる中に高級感が垣間見えるという・・・ホットウィールオリジナルカーの一つの可能性を見出したアイテムかも??という感じがします。
あとは地面にペッタンコな重心もいいですね。
この手のマシンだとループコースをクリアできないという課題が残ってしまうのですが、
例によってチンスポイラーは上げ下げできるギミックがついているので問題ナッシングです。
トップ・ベース
上からみると、フロントタイヤから先が短いノーズだったり、独特なくびれ形状だったり、あとは一座だったりするところから近代的なフォーミュラマシンっぽさが感じられますね。
グラフィックがアシンメトリーなのもいい感じです。
ボディカラーが「からし色」なのは好き嫌いが分かれるところかなー・・・。(僕は好き)
ハンドルの直後には、小さな細長い文字で「JO」と刻まれていました。(写真だと右に90°倒れています)
JO・・・?
John O’Laughlin・・・?
・・・やりよったぁー!!!
インターンシップ中の開発機に自分のイニシャル入れよったでぇー!!!
こんなのも夢があっていいなぁ!!
また、トップビューから確認できる項目をあげると、シートの下にもクリアパーツが使われていてなんだか新しい感じがします。
ここなんかもそうですね。
お尻の部分の何かを保護するような形でクリアパーツが使われていました。
クリアパーツ、どんな感じなのよ???と思って分解してみたところ・・・おおー、なるほど。
やっぱりなかなか面白い感じに使っているというのがわかりました。
ていうかJOサインを入れた部分もクリアパーツだったのかぁ・・・なんかすごいなぁw
HAUL-O-GRAMも氏のデザインしたオリジナルカーだったのを考えると、クリアパーツに並々ならぬ想いを持っているデザイナーさんなのかもしれませんね。
インターンシップ中には残り2つのキャラクターカーを手掛けたとのことなので、それらにも注目したいところです。
底面には2018年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで!ELECTRO SILHOUETTEのレビューでした。
今後John氏がホットウィールチームの正式なメンバーになるのかはわかりませんが、もし氏が未来のホットウィールデザインチームを引っ張る存在になった時には、これがJun Imai氏にとってのシケインやシンボリックのようなスタートアップモデルとなるわけです。
いや・・・John氏は電気自動車に傾倒していて、現に2019年はテスラで働いていたそうなので、ホットウィールのデザイナーに留まらず、EVの未来を創っていく人物となる可能性も大いにあり得ますよね。
そうなった時には「あのJohn O’Laughlinが学生時代に作った電気自動車(のミニカー)」ってことでELECTRO SILHOUETTEが脚光を浴びるかもしれない・・・!
John氏とELECTRO SILHOUETTEの行く末が楽しみです!
Comment
更新お疲れ様です。 フォーミュラEのレーシングカーぽくて良いデザインですよね。 タンポが実際に有るADVANやMOMOなんかになるだけで人気者になる素質は有りそう。 人気モデルの新世代じゃなかったけど架空のレースカーとしてはカッコいいじゃん!って思います。 来年のカラバリに期待大! いっそホットウィールレースチームとかで出ても良いのよ。
雷電さん
コメントありがとうございます!
そうなんですよね~。実際にフォーミュラEの車種を見ると違ったりするんですけど、やっぱりなんとなくフォーミュラカーの装いがある感じで。
たしかにADVANやMOMOが使えたら化けるかも!?
でもなかなかこういうマシンにそういう実在メーカーロゴって使ってもらえないんですよね。
ドリフトスタのYOKOHAMAが奇跡だったんじゃないかって思います。。。
ホットウィールレースチームあたりには行きそうな気がするなぁw(メタルボディだし)
お疲れ様です(^^)
夢とロマンが詰まってますね♪
イニシャル入れてまうところがかわいい(笑)
それを製品にしてしまうチームも寛容ですな!!
買っておかない理由が見当たりませんよにわかさん!
どないしてくれるんですか!(`ε´ )プンプン
まえけんさん
コメントありがとうございます!
夢を見させてくれるミニカーブランド・・・最高じゃないですか!w
日本でも、いやもっと世界でもチャンスを与えてくれたらありがたいんですが^^
>イニシャル
いいですよねえw
でも僕がデザインチームのマネージャーだったら、インターンがいい作品を作った時には「イニシャルぐらいOK」って言っちゃいそうw
※その代わりバレないようにこっそりな!つって。
>どないしてくれるんですか!(`ε´ )プンプン
買ってくださいwwww
え、JOなの?OLじゃなくて?
