実車?謎車?HW GLOW WHEELSのRIP RODレビュー。暗闇で光るタイヤはいい感じ![DHP75]
2017/12/22
2016年Cアソートのトレジャーハント、RIP RODです。
ホットウィールとFORDのコラボモデルなので、実車が存在しています。
こういうのは実車モデルと言っていいのかどうなのか難しいところですね。
ホットウィールオリジナルと言えばオリジナルなんだろうし・・・w
リップロッドのレビュー
RIP RODは2014年にHW Off-Roadセグメント内Test Facilityサブセグメントからデビューしたモデルです。
前年のSEMAショーで実車モデルがお披露目されており、同デザインのものは2015年の同セグメントからリリースされています。
今回レビューするのは2016年のCアソ、HW GLOW WHEELSのトレジャーハントモデルです。
ブリスターカードにはシルバーのトレジャーハントロゴと共に
Collect all 15!
(訳)ワォ!このトレジャーハントカーはなかなか見つからないコレクターモデルだぜ!
という一文が記載されていました。
トレジャーハントはだいたい1ケースに0~1台の割合で混入されているので、たしかに入手困難ではありますが、通常の車種でも同じぐらいの割合だったりするので「そんなに希少かなぁ・・・?」という感じがしないでもないですね。
ただ、僕が調べた限りでは、トレジャーハントは次のアソートのケースには入ってこないっぽいんですよね。
つまりCアソのトレジャーハントならDアソのケースには入らないということです。(通常の車種は次のアソ、次の次のアソぐらいまで入ります)
そう考えるとゲットできる機会が自ずと限られてくるので、やっぱり希少なのかもしれません。
気になる日本への入荷状況
ちなみに2016年はCアソが入荷した形跡がなかったと思うのですが、このRIP RODを専門ショップではなくイオンやトイザらスで入手された方っているんでしょうか??
(もしくは’90 NSXのSTHを入手された方)
もし日本に入って来ていないアソなんだとしたら、このRIP RODも日本で出回っている台数はかなり少ないことになりますね。
ただ、だからといって「欲しい!」とならない人の方が多いと思うので、「希少=価値がある」というわけじゃないんだなと思わせられますw
それでは各部見ていきます。
フロント・リア
実車と見比べるとわかるんですが、いろんな部分がトイ向けに省略されていたりします。
それでも雰囲気はしっかりと実車をそのまま3インチに落とし込んだ感じがありますね。
フロントグリル部は何かカバーのようになっていますね。
2014年当時のブリスターカードには「a mask for grille」と記載されていました。
オフロード車なので、防塵的な意味合いがあるのかな・・・?
背面はやや実車の造形と比べると違いますね。
エキゾーストパイプもリアバンパーも、もうちょっとシャープな印象です。
サイド
サイドから見ると、クラシカルなホットロッドカー的な印象があります。
ちなみにリップロッドってどんな意味を持つんでしょうね。
セーラームーンが持つロッドも「リップロッド」っていうらしいですが・・・
RIPはどうやら「RIPPER」のことらしいです。
RIPPERと聞くと「ジャック・ザ・リパー」を思い出してしまいます。
風を切る、的な意味だったりするんでしょうか。
RODはHOT RODから来ていると思われます。
ボディサイドにはわかりやすく目立つトレジャーハントロゴが印刷されていました。
トレジャーハントって混入数が少ないだけでなく、「特別感」がある印象だったんですが・・・このモデルに関しては特にありませんね・・・カラーリングも普通だし、なんならウィンドウもソリッドですし。
(ウィンドウはグリルと同一パーツなので仕方ないですが・・・というか、なんでこんなパーツの組み合わせにしたのか気になりますw)
もし他の車種と比べても何の違いもない(THロゴがあるだけ)というなら、あえて数を少なくする意味がよくわからないですね~・・・。
タイヤはMC5(Muscle Car 5-Spokes)のGlow-in-the-Dark(Glow Wheels)で、イエローリムが入ったものでした。
これが暗闇だと・・・
こんな感じになります。
ヤバイですね~、めちゃくちゃカッコいいですねw
正直Glow Wheelsの需要がどこにあるのかはわかりませんが、部屋を暗くしてコースを走らせてみたい気持ちにはなりました!