そうそう、昔フィルリールマン氏も若かりし頃デザインしたミニカーのシャーシにPRのイニシャルを勝手に入れて、まんまと見つかって怒られたんだとかw
通りすがりさん
コメントありがとうございます!
OLって、あの?オフィスレディ?w
むしろイニシャルよりそっちを入れたんだったら感心しますなww
>フィルリールマン氏も若かりし頃
えっ、そんな過去が!!!ww
しかも怒られるんだ。。。
そう思うと今回のヤツはずいぶん寛容ですなぁ。
お疲れ様でふ
からし色が良いでふ
人肌恋しいこの季節、おでんとか玉こんにゃくにこのキャストを付けて食したいでふ…
物凄いぶっ飛びデザインじゃないけど、こういうの見るとなんだか未来がすぐ近くまで来てるって思うのは、おじさんだからかしらw
色で化けそうなので、次回に期待!
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
おっ、からし色好きですか?
うちの妻が若い頃、好んでこういう色の服を着ていたんですよねえ。僕だったら絶対に選ばない色だっただけに衝撃でした^^
>おでんとか玉こんにゃくにこのキャストを付けて
いや色っていうか、カラシが好きなんやないかーーーーーーーーい!!!!!
個人的には納豆についてるカラシがポテンシャル高いと思うんですよ。
市販の練りからしよりも、息子が使わなかったカラシをとっておいて、それをおでんやら肉まんやらに使うのが至福のひとときです。
>こういうの見るとなんだか未来がすぐ近くまで来てるって思う
若い子はどうなんでしょうねえw
でもJohn氏もかなり電気自動車に傾倒しているというのを見るに、ガソリン車至上主義みたいな考え方は徐々にマイノリティになるのかな~??と思わされます。
みなさん寛容だなぁ。にわかさんも。
僕は声を大にして言いたいですね、ダサいよ!と。
買ったからこそ文句言っていいと思うし。
かつてのシルエットとは似ても似つかぬ、まあそれはウチの管理人さんお得意の早合点と当て推量だからいいにしても(ええのか)、なんでこんなカタチでシルエットを名乗るのか、名乗るだけの狙いや思いがどこにどう込められているのか、もっとわかるようにら体現したデザインを実現せえよ!と。
しかもインターンの分際でサインのモールドまで入れやがって生意気な。誰の金でその金型彫ってると思ってんだ!(まあマテルの金だわな)
そしてなになに、あの詐欺トラックこと「荷物0g野郎一番星」もこいつのデザインだと?まさかこのレースカーもどきを光にかざした時の影(シルエット)をホールオーグラムのキャビンに当てるとHWのロゴが浮かび上がる……なんていう合わせ技ギミックが仕込まれているなんてことは……ないだろなあ(自分のサインが浮かび上がったりして)。
デザインレタリング段階ではカッコイイ(実車の世界でもよくあること)のに残念ですね。いっそこのデザインのままギッラギラのスペクトラフレームでも施してデカいリアルライダーでも履かせてコンベンションカーでデビューさせるくらいだったら誰もが欲しがるモデルになっただろうに。
以前もメイクアウィッシュの難病少年デザインのモデルとかありましたよね。あれとこれとは趣が違いますけど、なんかウマいこと言って自前デザインのネタ切れを安くカバーしてるだけだったりして。。。
FTEさん辛口~( ≧∀≦)
そうでしたそうでした!
シルエットについてアツくなられてましたもんね♪
あの時はあんなことこんなこと教えていただき楽しかったです(^^)
先日の積載ゼログラムレーストラック?(笑)についても、なるほどなと思いました♪
今回の辛口コメントはインターン生への誉め言葉?ということで受けとっておきます(笑)
FTEさん
コメントありがとうございます!
え?カッコいいよ!?
まぁ、その辺の感じ方は人それぞれなので・・・
てか、ダサいと思ったのに買ってるFTEさん偉いな!!!!ww
それこそどMなん!?!?
>ウチの管理人さんお得意の早合点と当て推量
本当にすまなかった。
今後もやらかすと思いますが、大目に見てやってください。。。
>しかもインターンの分際でサインのモールドまで入れやがって生意気な
ファーwwww
吹きだしましたw
いやこれぐらい許してあげてくださいよ!!こっちには実害ないんだから!
>まさかこのレースカーもどきを光にかざした時の影(シルエット)をホールオーグラムのキャビンに当てるとHWのロゴが浮かび上がる
散々ボヤきながらめちゃくちゃがっつり妄想してて草w
そこまでのことをやれたらすごいですよねえ・・・もしそんなギミックが隠されているならサインが浮かび上がっても感動ですよ!キテレツ斎様か!!って思っちゃう。
>デザインレタリング段階
いや、これやっぱり単純にカラーリングとかの問題だけかもしれませんよ!?
たとえばスーパートレジャーハント化してスペクトラ×リアルライダーになったらみんな欲しがるに違いない!(この車種以外でも)
>なんかウマいこと言って自前デザインのネタ切れを安くカバーしてるだけ
コスト的にはどうなんでしょうねえ?
学生にやらせるにしても好き勝手やらせられないだろうし、それなりの人件費(教育費)がかかってそうな気が・・・。
もし安くカバーしているだけなんだとしても、やっぱり夢があることに違いはないので・・・日本でもトミカがガンガンこういうのやったらいいと思う。
こんにちは!どっちかというとTwin Millより
こっちの方がEXOTICSっぽく思っていましたが、
こっちの方が確かにGREEN SPEEDでしたw
ホットウィール界のエコカーの先駆けとなって
どんなバリエーションがあるのやら、ワクワク!
スポイラーが上下にうごくよ!(これも矢印2本)
・・・デザイナーはしゃくれマニアなん?
動かないよりは遊びの幅が増えるからいいけど
らちぇっとれんちさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
エキゾチックらしさはオープンカーな部分やサイドウィンドウ部分に感じられますね~。
でもツインミルもそこそこエキゾチックやったで!
さてこの子の充電口はどこだんべ・・・。(座席の後ろのとこかな?)
>デザイナーはしゃくれマニア
どうしてそうなった!?www
スポイラーはほら、見た目的には下がってる方がカッコいいじゃないですか!
遊ぶ時にはそれが邪魔になるんですよ!偉い人にはわかr(
こんばんわ~
一瞬 スライドキックのカラバリ? と思ったw
チャレンジャークロックスさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
たしかにね!!!
特にお尻のところとかね・・・w
お晩で御座います
デザイン画の通りの色と形で発売されたなら、
私はその魅力に心を奪われ買ったことでしょう。
速攻で売り場から消えるでしょうねぇ~・・・。
ただ担当した学生さんのイニシャルが入っている辺り、
マテル社の粋な演出ですよね~!
そういえばLEGO FRIENDSでも公募で、
優勝した女の子の考えたセットが発売されましたよねー、
しかも外箱には名前もしっかり入ってるし、本人のフィギュア付き
っていう大盤振る舞い!
さて本日の量販店偵察結果ですが、なぜかThrowback第2弾が
大量に入荷してました・・・。日本で買い逃していただけに
助かりました。美色のインパラちゃんと、
あの超有名ハリウッド映画俳優、ターミネーターで御馴染みの
「アーナルノシワ・スクナグネガー」
が大好きなHumveeを華麗にチョイス!!やっぱり軍用車は熱いです。
悪魔の”乙”さん
おばんですぅ。コメントありがとうございます!
デザイン画・・・人気ですねえ~。
そこそこ通ずるというか、ほぼ同じなので・・・あとはカラバリですかね。
ZAMACが出たら一気に人気になったりして・・・?
>LEGO FRIENDS
おお、そうなんですか!
そういう意味だとホットウィールもLegends Tourで優勝したマシンはキャスト化されますからね!
よし、トミカもやろう!!
>Throwback第2弾
ええ!?今さら!?
ThrowbackといえばNZが最速で入荷したアソートだったじゃないですかw
インパラちゃん、いいですね~。
一方・・・シワちゃんの名前、間違ってますよ!
ハンヴィー、日本ではメインラインでダダ余りだったのが不思議なくらいの人気でした。