トップ・ベース
ボディトップからはエキゾーストパイプと一体成型であるパイプフレームが見えるようになっていました。
その中にはシャーシと一体(と思われる)運転席があります。
底面には2013年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで、HW GLOW WHEELSのRIP RODのレビューでした。
トレジャーハントの期待感は裏切られた感じがありますが、GLOW WHEELS自体はかなり良かったです。
はまりそうですw
Comment
こんにちは〜
実はこのカラー欲しいんですよね〜。トレードします?
この車、私は実車と判断してます。というのSEMAショーでの出展としてミニカーより先に実車が登場していたためです。まぁこの考えでいくとLoop Coupeなんかも実車ってことになりますけどね。
「事実は小説よりも奇なり」とも言いますし、これ本当に実車なの?って車は沢山あります。今回はその中からホットウィール化されている2つを
1つは「オシュコシュ Sシリーズ セメントミキサー」です。
http://hotwheels.wikia.com/wiki/Oshkosh_Cement_Mixer
オシュコシュはアメリカで軍事車両などの特殊車両を製造しているメーカーです。日本ではミキサー車って後方からセメントを出しますが、こちらは前方からセメントを出します。なので最初はどっちが前なのか戸惑いますね。
もう1つは「オスカー・マイヤー ウインナーモービル」。
http://hotwheels.wikia.com/wiki/Oscar_Mayer_Wienermobile
こちらはキャンペーンカーなのですが、その形が特徴的ですね。現在も8台が走行しており、日本にもプリマハムに1台いるんだそうな…。
5踏みさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>実はこのカラー欲しいんですよね〜。トレードします?
おお・・・5踏みさんが持っていらっしゃらないということは・・・やっぱり正規品は日本未入荷なんですかね。
トレード・・・何くれるんですか!?w ・・・冗談ですw
>この車、私は実車と判断してます。
「オリジナルカーだけど実車モデル」みたいな感じですかね~。
Loop Coupeも実車の方が先だったんですか?
>オシュコシュ Sシリーズ セメントミキサー
うわあああ
日本のミキサー車に慣れているとすっごい不思議な感じがしますねこれ・・・。
たしかに「これ本当に実車なの?」って思っちゃいます。特にホットウィールだし・・・やり兼ねない!!
>ウィンナーモービル
これはオークションなどでたびたび見かけてましたが・・・まさか実車とはwww
しかも日本にいるんですか・・・実際に走っているところに遭遇してみたいものです。。
少し調べてみましたが、ウインナーモービルは日本ではプリマハムに展示されているだけで走ってはいないようです。
5踏みさん
展示品なら見に行けるということですね。
でも走ってるところを見てみたいなぁ・・・w
にわかマニアさん、こんにちは!!!
リップロッドみたいに実車つきの謎車ってロマンがあっていいですよね。
デオラⅡとかダース・ベイダーカーとかマテルが公式に作ったものもあれば、ワッタドラッグの実車みたいにホットウィールを見て好事家が改造して実車を再現しちゃったものもありますし。
リップロッドはディフォルメが激しいものの、基本の形状はいいので一体化されてる部分なんかをディテールアップするとかなり化けそうですよね。
個人的にはこれを乗せるためのフォード・トランジットコネクトが欲しいんですけど、自分が持ってるリップロッドと同じカラーのモデルを見たことがないんですよね(笑)
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>リップロッドみたいに実車つきの謎車ってロマンがあっていいですよね。
そうですね、いつか実車の方をまじまじと観てみたいという想いが出てきます。
>デオラⅡとかダース・ベイダーカーとかマテルが公式に作ったものもあれば、ワッタドラッグの実車みたいにホットウィールを見て好事家が改造して実車を再現しちゃったものもありますし。
個人的に、マテルベースの物は「謎車!」と言っていいような気がしているんですが、こうしたコラボ系アイテムってどう判断したらいいのか悩ましいところです。
ワッタドラッグ・・・もともとカッコいい謎車でしたが実物になるとこれまたカッコよかったですね。
ポッパウィーリーなんかも実車化してくれたらいいのにな・・・w
>基本の形状はいいので一体化されてる部分なんかをディテールアップするとかなり化けそう
そうなんです!
ただ、リアバンパーの裏側にあるはずのエンジンが再現されていないなどの問題点(?)もあるので、こだわりすぎると結局ほぼスクラッチすることになりかねないかとw
>フォード・トランジットコネクト
色を合わせるならブルーメタのヤツしかないですかね~?
再来月あたりにトランジットコネクトの新しいカラーリングのが出ると思うので・・・是非再塗装をw